日経平均株価は上昇継続!3月もしっかり伸び、4万円の大台を維持したまま来週から4月相場が始まります。今回は3月の相場を振り返りつつ、1-2月の統計から明らかになったNISAの傾向や、NISAで人気の上位銘柄の動向や今後の展望について分かりやすく解説していきますので、よろしくお願いします。
3月の日経平均株価は上昇がやや鈍る!背景は利益確定と日銀会合か
まず、日経平均株価は3月末の時点で40,369円となっており、年初からのパフォーマンスは+7,081円(+21.27%)上昇、引き続き記録的な上昇相場が続いています。ただ、3月は+1,115円(+2.8%)と、これまでの上昇からするとやや足踏みしているのも事実です。
この背景はいろいろありますが、記録的なスピードで上昇したことに対する調整、リバランスがあるでしょう。特に3月は期末・年度末が重なったこともあり、全体的に利益確定の動きが目立ちました。
また、日銀がマイナス金利解除、YCC(イールドカーブコントロール)撤廃、ETFの新規買い入れ停止と全部盛りの内容で、異次元緩和が終了したことで大きく下落する場面もありました。
もっとも、3月18-19の日銀金融政策決定会合については、以下の記事で解説した通り、本質的な影響はほとんどないように思います。引き続き、日本の金融政策が緩和的なのは変わりません。
→日銀会合前に日経平均1000円の爆上げ!まさかの円安・株高イベントに?→3月18日
欧米の利下げで世界的に株価は4月も上昇しやすい傾向に!ただ、日本株は円高に注意
今後の展開については、やや悩ましいですが、世界全体の株価は引き続き伸びやすい傾向にあると考えています。米国をはじめ、インフレを止めるために金利を引き上げ、キチキチに金融市場を締め上げてきましたが、今後は緩和して行くことが株価を支えるでしょう。
実際、日本株はやや上値が重たくなっていますが、欧米の主要株価指数は3月後半から連日史上最高値を更新してます。
また、日本株にとっては円安の継続性も鍵になるでしょう。1-2月のかぶせつ記事でも書きましたが、円安が日本株の割安感を生み上昇の大きな要因となってきただけに、これが継続するか否かは大きなポイントです。
引き続きしつこい円売りは続きそうですが、為替介入や米国の利下げが意識される中で、5月や6月には一時的な円高になる場面が出てくると予想されますので、そうなった時の日本株の下落には警戒しておきましょう。
4月中はまだ大丈夫かと思いますが、為替介入などで1ドル=145円を割り込む状態が続いた場合は要警戒です。
もっとも、円高になれば米国株を買うチャンスでもありますから、その場合は日本株を買う手を止めて、米国株を少しずつ買っていく、S&P500などの米国株インデックスを多めに買うなどしていけば良いでしょう。
新NISA勢は日本株・高配当銘柄重視!パフォーマンス的にはインデックスを中心にしたい
ついに新NISAの傾向が明らかとなってきました。証券会社10社の1-2月分の集計によると、成長枠投資で買い付けられた株式のうち91%が国内株だったとのこと。
一方で、投資信託の上位銘柄の大半が海外のインデックス型となっていますから、個別銘柄は自分の知っている国内銘柄を買いつつ、インデックス投資は海外指数、S&P500やオルカンを中心、という買い方でしょう。
まぁ悪くないですが、以前から繰り返している通り、NISAの肝は外貨建て資産を非課税で保有できることだと考えているので、ぜひ米国株の個別銘柄も買って欲しいなと思います。多角化で不況耐性も強く、安定感のあるマイクロソフト(MSFT)とかはかなりオススメですね。AI投資にも積極的ですし。
ちなみに、最新のNISA口座の保有残高トップ10の銘柄のパフォーマンス(2024年1月1日〜)を比較してみました。ローソク足になっているのが日経平均です。かなり明暗がはっきり分かれていますね。
三菱商事、トヨタ自動車が日経平均のパフォーマンス+21%を大きく上回る一方、大幅に下回ったり、この相場でマイナスに転落した銘柄も…3/10がマイナスというのは驚きですね。
で、どうしてこんな銘柄を選んでしまうかというと、やはりNISAを始めた方の多くが高配当銘柄を選り好みしているのがあるでしょう。日経平均採用の225銘柄の中で、配当利回りが4%を超えるのは多くても20銘柄もないのですが、なんとこの中には4銘柄(三菱商事、日本たばこ産業、武田薬品工業、KDDI)もあります。
配当利回りは年間配当額÷1株あたりの株価で計算するので、配当額が変わらない場合、株価が下がれば下がるほど配当利回りは高くなるという傾向があります。これが高配当銘柄の罠で、会社の利益を配当に回すことで、資金が設備投資に回らず成長性が見込めなくなるというリスクもありますからね。
そもそも、日経平均株価(日経225)連動型の投資信託でも配当利回りは+1.7%ぐらいありますから、下手に高配当銘柄を選んで大きく外すよりは、初心者の方はインデックスが良いでしょう。
→新NISA「オルカン」だけじゃない 投信・銘柄選び勘所(外部サイト:日本経済新聞)
日経新聞でも、年初に一括でS&P500連動型の投資信託に投資した女性が+40万円の含み益と報道されていました。やはり、まずはインデックスを中心に投資をしながら、2-3割ぐらいは10倍、20倍が狙えるような成長銘柄に投資をして夢をみる…ぐらいが良いのかなと思います。
とりあえず、今日はこんな感じですね。良かったなと思ったら、ぜひ記事を拡散・口コミで紹介していただければ。また、次回も書いていきますので、よろしくお願いします。
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