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来週のFOMC次第!トレード戦略はそろそろ大幅な見直しも…【12月14日】

最近のドル円は本当に難しいというか、まぁ単にレンジ相場が続いてるだけなんですけどねw 方向感はまるでなくヨコヨコの動き・・・そこでリピート系シストレですよ!!!という露骨な宣伝をしておきます(ゝω・)vキャピ

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昨日のECB理事会でユーロ売りが強まったこともあってドルが買われました。ただ、ユーロドルも相変わらず方向感が出てきません。

ちなみに、ドラギECB総裁の会見で注目された利上げ時期については、討議なしということで少なくとも来年夏までは利上げしないという姿勢を堅持したといったところ。

とはいえ、同時に統計や状況次第ともしていたので、来年のインフレ見通しを引き下げたことなどを踏まえれば、このままなら利上げは再来年という解釈も可能です。まぁ今回は言及を避け、どちらにも受け取れるようにしたのでしょう。

今後のドルについては悩ましさMAXですね。来週のFOMC次第ということは言うまでもないですが、市場の見込み通り利上げの一旦停止まで踏み込むのかどうか。市場に言質を与えないとすれば、期待されたドル安も限定的か。

ユーロについては、来年の利上げが棚上げというか、なかなか見通しづらいので、まずは政治情勢を確認しながら。

サルビーニは来年早々の総選挙を狙っているという話もあるので、予算問題も含めてトータルで考えると、そんなにそんなにユーロが買われるという状況にはならなそうです。指標の下振れも目立ちますしね。とはいえ、ここもドル次第。来週のFOMCでどんな結果が示されるかでしょう。

ポンドはメイ首相の信任後、ショートカバーの買い戻しが目立ちます。内閣不信任案が提出されれば、また下がりそうですが、合意なき離脱も考えられる中で1.25ドルを大きく割り込んで来ないということは、そろそろポンド安は限界近いのかもしれません。もちろん、こちらもドル次第ですから、まずはFOMCを確認したいですね。

というわけで、来週のFOMC次第で、また見方が変わっていくことになるかと思います。ユーロドルが反発すれば、今日も軽く売りポジを持っても良いと思いますが、まずは週末なので無理せず様子を見た方が無難でしょう。

それから、ドル円が底堅い要因については、やはり下方向に実需筋からの買いがガッツリあるんでしょうね。ショート勢は休暇モードで迫力不足。来年にならないと下値は掘りにくいかもしれません。それでも、来週のFOMCで流れが大きく変わる可能性もありますから、まずは待ちでしょう。

う〜ん、ドル円がガリガリ下げないと不安を抱えるユーロやポンドのクロス円通貨ペアも悩ましいので、しばらく狙い目なしかなーというのが今日の感想です。

※トップ画像(Shutterstock.com)