【マイクロン決算10/1】決算の日は17時に見る!『14週』の落とし穴で1,000ドル割れなら新NISAの買い場【9/28週】

【マイクロン決算10/1】決算の日は17時に見る!『14週』の落とし穴で1,000ドル割れなら新NISAの買い場【9/28週】
金利高は確かに問題なのですが、利益成長が前年比+200%とか+300%とか、狂った数字が出てくるAI半導体銘柄に関しては、金利が5%から6%になったところで、あまり関係ないというか。

そもそも論として、金利高で株価が下がるという現象はあまり見られません。1980年以降、7回の利上げ期がありましたが、そのいずれの期間も株価はプラスリターン。

例外で株価が崩れがち(最終的にはプラスだが)だったのは、FRB(米連邦準備制度理事会)が後手に回ってしまい、大幅な利上げをした時ぐらいですからね。

金利を上げるのは、基本的に経済が絶好調で失業率が低く、インフレが高い時に行うものですから、現状の米国は失業率も低く、小売売上高も好調だからこそな訳で。

というわけで、現段階で金利高からのAI半導体バブル崩壊などという奇妙な論調に惑わされず、保有ポジションはしっかり握っておくことが重要なのかなと💪

そうじゃないと、極めて高いAI半導体のリターンを取り逃がしますからね。

もちろん、日本時間の10月1日(木)早朝5時過ぎには、マイクロン(MU)の決算が発表されますので、値動き自体はあるでしょうけどね。

先週はメモリ株だけピンポイントで売られる日もあり、そこに空売り王のバーリ氏まで参戦するなど、今週も荒れそうではあるんですけどね。

もっとも、タイミングを見て売ったり買ったりしているようでは、なかなか長期投資は難しいですし、一番おいしい上昇を取り逃がすことになりかねませんから、ポイントを押さえつつ、あとは買いのタイミングだけ見ておけば良いのかなと。

要は待ち方ですね。では、どういう待ち方が正しいのか、今週の日程やMU決算の展望やポイントなども含めて、簡単に解説しておきます。

🗓️今週の重要指標・イベント(日本時間)

🔹9/28(月)韓国市場が休み明け。SKハイニックスの原株が、ADRの2日分の値動きをどう消化するか?

🔹9/30(水)21:30 米8月PCE/引け後にマイクロン決算 → 10/1(木)朝5時すぎ発表、5時半から説明会

🔹10/1(木)17:00 松井証券のプレマーケット開始(通常取引は22:30)。今回の主役です💡

🔹10/2(金)21:30 米9月雇用統計。10月利上げの織り込み(7割前後)が動く日!押し目チャンス💥

空売りバーリ氏vs強気ウォール街

先週火曜日に1,096ドルまで上げたマイクロン(MU)は、水曜日に▲2.2%、木曜は一時1,044ドルまで売られました。サンディスク(SNDK)は2日で▲7.1%、SKハイニックスADR(SKHY)は▲4.6%でした。

ナスダック100が▲0.8%の日にメモリだけ2〜4%売られたわけで、上昇分を吐き出す場面がありました。犯人は米10年債利回りの5.1%超え(19年ぶり)で、一旦は上昇した株を決算前に整理する動きに。

もっとも、金曜は3銘柄とも反発して、MU 1,082.28ドル、SNDK 1,777.80ドル、SKHY 191.56ドルで週を終えています。週間ではMUが+6.5%なので、やはり決算を前に調整したと言った程度でしょうか。

ちなみに、『マネー・ショート』のバーリ氏が「ばかげた価格」とマイクロンの空売りを積み増しましています。

一方、同じ週にウルフ・リサーチ(需要超過は2028年まで、自社株買いで時価総額の25%)とローゼンブラット(サンディスクは2028年度ビットの約65%が契約済み)が強気レポートを発表しています。

バーリ氏は『サイクル』を意識、ウォール街は『契約』を重視しており、それぞれ異なる時間軸で評価しているのがポイントです。ここは金曜のnoteで整理したので、詳しくはこちらで👇

🔗note記事:空売り王バーリ『マイクロンはばかげた価格』は本当か?谷の利益で計算してもPER12〜14倍だった件【9/25】

目標株価↓なのに利益予想↑『ねじれ』の正体

注目するとすれば、ウェルズ・ファーゴのレポートです。マイクロンの目標株価を1,525→1,400ドルに下げたのに、来期(FY27)のEPS(1株あたり純利益)予想は166ドル、再来期は178ドルに上方修正しています。
フリーキャッシュフローはいずれ年1,250億ドルを超え、12月からは余剰キャッシュの100%を株主還元する前提でモデルを組んでいます。

ウェルズは来期の166ドルを評価するというより、好況と不況をならした『サイクルを通じたEPS』を75〜90ドルと置くことでマイクロンを評価しています。

利益予想を上げても、この谷の利益が足を引っ張っているというイメージです。逆に、長期契約等でこの谷、底となる利益が上振れしていく傾向があれば、一段上の株価が許容されるでしょう。

ちなみに、来期の利益ならPER(株価が1株当たり純利益の何倍か)は6.5倍、谷の利益90ドルでも12.0倍、75ドルなら14.4倍となります。

このように最悪のサイクルに陥ったと仮定してもPER15倍以下、PER15倍が許容されれば1,000ドルの株価は維持されるわけで。全くまだまだ割安かと思います。

今後、メモリ価格の維持や長期契約から、サイクルへの懸念が払拭されるにつれて、許容PERが上がっていくと考えれば、2,000〜3,000ドルも夢どころか現実的なので、まだまだ握っておきたい銘柄でしょう。

メモリは『受注残』で見る時代

そして、谷というか最悪期に陥ったと仮定して、その床(フロア)の利益を決めるのが契約となります。直近の動向について整理しておきます。

✔︎サンディスク:大口8社と平均4年超の供給契約。2027年度ビットの半分以上、2028年度の約65%が契約済み(8月の投資家説明会で開示)

✔︎シティ:NANDの不足率は2026年0.8%→2027年6.1%→2028年5.5%。データセンター向けSSD(eSSD)の需要は2027年+52.9%。逼迫は2031年まで続く可能性

✔︎TrendForce:北米クラウド大手が直近2週間でeSSDの需要予測を上方修正、10〜12月期も値上げ継続。用途はAIの学習から、エージェントAIと『KVキャッシュのオフロード』へ

✔︎ロイター(9/25):SKハイニックス傘下のSSD会社Solidigmが2027年にも米国上場を検討、評価額は最大1,500億ドル

KVキャッシュは、AIが会話や作業の途中経過を覚えておくメモの役割となります。本来は高速なHBMやDRAMに置くものが、AIの利用が増えて置き切れず、大容量SSDに逃がす設計が広がりつつあります。

つまり『HBMが足りない』がそのまま『SSDも足りない』になっているわけです。

いずれにせよ、メモリもストレージも景気変動・相場に敏感な商品から、すでに契約商品に切り替わりつつあります。

上限付きの契約もあるので天井は以前ほど伸びにくくなっていますが、その代わりに強い床(フロア)が形成されつつあります。

バーリ氏の言う『サイクル』が完全に消えるわけではないですが、これまでのように谷の利益がゼロ、マイナスに戻るという前提は、長期契約や多額の受注残を見る限り難しいように思います。

決算注目点3つと『14週』の落とし穴

今週のメインイベントである、マイクロン決算の注目点と、あまり知られていない落とし穴について見ていきましょう。

①次の四半期のガイダンス:合格ラインは550億ドル
→今回の6〜8月期は会社予想が500億±10億ドルでアナリストも想定内。勝負は次の9〜11月期で、市場予想は約568億ドル。550億ドルを割ると急落しそうな点には警戒🚨

②HBM4:2028年分の見通しについて
→2027年分はほぼ完売済みで、2028年分の価格や数量に言及があれば、2027年にピークアウトという市場の見方が覆されることになり、プラス材料でしょう。

③DRAM契約価格:『上がり続けている』と言えるか
→前期は価格+60%・数量は数%増という価格主導の増収。シティは6〜8月期+20%、9〜11月期+13%と価格の鈍化を見込んでいて、鈍化自体は織り込み済み。もし、ここが上振れるなら当然大きなプラス材料です。

⚠️落とし穴:決算の数字は見た目以上に強い可能性

そして、誰もあまり触れていませんが、実はマイクロンの今回の四半期だけ、14週です(2026年度が53週のため。四半期報告書に明記)。

つまり、500億ドルは見出しでは前期比+21%ですが、週あたりに直すと+12%です。なので、今期の数字は一段、二段上回って欲しいところではあります。

一方、次の四半期は13週に戻るため、仮に次のガイダンスが横ばいの500億ドルだったとしても、実は週あたりでは+8%伸びている計算となります。
したがって、今期は予想を上回ってツヨツヨだけど、来期は物足りないという見方で売る人が絶対にいます。逆に言うと、ここが狙い目ということです。

すでにオプション市場が織り込む翌日の値幅は約±10.3%、つまり970〜1,190ドルです。1,000ドル割れも1,200ドル手前も『想定内』です。

新規の方やポジションが足りない人は、1,000ドル以下で買えるチャンスですので、しっかりこのチャンスを活用していただければと思います。

下げてればプレマーケットで追加

繰り返しになりますが、来期は13週になりますので、見た目ほど強い数字が出ない可能性は十分あります。そういった意味では、今回は売られやすい決算と言えるのかもしれません。

一方で、13週と知らないで売る人も相当いそうなので、17時からプレマーケット(時間前取引)で大きく下げていれば、積極的に買い増しを検討したいですね。

パターン的には以下の通り👇
🔸パターンA:ガイダンス550億ドル以上で株価▲5%以上の下落 → 買い。市場予想の568億ドルは未達ですが、普通にしっかり検討している数字。

🔸パターンB:ガイダンス550億ドル以上で株価も上昇 → すでにポジションがあるなら、次の押し目(10/2雇用統計、10月FOMC)まで待つ。

🔸パターンC:ガイダンス550億ドル未満 → 慌てての買い増しは止める。価格の低下なら問題ですが、出荷制約や長期契約が理由なら、▲10%以上も大きく下げれば普通に買い。

🔰初心者の準備:今日の申込が『決算後の押し目』に間に合う目安

ここが重要!『決算を見てから安い価格(押し目)で買う』を実行するには、プレマーケットの17時に注文が出せる口座が必要です。

米国株の通常取引は22時半からなので、多くの証券会社ではその時間、見ているだけになるんですよね。私が使っている松井証券は17時(冬時間は18時)から時間外取引ができます(指値のみ)。

⏰今日(9/27):総合口座とNISA口座を同時に申し込む。総合はスマホ+マイナンバーカードで最短即日、NISAは税務署の確認に1〜2週間で、開くのは10/5〜12ごろ。10/1の17時に間に合うのは総合口座、決算後の押し目をNISAで拾えるのが今日の申込!

⏰10/1(木):5時すぎの決算では何もしない。17時にA・B・Cを当てはめる

⏰10/9(金):クレカ積立キャンペーンのエントリー締切(後述)

⏰12月末:2026年分の成長投資枠240万円の期限。来年に持ち越せません

お金の話も具体的に。1,082ドルは1ドル=157円で1株約17万円。成長投資枠240万円ならMUは14株まで、SKHYは約3万円で1株から買えます。

松井は円⇔ドルの為替手数料0円、NISAなら米国株の売買手数料も0円なので、分割で拾う人ほどこの差が効いてきます。

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条件は①10/9までにログイン後のフォームからエントリー、②10月または11月発注の積立で単月5万円以上。設定の締め日は毎月10日(10月は10/9)で、今から間に合うのは11/1発注分になります。

10/9までにエントリーと積立設定の両方を済ませておけばOK👌(口座区分はNISA・特定を問わず。対象カードはJCB。6〜8月の投信残高ポイントキャンペーン参加者は対象外)。

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まとめ:決算を『通過点』にする準備を

こんなところでしょうかね。予想をしっかり下回るようなガイダンスでも出ない限り、基本的には買いです。

微妙な決算で上がっていた場合は、雇用統計やFOMCなどでの押し目を待っても良いでしょう。以下、まとめとなります👇

⚠️リスク
✔︎ピーク論争は決算で完全に消えない。バーリ氏の論点は2027年以降の供給で、すぐには決着しない。
✔︎契約の約4割は価格が固定か上限付き。床はできるが天井も削られる点には注意。

👍チャンス
✔︎株価は業績ではなく『続くかどうかの懸念』で動きます。その懸念に応えるのが受注残や価格見通し👀
✔︎為替は159円台→金曜157円台前半へ巻き戻し。これから買う人には追い風🌬️

💡口座は今日!総合口座は最短即日、NISAは1〜2週間、クレカ積立の3,000円は10/9まで!

『決算が怖いから待つ』は、何もしないことではありません。まずは口座を開いて、決算日の17時を待つこと。その前に1,000ドルを割ることがあれば、新規買いのチャンスです。

すでにポジションがある人は、パターンA・B・Cを考えつつ、買い増しのタイミングを狙っていけば十分でしょう。

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10月1日の17時の判断はX(@yukimamax)でも実況します。決算の中身の深掘りはゆきママのnote(無料)で書くので、フォローしておいてもらえるとうれしいです!
ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

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