【エヌビディア決算直前】神決算でも株価は下がる?それでも「暴落を怖がらなくていい」理由

【エヌビディア決算直前】神決算でも株価は下がる?それでも「暴落を怖がらなくていい」理由
身構えてる時に死神はこないんだよぉおおおおおおおおおお!!!万が一、死神が来て暴落するなら買えばいいだけですしね。

いよいよ日本時間27日早朝にエヌビディア(NVDA)の決算が発表されます。結果に対しては色々言われていますが、予想を上回るような素晴らしい数字が出ることでしょう。

以前から何度も繰り返している通りですが、『世界が大注目するエヌビの決算を外す=アナリスト生命の終了』に等しいわけで、中にはインサイダースレスレの情報をもとに数字を出している人もいるでしょう。

つまり、良い意味でも悪い意味でも市場を驚かすような決算になることはなく、今回も「神決算で良かったですね〜、じゃ、ちょっと下げるね」ぐらいの反応ではないのかなと。

というわけで、どうということはないです。とにかく、そういうものだと割り切って今の相場を見ておくしかないでしょう。

ちなみに、以下のnoteでも示したように、エヌビディア、AI半導体株については、引き続き超強気ですからね。ジェンスン・フアンが、需要はとんでもないことになる、そう言ってるので、我々はそれを信じるだけ。

🔗解説note▶︎【NVDA決算直前】やっぱり「一生一緒にエヌビディア」でいい!Perplexity出資で見えた革ジャンの真の狙い

相場の何を見るべきなのか?

はっきり言って、相場なんて雰囲気ですからね。特に株式市場。そうでなければ、いきなり3倍になったり10倍になったり、ある日突然、半値になったり…とてつもなくいい加減なのが株式市場です。そうでなければ、こんな値動きしないわけで。

なので、個人的に意識して見ていることの1つとしてあげられるのは、相場のガードが『高いor低い』ということですね。

マーケットが警戒してガッチガチにガードを固めている状況であれば、仮に多少の悪材料が来ても下値は知れてるわけで。

逆に、ノーガードみたいなユルユルの状況だと、突然の悪材料に弱く、株価は脆いと言えるでしょう。

つまり、相場における下落の破壊力は『悪材料の大きさ』よりも『ポジションの偏り』が重要ということです。
誰も守っていないところに軽いジャブが入ると顎が跳ね上がってKOされますが、両手を上げてガチガチにガードを固めている相手に同じジャブを打っても、せいぜい腕に当たって終わります。

そういった視点で週明けからの相場を見ていくと、24日の米国市場はダウが堅調(+140ドル)だった一方、ナスダックは下落(▲200ポイント)、SOX(フィラデルフィア半導体株指数)も2.7%下落していました。

指数全体が壊壊れたわけではなく、半導体だけが冴えない格好で、これは典型的な『イベント前の売り(ポジション調整)』と言えるでしょう。

続く25日の米国市場もダウは3日続伸し、S&P500、ナスダックも揃って上昇。中東情勢の警戒後退による原油安や、米10年債利回りの低下(4.61%台)が追い風となりました。

また、注目のエヌビディアも8営業日ぶりに反発していますが、5月の高値からはまだ12%ほど安い水準です。

エヌビディア決算とジャクソンホール

その観点で今のエヌビディア決算(27日朝)前を見ると、明らかに市場のガードは高い状態です。

✔︎コンセンサスのハードル:市場の売上高予想(約920億ドル)は、会社ガイダンスの中央値(910億ドル)をすでに上回っています。『ビート(予想上振れ)は当然、問題はその幅』という厳しい前提が価格に織り込まれています。

✔︎サプライズの縮小:13四半期連続で予想を上回っていますが、直近のビート幅は5%弱と縮小傾向。オプション市場が織り込む変動幅(±6%)より小さい状態です。

✔︎過去の傾向:過去4回の決算発表後、株価はいずれも下落しています。

事前に半導体株からポジションを落とす動きが出たのは、まさにこの『ガードの高さ』の表れです。すでに期待が剥がれ落ちているため、仮に悪い数字が出ても、さらに剥がれる期待の残量は多くありません。

したがって、決算後に個別株が傷んだり、日経平均が多少振れたりすることはあっても、相場全体が崩壊するようなイベントにはならないと見ています。ノーガードで最高値を取りにいっている最中の不意打ちとは、意味がまったく異なります。

なお、28日にはジャクソンホールでウォーシュFRB議長の就任後初講演が控えていますが、こちらも『そもそも何も言わないだろう』と見られており、しっかりガードが固められています。

ドル円の見通しと戦略

なんだかんだ、最近は株高で株式投資が絶好調なので、私のブログとしても存在感が薄くなっていますが、多少は解説しておきます。

SNSはもちろん、YouTubeなどを見ていると、ほぼ円の大暴落煽りや金利高からのドル高を意識するような声がほとんどですが、こぞって語られるからこそ、コンセンサストレード(大衆の総意)になりつつあります。

もちろん、ドル円は下がったら押し目買いで良いと考えていますが、なんだかんだ為替介入以降、160円以上には行けていないわけで。

為替介入が効果ないから、1ドル=170円、180円という煽りは、やや行き過ぎてフラグ化しているのかなといった印象です。

当面は為替介入なしに1ドル=155円レベルを割り込むことはないと思いますが、今週末のジャクソン・ホールにおけるウォーシュFRB議長の発言で、トレンドが変わるかどうかは注目しておきたいところでしょう。

また、今後の見どころやポイントについては、以下の3つをしっかり確認してくのが良いでしょう。

ポイント① 日欧の金利差は『大分薄まる』ところまで来ている


日銀の現在の政策金利は1.00%程度ですが、市場は2027年6月までに1.75%程度までの利上げを織り込んでいます。対するECBの預金金利は2.25%。もし日銀が1.75%まで来れば、政策金利差はわずか50bp(0.5%)です。

長期金利を見ても、日本の10年債利回りは約30年ぶりの高水準(2.9%台)に達し、ドイツ10年債との金利差はもはや30〜40bp程度。かつての『日本だけ金利がない』という前提は崩れつつあります。

ポイント② 米国の利上げ観測は静かに剥落している

強い円安ドル高を信じる人は米国の複数回利上げを前提としていますが、足元ではその観測が剥落しつつあります。

7月の雇用統計では過去の数値が大幅に下方修正され、9月利上げ期待は明確に低下しました。さらにウォーシュFRB議長はフォワードガイダンス(先行きの示唆)に消極的で、『利上げ確実』と思わせる材料が市場に供給されにくい構造になっています。

ポイント③ 為替は『相手(米国)』あってのものである

米国側(ベッセント米財務長官など)は、日本の円安是正措置を強く支持しています。

その理由として指摘されている米国側の真の狙いは、『米国債市場の不安定化回避(米金利上昇の抑制)』にあるとされています。

つまり、過度な円安は米国経済にとっても悪影響を及ぼす水準に達していたからこその『日米協調介入』だったのです。日本の単独介入とは重みが違い、介入の持続性・実効性に対する前提が根本から変わっていると言えます。

結論:ドル円は『どちらにも大きく張らない』が正解

以上の理由から、私は過度な円高は見込まないものの、過度な円安も進行しづらい『155〜160円のレンジ相場)を想定しています。

はっきり言って、今のレンジ相場でドル円に24時間張り付いて数十銭を抜きに行くのは、労力に見合いません。

S&P500連動のSPYが直近1年で+22%、半導体のSMHが+97%というリターンを叩き出している横で、FXに全力投球するのは合理的とは言えないでしょう。

素直に米国株を買って寝ておけばそれなりのリターンが出る時代です。今の相場環境では『FXで無理をして稼ぐ必要はない』と考えています。
もっとも、直近の相場状況だと、やはり158円台に差し込んできたら軽く拾ってみたくはありますけどね。

デイトレなら、159.00円前後で拾ってみて、159.30〜159.40円で一旦利食い。159.50円を抜けていくなら、一旦ホールドもアリでしょうか。損切りは、158.50円割れだと思います。

💡それでもFX口座を『開けておくべき』3つの理由

……と、ここまでFXに冷や水を浴びせておいて何ですが、『FX口座を持っておくこと』自体はまったく別の話なので分けて書いておきます。トレードをしなくても、口座を開けておくべき強力な理由があります。

🔸理由① 9月は年に数回の『イベント密集月』である
直近のカレンダーを見るだけでも、相場が急変しやすいイベントが目白押しです。

✔︎8月27日(木)朝:エヌビディア決算

✔︎8月28日(金):ジャクソンホール(ウォーシュFRB議長 就任後初講演)

✔︎9月15〜16日:米FOMC(経済見通し公表あり)

✔︎9月17〜18日:日銀金融政策決定会合(追加利上げ観測あり)

レンジ相場は、壊れるときに一番大きく動きます(7月30日のような急落)。口座開設には通常数日かかるため、相場が動いてからでは間に合いません。『使うかどうか』と『いつでも使える状態にしておくか』は別の問題です。

🔸理由② 見える情報量の圧倒的な差
FX業者のツール(指標カレンダー、オーダーブック=板情報、ポジション比率など)にアクセスできるのは大きな武器です。

市場参加者の注文の偏りを見れば、前述した『ガードの高さ』が可視化されます。株しかやらない人にとっても、為替の需給はリスクオン・オフの先行指標として非常に役立ちます。

口座を選ぶときの必須チェックポイント

スプレッドの『原則固定』条件:平常時0.2銭でも、指標発表時にどれだけ拡がるかが重要。

約定力とスリッページ:急変時に注文が滑らず約定するか。

最小取引単位:少額検証ができる『1,000通貨(一部1通貨)単位』対応か。

情報コンテンツ:毎日読める優良レポートや使いやすいアプリがあるか。

繰り返しになりますが、今はFXで無理をしてリスクを取る局面ではありません。それでも口座を勧めるのは、『開けておくコストはゼロで、開けていないコストだけが相場急変時に発生するから』です。

ポジションは持たなくていい。まずは口座という『武器』だけ準備しておくことをおすすめします。

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まとめ:下がれば株を買う!

引き続き、下がったら株を買うを意識して良いと思います。一定レベルは下がっており、まだまだバーゲンセールですからね。特に新規勢は、この8〜9月に株を仕込み、年末を迎えると良い結果が期待できそうです。

✔︎週明けの下落は相場崩壊ではなく、特大イベント前の『持ち高調整(ガードを固める動き)』

✔︎エヌビディア決算への期待値はすでに剥がれており、下落しても全体崩壊にはなりにくい

✔︎ドル円の『円安ドル高ビュー』は行き過ぎたコンセンサス。金利差縮小や協調介入の重みを考慮すれば、155〜160円のレンジ想定が妥当

✔︎今は株が強い局面。FXは無理にトレードせず、有事の備えや『情報収集』のツールとして口座を持っておくのが賢い戦略。

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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

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