週明けは米国株大幅高スタート?4月2日の相互関税へ向けドル高も…/3月24〜28日の週間相場展望

■Bloomberg報道→トランプ相互関税は一部の国・地域除外か、一斉射撃でなく的絞る公算
淡い期待込みで現実路線に転換か…などと報じられています。まぁ関税をめぐっては政権内部でも経済重視派と強硬派の間で意見が分かれているのでしょう。
この他、企業のトランプへの陳情、そしてDOGEで政府職員が大規模リストラされた人手不足も重なって、非常にカオスな状況になっていると予想されます。
想定していたよりマシとマーケットが受け止めてヤレヤレの株高になるのか、それとも関税は関税として報復関税も含めて結果待ちになるかは分かりませんが、現状を見ると株価の上値は重そうですね。
というわけで、今週も慎重に深い押し目があれば拾っておく程度で眺めておき、もし大きく上がるなら少し減らしてキャッシュ用意が良いのではないかと思います。
それでは、今週の株と為替の展望やトレード戦略について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。
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米国株:反発機運だが先行きは依然として不透明
先週末でオプションが期日を迎えたことも影響しているのでしょう。解消されて株高が加速してます。ただ、4月2日に関税が出揃うかと思ったら自動車関税は発表を延期すると報じられていますから、まだしばらくヤキモキする相場が続きそうですけどね。まぁ関税をかけられた相手国が報復に出れば、報復の報復としてトランプもさらなる関税という流れも想定されるため、現段階から織り込むのは難しいので、今日は株価が上がっていても、そうそう追いかけられるかというと疑問です。
さらに、そうこうしているうちに4月中旬からは米国企業の決算シーズンに入っていくわけで。マーケットの懸念材料は一貫して景気後退(リセッション)ですから、この決算で各社がどのような見通し(ガイダンス)を持っているかが重要になるでしょう。
とにかく関税を中心に目先では不透明感が強まっていますから、これらが関税と企業見通しがクリアにならない限りは、なかなか株価の本格回復というのは難しいと考えています。

仮にこれを抜けても5,800の半値戻しベースで一旦止まりそうで、そう考えると結局は5,700〜5,800ポイントが上値メドでしょうか。
逆に5,500ポイントを明確に割り込むようだと、昨年4月以降の上昇トレンドも崩れていくことになるわけで、5,400ポイントから下は奈落になる可能性があります。
いずれにせよ、強めのサポートとなりそうな5,400〜5,500ポイント台で追加する程度で、今の反発局面であえて米国株を買う必要はないでしょう。
ビッグテックは先週も冴えない値動きだったので少しずつ拾っても良いですが、中小型株を高値で拾うと火傷しそうですからね。

すでに最低限は買ったので、もう一度相場がギクシャクしたタイミングで追加できればといった感じです。あとは、関税が出揃って決算・ガイダンスも良くて安心となってから中小型株は追加しても、十分間に合いますからね。
日本株:短期は銀行株しか勝たん!ローテーション激しいので難しい
『日本株は銀行株しか勝たん!』的な流れに。背景としては、日銀はハト派的とも受け止められる内容でしたが、長期金利の上昇については当然の動きと植田日銀総裁が発言したこともあり、無理に抑え込むような状況ではないとなったことがあります。つまり、急激に上がれば日銀が国債を買い入れて金利を抑え込むものの、緩やかに上がっていく分には問題ないわけで、そうなれば『銀行の収益が増える』ということで地銀株が爆発!

いずれにせよ、日本株はセクターごとの資金移動も激しいので、こういう動きをされるとピンポイントで当てていくのは難しいのかなと。
あえて日本株を中長期で買うのであれば、高配当の大型バリューをひたすら握りしめるぐらいしかリターンを得る方法は思い浮かばないですね。まぁ米国のビッグテックが割安なので、やっぱりそこを買った方が良いと思います。
日経平均は引き続きレンジ想定。やや上向いてはいますが、米国株高でも盛り上がらない現状を見ると、38,000円台には戻せても39,000〜40,000円は遠そうです。ぜいぜい、37,000円を割れてきた時に買いさがる程度か。
為替:週明けはドル買い先行!ドル円は底堅く強いしそう
完全に円高の勢いが一服しましたね。リスクオフ(回避)気味の動きでもドル高から1ドル=148円レベルがせいぜいですし、米国株先物が上昇したことが円売りを後押しして1ドル=150円に迫る場面も。もっとも、150円に迫ると加藤財務相から円安けん制発言が出ましたので、天井的にはこのレベルを意識していることが伺えます。

よほどのドル安材料が出るか、あるいは円高材料が出るかですが、どちらもなさそうですからね。むしろ、週明けは4月2日の相互関税を意識してか、ややドル高が先行した印象です。

とりあえず、21日移動平均線(148.905円)前後がサポート帯にはなりそうで、148.50〜148.90円レベルで買えれば良いのかなといった印象です。148.00円レベルを割り込んでいくなら、一旦損切りで撤退でしょう。
上値に関しては、米国の金利次第で151〜152円レベルはあり得ますが、裏を返せばかなりのドル高が重なってその程度が限界なので、やはりユーロ円などのクロス円のトレードチャンスを狙いたいですね。
ユーロ:ドル買いに押され続けるがドル安になれば急騰も


ダラダラした値動きで下げてきた場合は、161.00円前後では軽く買ってみたい。損切りは89日移動平均線(160.622円)割れの160.50円でしょう。
3/24 21:17の最新ポジションなのだ!
— びん子@社畜アナリスト (@araisanfx) March 24, 2025
まぁ相変わらずドル高に押されてツライさんなのだ😮💨
とりあえず、逆指値は1.078ドルに入れてるのだ。ドル安にさえなれば、あっという間に1.09ドル台だと思うのだが。
今週はまったりユーロ円の押し目、161円前後まで垂れるのを待つ予定なのだ😢 pic.twitter.com/s80yKpi945
とりあえず、今週もFXのトレードはびんちゃんアカウント(@araisanfx)で実況していきますので、フォローよろしくお願いします→@araisanfx
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