岐阜さんのドル円ロングという格好の天井フラグが立ってしまい、為替も一旦煮詰まり気味か。ドル円、クロス円が上昇している背景として挙げられるのが、金利の上昇でしょう。

週末のバイデン大統領の悲惨なTV討論会の様子を受け、トランプの再選を織り込む流れ。バイデンは富裕層・キャピタルゲイン（株などの売買益）に対して増税する気マンマンだったが、トランプは当然のことながら減税する姿勢。もちろん、財源は国債である。

というわけで、国債発行乱発を織り込んでの米金利上昇に、なんやかんや世界的なインフレ再燃気味（カナダ・オーストラリアの消費者物価指数が上振れ、原油高など）ということで、再び金利高のインフレトレード、円売りが継続という流れに。

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— 岐阜暴威 (@gihuboy) July 1, 2024

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ノックアウトオプションは資金効率良いから便利だよね（アッフィアッフィ）。とはいえ、おそらくこういった煮詰まり気味の局面では向いてないように思われます。

ちょっとでもまとまった売りが出ると急落しがちというか、真空地帯で流動性がすぐ枯渇するので想定以上の大きな値動きになりがちですからね。逆に狩られて終わりやすいので、資金効率を求めるよりかは、瞬間的な大きな下げに備えて、常に50銭-1円ぐらいを目安に下の方に指値しておくのがベターなトレードかと思います。

それでは、いつものようにここまでの相場と今後の展望について解説していきます。こっちのブログは少し上級者向けの内容となりますので、簡単に理解したいという方は、noteやYouTubeなどご覧いただければと思います↓

・ゆきママ投資チャンネル（YouTube）
・ゆきママ投資ブログ（初心者向け）
・びんちゃんnote（初心者向け）

一旦材料の見極めモード？急ピッチで上昇した調整感漂う

円安は当然継続なんですが、やや指標待ちの雰囲気に。Gアラートの効果もあってか、ドル円は高値張り付きで動けない。材料が出れば上だけど、そうじゃない場合は瞬間的に下に放たれて、調整をこなしながらの上昇展開になる可能性が高そうか。
岐阜暴威エフェクト…。上昇のピッチも早かったので、160.00円の大台割れぐらいまで全然有りそう。岐阜さんは先週末に急落した底の1ドル＝160.30円を損切りとしていますが、もう少し余裕を見た方が良いかもしれません。159.70-159.80円ぐらいまでは、ズバッと切られる可能性はありそう。159円台では流石に買いが入って、すぐに161円前後までは戻しやすいでしょうが。

今日（2日）は米JOLTS（米労働省が発表する労働需要の動向を示す指標）の発表があり、最近の傾向からすると、弱い数字が出やすいですね。求人はもう段々と減っていますからね。決して労働需要が弱いわけではないのですが、以前ほどの逼迫感はないといった感じです。

予想以上に弱い数字が出ると、瞬間的に161円割れはありそうですから、161.20円や160.60円ぐらいに指値をしておくと良いのかなと思います。160円台で拾えれば結構ラッキーかなと思います。

この辺はクロス円も同様で、ドル円が伸びないとクロス円もついていけないですからね。瞬間的にはドル安でクロス円の下げは限定的になるでしょうが、ドル円が161円台から剥がれてしまうようだと、いずれはズルズルという流れで調整しやすくなりますので。

ポンド円とかは1-2円ぐらいの値動き出てもおかしくないので、203円台前半ぐらいに買いの指値を置いておきたい。203円台では少しずつ買いたいですけどね。

ドル高とECBメンバーのインフレ低下発言でユーロ円、ポンド円のクロス円は調整。もっとも、これでインフレ低下期待はある程度織り込み。
18:00の指標が下振れても下値は限定的と見てポン円追加したのだ！
今夜伸びれば一旦利食い予定😇 pic.twitter.com/59C4dATqbb

— 往復びん太＠FXアライ軍 (@araisanfx) July 2, 2024

23:00のJOLTS発表前に半分は利食いしたいかなと。トレードに関しての実況はびんちゃんアカウント（@araisanfx）でやってるので、ぜひフォローしていただければ➡︎@araisanfx

AIトレードを継続！日経平均は海外勢の雑な買い戻しで4万円達成ですが…

日経平均が4万円を超えて景気良い流れ。売買代金が1ヶ月ぶりに4兆円超え（SQ除く）となったこともあり、海外投資家の買いが先行した感じですね。40,000円の大台節目を意識したショートカバー（売りポジションの解消）が進んだことも影響してそうです。
大型株主導で雑に買われてる感じは否めませんけどね。まぁ世界同時株安みたいなことにでもならない限り、38,000-39,000円レベルを強めのサポートとして上昇していく流れか。ただ、4万円台ではキッチリ利食いも出てるので、やはり上昇力はそれほど強くないという印象。

あとは、円の価値が年初からマイナス12%以上となっているため、日経平均を買って多少円資産が増えたところで、円安に追いついていないということもあります。
円安トレードが続く限り、S&P500で良さそうな気はしますけどね。結局、米国株一極集中の流れですからね。欧州株は政治不安で上げ幅を消しつつあるわけで。

個別銘柄なら、やはりエヌビディア（NVDA）か。ソフトバンクの禿げ（孫正義）もアーム株で超特大の山を当てたことで調子に乗りまくって、AIに全力投資って言ってるので、AI関連銘柄はまだまだ行けそうな気はします。

ソフトバンクは高金利化で社債発行とか正気の沙汰じゃねぇって感じですが、アームは売らないって意思表示なんでしょうね。アームは売らないで、さらにAIに賭けるという強い意志を感じる。

そういう意味で、AIへの資金流入はしばらく期待できそうであり、本格的にバブルが弾けてぶっ壊れるまでは勝負し続けるしかないのかなと。特に、安値で握ったAI銘柄は、まだまだ手放すような段階でないのは確かなのかなと思います。

あとは、もちろんエヌビディアが伸び悩んでアームも下落してきてるので、ノーポジ勢は少しずつ買って、思わぬ急落があったらしっかり買えるようにしておきましょう。まだしばらく勝負できると思います。円安も続くので、まずは米国株でしょう。

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