【10/5〜展望】エヌビディア最高値でもマイクロンは売られる!次の押し目は10月最終週?

普通なら『もう利上げはない→金利は低下』となるところですが、米10年債利回りは発表直後に5.15%まで下がったあと切り返し、引けは5.27%。むしろ前日より上がって終わっています。
一方、株はナスダックが+1.19%で取引時間中の最高値を更新し、エヌビディアも最高値🚀 ただし、マイクロンやサンディスクといったメモリ株は売られるという、なんとも持ち株はちぐはぐな金曜日😇ただ、中身を整理すると、10月の山場がどこにあるかがはっきり見えてきます。今週の日程と見どころ、私のポジションと考え方まで、簡単に解説しておきます。
まずは簡単に結論3つ
①雇用は急減速でも金利は下がらず!市場が怖がっているのは景気よりインフレ?答え合わせは10/14(水)のCPI!②メモリ株の下落は決算の失望ではなく、1年で6倍・14倍になったあとの利益確定が継続、私は売りません💪
③山場はCPI・FOMC・日銀・サンディスク決算が集まる10月最終週!NISA口座は開くまで1〜2週間なので、準備は今週末に
🗓️今週の重要指標・イベント(日本時間)
🔹10/5(月)23:00 米9月ISM非製造業景況指数🔹10/8(木)03:00 FOMC議事要旨(9月会合分)。追加利上げにどこまで前向きだったかをチェック👀
🔹10/8(木)『FXの日』。アニメ『FX戦士くるみちゃん』の第2話もこの日です
🔹10/9(金)スペースXの2回目のロックアップ解除(最大3億2,840万株)/松井証券のクレカ積立キャンペーンの締切
🔹10/12(月)日本は祝日(米国株は通常どおり取引)
🔹日程未定 サムスン電子の7〜9月期の速報値(例年10月上旬〜中旬)
雇用は急減速、なのに金利が下がらない3つの理由
まずは雇用統計の中身を見ていきましょう。・雇用者数:❌+2.9万人(予想+8.5万〜9万人)
・8月分:+16.2万人→❌+13.3万人に下方修正
・失業率:❌4.2%(予想4.1%)
・平均時給:❌前月比+0.1%/前年比+3.0%(予想+0.3%/+3.1%)
どこを見ても弱い数字です。1週間前に64%あった『10月利上げ』の確率は、水曜のPCE(物価指標)が弱かったことで2割台へ、雇用統計の直後には1割台まで下がりました(引けにかけては2割台に戻しています)。
ところが、米10年債利回りは5.15%から切り返して一時5.30%近くまで上昇し、引けは5.27%。前日の木曜には一時5.34%と2002年4月以来の高さをつけていて、雇用がここまで弱くても金利はほとんど下がっていません。
理由は3つあると思います。✔︎理由① 原油が下がり切らない
→G7が原油と軽油を4か月で最大1億バレル放出すると表明し、WTIは一時88.06ドルまで下落。それでも、サウジがフーシ派への攻撃を計画しているという報道で反発し、北海ブレントは102ドル前後。中東の戦争は8か月目に突入。
✔︎理由② FRBの利上げ派が引かない
→ダラス連銀総裁は『少なくともあと0.5%の利上げが必要』、シカゴ連銀のグールズビー総裁は『何も排除しない』と発言。ホワイトハウス側は『これ以上の利上げはない』と見ていますが、FRBのタカ派は手をゆるめていません。
✔︎理由③ 物価の『水準』がまだ高い
→PCEは弱めでしたが、8月のCPIは前年比+3.4%。目標の2%にはまだ遠く、少し鈍ったくらいでは『インフレは終わった』とは言えません。
つまり、市場がいま一番怖がっているのは、景気の悪化よりも『インフレがしつこいこと』。相場の方向を占う上では、10/14(水)21:30のCPIが重要になりそうです。
エヌビディア最高値の日に、メモリ株が売られた理由
10/2(金)の主なAI半導体株の値動きは、こんな感じでした。・エヌビディア(NVDA):一時237.87ドルで最高値更新🚀
・マイクロン(MU):1,074.89ドル(▲2.05%)
・サンディスク(SNDK):1,719.99ドル(▲3.79%)
・SKハイニックスADR(SKHY):195.13ドル(+0.84%)
マイクロンの決算は、noteでも開設した通り強い内容でした。次の9〜11月期の売上見通しは600億〜630億ドルで、市場予想の約568億ドルを大きく上回り、26社中25社が『買い』、平均目標株価は1,581.40ドル。
ローゼンブラットに至っては、目標株価を1,500ドルから1,900ドルに引き上げています。
🔗解説note:マイクロン神決算で日経は2,203円高!なのに本家はなぜ上がらない?12か月後の株価をPERで計算してみた
それでも売られたのは、この1年でマイクロンが+497%(約6倍)、サンディスクが+1,340%(約14倍)になっていることも影響しているでしょう。
結局のところ、上記のnoteで書いた理由以外にも、なんだかんだ利益確定の売りは出やすいわけで。金利高も継続しており、マーケット全体のお金がまだまだ余っている状況にもないので、しばらくは爆上がりを期待することなく、じっくり今の価格帯での足固めを進め、金融環境が良くなった時の爆上げに期待したいところです。
私のポジションは、マイクロン(平均取得単価384.48ドル)、サンディスク(787.54ドル)、SKハイニックスADR(145.52ドル)。スタンスは変わらず1株も売りません。また、1,000ドルを割る場面があれば、買い増しを検討します💪
やはりナイキネタが話題となりましたが、ナイキは6〜8月の売り上げが前年比で▲4%も下がり、人員削減を発表していますからね。また、18年ぶりにS&P100から除外されるなど、勢いはありません。
世界的なインフレで、消費は弱いのにAIだけは強い。これが今のスタンダード、K型経済という格差が如実に現れています。
とにかく、こういった足を引っ張る銘柄によって全体が押し下げられた場合には、喜んでAI半導体銘柄を買っていくのが良いと思います。
ドル円は2か月連続の『往復ビンタ』
雇用統計の夜のドル円は、2か月続けて同じ形でした。💱9/4:156.30円→156.74円まで上昇→155.34円まで急落→156.28円
💱10/2:157.60円前後→156.95円まで下落→0時23分ごろに全戻し→157.85円で引け
どちらも発表直後に大きく動いて、数時間で元の位置に戻っています。
なぜ全戻しになりやすいかというと、やはり雇用の数字が決定打にはならないからというのと、特に欧州が不安定化する中で、結局はドルが買われやすいという構造が続いているためでしょう。ちなみに、1,000通貨なら±1円の値動きで±1,000円の損益。10/2の下げ幅65銭なら650円で、必要な証拠金は157.85円×1,000通貨×4%=6,314円です。
この金額で指標の夜を一度体験しておくと、10/14のCPIや10/29のFOMCのとき、ニュースの見え方がかなり変わるかなと思います。
10/8(木)は『FXの日』。アニメ『FX戦士くるみちゃん』でFXが気になった方は、最初に知っておきたいことをこちらにまとめています👇
🔗解説記事:【FX戦士くるみちゃん】母が溶かした2000万円はドル円が何円動けば消える?
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金(ゴールド)は、利上げ観測が下がっても上がらない
金は1月に5,500ドル台の最高値をつけたあと、6月には4,000ドル近くまで下落。8月末に4,562.75ドルまで戻しましたが、9月は約6%下げて、10/2のNY金先物は4,172ドルです。雇用が弱くて利上げ観測が後退したのに、今回はほぼ無反応でした。理由はシンプルで、金利そのものが下がっていないから。金は持っていても利息がつかないので、5%を超える米国債と比べられると分が悪くなります。
なので、金の方向を決めるのも10/14のCPI。物価が落ち着いて金利が下がれば追い風、インフレがしつこければもう一段の下げもありえます。中東情勢は下支えですが、それだけで上がる相場ではないかなと。山場は10月最終週:今週末にやっておくこと
来週は大きな指標が少ない『谷間』の週。そのあと、イベントが一気に集まってきます。🔹10/14(水)21:30 米9月CPI
🔹10/29(木)03:00 FOMC
🔹10/30(金)日銀会合(展望レポート)/朝にサンディスク決算
🔹10月下旬 SKハイニックス決算(見込み)
🔹11/3(火)米中間選挙
🔹11月中旬にも アンソロピックの上場(報道ベース)
CPIが弱ければ利上げ観測はさらに後退、強ければ10月利上げの確率が再び跳ね上がります。そこに大型の上場やロックアップ解除の売り出しが重なると、需給としては動きやすく、AI株からお金が移る可能性があります。
したがって、これから押し目ができやすいのは10月最終週かなといった雰囲気。そこに合わせてしっかり買えるように備えておきたいところでしょう。
ポイントとしては、NISA口座は申し込んでから使えるまで1〜2週間かかること。相場が動いてから口座を作っても間に合いません。
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①米国株の口座をまだ持っていない人→松井証券なら総合口座は最短即日、NISA口座は1〜2週間。今週末に申し込めば10月中旬には準備が整い、最終週の押し目に間に合います。
②銀行などでNISAをしている人
→2027年分を移す手続きは10/1から受付中。ただし、2027年1月に今の口座で1回でも買付があると(積立の自動買付も含む)移せません。今のNISAはそのままで、米国株だけ松井で買う方法もあります。
👉違いは新NISAは銀行で始めると損?で比べています
③お子さんのNISAを考えている人
→こどもNISAの申込も10/1から始まっています(取引は2027年1月から)。
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👍円をドルに替える為替手数料が0円
👍NISAなら米国株の売買手数料も0円
たとえばサンディスクの決算は10/30の朝。その日の17時から動けるかどうかが、イベントが集中する週ほど効いてきます。
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まとめ:来週は『谷間』、最終週に動ける準備を
こんなところでしょうかね。以下、まとめです👇⚠️リスク
・CPIが強ければ、10月利上げの確率が再び上昇🔥
・原油高と中東情勢で、インフレが長引く🔥
・給料が物価に負ける状態が続けば、消費関連から業績が崩れる
👍チャンス
・メモリ株の下落は好決算のあとの利益確定で、業績の見通しは崩れていない
・イベントが集まる10月最終週は、押し目ができやすい
・ドル円の往復ビンタは、少額で指標の夜を体験するチャンス
金利が下がらない以上、相場の主役はインフレのまま。来週は答え合わせを待ちながら準備する週です。口座と資金を整えて、最終週に動けるようにしておきましょう💪
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CPIの夜の動きはX(@yukimamax)で発信します。メモリ株の深掘りはゆきママのnoteで書いているので、フォローしておいてもらえるとうれしいです!








コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!