【FOMC】「利下げ」で喜ぶのは素人? 本当の焦点はドット・プロット! S&P500・日経平均の『全ブッパ』買い場水準を完全公開【12/10】

【FOMC】「利下げ」で喜ぶのは素人? 本当の焦点はドット・プロット! S&P500・日経平均の『全ブッパ』買い場水準を完全公開【12/10】
日本時間11日午前4:00にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策が発表されます。ご存知の方も多いと思いますが、既に利下げは織り込み済みであり、焦点は今後の金利見通しであるドット・プロット(ドット・チャート)となっています。

どちらかというと、明日早朝はオラクル(ORCL)の決算の方が相場の方向性としては重要ですが、一応、FOMCのポイントなどを踏まえながら、今後の日米株、そしてドル円のトレード戦略について解説していきます。

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主戦場は『利下げ本体』にあらず

市場の基本シナリオは、既に25bp(ベーシスポイント)の利下げと、それによる政策金利レンジの3.50–3.75%への引き下げで固まっています。
ご覧のように、金利先物市場でも利下げ確率はほぼ織り込み済み(89.9%)です。

しかし、ここで肝に銘じるべきは『利下げそのもの』は既に価格に反映されているという点です。

したがって、イベント当日の値動きを決定づける『真のドライバー』は、むしろ以下の3点にあると言えます。

①ドット・プロット(金利見通し):FOMC参加者が描く来年の利下げペース。

②SEP(経済見通し):インフレ・成長率・失業率の修正内容。

③パウエル議長の会見トーン:『次回利上げはあり得るのか、それとも一旦停止か』という『次の一手』への示唆。

特に今回は、『金融政策運営を巡る委員内の意見対立(反対票の可能性)』や、政治環境(主にトランプの利下げ圧力)を背景とした『中銀の独立性』への懸念も浮上しています。

もし結果として『25bpの利下げは行うが、ガイダンスはタカ派寄り(追加利下げは急がない)』といった『(政治と)ねじれたメッセージ』が出た場合、株・ドル・金利が乱高下しやすい地合いにはあるでしょう。

『景気下支え』か『調整の最終章』か

専門家の見方も割れていますが、大別すると以下の『綱引き』状態です。

(A)予防的利下げ:労働市場の減速を受け、景気を冷やさないための利下げ。

(B)インフレ残存による様子見:『今回一回利下げ、次は様子見』とする慎重論。

例えばコンファレンス・ボードは、雇用の軟化を理由に25bp利下げを想定しつつも、判断の難しさを示唆しています。一方で、野村證券などは12月利下げを見込むものの、『(パウエル体制下では)これが最後の利下げになり得る』といった見解も提示しています。

つまり、(A)は労働市場の悪化を受けての利下げであり、今後も労働市場が弱ければ追加利下げ(景気の下支え)の道が開けます。

一方で、(B)の場合、利下げはするがインフレも警戒されるため、今後の利下げが出にくいということです。

マーケットでは、Aパターンなのか、Bパターンなのか、パウエルFRB議長の発言のトーンを注意深く見守っていくことでしょう。

そして、市場が最も嫌気するのは当然Bパターンであり、特に『利下げはしたが、ドット・プロットが上方修正(=来年はあまり利下げがない)』かつ『会見で追加利下げのハードルが高いと示唆される』という組み合わせです。
ドット・プロットが最低でも来年2回の利下げを示唆しない限り、パウエルの発言なども含め失望売りが広がるリスクは十分にあります。

米国株(S&P/ナスダック/小型株)

米国株にとって利下げ自体は追い風ですが、特に『小型株は利下げ局面で相対的に恩恵が大きい』との指摘もあります。典型的なイベント反応シナリオは以下の3つです。
①素直なハト派(ドル安・金利低下・株高)
ドットが下方修正され、会見でも『追加利下げの余地』が滲むケース。PER(株価収益率)の支えが効きやすく、グロース株(ナスダック)や小型株に強い追い風となります。

こうなれば、セクターローテーションも挟みながら、株式市場全体が力強く上昇することでしょう。
タカ派的利下げ(金利上昇・株上値重い)
最も厄介なパターンです。『利下げは実行するが、ドットは上方修正、会見もタカ派』というケース。

初動で株価が跳ねても、その後の金利上昇を嫌気してハイグロース銘柄が重くなり、指数の伸び悩み(事実売り)を招きやすいシナリオです。現在の『ガイダンス不透明』な状況では、このケースへの警戒が必要です。
サプライズ据え置き(株安・ドル高・金利急騰)
確率は低いものの、万が一発生すれば、ショートカバーを巻き込んだ“瞬間的な乱高下”となります。基本は株安・ドル高・金利上昇のリアクションでしょう。
S&P500基準のトレードポイント
S&P500(SPX)は、12月9日の終値で6,840.51と、史上高値圏に近い水準にあります。テクニカル的には6,850〜6,900が直近の重要レジスタンス、6,800付近が短期の重要サポートと見られています。
🔹第1押し目:6,830〜6,850(ごく浅い押し)
直近の短期安値(12/8〜9)が6,827付近であり、6,850はレジスタンス帯の下限にあたります。ここを割り込んでもすぐに戻すようであれば、『ブレイク前の健全な調整』と解釈できます。

🔹第2押し目:6,720〜6,780(やや深い調整ゾーン)
2025年12月限の先物(ES)において、6,720〜6,780がサポートゾーンと分析されています。ここまで下落すると『FOMCをきっかけとした一段の調整』パターンです。

🔹深押しシナリオ(トレンド疑義):6,370〜6,540
一部の分析では、6,540 → 6,371 → 6,163〜5,912といった深い調整も想定されています。ここまで来れば、中長期の全ブッパポイントとなるわけで、段階的に買って気絶で良いでしょう。

日本株:カギは『円の方向』か

日本株は、来週の日銀金融政策決定会合(12/18-19)を控えている点、そして米国市場の混乱のあおりを真っ先に受けやすい市場特性から、大きなボラティリティが警戒されます。さらに『為替』という大きな変数(ノイズ)も絡みます。

FOMCの結果が織り込み済みである以上、単純な上昇パターンは見込みにくいのが難点です。目先は48,000〜49,500円レベルで仕込めれば御の字といった程度でしょう。

もし48,000円を割り込んでくるようであれば、45,000円レベルまで視野に入ってきます。このレベル以下でどれだけ勇気を持って買えるかが、年末のパフォーマンスを左右する可能性があります。

ただし、大崩れのパターンに関しては、利下げする米国要因より、利上げ懸念のある日銀イベントがトリガーになりがちです。急落で景色が一変したとしても、買い急がずに日銀会合での下げを待つのも賢明な判断でしょう。

やはり5万円台からの上値は重く、米国株がよほど強い動意付いて上昇しない限り、日本株の上昇余地も限定的と考えられます。
日経平均のトレードポイント
足元の日経平均は50,400円台で推移しています。11月の史上高値(52,664円)から約6〜7%下落し、48,450〜49,370円にかけてのサポートゾーンをテストした形です。
🔹第1押し目(本命候補):49,300〜49,800(重要サポート帯)
テクニカル分析において48,450〜49,370円が大きなインフレクション・サポートゾーンとされています。この一帯が『50,000円割れの防衛線』として機能しやすい水準です。

🔹第2押し目:48,400〜48,500(やや攻めのゾーン)
今年の相場で何度もサポート・レジスタンスとして機能した重要ゾーンが48,500付近です。この水準は『決定的な転換ゾーン』とも指摘されており、ここまで落ちるということはかなりの調整を意味しますが、反発すればリワードも大きい位置です。

48,000円を割れると深い調整になりそうですが、あとは45,000円前後から全ブッパして気絶で良いでしょう。

ドル円:地合い『円安』/分岐点は『日銀』

今年は『ドル安』が意識されたためドル円の上値が抑えられていましたが、もし来年『ドル高』へ回帰すれば、円安進行は深刻なものになるでしょう。

来年6月にはハセット次期FRB議長が就任し、利下げ志向が高まると見られます。しかし、金融政策はあくまで合議制(FRB議長の1票もあくまで1票)であり、トランプ次期大統領が望むほどの極端な利下げやドル安誘導には限界があると考えられます。

実際、過去のトランプ政権下でも、無理なドル安誘導は市場の抵抗(株安とのダブルパンチ)を招き、失敗に終わっています。

したがって、一定レベルのドル押し下げはあっても、極端なドル安トレンドへの転換は可能性が低いと言えます。市場もそれを見透かすように、FOMC直前にややドル安調整が入っているものの、値動きは限定的です。

ハト派的(ドット下方修正など)な内容なら下に走るでしょうが、一方的な展開にはなりにくいでしょう。
ドル円のトレードポイント
直近のドル円は156円台半ばで推移し、海外時間で157円近辺まで上昇した後に戻す動きを見せています。直近1週間の値幅は概ね154.5〜156.9であり、押し目は『156円割れ〜155円台』が主戦場になりやすいでしょう。

FOMC前後は上下にヒゲが出やすいため、ピンポイントの価格指定よりも『帯(ゾーン)』で捉えることが重要です。
🔹第1押し目:156.50〜156.60
声明・会見後に一度下げた後、156.50台で下ヒゲを形成し、156.60を回復するような『戻し』を確認してからの試し玉が有効(損切り目安:156.40割れ)。

🔹第2押し目(本命になりやすい):155.80〜156.00
155.74(12/9安値)〜156.00(12/8高値付近)が短期の分岐点になりやすく、テクニカル的にも20日移動平均線(155.85付近)が意識される水準)損切り目安: 155.70割れ)

🔹第3押し目(深め):155.35〜155.50
直近の下値支持線として155.40前後で複数回反発しており、日足レベルの下ヒゲが溜まりやすい帯(損切り目安:155.20割れ)。

ここに『日銀の利上げ観測』が絡むのが今回の難しさです。FOMCがハト派で円高圧力がかかる中、日銀の利上げ観測が強まれば、円高が加速します。逆にFOMCがタカ派なら、日銀要因と相殺されてレンジ相場化する可能性があります。

まとめ:『方向当て』より『押し目買い』

最後に、実務的な戦略の整理です。FOMCは『結果が出た瞬間』だけで勝負が決まるわけではありません。

❶初動(発表直後)→❷修正(会見中)→❸定着(翌日以降)という『3幕構成』になりやすいため、狙い的には深く下押したら拾うぐらいの見方で十分でしょう。

また、今回のFOMC、そして来週の日銀会合は、年末相場の行方を決定づける分水嶺です。

ここまで解説してきた通り、現在の相場で最も優位性が高い戦略は、方向性を当てにいくギャンブルではなく、『価格が歪んだ瞬間(急落時)に冷静に拾う』というアプローチです。

🇺🇸米国株:S&P500の6,800割れや、深押しの6,500レベル

🇯🇵日本株:日経平均48,000円割れからの45,000円レベル

💱ドル円:155円台への突っ込み、あるいは156円回復の押し目

こうした『絶好の買い場』は、往々にして深夜や早朝の数分間、あるいは一瞬のパニック売りで訪れます。

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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

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