※投資会社アルケゴスがトレードで損失を出して破綻し、その信用取引に応じていた投資銀行(GS、野村、クレディスイス、三菱UFJ、みずほなど)が巨額の損失を被りそうな問題。
↑先週のトレードとポジション状況。LINE FX口座がノーポジに。誤って全決済してしまったLIGHT FX口座のランドとペソは泣く泣く高く買い直し。短期はトルコリラ戻り売りが良い感じ?
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リーマンショックとの違い
先週、野村の2000億損失報道で市場に動揺が走ったものの、終わってみれば日経先物は3万円を奪還。SP500も史上最高値を更新しました。
リーマンショックの再来!株式市場が間違っている!という人も中にはいますが、現時点の情報を整理すると株の値動きの方が正しいと言えそうです。
まず、リーマンショックとアルケゴスの破綻では規模が違います。
報道ベースでは合計で数千億~1兆円程度の損失であり、損失を被った投資銀行を吹き飛ばすには全然足りません。
また、アルケゴスはファミリーオフィスという形態をとっており、ヘッジファンドよりも市場全体に被害が拡大しにくいそうです。(全てのファミリーオフィスがアルケゴスのような運用をしてたらやばいけど。)
◆ファミリーオフィスとは?
昨日の東京市場でも話題となった投資会社アルケゴス。ファミリーオフィスと呼ばれる形態で、金融機関の損失との関連にも不透明な部分が残りますが、29日の米国株全体を動揺させる事態はひとまず回避されました。下記にファミリーオフィスについて簡単にまとめました。 pic.twitter.com/AeO91vh0KZ— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) March 29, 2021
さらに、アルケゴスがトレードしていたのは株式です。リーマンショックで問題になったサブプライムより流動性が圧倒的に高いものです。
流動性が高ければさっさと損切りして被害の拡大を抑えることができます。実際にアルケゴスと取引していたゴールドマンサックスは、一早く担保の株を決済して被害の拡大を抑えたようです。
投資銀行はリーマンショック以降、規制によって以前ほどのリスクが取れません。現時点の情報では”バカな投資銀行がまたちょっとやらかした”程度で終わる気がします。
明らかになっていない部分もありますが、相場全体に波及する可能性は低いと思って取り組んだ方が良いですよね!
日本株は悩ましいですね。先週はTOPIXより日経の方が上昇したので、この水準なら日経売り・TOPIX買いのセットを試すぐらいでしょうか。
※月曜からアメリカ勢復帰。火曜から欧州勢復帰。
↑先週1週間の通貨強弱とポジション状況。ドル円売りが減少し、画像にはないが111円付近で買って捕まった人も多いのでやや上値が重くなった?
↑ドル円・ユーロドル日足
↑ポン円・ポンドドル日足
↑豪ドル円・豪ドル米ドル日足
↑リラ・ランド・ペソ円日足
ランドとペソはなんで上がってるのかよく分からないんですよね。南アフリカは今後再ロックダウンあるかもって話なので、高値掴みに注意!
→大きく下がるとは思っていないが難しい。日経売り・TOPIX買いのセットを試すかどうかくらい。
・米株
→ダウ・SP500・ナスダック共に薄く買っていきたい。
・ドル円・ユーロドル
→ドル円押し目買い・ユーロドル戻り売り。
・ポンド
→上目線
・豪ドル
→RBA次第では下げ余地がありそうだが様子見
・ランド円・ペソ円・カナダ円
→高値掴みに警戒
・トルコリラ円
→中銀新総裁の4月利下げ否定により下値は堅くなったが上も重そう。吹いたら売りたい。
・現時点の情報を総合すると、リーマンショックとアルケゴス問題は規模などの違いから市場全体に波及する可能性は低そう。
・これが氷山の一角だとして、万一金融危機に発展したら即逃げすればいいだけ。柔軟にトレードしましょう。
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情報を一つ一つ整理して、自分に合ったポジションを構築していきましょう!