FOMCで米株はどう動く?初心者向け『利下げ』とハイテク銘柄の『押し目』目安をやさしく解説→9月17日

FOMCで米株はどう動く?初心者向け『利下げ』とハイテク銘柄の『押し目』目安をやさしく解説→9月17日
今夜(日本時間18日午前3時)に結果が公表されるFOMC(連邦公開市場委員会)は、大方の市場予想通り、0.25%の利下げになると見られています。すでに株価には織り込み済みとの見方が大勢であり、サプライズは想定されていません。

そのため、市場の関心は『FOMC後』の展開、すなわち現在の株価水準の持続可能性へと移りつつあります。

足元の株式市場は、調整局面でも押し目買い意欲が根強く『底堅い相場』が続いており、大幅な下落リスクは限定的と見られています。

しかし、その一方で無視できないのが、歴史的な水準から見て割高感のあるバリュエーション(株価評価)です。

この記事では、FOMCの展望や見どころと共に、特に相場を牽引してきた情報技術(IT)セクターのバリュエーションを深掘りし、具体的な投資戦略、各銘柄の『押し目買い』の目安について解説します。

🙏【お願い】興味のあるサービスがあればブログのバナーを活用して口座開設いただけると、今後の解説・記事更新のモチベーションとなりますので、ぜひよろしくお願いします。申し込みは最短5分です👍

🔹GMOクリック証券[PR]:1万通貨取引で4,000円
🔹SBI FXトレード[PR]:W口座開設+1万通貨取引で米ドル5,000円相当
🔹LIGHT FX[PR]:5Lot取引で3,000円

口座開設・維持手数料は無料ですし、このブログでは金融庁登録の安心の証券会社のみ紹介していますので、よろしくお願いします🙏

データで見るITセクターの現在地

現在のITセクターの評価を、将来の利益予想(向こう1年の予想EPS)を基に算出されるフォワードPER(株価収益率)から確認してみましょう。
S&P500全体(赤線):22.4倍
S&P500情報技術セクター(青線):29.2倍

最新のデータでは、ITセクターが市場平均に対し約30%ものプレミアム(29.2/22.4−1≒+30%)で評価されていることがわかります。

この水準は、ドットコムバブル期(2000年前後)に見られた50〜60倍といった極端な数値には及ばないものの、市場が安定していた2010年代のレンジ(概ね17〜20倍)は明確に上回っています。

また、単純に過去平均のフォワードPERからすれば、市場平均のS&P500全体で見ても、ITセクターで見ても、かなり割高な水準にあることが言えます。

そして、現在はコロナショック後の金融緩和と近年のAIブームを背景に、市場平均とのプレミアムは再び拡大傾向にあると言えます。

P/E分析から読み解く4つのポイント

この割高なバリュエーションを踏まえると、重要なポイントは4つあります。

◆その①:リターンは「利益成長」が鍵
このようにPERが高い水準では、さらなるPERの拡大(マルチプル・エクスパンション)による株価上昇は期待しにくいです。今後のリターンは、企業が着実に予想を上回る利益(EPS)成長を実現できるかにかかっています。

◆その②:成長鈍化によるPER圧縮リスク
現在の高いプレミアムは、ITセクターの収益が今後も市場平均を大きく上回って成長し続けるという強い期待の表れです。もし成長が鈍化、あるいは市場予想に届かない事態になれば、期待が剥落しPERが急速に縮小(株価が下落)するリスクがあります。

◆その③:一部の超大型銘柄への集中リスク
現在のITセクターの高いPERは、エヌビディアやマイクロソフト、ブロードコムやオラクルといったごく一部の超大型銘柄に大きく依存しています。これらの少数銘柄の業績見通し一つで、セクター全体の評価が大きく変動しうる構造的なリスクがあります。

◆その④:金利動向への高い感応度
PERは、将来の利益を現在価値に割り引く際の『割引率』であり、長期金利と密接に関係します。金利が高止まり、あるいは上昇する局面では、特に高PERのITセクターには強い逆風となります。

したがって、株価がさらに上昇するには『金利低下』か『力強い利益成長』のどちらか、あるいは両方が不可欠です。

短期的に懸念されているのは、どこまで利下げが進むかですね。すでにかなりの水準まで織り込まれていることから、米金利が一段と下がるのかどうかが、今後の株価を占う上でも重要となるでしょう。

FOMC後の具体的な投資戦略

これらのことから、基本的な戦略としては、ポートフォリオの核となるポジションは維持しつつも、リスク管理のために一定の余力を残す(フルインベストメントを避ける)ことが賢明かと思います。

市場の楽観ムードに乗りつつも、冷静に良さげな買い場を探るスタンスですね。これまでとあまり変わりませんが、流石にこの高値で突っ込んでいけるかというと、やや腰は引けます。パウエルがよほど利下げにコミットすれば別ですが。

もちろん、収入がしっかりあって追加入金前提で積み立てしている場合などは、下がったら追加入金スタイルでガチホ積み立て継続でしょう。

つまり、ご自身の投資スタイルや状況に合わせて、以下の方針を選んでいただければと思います。

◆最近投資を始めた方
慌てて高値を追う必要はありません。FOMCで相場が調整する局面があれば、3割程度までポジションを引き上げる(資金が10あるとしたら3まで)チャンスではあります。

◆積立投資を継続中の方
現在の積立ペースを維持することが基本。もし市場が大きく下落する局面があれば、スポット(臨時)での追加入金して投資を増やすのが有効な戦略です。

◆すでにポジションを構築している方
これまで解説してきたコア・サテライト戦略を基本とし、サテライト部分で保有する個別成長株などが大きめに調整した局面を狙い、冷静にポジションを追加できると良いでしょう。利益が出ていれば、ポジションを6割ぐらいまでは増やして良いかなと思います。

💡ゆきママの戦略
すでに5割のポジションを保有してるため、調整があればコアウィーブなどのネオクラウド銘柄、下げが大きめならアステラ・ラブズも少し買おうと考えています。いずれにせよ、慎重に増やす姿勢は変わらずです。エヌビディアは150ドル台での買い戻し想定。

オプション市場を踏まえた買い場

大型主力株は『5〜10%の浅い押し目』を狙う

現在の底堅い相場では、エヌビディア、ブロードコム、アルファベットといった大型主力株は大きく下落しにくい傾向があります。

ポジションを持っていない場合は、高値から5〜10%程度の調整でもエントリー機会と考え、以下の価格帯を目安に検討するのが良いでしょう。

・ブロードコム(AVGO)
 第一候補:350–355ドル(直近レンジ下限のサポート)
 第二候補:335–340ドル(心理的節目・高値レンジ圏の半値押し水準)

・エヌビディア(NVDA)
 第一候補:172–173ドル(短期的な支持線として意識される価格帯)
 第二候補:165–166ドル(過去に取引が集中した価格帯)

・アルファベット(GOOG)
 第一候補:240–243ドル(直近安値圏であり、買い支えが期待される)
 第二候補:230–235ドル(次のサポート候補となる水準)

個別成長株は『10〜20%の調整』で拾う

アステラ・ラブズ、コアウィーブ、ネビウスといった成長期待の高い銘柄は、大型株に比べて株価の変動(ボラティリティ)が大きくなる傾向があります。

短期的に10〜20%の下落は当たり前に起こりうるため、そうした調整局面で時間と価格を分散させながら、少しずつ買い下がっていく戦略が有効です。

・ALAB:オプション市場ではやや強気な見方が優勢。需給が集中する200ドル前後が最初の目安。

・CRWV:好材料を背景にセンチメントは良好。初押しは浅くなりそうなので、最初の買い場は107ドル付近。

・NBIS:オプション市場では強気。現在の株価から見て、85-86ドルが最初の押し目買い候補。

(⚠️注意:提示した価格帯は、あくまでテクニカル分析に基づいた目安の一つです。実際の投資判断は、ご自身の分析とリスク許容度に応じて行ってください。)

【簡単解説】FOMCの展望と市場予想

0.25%の利下げが市場のコンセンサス(CME FedWatch等で90%超の確率)。0.50%の大幅利下げの可能性は低いと見られています。
米国の利下げ観測を背景にドルは弱含みで推移。ドルインデックス(DXY:主要通貨に対するドルを指数化したもの)は年初来のレンジ下限を試す展開で、ドル円も上値の重い状況が続いています。
短期的に米国株を買う予定があるのであれば、現状の146円台前半程度で多少ドル転しておくと良いでしょう。

1ドル=145円を割り込むと深めの調整になりやすいため、FOMC後にドル安が進んで145円割れを見た場合は、140〜142円程度まで下がるのを待ってからドル転するようにしましょう。

🚨最大の注目材料『ドット・プロット』

最大の波乱要因は、同時に公表される経済見通し内のドット・プロット(FOMC参加メンバーの政策金利見通し)です。(※ドット・チャートとも言います)
ご覧のように、すでにマーケットは年内3回連続の利下げで2025年末には3.50〜3.75%、さらに来年3回の利下げで2026年末には2.75〜3.00%に向かうことを織り込んでいます。

これはやや極端ではありますが、少なくとも今回を含め年内2回以上の利下げ、さらには来年も2回以上で2026年末には3.00〜3.25%ぐらいに着地することが示されなければ、やや市場は動揺するかもしれません。

あとは、パウエル議長の発言トーン次第ですね。おそらく、データ次第を強調することになるとは思いますが、これもある程度は織り込み済みなので、少々の押し目にしかならないような気はします。

というわけで、FOMCでどうこうというよりは、ボラ(変動)を意識して、新規勢は押し目の機会に。すでにポジションを持っていれば、ワンチャン、サテライト銘柄を安値で仕込めるチャンスぐらいに思っておけば良いと思います。

まとめ&次のアクション

✔️FOMC後の上昇は『利下げ × EPS成長』次第。ハイテクは割高ゆえ押し目で戦うのが基本。

✔️エントリーは『水準 × 分割』で、主力は5〜10%、成長株は10〜20%の調整で拾う。

✔️資金管理が最優先!フル投資は避け、積立・追加入金も利用して計画的に。

👍はじめて投資するなら今が始めどき

相場が調整(下落)したタイミングで入るのがベスト!株は安く買って高く売るのが基本ですからね。そういった意味で、ボラが大きくなり、安値で拾えそうな今はチャンスです。

株価のバーゲンセールは、ある日突然やってきます。チャンスに口座を持ってなくて買えなかったということがないように。

証券口座の開設は、スマホ一つで、無料で5分もあれば完了します。しかも、最短即日口座開設可能です。

まだ投資資金が少なくても問題ありません。投資信託であれば100円単位で買えますし、米国株は1株単位で買えるので、数千円から数万円もあれば十分投資することができます。

PR/投資ならこの証券会社!おすすめ2選

では、どこの証券会社を選べばいいのでしょうか?

投資を始めるなら、手数料が圧倒的に安く、アプリも使いやすいネット証券が最適です。特に、以下の2社は多くの投資家に選ばれており、初心者の方でも安心して利用できます。

もちろん、どちらの口座も金融庁登録ですし、口座開設・維持手数料などは一切かからないので、迷ったら両方口座開設してもOKです👍

将来に備えて米国株投資なら松井証券/PR

円安に備え、ドル建て資産は必須!松井証券は、為替手数料が往復(ドル⇄円)で無料なのが嬉しいです。たとえば、マネックス証券などは米ドルから日本円に両替する際は1ドルあたり25銭の手数料がかかります。つまり、松井証券以外だと1万ドル(約140万円)の両替に2,500円もかかってしまうことが。

また、信託報酬手数料の低い『SBI・iシェアーズ・ゴールド』を選択できる数少ない会社なので、NISAでゴールド投資する場合も、ぜひ持っておきたい講座となります。

NISA口座は売買手数料無料
しかも為替手数料でマネックス証券より2,500円(1万ドルあたり)お得
ボックスレートで一般口座も1日50万円まで無料
25歳以下なら一般講座でも株式取引手数料が無料
投資信託残高に応じた最大1%ポイント還元
びん子
私もNISAで米国株デビューしたのだ!手数料ゼロがうれしいのだ!
▼オンラインで最短当日開設!無料で口座開設
今すぐNISA口座を作る(公式サイトへ)

📺口座開設で迷ったら動画を見てくださいね⬇️

日本株の取引手数料完全無料!GMOクリック証券/PR

GMOクリック証券日本株式、FX、商品、CFDなど、幅広い金融商品を1つの口座でカバーしてくれる便利な総合口座です。最近の急騰・急落相場には、この総合口座を開設して効率的なトレードをしましょう。

日本225(日経平均)の指数トレードは、4,200円からなので少ない資金でも十分利益を得ることが可能となっています。

さらに、株式(現物・信用)、投資信託の取引手数料が条件なしで完全無料化(0円)、日本株を取引するならベストな会社と言えるでしょう👇
✔️業界最狭水準スプレッド(ドル円0.2銭/原則固定・例外あり)
✔️国内店頭CFD取引高11年連続No.1
✔️例えばエヌビ株CFDなら証拠金4,800円〜(1株/レバレッジ5倍)
“株価が下がった時に利益を狙える” 売りポジションにも対応👇
GMOクリック証券【FXネオ】口座開設
ゆきママ
私もFXや株価指数の短期トレードで使ってます!持ってて損のない総合口座!!
▼ブログ限定!4,000円キャッシュバック特典
GMOクリック証券でチャンスに備える!
⚠️FX口座は最短30分で口座開設が完了します!まずはFX口座を開設後、ログインしてCFDやNISA口座など、自分に必要な口座を追加するとスムーズで良いです⭕️

📺口座開設で迷ったら動画を見てくださいね⬇️


⚠️【注意】申し込み前にブラウザの設定確認をお願いします↓➡︎Androidやタブレットなど、ブラウザの細かい設定方法解説

ブラウザ別の設定方法解説!✅口座開設前に必ず確認してください

もしCookieが無効で、プライベートorシークレットモード(黒い画面)を使っていると、トラッキングが無効になり、限定キャンペーン・特典を受けられなくなることがあります。

夜だとダークモードでもアドレスバーが暗くなってしまうので、特にプライベートモード(Safari)・シークレットモード(Chrome)になってないか確認してください。

解決方法【Cookieを有効にし、シークレットモードを解除する】
口座開設前に、以下の手順で設定を確認し、バナーをクリックして手続きを進めてください!

🚨iPhoneからX(旧Twitter)アプリ経由でこのページを開いた方
まず、右下のSafariまたはChromeのマークをタップし、ブラウザでページを開いて設定を確認してください。

iPhoneの設定方法

Safariの場合
①[設定]→[Safari]→下にスクロールして [サイト越えトラッキングを防ぐ]をOFF(灰色)にする
②Safariを開き、右下のタブボタン■をタップして、アドレスバーが白く表示されることを確認(プライベートモードになってないことを確認)
Chromeの場合
①[設定]→[Chrome]→[Webサイト越えトラッキングを許可]をON(緑色)にする
②Chromeを開き、右下の■をタップし、アドレスバーが白く表示されることを確認(シークレットモード・帽子おじさんになってないことを確認)

Androidの設定方法

Chromeの場合
①Chromeを起動し、右上の[3点コロン]→[設定]→[プライバシーとセキュリティ]→[サードパーティのCookieを許可する] にチェック
②右上の[3点コロン]→[新しいタブ]を開き、アドレスバーが白く表示されることを確認(シークレットモード・帽子おじさんになってないことを確認)

PC/タブレットの設定方法

・Safariの場合
[Safari]をタップ[設定][プライバシー][サイト越えトラッキングを防ぐ]のチェックを外す
アドレスバーが白ければOK!(プライベートブラウズが有効になっている間は、アドレスバーは黒・暗い色で表示されるので注意)
・Chromeの場合
[Carome]をタップ[設定][プライバシーとセキュリティ][サードパーティの Cookie を許可する]にチェックを入れる
アドレスバーや全体が白ければOK!(シークレットモードが有効になっている間は、アドレスバーなどが黒で表示されるので注意)
スマホに限らず、パソコンなどから申し込みの際もブラウザのCookieを必ず有効に!また、PCの場合は稀にウイルスソフトがクッキーを排除するといった挙動もあるようなのでOFFにしておくと良いです。
ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!

*

COMMENT ON FACEBOOK