週明けブラックマンデー、大暴落なら大暴落で、自立反発期待でインフラ関連のディフェンシブ銘柄でも拾っておく程度なわけで、特にどうこうということはありません。その辺の立ち回りは初心者向け投資ブログで解説した通りです。

→週明け大暴落？ブラックマンデー立ち回り完全解説！買うべき個別株はコレ/9月8日

為替に関しては、概ねこっちでやっていこうかなと決めているので、今週の株価と為替展望について解説していきたいと思います。

株：焦って買う必要もないが、暴落期待で突っ込み売りも避けたい

まず、勘違いして欲しくないのは、週明けブラマンで株価暴落を決め打ちしてるわけではないってことですね。もちろん、暴落の可能性もあるので、両睨みで相場に対応していただければと思います。

まぁヘッジで株価指数、CFDのショート（売り）はやっていて良いと思いますが、急反発する場面も出てくるので、ツッコミ売りしすぎると4んでしまいますよと、そういう話ですね。
日経平均はレジサポラインを背に35,000-36,000円レベルでは売れるけど、流石に34,000円から下で売る勇気はないかなと。戻せばワンチャン37,000円ぐらいは普通にあるわけで。

やはり本家ブラックマンデー（1987年）やリーマンショック（2008年）など、過去の大暴落時のような大不況や金融危機になっているわけではないので、自ずと下値も限られるというのが現実かなと。

米国の経済も極端に弱いわけではなく（むしろ今回6日発表された雇用統計も市場が想定していた最悪の数字よりはずっと強かった）、金融機関の信用リスクが生じているわけでもないので、少なくとも米国株がとめどなく暴落する可能性は低いでしょう。

一方で、上昇のエンジンとなっていたエヌビディア（NVDA）に代表される半導体銘柄がズルズル下げ続けていますから、少なくとも短期的に高値を更新していく状況にないのも明らかと。

てなわけで結論としては、AI期待も一巡してドル安からの円高に苦しみそうな日経平均の戻り売りを試しつつ、じっくり米国株の押し目のタイミングを待てば良いということになります。

まぁ米国株はFRB（米連邦準備制度理事会）による利下げというカンフル剤が投与されますが、日本は日銀が金融政策正常化で利上げという、むしろ痛みを伴いそうな政策をぶち込んでくるわけで。これも円高材料ですから、なんだかんだ日本株はきついよねという話ではあるので。

しかも、米利下げはドル安からの円高材料だし、全く良いことはなさそう。なので、日経平均あたりをCFDで雑にショートする戦略というわけです。

暴落すればラッキーだし、ショートで儲かったお金で買いたかった日本株を少しずつ買うという戦略。まぁこの辺は動画でも解説した通りです↓


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為替：ドル安にやや限界感も？円高がなければドル円は下がりにくい点に注意

じゃあ為替はどうなるのって話ですが、ドルインデックス（主要通貨に対してドルの強さを指数化したもの）を見る限り、ドルはそうそう下がんないよねと。
100.00ポイントの大台を割り込みそうにはないというか、むしろ雇用統計を受けて金利も上昇しましたからね。

なぜなら、雇用統計は身構えていたほど弱かったわけではなく、さらにウィリアムズNY連銀総裁や、ウォラーFRB理事が9月17-18日のFOMC（米連邦公開市場委員会）における0.50%の利下げを織り込ませるような発言もなかったですからね。

というわけで、実際に9月に利下げを開始する、その後も利下げされると確信されれば変わっていくかもしれませんが、少なくとも現時点では年内1.0%、向こう1年間で2.0%以上の利下げは織り込まれていますから、ここからそうそうドル安にはならないわけで。

となると、自ずとドル円の下値も限定されやすいことになります。もちろん、リスクオフ（回避）気味で円高が加速するようなことになれば、もう一段ぐらいは下げるかもしれませんが。
162円から1ヶ月足らずであっという間に20円下げたので勘違いしている人も多いですが、そう簡単に1ドル＝120円みたいな水準は拝めないと思います。というか、現状ですら、なんだかんだ1ドル＝140円ラインの大平節目が遠いわけで。

なので、いくら短期トレードとはいえ、142円台から突っ込んでいくのはどう考えたって厳しいわけで。週明けブラマンみたいな流れで、日経平均もダウ先物も暴落するみたいな流れならついて行っても良いかもしれませんが、そうでもなければ戻りを待ちたい。

まずはレンジを確認、天井を見極めてからショート、戻り売りを試していきたいところでしょう。まぁ日足ベースで見る限り、144円台から上は重たそうなので、143円台半ばぐらいから売ってみて、144.00円前後で追加、144.50円まで行くなら一旦損切りでしょうか。
狙っていたポンドドルも瞬間的には上昇も結局は押し戻されましたし、よっぽど悪い米指標が出てドル安が加速していかない限り、こちらも押し目待ちということにはなるでしょう。1.305ドルぐらいでは少し買ってみたいですが、1.300ドル割れなら損切り。

損切りにかかったら、その後は1.270-1.290ドルぐらいでスイングポジションの構築ぐらいで見ています。

こんなところでしょうか。なんか難しい局面で過剰にトレードして損をしているトレーダーも多いので、ドル円、クロス円は確信的なトレンドが出てくるまで待って良いと思います。あとは、明らかに方向性が出そうなポンドとか、その辺をリサーチしながらまったり見ておきましょう。

休むも相場ですし、基本的にはチャンスのみトレードするようにしたいですね。それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました！お得なキャンペーンをやってるので、余裕がある方はぜひ活用していただければと思います↓

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