【ブラマン暴落】ムーディーズ米国債格下げ、市場への影響は?為替・株・金の見通しと投資戦略【徹底解説】

マーケットの反応は今のところやや鈍めですが、やはり少し長い目で見ればドル安、ゴールド(金)の上昇をサポートする材料にはなるでしょう。
「これからどうなる?」という質問を多くいただくので、この記事では過去の格下げ事例を丁寧に振り返りながら、今後の為替(ドル円・ユーロドル)、米国株、そしてゴールドへの影響について、具体的な投資戦略のヒントも交えながら解説していきたいと思います。
また、このような市場の転換期こそ、新たな投資機会が生まれます。ぜひチャンスに備え、今のうちに信頼できるFX会社や証券会社の口座開設しておきましょう。もちろん、このブログで紹介しているものは全て金融庁登録なので安心です⬇️
PR/迷ったらまずはココ!便利な総合口座:GMOクリック証券
FXはもちろん、日本株や米国株CFD、金などの商品CFDもトレードでき、様々なチャンス、短期から長期まで対応できるのがGMOクリック証券です。
まずはFX口座を開設すれば、ログインして必要な口座を追加することもできますので、ぜひぜひ活用いただければ!私のブログ限定で4,000円がもらえるキャンペーン・特典も実施中です👇

過去の格下げでは大きな株安があった点に注意!
ムーディーズは米国政府の長期発行体格付けおよび優先無担保格付けを最上位の「Aaa」から「Aa1」へ1段階引き下げ、格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」(新しい格付け水準において)に変更しています。2011年8月5日にS&Pが最上級格付けから1段階引き下げ、2023年8月1日にフィッチ・レーティングスが同様に最上級格付けから1段階引き下げており、今回のムーディーズの引き下げにより、主要3格付け会社全てで最上級格付けを失っています。
過去の事例を振り返ると、基本的に為替は限定的であり、株にはかなりネガティブですが最終的は回復するという値動きになっています。
◆2011年(S&Pの格下げ)
・ドル円は▲1円超の下落
→ただし、もともと過去最低水準1ドル=77-78円からで下げ余地は小さい
・S&P500は格下げ翌日に▲6.7%の暴落、最終的に20%近く調整
→ギリシャなど欧州リスク、中国の景気減速懸念なども重なる
◆2023年(フィッチの格下げ)
・ドル円は▲50銭-1円程度の下落
→即座に切り返して反転
・S&P500は▲1.4%、ナスダックは▲2.2%の下落
→最終的には11月末までに10%程度の調整につながる
となっており、基本的にドル需要があることから、格下げがきっかけとなってドルが極端に売られ続けるという値動きにはなっていません。
一方で、株価に関しては複合的な要素もあり評価が難しいですが、一旦は強めの売りが出やすいという点には注意でしょう。もっとも致命傷レベルではないですけどね。いつも通りの調整です。
裏を返せばこれは優良な米国株を割安な価格で仕込む『買い増しチャンス』が到来する可能性がかなり高いということでもあります。
特に、これまで投資を始めたいと思いつつもタイミングを逃していた方は、ここ数週間から数ヶ月が絶好の押し目買いの機会となるかもしれません。
チャンスを確実に捉えるためには、事前の準備が何よりも大切ですので、ぜひこの機会に信頼性の高い証券会社の口座開設をご検討ください。スマホから5分で申し込みが完了しますし、まずは情報収集用のツールとして活用するのも賢い選択です⬇️
私も使っている松井証券がおすすめな5つの理由
❶アメリカの為替手数料0円→業界1位(米ドル⇄円の両替コストが完全無料)
❷IPOの引受件数はトップクラス
(2023年はSBI証券に次ぐ2位)
❸投資メディア「マネーサテライト」動画が4,300本以上
(情報コンテンツ豊富)
❹テスタさんの動画あり
(2024年に総利益100億円達成)
❺会社四季報オンライン版の情報が無料
(通常なら有料情報が無料で見れる)
この他、電話番号認証が導入されており、口座の乗っ取りなどセキュリティに強いといったメリットもあります。
◼️紹介記事→PR/松井証券で新NISA×ゴールド投資!米国株も手数料0円【セキュリティも電話番号認証で安心】

話題の金(ゴールド)投資において、信託報酬手数料の低い“SBI・iシェアーズ・ゴールド”などに投資できる数少ない証券会社が松井証券です。現物の米国株投資にも向いていて実際に私も使ってます⬇️
格下げの背景は米国の財政!保険銘柄は買わない方が吉
格下げの理由として挙げているのは、『財政の悪化』と『社会保障費の増大』です。まず、財政赤字については今更説明するまでもないですが、特に米国債の利回り(金利)が急上昇したことにより、利払費(国債の利息)も急増しています。
2021年には歳入比率でたった9%でしたが、2024年は歳入に対して18%まで倍増し、さらに2030年には約30%になると予想されています。
日本もそうですが、金利が上昇すると利払い費が劇的に増加するため、持続可能性が問われることになります。トランプ大統領が必死に金利を下げろと言っていたのは、この利払い費を抑えて持続可能な社会・経済を維持することを目標としていたためです。
そのためにDOGE(政府効率化省)を作り、赤字の削減に努めたわけですが、なかなかそれも進まないまま減税法案を審議しているということで、財政の悪化が格下げの理由となっています。
さらに、将来的な社会保障費の増大が赤字拡大の主因ともしており、メディケア(米政府による65歳以上の医療保険制度)の削減などが今後議論されていくことになるでしょう。
ただ、これは有権者からの批判を招きやすく、ただでさえ下がっている支持率を失いやすいですし、そうなれば中間選挙で大敗もあり得ます。このことから、共和党内でも穏健派からは非常に嫌われる政策です。
なので、下記の記事で詳しく解説したユナイテッドヘルス(UNH)の過大請求(メディケアを悪用)による国策的捜査などを踏まえると、結局は全部繋がっているんですよね。
◼️note記事→【株価大暴落】ユナイテッドヘルス(UNH)はなぜ危険?絶対に「買ってはいけない」深刻な理由を解説
『社会保障費が増加 → 財政が悪化する → 政府はメディケアを削減したいが支持率失いやすい → まずは民間保険会社からの請求を厳しくチェックする → 政府は民間保険会社にもっと保険金を支払って欲しい → 見せしめ圧力の国策捜査』こんな流れです。
やはり、米国の保険会社は儲けを優先するあまり、高すぎる保険料を徴収し、過度に保険金の支払いを渋るという傾向が強まりヘイトを集め過ぎているように思います。
保険業界は非常にパワーがあり政府に対しても強いですが、現在の政治的圧力も踏まえると以前ほどの収益を上げることは難しそうなので、下がったからといって安易に買わない方が良いセクターでしょう。
今後の見通し:長期金利が5%を超えるなら要警戒
結局のところ、現在進行形で米議会で審議されている減税法案が通過すれば、米国の国債は売られ金利は上昇(国債の価格は低下)するわけですけどね。さらに格付け会社の引き下げはそれなりにインパクトのあるイベントですし、極端に米金利が上昇する傾向があれば、株価にとってはかなりネガティブに作用する可能性は否定できません。絶好の押し目がくる!(かも)

米国政府の借入コスト上昇するのはもちろん、それが消費者や企業の借入コストにも直撃するわけですから、経済にはブレーキになりますしね。
また、今年たびたび繰り返されてきた米国売りのトリプル安(米国債売り=金利は上昇、米国株安、米ドル安)が意識されやすく、そういった値動きが繰り返されることはあり得ます。
とはいえ、この米国の財政問題というのは今に始まった話でもないため、金利が5.0%を超えて大きく上昇しないのであれば、極端なリスクオフ(回避)相場に結びつく可能性は低いでしょう。
注意点としては、今後減税法案が可決されれば、さらに金利が上昇しやすいため、そのタイミングで長期金利が5.0%を超えてきそうであれば、警戒した方が良いということになります。警戒というよりは、押し目チャンスですけどね。(大事なことなので2回言いました)
ドル円・ユーロドルの見通しとトレード戦略
週明けはややドル安、そしてゴールド高で反応しそうです。株価も多少は売られるでしょうが、為替に関しては一過性の値動きになると考えています。為替はあくまで短期トレードの意識でやりましょう。
年初から大きく売られ続けた反動が出たりして、ドル買いが強まる場面もあり、今はヨコヨコという雰囲気ですね。
したがって、一段とドルが売られる流れになっていくためには、決定打が必要と言えるでしょう。そして、決定打になり得るのが来週20-22日の日程で行われるG7財務相・中央銀行総裁会での日米為替協議でしょう。
ここで米国サイドがドル安にしたいというトーンが少しでもあれば、ドルは急落することになるでしょう。
ただし、これだけ不安定な状況ですから、米国、特に交渉相手となるベッセント米財務長官は余計なことは何も言わないでしょうから、おそらく日米為替協議を意識してドル安・円高になってきた分、これが何事もなく終わることで反動からのややドル買い戻し、円安になりやすいと思います。
◼️Bloomberg報道→【来週の円相場】買い圧力強い、日米財務相協議を警戒-円安是正観測
今年はかなり思惑ベースでの値動きが強く、結論が出ないために悩ましい値動きとなっていますが、週明けはトレードチャンスが来そうです。
ドル円のトレード戦略:まずは戻り売りを試したい
初動こそドル安で推移しやすいですが、その後はマーケットの状況、米国の経済状況の方が重要となるため、短期トレードはそこを意識してトレードしていきたいところです。
トレード的には軽く売りつつ、146.10円で損切りでしょうか。ただ、145円割れから突っ込んで売っていくほどの相場でもないですから、週明けに145円台半ばぐらいの水準で推移していた場合に、お試し売り程度で。
ユーロドルのトレード戦略:とりあえず買いで入ってOK!
ユーロドルは、ユーロの期待感が一巡して上昇もストップしています。今年は脱ドル、フロンティアマーケットがテーマでしたし、それに呼応する形でドイツの巨額防衛費やインフラ投資などで一気にユーロが買われましたが、一旦流れが止まりましたね。ロシア-ウクライナの停戦期待など、織り込めるだけ織り込んでユーロ買いも小休止といったところ。先日、協議はありましたが、早期停戦に至るのはかなり厳しそうですからね。

1.130ドルぐらいは十分あり得るでしょうが、短期でそこから上に抜けていくのであれば、やはり材料が必要なのかなと思います。
とはいえ、長い目で見れば世界的には脱ドル、米国債売りというのは1つのテーマになりつつあります。特に米国から制裁を受ける可能性のある国は、米国債を適切に減らす流れとなっています。
特に今後ドイツが1兆ユーロ規模の国債増発を発行予定しています。ドイツ国債は引き続きAAAの最高ランクの格付けを維持していますから、需要が意識されればユーロは上がりやすいと考えられますので、少し長い目線でトレードする場合はユーロ買いドル売りを意識してトレードしておきましょう。
そして、FXでは短期トレードはもちろん、中長期的な視点での取引や、スワップポイントを狙った運用も可能です。多様な取引スタイルに対応できるFX会社を選び、ポートフォリオの一環として活用してみてはいかがでしょうか⬇️
ドル円0.15銭のみんなのFX!スワップ狙いならLIGHT FX!
FX会社は用途に合わせて、それぞれ使い分けると良いです。トレーディングであれば、ドル円スプレッドが0.15銭と業界でも低コストでトレードができるみんなのFXがおすすめです👇
新規取引5Lot以上で私の投資手法でもあるファンダ分析解説オリジナルレポートももらえますので、この機会に口座を作っていただければと思います↓
また、主要通貨、特にドル円とかユーロ円、ポンド円をスワップも狙ってトレードする場合は、LIGHT FXがおすすめ!
ここは不動の四番、エースなので、持ってない人は口座を作っておきましょう。このブログ限定で5Lot取引3,000円の特別キャンペーンも実施中です👇
ゴールド(金)の見通しとトレード戦略
ドル安はゴールドにとってポジティブと言えるでしょう。ドルが安くなるということは、他通貨が強くなるということでもあります。ゴールドはドル建てなので、ドル安になると値頃感から買われやすい資産と言えます。
高値圏になるには、まずは株が極端に下げる、あるいは米長期金利が5%を大きく超えてくるようなリスクオフイベントがあって、やっとといったところ。
これ以外ならドル安トレンドと共にジワジワ上昇というのが基本路線ですから、あまり飛びつきすぎないようにしたいですね。
◼️参考記事→株高・金調整・ドル円反発をどう攻める?オプション動向からゴールドはピーク!
上記の記事でも解説した通り、やはり3,000-3,150ドル程度までは下がりやすく、無難に通過すれば引き続き横ばいぐらいですから、じっくり積み立てていくことを意識していただければと思います。
短期トレードなら週明け買いですが、S&P500などの指数の下げが▲1%を超えない程度であれば、さっさと利食いでしょう。ガンガン買われるというよりは、横ばいの動きを続けながら徐々に上を目指す流れを想定しています。
長々なりましたが、とりあえずこんなところで。疑問、質問などありましたら、お気軽にX(@yukimamax)まで、ご連絡いただければと思います。ぜひフォローしてください→
また、市場の変動はリスクであると同時に、大きなチャンスでもあります。ぜひ、以下の信頼できる金融機関の口座を開設し、来るべきチャンスに備えましょう⬇️
PR/被害額3,000億円!セキュリティでガチ推し口座3選
証券口座を乗っ取られて身に覚えのない株式などの売買が行われる被害が相次います。先月までに確認された不正な取り引きによる売買が3,000億円を超えたとのこと。◼️NHK報道→証券口座乗っ取り 不正取引による売買3000億円超に 金融庁公表
決して他人事ではありませんから、以下の記事などを読んで今すぐに対策するようにしましょう!また、セキュリティでおすすめな証券会社も紹介しておきます⬇️
◼️対策記事→【2025年5月最新】証券口座乗っ取り対策|初心者必見!多要素認証必須化決定の安心証券会社おすすめ3選/PR
推し度 | 証券会社 | セキュリティ (標準機能) | 特典 |
---|---|---|---|
⭐ | GMOクリック証券 | 多要素認証の 設定必須化決定 | ブログ限定 4,000円CB! |
◎ | 松井証券 | 電話番号認証 必須(5/30〜) | NISA取引 手数料0円 |
○ | moomoo証券 | 2段階要素認証必須 | 10万円相当 M7株もらえる |
ログイン時に電話番号認証が必須化される松井証券が初期設定ミスが起こりにくく鉄板!まず1口座を確保し、慣れてきたらGMOクリック証券やmoomoo証券をサブにしていきましょう。
ブラウザ別の設定方法解説!✅口座開設前に必ず確認してください
もしCookieが無効で、プライベートorシークレットモード(黒い画面)を使っていると、トラッキングが無効になり、限定キャンペーン・特典を受けられなくなることがあります。夜だとダークモードでもアドレスバーが暗くなってしまうので、特にプライベートモード(Safari)・シークレットモード(Chrome)になってないか確認してください。
✅解決方法【Cookieを有効にし、シークレットモードを解除する】
口座開設前に、以下の手順で設定を確認し、バナーをクリックして手続きを進めてください!
🚨iPhoneからX(旧Twitter)アプリ経由でこのページを開いた方
まず、右下のSafariまたはChromeのマークをタップし、ブラウザでページを開いて設定を確認してください。
iPhoneの設定方法
Androidの設定方法
PC/タブレットの設定方法
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!