ついに政府日銀・財務省のお金配りである為替介入が再び（2回目）実現！これは以前から繰り返してきた通りで、単独介入で相場が反転することはありませんでしたから、今のドル高・円安トレンドで考えれば押し目買い・ロングの大チャンスということになります。
ちなみに為替介入とは、その名の通り通貨当局（日本の場合は財務省）が為替レートの安定のためにドルを売ったり買ったりして、為替相場に介入することです。今回は過度の円安（ドル高）だったため、調達したドルを市場で思いっきり売ることでドル円相場の押し下げを行いました。
今年はすでに9月22日に145.90円→140.34円までの為替介入を行いましたから、今回10月21日の151.94→146.16円までの押し下げは2回目ということになります。
→【為替介入とは？】未曾有のボーナス相場がやってくる！ドル円・為替相場の今後と戦略を解説【まとめ】
FXってあからさまなチャンスでだけ勝負すれば良いから、マジタイミング選ぶだけの簡単なゲームなのだな。待つだけ👌 pic.twitter.com/FR5uW6R87N
— 米国株アライさん🎃ドル円L147.12@25枚👻 (@pawhara_arai) October 21, 2022
ボーナス相場うめっ！うめっ！まぁ今後の展開としては、今後の注目点やポイント、第3回目というおかわりはあるのかどうかについて簡単に解説しておこうと思います。
特に米経済には注目！日米の金融政策スタンスの継続性が鍵か
先週末のドル円の急落は、実は為替介入による下落だけではなく、FRB（米連邦準備制度理事会）の政策見通しに変化が出てきたことも影響しています。
これまではインフレと金利の引き上げがどこまで続くのだろうという不透明感しかありませんでしたが、最近は米国の経済指標もやや悪化の兆しがありますし、強かった労働市場にも徐々にかげりということで、そろそろ利上げサイクルはピークに到達するのではという見方ですね。
これによって、ドル安と米国株高になりました。もっとも、これまでもインフレが終わるのではという見方からドル安と米国株になる場面は繰り返されてきたわけで、今後の経済指標を見てみないことにはなんとも言えません。ただ、短期的にドル高一辺倒の流れは少し落ち着きそうです。
一方で円サイド、日本に目を向けると、円安でも相変わらず黒田日銀総裁が金融緩和を継続しており、これが日米の金融政策スタンスの差や、実際に日米金利差が拡大していることで円売り・ドル買いの原動力となっています。
海外勢からは財務省が為替介入までして円安の進行を食い止めようとしているのだから、日銀も政策の変更に動くはずだという非常に真っ当な見方が根強いですが、日本にいるとそういう気配が全くないことがはっきり分かります。
インフレが騒がれているものの、日銀はエネルギーコストの影響が薄れる来年度中にはインフレ率が目標を下回ると予想していますので、現段階で政策変更をする可能性は極めて低いでしょう。先週末も金利上昇を抑えるために指値オペを発表しましたからね。
したがって、ややドル高の流れは減速するものの、円安がドル円を支える展開がもうしばらく続きそうです。
第3回目のハードルはこれまでよりも高くなりますが、やはり1ドル＝160円を目指す値動きとなれば、ボーナス相場再びはほぼ間違いないように思います。そのためには、まずは米国のインフレ指標や雇用指標が堅調でFRBが利上げ継続を宣言することが重要でしょう。もちろん、日銀が政策変更しないことも必須条件です。
ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム
目先は149.00〜150.00円レベルが重たくなりそうで、まずはここをあっさり突き破って上昇加速に結びつけられるかがポイントでしょう。下値に関しては21日移動平均線のある146.20円レベルが強めのサポートとして機能しそうで、145.50〜146.50円レベルは底堅くなりそう。逆にあっさり割り込むようなことがあれば、第3回目の為替介入は遠のきそうです。
とりあえず、147円台レベルでは軽め（最大10買う予定なら3ぐらいポジション）に買って、147円を割り込んだら少しずつ買い増していくのが目先のトレードとなりそうです。介入によって高値警戒感はあるでしょうが、週明けは実需筋からの買いもあるでしょうし、底堅い値動きを想定。
また、ポジションが重たい場合は148円台半ばぐらいを目標にして利食いして、ポジションを減らすと良いでしょう。
日銀防衛ラインが1ドル145円。
日銀為替介入で140円
↓
一万ドル買う
↓
円安が進み144円
↓
一万ドル売ると4万円ゲット。
↓
為替介入で140円
↓
一万ドル買う
↓日米の金利差が埋まる、ウクライナ戦争が終わる、中国の台湾侵攻とか、余程のことがない限り、為替介入でお小遣いゲットが続くかも。 https://t.co/pC6BZl9IFN
— ひろゆき (@hirox246) September 22, 2022
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