💡短期的な不透明感が絶好の投資機会に！

月末・期末特有のフローに加え、10月1日から現実味を帯びてきた米政府機関閉鎖（シャットダウン）への警戒感から、利益確定の動きが強まってギクシャクしてる感じですね。

先ほど発表された米国のコアPCE価格指数（第2四半期）の数字が2.6％と予想（2.5％）を若干上回ったこともあり、利下げ見通しの悩ましさから米先物はさらに下落しています。

しかし、こうした不透明感が漂う局面こそ、投資のチャンスが生まれることがあります。

実際、長期にわたった直近の政府機関閉鎖（2018年12月22日から35日間）では、S&P500は直前の1週間で▲7％超下落したものの、閉鎖期間中には逆に+10%上昇しました。

これは、不確実性への懸念が市場で最高潮に達するのはイベント発生前であり、実際に始まると悪材料出尽くしとして反発しやすい傾向を示唆しています。

したがって、ここ数日の足元の株価調整は、新規または追加の投資を考える上で有利なタイミングとなる可能性が高いでしょう。

この記事では、日米のAI・半導体セクターがどうなるか、具体的な分析と戦略について解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

AIバブルが弾けないと考える理由

AI・半導体セクターは、巨額な投資規模ゆえに過剰投資懸念は常にあり、計画遅延や株主から反対意見があれば、利益確定売りによる一時的な調整は避けられないでしょう。大きめに下落する可能性も当然あります。

一方で、巷で言われているようなAIバブルの崩壊が早期で起こることはないと考えています。なので、下がったら勇気を出して追加したいですね。

根拠としては、エヌビディアとOpenAIに札束ビンタして囲い込んだことからもわかるように、潤沢な資金を持つ大手テック企業（ビッグテック）がAI開発の主導権を巡り、継続的な投資を行っている点にあります。

■参考note記事→【速報9/23】NVIDIAがOpenAIに最大1,000億ドル？AVGO（ブロードコム）株へのインパクトを最速整理【Stargate計画】

これらの企業のAI関連投資が続く限り、セクター全体の成長トレンドが終わる可能性は低いでしょう。したがって、ここ数日の株価の調整局面は、むしろ優良銘柄を買い増すチャンスでしょう。
時価総額の大きいエヌビディアやブロードコムなどが利益確定売りに押される一方で、クラウド関連の新興企業群（例：CRWV/NBIS/IREN）など、値動きの軽い銘柄は物色されて急騰しています。

■note記事→【2025年最新】GPUネオクラウド3社を徹底比較！CoreWeave・Nebius・IREN【本命は？AIデータセンター最前線】

これらのAI・半導体セクターのポジションをまだ十分に構築できていない場合、このチャンスに一定レベルは買っておきたいところでしょう。

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インテル復活で日本の半導体銘柄も元気に？

エヌビディアによるインテルへの出資は、停滞していたインテルの設備投資を再開させ、日本の半導体製造装置メーカーに新たな需要をもたらす重要な転換点となる可能性があります。

■Bloomberg報道→インテルが出資求めアップルに打診、事業再建の一環－関係者

この動きはまだ市場に完全には織り込まれていませんから、関連銘柄には依然として上昇余地があると考えられます。

近年の半導体製造装置業界は、主にTSMC（台湾セミ・コンダクター）の旺盛な投資によってのみ支えられてきました。

そして、これまで主要顧客の一角であったインテルが、業績不振により設備投資を先送りをしており、これが装置メーカーにとっての機会損失となっていました。

しかし、ここに来て状況が大きく変化しつつあります。米国政府による米国内半導体製造への強力な支援を背景に、エヌビディアとインテルの提携やソフトバンクグループ、さらにアップルの出資の動きが具体化しつつあります。

これは、米国が官民一体となってインテルのファウンドリ事業を再興し、地政学的リスクを低減するためのサプライチェーン再構築を目指す国家戦略の一環と解釈することができるでしょう。

この一連の資金注入により、インテルが遅延させてきた製造装置の発注を本格化させる公算はかなり高まっているように思います。

また、この『インテル復活』という重要なテーマは、まだ市場参加者の間に広く浸透しているとは言えません。

今後この認識が広まるにつれて、私の推奨していたアドバンテスト、さらには東京エレクトロンといった、日経平均株価への影響力が大きい日本の装置メーカーが相場を引っ張っていく可能性があります。


5月20日にYouTube動画で日本の推奨銘柄3選の一角としてアドバンテストを挙げましたが、余裕でダブルバーガーを達成しております。

✅5/20（7,275円）→9/25（15,030円）⬆️

来週にかけて下押ししそうですから、まだ全然買っていなくて日本株のトレードをしたいという方は、少し拾っておいて良いでしょう。まだ伸びるように思います。

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