【2025年8月為替見通し】ドル円は151円、ユーロ円は過去最高値へ?石破退陣後のFX戦略と3つの焦点

先ほど(25日夕方)の円安の値動きの背景には、石破首相が退陣する可能性が高まったことがあります。自民党所属の国会議員の署名1/3以上が集まり、両院議員総会開催が可能となったことで辞任圧力がかつてないほど高まっています。
やはり岸田首相(派)からの流れもあり、石破首相は財政再建を重視する『緊縮財政派』とのイメージが強く、退陣観測が浮上すると、次期首相候補として高市早苗氏のような『積極財政派』が就任を意識して円が売られやすい傾向があります。
とはいえ、なんだかんだ噂で買って事実で売るの値動きになりがちなので、短期的な円安のピークは石破首相退陣から、高市首相誕生(総裁選勝利)ぐらいまででしょう。その後は再び日銀などの中銀動向や経済見通しがポイントとなります。
また、今年の値動きを振り返ると、ドル安でドル円自体は大きく下落した一方、ユーロ円や豪ドル円などは底堅い値動きを続けていますから、結局のところ、今後の為替相場は円高材料が出るかどうか、それにつきます。
■Bloomberg報道→日銀が年内に利上げできる環境整う可能性、日米関税合意で-関係者
ちなみに、今日(25日)は日銀の年内利上げ報道があり、円高に傾く場面もありました。とはいえ、今年中に1回程度の利上げは織り込まれていたため、トレンド的な円高にはならず。10月なら利上げ回数は1回ですからね。
それでも、目先の円高材料の筆頭は日銀の利上げ動向あり、あとは季節要因が挙げられますね。特に8月中旬は、日本企業の決算や上半期の配当金支払いに伴う円買い需要が発生しやすい時期です。
というわけで、この記事では2025年のここまでの相場を簡単に振り返りつつ、来月8月のドル円、ユーロ円の展望・トレード戦略について解説していきます。
今年の為替マーケット動向
年初来、ドル円は日米金利差の縮小を理由に円高となってきましたが、4月をピークに調整局面に入っています。一方、ユーロ円は欧州中央銀行(ECB)の利下げが一旦停止したとの見方で、ジワジワ上昇して過去最高値の175円に迫る値動きです。◆ドル円
年初水準:157円台
年初来高値:158.87円(1/10)
年初来安値:139.88円(4/22)
変動要因:年初は日銀利上げとFRBの利下げ期待で急落したが、それぞれ後退し反発。
◆ユーロ円
年初水準:162円台
年初来高値:154.80円(2/28)
年初来安値:173.61円(7/25)
変動要因:ECBが利下げを一旦停止し、日欧金利差がユーロの支えに。ドル安も押し上げ。
8月相場を左右する3つの焦点
8月の為替相場は、以下の3つのテーマを軸に展開すると予想されます。①金融政策:日銀が動くか?(FRB・ECBは様子見)
・日銀:8月相場の最大の変動要因です。7月31日の金融政策決定会合・結果発表で、市場の予想を上回るタカ派的な姿勢(年内の追加利上げを示唆など)を示せば、円高を招く可能性があります。
・FRB(米連邦準備制度理事会):7月末のFOMCで政策金利を据え置くことが確実視されています。9月の利下げ確率も約60%まで低下しており、関税インフレによる高金利が維持されるとの見方がドル円を下支えします。
・ECB(欧州中央銀行):7月24日に政策金利を据え置き、追加利下げに慎重な姿勢を示しました。これによりユーロ金利の底打ち感が広がり、ユーロ円の買い安心感に繋がります。
②ファンダメンタルズ:日米インフレと景況感格差
・円安要因:日本のインフレ(東京CPIが3%超)や賃金上昇率が市場予想ほど伸び悩み、日銀が追加利上げを先送り見通しとなれば、金利差を背景とした円売りが継続しやすくなります。
・ドル安要因:米国のインフレ率が着実に鈍化する一方、金融緩和の度合いを示す指数(シカゴ連銀の全米金融環境指数など)が2021年以来の緩和的な水準にあり、ドル売りの材料として意識されます。
⚠️米国の対EU関税と景気格差:EUにも15%の関税が発表された場合、一旦はドル安・ユーロ高で反応しそうですが、その後は欧州景気への懸念からユーロが売られ、経済が強めのドルが買われる流れになる可能性に注意。
③季節的な円買い:いわゆるお盆の円高
8月中旬は、日本企業の決算や上半期の配当金支払いに伴う円買い需要が発生しやすいと言われる時期。
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8月の予想レンジとシナリオ分析
まずは7月末の植田日銀総裁の発言次第のところもありますが、8月のドル円、ユーロ円相場については、以下のようになります。◆ドル円(144-151円:メインシナリオ)
→7月末の日銀会合とFOMCでサプライズがなく、現状の146-147円台を中心に日本企業の円買いと押し目買いが交錯するボックス相場。
リスクシナリオとしては、日銀が年内複数回の利上げを示唆、さらにFRBの9月利下げを予告し、ドル安・円高バイアスが高まった場合です。この場合は、140円レベルへの調整が見込まれることになります。
◆ユーロ円(168-177円:メインシナリオ)
→ECBが利下げに慎重姿勢を保ち、円売り・ユーロ買いは継続、押し目買い意欲も強め。
リスクシナリオは、米国のEUへの関税が15%を超えた場合など、通商交渉が不調に終わると欧州景気への懸念からユーロ売りが加速。ショック相場から円が大きく上昇することもありえます。
いずれにせよ、8月は夏枯れ相場、夏休みで市場参加者が少なく流動性が低下する一方、重要な経済イベントが目白押しであり、ボラティリティ(変動率)が高まりやすい月ですので、ご注意いただければと思います。
戦略:バグみたいな押し目を狙え!
ここ数年で円の価値は大幅に下がりました。理由は言うまでもなく、国力の低下ですね。もはや少子高齢化で財政は持たないと。今後は、さらに国債を増発することになるため、長い目で見れば円安は継続することでしょう。今まではバブル時代の遺産で円が強い時期がありましたが、それは終わりました。実際、ドルは3年ぶりの安値水準で、3年前は1ドル=115円程度でしたが、今は146-150円といった水準です。
また、秋口にFRBの利下げが予想されるため、そこがドル安・円高のピークになりやすいですが、もしこの夏場に急激な円高(ドル安)があれば、深い押し目を狙ってスワップポジションを作っても良いと考えています。
◆基本デイトレ戦略
→ドル円は144-151円、ユーロ円は168-177円のレンジを意識したトレードが中心となります。ボックス圏を意識しながらレンジ上限・下限付近で逆張りも検討。基本的には短期的な流れに乗る、レンジブレイクで瞬間的に値幅をとっていくパターン。
◆スワップ狙いの戦略
→ドル円は144円割れ、ユーロ円は168円を割り込むような極端な円高があった場合、軽めにロングしてスワップポジションを構築していく。日銀の利上げを意識するにせよ、今後数年で2-3回というのが限界。
■参考記事→【究極の円安対策】ドル円のスワップポイント投資を実際にやってみた!今がアツい理由とは?/PR
やはり中長期的には円安の流れが見込まれます。もし極端な円高があった場合、金利差が毎日の利益になるスワップポジションを構築し、将来的な円安に備えることも可能です。
秋口に向けてさらに円高になりそうなら、一旦損切り。しかし、もしもそのまま円安が継続するのであれば、お宝ポジションとなるでしょう。

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