【保存版】半導体株暴落!MU・SNDKは本当に終わったのか?私が1株も売らず、サンディスクを買い増した理由【7月8日】

【保存版】半導体株暴落!MU・SNDKは本当に終わったのか?私が1株も売らず、サンディスクを買い増した理由【7月8日】
膨大な含み益バリアがバリバリ削られて、毎日辛いです。今日のプレマーケットでも、主力のマイクロン(MU)とサンディスク(SNDK)は、バリバリ売られてます。

特にSNDKは、6月22日の高値2,354ドルから、昨夜は一時1,485ドルまで、実に▲37%も調整。MUも高値1,255ドルから900ドル前後まで▲30%程度の調整です。

でも先に結論を書いておきます。繰り返しになりますが、『メモリが余り始めた』『価格が下がり始めた』という業績起点の悪材料は、今のところ一つも確認できませんでした。

売られている理由は、地政学・金利・株式需給が要因です。だから私は1株も売っていませんし、むしろ下に指値を置いて『分割で拾う』準備をしています。

実際、昨日は3ヶ月ぶりにSNDKを買い増しました。1444.44ドルにも指値しています。


この記事では、①悪材料の整理 → ②ファンダの点検 → ③「25%調整」の経験則 → ④私の対応 → ⑤ドル円の見通し、の順でわかりやすく解説していきます。

この記事を読めば、今がチャンス相場であることが理解できると思います。まだ、投資をしていない人はこのタイミングを逃さないようにしていただければと思います。

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何が起きているのか:悪材料を時系列で整理

株価が下がる時って、本当に悪材料が重なるよなと。まぁ下げの材料を探すので、どうしても悪材料がニュースとして際立ってくるというのもあるのですが、今日はイラン情勢の悪化まで重なってます。

下げ理由① イラン情勢の再緊迫—トランプ『覚書は終わった』

まず今日、一番大きいのがこれです。時系列で追うと、

・7日、ホルムズ海峡でカタール・サウジのタンカーを含む3隻が攻撃を受ける💥

・米中央軍(CENTCOM)が報復としてイランの防空施設などを攻撃、米財務省はイラン産原油の輸出を認めていた特例措置を撤回

・イラン革命防衛隊はバーレーン・クウェートの米軍関連施設への攻撃を主張

・そして8日、NATO首脳会議の場でトランプ大統領が「(6月に署名した)覚書は終わったと思う。交渉団が話を続けたいなら続ければいいと発言

という流れです。これを受けて原油価格(ブレンド)は、一時5%超上昇して79ドル台、WTIも75ドル台に乗せる場面がありました。

株式市場への影響としては、以下の連想が挙げられます。

✔︎原油高 → インフレ再燃懸念 → 米10年債利回りが4.56%と7営業日続伸(約1カ月ぶり高水準)→ 将来利益の割引率が上がりハイグロース株に逆風

このように『地政学 → 原油 → 金利 → グロース売り』という玉突き事故が発生しています。
ただし、メモリの需給そのものとは何ら関係がありません。ここは大事なポイントですので、意識しておきましょう。

下げ理由② サムスン決算『営業利益19倍』も政治介入を嫌気

これはnoteで昨日詳しく解説した通りです。

🔗解説note:サムスン営業益19倍でも暴落…MU・SNDK・キオクシアは本当に終わったのか?私が買い増しで見る3条件【7月7日】

サムスン電子のQ2速報値は、営業利益が前年比約19倍という過去最高の数字でした。それでもサムスンの株価は2日続落📉

KOSPI(韓国総合株価指数)は一時マイナス8%超下げてサーキットブレーカーが発動(今年6回目)、東京市場でもキオクシアなどメモリ関連に売りが波及しました。

数字自体は文句なしでしたが、SKハイニクスとサムスンの株価の上昇を牽引してきた、韓国特有のレバレッジ取引が政治問題化し、介入の可能性があることが強く意識されています。

つまり、『好材料の出尽くし+レバレッジ規制で強制決済の逆回転(株安)』が意識されたことで、株価が反落した、というわけです。

理由③ 株式需給の悪材料オンパレード

そして、以下のことも地味に効いているのかもしれません。

✔︎SKハイニクスが7/10にナスダック上場(ADR)。調達額は最大290億ドル(4兆円超)規模で、米投資家の『メモリ枠』の資金がMU・SNDKから一部ローテーションする思惑

・ヘッジファンドは過去4週間、半導体株を売り越しというデータ

・映画『マネー・ショート』で有名なマイケル・バーリ氏がマイクロンのショート(売り持ち)を開示

・6月末に、メモリ大手3社(マイクロン・サムスン・SKハイニックス)に対する価格カルテルを主張する集団訴訟が提起

・モーニングスターのアナリストが「AI関連は買い場になる前に20〜30%下げる余地がある」とコメント

などなど、需給悪化を意識させるようなSKハイニクスの上場に加え、いろいろな悪材料、下げさせたい意図の見えるような動きが続いています。

ただし、繰り返しになりますが、どれも『メモリの価格が下がった』『注文がキャンセルされた』という話ではありません。

売られている理由は徹頭徹尾、地政学・金利・ポジション調整・株式需給です。

逆に言えば、これらの材料を1つ1つ考えらることなく、雰囲気で投げてしまうのが一番もったいない局面と言えるかもしれません。

ファンダメンタルズは壊れたのか? → データで確認

AI半導体株の多くがモメンタム(勢い)で上昇してきたことは否めませんが、私は何度も繰り返しているように、ファンダ(条件)、つまり数字を重視しています。

マイクロン(MU)の決算については、以前解説した通り、一点の曇りもありません。

🔗決算解説noteマイクロン決算が異次元すぎる。 $MU 株はもう高い?株価急騰でも予想PERが下がる『AIメモリー相場』の本質

また、サンディスク(SNDK)に関しても、NANDの需給逼迫は2027年まで続くとの見方が有力で、BofAは目標株価を2,100→2,500ドルに引き上げてBuy継続(現値から6割上の水準です)。

急落の結果、予想PERは8倍前後まで低下しています。次回の8月12日決算では、素晴らしい数字が期待されることでしょう。

このほか、足元の現物価格の推移、DRAM/NANDの契約価格、需給度合いというのは、パウロ氏(@paurooteri)のnote、メンバーシップの記事を見れば明らかです。もはや語るまでもないでしょう👇

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UBSやBofAは今回の下げを『メモリ・スーパーサイクルの中の健全なリセット』と表現しています。
もちろん強気派のポジショントークは割り引いて聞くべきですが、少なくともサイクル終了のシグナルはまだ出ていないというのが、私の現状認識です。

株価は突然、理由なく『25〜50%』調整する

伝説の投資家、ピーター・リンチはこう語っています。

✔︎「市場は、ときに必ず下がる。その覚悟がないのなら、株を持つべきではない」

暴落は誰にも予想ができませんし、突然やってきます。「そこまで売られる必要ある?」と感じるような理不尽な下げは、どんな優良株にも起こり得ることであり、個別株投資を続けるうえで避けて通れない現象です。

業績と無関係に株価が下がるメカニズム

ファンダメンタルズ(基礎的条件)の改善を燃料に上昇してきた銘柄でも、必ず『モメンタム(勢い)による買われ過ぎ』の局面がやってきます。まさに、それがAI半導体銘柄の今ですね。

高値圏で積み上がった信用買いやオプション、レバレッジなどのポジションが巻き戻されると、業績とは関係なく株価は大きく下がります。

ファンダメンタルズが無傷であっても、買われ過ぎとレバレッジの解消が重なれば、どんな銘柄でも25〜50%程度の下落は普通に起こり得るのです。

そこで『なぜ下がったのか?』を見極める

ピーター・リンチは「自分が何を持っているのか、なぜ持っているのかを知れ」とも語っています。まさに暴落の局面にこそ、この言葉が活きます。

株価が下がったからといって慌てて売るのではなく、以下の2つをしっかり分けて考えましょう。

🔹業績が悪化したことによる下落か?

🔹単なる買われ過ぎの反動(需給悪化)か?

株の裏側には、実際に事業を行っている会社があります。株価の数字だけを見るのではなく、『その会社のビジネスが本当に壊れたのか』を確認することが最も大切です。

『逃げるべき下落』と『買うべき下落』

したがって、暴落したときに重要なのは、その下落がどちらの性質を持っているかを判断することです。

⚠️【逃げるべき下落(トレンド転換)】
売上、利益率、需要、ガイダンス、需給環境などが「明確に悪化」した場合は、押し目ではなくトレンド転換です。ファンダメンタルズが壊れた銘柄は、25〜50%の下げでは止まりません。この場合は迷わず売りを検討すべきです。

💪【買うべき下落(押し目買いチャンス)】
ずっと買いたかった銘柄が高値から30〜40%調整し、なおかつ『ファンダメンタルズは変わっていない』と確認できるなら、そこから徐々にポジションを積んでいきたい局面です。

大きく下げた銘柄は需給整理に時間がかかり、すぐには戻りません。機関投資家も四半期の成績を気にするため、すぐには買い戻しにくい傾向があります。

しかし、四半期の成績に縛られない個人投資家のほうが、業績の崩れていない銘柄を拾いやすいという大きなメリットがあるのです。

具体例で検証:今回の下落幅をどう見るか?

では、この『25〜50%調整ルール』を直近の下落銘柄に当てはめてみましょう。

マイクロン(MU)の場合
・直近高値: 1,255ドル台(6月)
・足元の株価: 900ドル前後
・下落率: 約25〜30%

マイクロンは、ちょうど私の経験則でいう『25〜50%調整ゾーン』の入口から真ん中あたりまで来た印象です。ファンダメンタルズが崩れていないのであれば、単なる悲観に流されず、冷静に拾い場を探す段階に入りつつあります。

サンディスク(SNDK)の場合
・直近高値: 2,354ドル(6月22日)
・安値: 一時1,485ドル
・下落率: 約37%

サンディスクは25%の目安を大きく超えて下げています。しかし、これは年初来で+600%超という異次元の急騰を見せたことの裏返しです。上がり方が異常だった分、下落幅が大きくなるのも当然と言えます。

とくに同社は、オプションやレバレッジ経由で積み上がった『熱量』がかなり大きかった銘柄です。そのため、買われ過ぎの後遺症が一気に剥がれ落ちています。逆に言えば、他の銘柄よりも先に、そして深く需給整理を進めているとも読めます。

大切なのは、暴落を過度に恐れることではありません。良い会社を理解して保有し、『買うべき下落か、逃げるべき下落か』を判断できるよう、日頃から準備をしておきましょう。

チェックリスト:この4つが崩れない限り『株の需給の問題』

株価の上下に一喜一憂するのではなく、ここからは以下の5つの条件を確認しましょう。

①DRAM・NAND契約価格が前月比で大きなマイナスに転じていないか

②次回決算のガイダンス(SNDKは8/12前後、MUは9/22前後)

③HBM・NANDの『完売』状態が維持されているか(大口キャンセル報道の有無)

④SKハイニックス上場(7/10)後の需給消化の進み具合

この4つが無傷である限り、今回の下げは私の中で『株の需給の問題』であって『業績の問題』ではありません。

逆に、どれかが明確に崩れたら—それは25%では済まない話になるので、拾う計画ごと撤回します。ここが『強気』『盲目的な強気』の分かれ目です。

具体的アクション:売らない、慌てない、『分割』で拾う

ポジションはトレードを完全に開示していますが、私は今回の下げでも、3月の下げでも1株も売っていません。

16年相場をやってきた結論として、『悪材料の正体が業績以外のとき、狼狽売りはほぼ確実に後悔する』からです。

とはいえ「全力で買い向かえ!」という状況でもありません。買い方としては、以下の通りになります。

打診買い → さらに下がったら買い増し、の分割方式。投入するのは待機資金の2〜3割まで!

信用・レバレッジは使わない。アンワインド相場(調整)でレバを張るのは、消火活動中の家にガソリンを持って入るようなものです。

「最悪、もう一段下(イメージとしてはMUで800ドル台、SNDKで1,300ドル台)が来たらラッキー」くらいの気持ちで、指値を置いて市場に任せる

要はスーパーの特売と同じです。品質(業績)が変わっていないのに、値札だけ3〜4割引になっているなら買いたい。でも『実は品質に問題がありました』なら、いくら安くても買わない。 それだけの話です。

そして、この『分割買い』を実行するには、1株単位で・低コストで米国株を買える証券口座が大前提になります。

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サポートの手厚さと取引ツールの見やすさで、私が初心者さんに聞かれたときに名前を挙げている証券会社です。

さらなる下落、SNDKの決算(8月中旬)やSKハイニックス上場後の値動きなど、次のイベントに『参加できる状態』を先に作っておくのをおすすめします。

ドル円162円台:オイル高で円安再加速!

ここからは少し為替の話です。8日の東京市場でドル円は一時162円台半ばまで上昇(円安)しました。ロジックはシンプルで、

✔︎中東緊迫 → 原油高(WTI72ドル台)→ エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易赤字拡大観測 → 円売り

という王道の展開。加えて日本側の積極財政への思惑も、円の上値を重くしています。

そして今夜、日本時間9日午前3時にFOMC議事録が公表されます。ウォーシュ新議長体制になって初の議事録。

注目は『利上げ』議論の温度感。ここがタカ派寄りなら日米金利差の観点でドル高円安が走りやすく、ハト派サプライズなら調整、という構図です。

シナリオを整理すると、

📈円安方向: 原油高継続+タカ派議事録 → 163〜165円をうかがう展開もあり得る。ただし、この水準から上は当局の介入警戒ゾーン。今春には推定9.7兆円規模とされる大規模介入があったばかりで、財務省が黙って見ているとは考えにくい

📉円高方向: 中東リスクオフの本格化、あるいは実際の介入となれば、数円単位で一気に円高に振れる場面も

つまり、上にも下にも値幅が出やすい。長期投資家にとっては悩ましい相場ですが、FXトレーダーにとってはボラティリティ=収穫(利益)のチャンスです。

私自身、株が『我慢と仕込み』の時期は、為替の短期回転で日銭を稼ぐ『二刀流』でメンタルとキャッシュフローを保っています。株の含み益が削られる局面でも、FX側で取れていれば精神的に全然違います。

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FOMC議事録も、介入も、地政学イベントも、こちらの都合を待ってはくれません。口座は『作ってから』がスタートラインなので、相場が大きく動く前の準備をおすすめします(開設まで数日かかる場合があります)。

まとめ:暴落は『予測』するものではなく、『準備』するもの

最後に、要点をまとめておきます。

🔸今回の急落の主因は、イラン情勢(原油高→金利上昇)× サムスン決算のSell the News × SKハイニックス上場前の需給 × レバレッジの巻き戻し

一方で、DRAM契約価格は6月も前月比プラス、MUのガイダンスは500億ドル、HBMは完売継続—『業績の変調』を示すデータはまだ一つも出ていない。

🔸経験則として、ファンダ良好な銘柄でも25%程度の調整はどの銘柄でも起こり得る。MUは▲25〜30%でちょうどそのゾーン、SNDKは▲37%と急騰の反動を先に深く消化中。

条件(契約価格・ガイダンス・完売状態)が崩れない限り、私はここを分割での拾い場と考えて動きます。ただし、ファンダが本当に壊れたら25%では済まない。チェックリストのどれかが崩れたら、一旦撤退も検討。

🔸ドル円は162円台。原油高で円安圧力が続く一方、介入警戒で上下に値幅が出やすい局面。

株の仕込み(長期)とFXの回転(短期)、二刀流の準備を!

不安な夜ほど、やることはシンプルです。条件を点検したら、指値を置いて、あとは寝る!とにかく、短期的な値動きを気にしすぎても今は仕方ないですからね。

暴落を拾えるように、指値は少し深く入れて早めに寝ましょう。拾えていたらラッキーです。

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ここまで済ませておけば、週明けがA・B・Cどのシナリオになっても、あなたは『見てるだけの人』ではなく『動ける人』です。

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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

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