SKハイニックスはどこまで上がる?会長が「大底」で買い!4.5兆円自社株買いでADR270ドル→540ドルも【8月21日】

同社の株価は今年、非常に激しい値動きで、6月25日には史上最高値である298.7万ウォンを記録したものの、そこからわずか1カ月、7月29日には一時124万ウォンへと急落しました。高値から60%近い大暴落です。
しかし7月30日、崔泰源会長は個人名義としては史上初めてSKハイニックス株を購入しました。取得株数は3,620株、平均単価135万3,677ウォンで、約49億ウォン(5.6億円)を投じています。結果として、このタイミングがほぼ大底でした。
会長は暴落前から、「メモリはこれからも必要になる。時間を置けば株価は上向くため、売買を繰り返すよりも、保有し続ける方が財産を守れる」と語っていましたが、その通りでしたね。
一方で、ちなみに大暴落からの戻りが遅いのは、メモリやストレージ価格の上昇ペースに限界が見え始め、投資家にとっての『価格モメンタムで買う理由』が後退したことが大きな要因かと思います。一方で、今週には40兆ウォン(約4.5兆円規模)の自社株買いが発表されたことで、将来的には需給面の大幅な改善により、この銘柄を『買う理由』と『株価構造』が根本から見直されることになるでしょう。
バリュエーションを見ても、現在の12ヶ月後予想PERは5.5倍(韓国本国は4.1倍)と割安な水準に留まっています。
仮に株価が今年の最高値まで回復し、現在のプレミアムが正当化されると仮定すれば、米国市場のADR(米国預託証券)ベースで270ドルというターゲットが視野に入ります。
さらに市場からの評価が高まり、PER10倍程度が許容される局面が来れば、500ドルという水準は夢物語どころか現実的なラインとなります。
というわけで、今日はSKハイニックスの現状の株価と今後の展望について、詳しく解説しておきますので、ぜひ最後までお読みください。
SKハイニックスの『戻り』が遅い理由
SKハイニックスの韓国株は、6月25日に298.7万ウォンという最高値をつけたものの、7月29日には124.6万ウォンまで暴落しました。▲58.3%という大暴落を記録。この大暴落のきっかけは、いろいろありますが、本質的には韓国市場での過度なレバレッジから売りが売りを呼ぶ展開になったことや、その最悪のタイミングで政府がレバレッジ規制を打ち出したことによる強制決済が、下落を増幅させました。
もっとも、規制も一巡し、決算も非常に強かったわけですから、本来であればもっと反発してもおかしくはありません。上値が重たくなっている理由、モメンタムが弱まっている理由は、メモリ価格の見通しもあるでしょう。
以下はトレンドフォースが示した、一般的なDRAM契約価格の四半期上昇率です。
・第1四半期: +90〜95%(記録的な水準)
・第2四半期: +58〜63%
・第3四半期: +13〜18%(見通し)
前四半期比の数字ですから、倍々ゲームで上がってきた上昇率が落ち着くのは自然なことです。重要なのは、価格そのものは下がっていないということではありますが。第3四半期でも1〜2割は上がり続けています。
このメモリ価格をマーケットは重く見ているわけですが、価格上昇が大幅に減速した理由としては、以下が強く影響しています。✔︎理由① 長期契約が自らの値上げを縛ってしまった
→複数の米国クラウド事業者(メガテック、ハイパースケーラー)が、メモリメーカーと複数年の長期供給契約(LTA)を結びました。需要を確実にする代わりに、メモリメーカー側はその顧客への値上げ余地を自ら手放したとも言えるでしょう。
✔︎理由② PC・スマホ側が支払い能力の限界に達した
→記録的な価格水準に達したことで、PCやスマホメーカーが払える上限を突破しています。DRAM市場は依然として極めてタイトで供給不足ですが、買い手に体力がないため伸びが鈍っています。
ちなみに、モルガン・スタンレーの推計では、メモリ業界の四半期売上高は現在2,000億ドル超と、1年前の4倍以上とされています。
マーケット崩壊という状況にはない
また、謎のトルコ人のように巷ではAIバブルの崩壊を煽る声もありますが、本当にマーケット全体が危ないとすれば、ほぼ必ず以下の連鎖をたどっていくことになります。💥株安 → 信用不安・債券(社債)売り → 資金調達の悪化 → 投資削減 → 景気悪化 → さらなる株安
一度このループに入ると、株価は戻らず企業の体力が削られ続け、悪化が続きます。坂道を転げ落ち続けるようにエンドレスな暴落です。
一方、今回は米金利の上昇というアゲンスト材料はあるものの、メモリ・ストレージ銘柄が軒並み半値というような事態に陥っても、社債スプレッドはほぼ広がりを見せておらず、債券市場は平常運転が続いています。
つまり、メガテックを中心としたハイパースケーラーは資金調達事態に困ることはなく、設備投資も利益成長も継続しているということです。
また、債券市場としては、『株価がダメージを受けても企業そのものはノーダメ』と判断しているとも言えるでしょう。
このように株価はマーケットの恐怖心を反映しますが、クレジット(債券)は倒産確率(貸し倒れリスク)を反映しています。
したがって、今回の下落はマーケット崩壊というよりは、単に株式市場内で起きているポジション整理に過ぎないと判断して良いとかが得ています。
構造転換はさらに進む
何度もメモリ・ストレージ株は構造が変わったと言ってきましたが、8月19日にSKハイニックスが4.5兆円という韓国市場で過去最大規模の自社株買いを発表したことで、一段と進んでいます。・取得規模:普通株2,407万株(発行済み株式の3.3%)
・実施期間:8月20日〜11月19日(約3ヶ月)
・還元目標:2025〜27年の累積フリーキャッシュフロー還元を『50%以内』から『50%超』へ
最後の一行が強烈です。これまで上限だった5割を、下限に置き換えました。「今後3年間のFCFの50%超を株主還元する」と宣言するには、3年後のキャッシュフローが見えていなければ不可能です。
前述した『長期契約』によって値上げ余地は一部手放すことになりましたが、その分で『収益の予見可能性』を得たというわけです。
稼いだ金を工場(設備投資)だけでなく、長期的に株主に返していく。もはやかつてのシクリカル(景気循環)銘柄ではありません。ここが非常に大きなターニングポイントでもあります。
しかも、自社株買いした株は焼却されますからね!市場に『会社自身』という巨大な買い手が加わり、下落時は売りを吸収し、上昇時は利確売りをこなしながら高値をこなしやすくなります。
また、単純に発行株数が減って1株利益も上昇するわけで、『下がりにくく、上がる時は上がりやすい』構造になっていくわけです。

毎日入る巨大な買い注文。初動に乗る準備はできていますか?/PR
11月19日まで、市場には『会社自身』という巨大な買い手が毎日入り続けます。下がりにくく、上がりやすいこのゴールデンタイムを逃さないために、米国株投資の環境を整えておくことが必須です。▶︎ 【無料】私も使っている松井証券で口座開設し、当ブログ限定レポートを受け取る(※手続きは最短即日。NISA口座にも対応)
今の株価は何を織り込んでいるのか?
バーンスタイン・リサーチのマーク・ニューマン氏は、「今の低い倍率は、利益が近いうちに崩壊することを実質的に織り込んでいる」と指摘しています。実際、現在の12ヶ月後予想PERは5.5倍(韓国本国は4.1倍)です。いくら『コリア・ディスカウント”があるとはいえ、異常な低評価です。
もちろん、直近の営業利益率72%が今後ピークアウトしていくリスクはありますが、来年の上半期に利益が完全に崩壊するようなシナリオでない限り、この株価は正当化されないと考えます。
構造変化を踏まえれば、許容PERの上昇余地は極めて大きく、目標株価の大幅な引き上げも十分に現実的でしょう。
SKHYはいくらになるのか?
米国市場に上場したSKHYは『ADR10株=韓国普通株1株』という設計です(1ADS=韓国普通株0.1株)。つまり、株価は [韓国株価] × [為替] × [ADRプレミアム] の3変数で決まることになります。
【第一段階】韓国株が過去最高値(300万ウォン)に戻る
1ドル=1,393ウォンとすると、米国では1株あたり215ドルという計算になります。ここにプレミアムが載るわけですね。・プレミアム10%:約237ドル
・プレミアム20%:約259ドル
・プレミアム30%:約280ドル
高い時には50%近いプレミアムが載っていましたが、最近はだんだんと是正されてきました。それでも、世界一お金が集まる米国市場で上場した効果は大きく、TSMC(台湾セミコンダクター)も平均で20%近いプレミアムが乗っているとされます。
したがって、+20〜30%のプレミアムは正当化されやすく、『韓国株が最高値に戻れば、SKHYは260〜280ドル』というのは極めて妥当なラインに見えます。
【第二段階】そこから許容PERが『正常化』していく場合
仮に300万ウォンまで株価が上昇するとすれば、12ヶ月後予想PERは7.3倍。米国ADRが270ドルでで9.1倍程度です。では、ここから市場平均並みのPER20〜25倍まで許容されたらどうなるかといえば、最低レベルでもほぼ3倍なので、株価も3倍の900万ウォン程度ということになります。
ちなみに、過去最高レベルは25倍程度が許容されていましたが、通常の強気相場における上限は14〜17倍程度となっています。
利益が2倍になる必要はなく、市場が『韓国のシクリカル銘柄』から、『米国の半導体株』に置き換わるだけで、現状の2倍のPER14倍程度は許容されると考えても、決して大袈裟ではないと考えています。
つまり、そうなるだけで韓国では600万ウォン、そこに20〜30%のプレミアムが許容されれば、520〜560ドルといった株価は十分見えてくるわけです。
もちろん、そんな単純に株価が上がっていくかというとそうではないと思いますが、今後3ヶ月も自社株買いは続いていくわけで、現在の低い水準であれば、十分保有する価値はあり、これだけの低PERですから、リスクも高くはないと考えています。
まとめ:待つ側か、持っている側か
半値になったのは株価であり、企業価値ではありません。DRAM価格はまだ上がっており、その安定した収益基盤が4.5兆円の自社株買いを可能にしました。利益の崩壊を過剰に織り込んだ異常な低PERは、すでにテック株のディレーティングが済んでいることを示しています。
しかも、今日から11月19日まで巨大な買い注文が毎日入り続けます。この3ヶ月を、外で待つ側として過ごすのか。持っている側として過ごすのか。私は、持っている側で過ごしています。
また、これほどリスクリワードが魅力的な局面はなかなかありませんから、これから新規で入る方にも資産形成の大きなチャンスだと考えています。
⚠️ 米国株で『時差負け』しないための絶対条件
最後に、実務上の極めて重要な話をします。SKハイニックスのメイン市場は韓国です。そのため,株価を動かすニュースやアジア市場での初動は、日本時間の夕方〜夜にかけて起きます。
米国市場の通常取引(22時半)まで待ってから動くのでは、このスピードには追いつけません。だからこそ、17時から米国株のプレマーケット取引が可能な『松井証券』の口座が必要と言えるでしょう。
✅ 松井証券が米国株投資に選ばれる理由
👍17時から取引可能(注文は16時から!アジアの初動ニュースに即反応できる!)
👍米国株の為替手数料がずっと無料!
👍投資信託の保有で最大1%のポイント還元(コア銘柄の積立にも最適)
🎁 【当ブログ限定】タイアップ特別レポート配布中
→当ブログ経由で松井証券の口座を開設された方に、『暴落を乗り越える2026年投資戦略』のヒントが詰まった限定レポートを無料でお届けします(申込不要・自動付与)。
今日申し込めば、相場が本格的に動き出すタイミングに間に合います。『持っている側』になるための第一歩を、今すぐ踏み出しましょう。
📱 相場の実況とその日の判断は X(@yukimamax)で流しています。フォローして最新情報を受け取ってください!
📝 個別銘柄の深掘りや過去の分析は note(yukimamafx)にまとめています。
🥈 慣れてきたらGMOクリック証券を追加/PR
▶︎ GMOクリック証券を開設する(4,000円CB付き)📝選ばれる理由
✔︎ FX・CFDの手数料が業界最狭水準
✔︎ 当ブログ限定で4,000円キャッシュバック
✔︎ 短期トレードの『攻め』に最適
✔︎ 多要素認証必須でセキュリティも安心
私は長期投資を松井証券、短期トレードをGMOクリック証券で完全に使い分けています。
⚠️FX口座は最短30分で口座開設が完了します!まずはFX口座を開設後、ログインしてCFDやNISA口座など、自分に必要な口座を追加するとスムーズで良いです⭕️
📺口座開設で迷ったら動画を見てくださいね⬇️








コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!