1ドル＝150円の大台節目を狙って神経質な展開。ドル円の暴落待ち、148.55円、147.55円に指値で待つというトレードスタンスは大正解でしたね。私も暴落直後に拾って買い増しを続け、そこそこの含み益となっています。

けいぞくでええとおもう。高値で捕まると少し辛い。 https://t.co/9H2XrimcPJ

— 米国株ゆきママ💛FX実況アライ軍筆頭戦士 (@pawhara_arai) October 2, 2023

とリアル買ったあああ！！！ドル円ロング pic.twitter.com/rH35oUCqWh

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ふぅ…。ボーナス相場ではある。 pic.twitter.com/WbcxxMJmr4

— 米国株ゆきママ💛FX実況アライ軍筆頭戦士 (@pawhara_arai) October 4, 2023

ボーナス相場がやってきましたね！相場解説やリアルタイムのトレード実況をX（@pawhara_arai）でやってるので、フォローしてください。

んで、為替の昨日からの流れと相場の背景、今後の展望について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。

より高く、より長く！タカ派FRB理事の発言で金利高に拍車がかかる

基本的には金利高でドル高の流れとなっています。一方で、ご存知の通り株安が加速してリスクオフ（回避）の流れとなっており、同時に円高にもなっているのが目先の相場といったところでしょうか。

通貨強弱見れば明らかなんだけど、ドル高、そして円高が加速中なのだ。今週、特に昨日は円高。そろそろ円高の反動は出て、円安になりそうな気はするのだが。 pic.twitter.com/9eCIP9LKBy

— 米国株ゆきママ💛FX実況アライ軍筆頭戦士 (@pawhara_arai) October 4, 2023

株安なのに円安なのは何故か、という質問がありましたが、ご覧のように通貨強弱を見ると今週の円の強さは明らかです。このように相場を理解する上で通貨強弱を見ることは重要です。みんなのFXかLIGHT FXの口座を持っているとスマホアプリから通貨強弱を確認できますので、持ってない方はどうぞなのだ↓

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そして、ドル高の背景、米国の金利が上昇し続ける理由としては、ボウマンFRB理事のタカ派発言が大きいでしょう。ボウマン理事は「さらなる利上げは適切となる可能性が高い」「金利をさらに引き上げ、しばらくの間は制限的な水準に維持することが適切である可能性が高い」としており、“より高く、より長く（higher for longer）”の金融政策スタンスが示されました。

また、週明けに発表された米9月ISM製造業景況指数や昨日の米8月JOLTS（雇用動態調査）求人件数の数字が強かったことも、米経済の強さ、高金利継続という意識を強める流れとなりました。

このように雇用の強さが目立ちインフレ再加熱への懸念が強まったこと、またタカ派のFRBメンバーの政策姿勢が明らかになったことで、見通しに修正を迫られる形となって、長期債を売る（価格は低下、金利は上昇）動きが強まって米長期金利（10年債利回り）を中心に上昇し、ドルが買われています。一方で、金利高を嫌気して株はクソミソに売られていると。

米2年債/5年債/10年債利回り（日足）のチャート

ハト派のFRBメンバーというか、利上げ停止を示唆するメンバーの方が多いのですが、債券市場はタカ派な発言ばかりを信じている感じですね。インフレ再燃への警戒感が根強いということなのでしょうか。

為替介入？いずれにせよ本質的にドル高の流れは変わらない！

為替介入ではなく、単に1ドル＝150円の大台節目を突破してまとまった売りが出たことで、アルゴが暴走して急落した、というのが第一感ですね。まぁ覆面介入の可能性など指摘されていますが、やる意味あるのかって話ですからね。金利高からのドル高が止まらない限り、ドル円が下げることはないわけで。

さらに、米国の金利高によって日米の金利差が拡大しており、スワップポイント（金利調整額）を見ても分かるようにドル円では1万通貨あたり年9万円を超えています。つまり、現状の金利が維持されるのであれば、ドル円が9円ぐらい下げてもロンガーはプラスなわけで。逆にショーターは9円以上の下げがないとマイナスなわけで、買いにはかなりの安心感があります。

週末の雇用統計を含め、よほど弱い米国の経済指標が3〜4つ並ばない限り、金利の上昇もなかなか止まらないと思われますので、基本的にはドル買いを意識してトレードしていきたいところ。株安からの円高でドル円はやや上値が重たくなっていますが、一巡すれば円売りも再開すると思われますので、ドル円の上値は一段と広がりつつあります。

ドル円（日足）のチャート

介入警戒感や株安からの円高の影響もあってドル円の上値は重たいですが、ドル買いがゆるんで下げればロングといったところでしょう。今の水準で軽めに買いつつ、先月安値の水準の148.50円レベルを背に追加するイメージですね。148.50〜148.80円で追加ロングでしょう。

短期の損切りポイントは悩ましいですが、148.50円レベルをあっさり割り込んでいくようなら一旦撤退検討ですね。まぁ不安定で神経質な値動きが続くので、あとは145円レベルまで下値を見て買い続けるようなトレードの方が良いとは思いますが。

ただ、147円レベルを割り込んでいくと、為替介入といった展開も考えられるため、デイトレレベルなら148円割れぐらいで一旦撤退して値動きを見極めるという戦略もありです。

とはいえ、目先の値動きにビビって損切りしていたのでは、損切りするためにトレードしているようなものですからね。まぁ145円台ぐらいまで急落することはあると思って、断続的に押し目を拾えるような体制にしておいた方が良いでしょう。いずれにせよ、下がればボーナスですからね。

ドル円以外のクロス円を触る必要はないです。米金利高、ドル高のトレンドが崩れるという確信がない限り、円売りが支えるとはいえ上がりにくいままですからね。また、ドルストレートに関しても、ここからドル高を信じて売っても得る利益は少ないので触る必要はありません。マージン、余裕を持ちながら、ひたすらドル円の押し目買い・ロングを継続すべき局面でしょう。

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こんな感じで、ご報告させて頂きました。キャンペーンはやって損ということはないかと思いますし、ゆきママが書き下ろしたオリジナルレポートをお読みいただけると嬉しいです。

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