【SKハイニックス決算+10.9%】底打ちは読みどおり!PER3倍は安すぎた、次の壁は『米金利』とFOMC

【SKハイニックス決算+10.9%】底打ちは読みどおり!PER3倍は安すぎた、次の壁は『米金利』とFOMC
10/20のXで、SKハイニックスの下げが止まるのは『強制決済が出尽くし、外国人が買い戻す日』として、本命は決算ウィークの10/28〜30と書きました。


決算発表の今日(10/28)、SKハイニックスは前日比+10.89%の148万7,000ウォンで引けました。このポストで紹介した118.9万ウォンからは、約25%の反発となります👏

心配していた10/22〜23の追加の強制決済は膨らまず、10/23には75億ウォンまで細りました(10/14の893億ウォンから約9割減)。終値で見た底は、10/20と10/22の122.3万ウォンということになります。

外国人はKOSPIで約1.1兆ウォンを買い越し、51日ぶりの大きさになりました。KOSPIも6.6%の急騰で6,000台を回復。外国人の『買い戻し』が、読みどおり決算ウィークにやって来ました😤

日経平均も+685円の6万3,954円。10/20に『重石の正体』と書いたSKハイニックスが、今日は追い風に。TOPIXは小幅安で、戻ったのは半導体が中心です。

もちろん、これで完全に底打ちと断言するわけではありませんが、常に言っていることは、なんだかんだAI半導体需要というのは非常に強いので、ここで終わるような相場ではないということですね。

『いくらなんでも安すぎ』を決算で証明

10/22のnoteで、PER2.7倍のSKハイニックスは『2029年の春以降ほぼ稼げない会社』につけられる株価で、さすがにおかしいと書きました。

そして、その記事で挙げた決算の3つのチェックポイントは、全部クリアです。

①営業利益:予想約76.3兆ウォンに対し83.3兆ウォン。利益率79.7%で、6四半期連続の過去最高🚀

②追加の株主還元:60兆ウォンを上乗せし、今年は合計100兆ウォン。7〜9月期分だけで配当14兆ウォン+自社株買い20兆ウォン(1株配当2万ウォン)⭕️

③2028年問題への答え:DRAMとHBMは2029年分まで実質完売。14件の長期契約で2027〜28年の生産能力の半分超が埋まり、会社は2030年まで品不足が続くと見ています💪

重複上場が心配された子会社ソリダイムの米国上場も、10/23に検討中止を公表。今日の急騰後でも6月の高値から約49%安で、PERはざっくり3倍台にすぎません。

やはり、1株2万円台で買え、PER(1株当たりの純利益の何倍か)で見ても、もっとも割安な銘柄でしたから、130ドル台で買い推奨して良かったです。

決算前に書いた計算の中身は、こちらのnoteで👇

🔗note▶︎SKハイニックス、PER2.7倍は『2029年以降ほぼ稼げない会社』の値段。こんなのおかしいだろ!

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決算を受けて、米国のSKHY(ADR)は日本時間17時すぎのプレマーケットで+8%台の157ドル台をつけました。

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相場全体の重石は『高すぎる米金利』

今回の急落を振り返ると、根っこにあったのは米国の金利の高さだと考えられます。

FRBは9月に約3年ぶりの利上げに踏み切り、米10年債利回りは9月末に5.29%まで上昇。今も5%前後(10/27は4.995%)です。

米国債を持っているだけで年5%近く受け取れるなら、値動きの激しい株や金をわざわざ抱える理由は薄れますよね。

この『割に合わなさ』が、あちこちで売りを呼んでいます👇

🥇金:1月の最高値(約5,600ドル)から約28%安の4,000ドル前後

🇲🇽メキシコペソ:金利差を狙った取引の巻き戻しで、9月だけで対ドル約6%安

🤖コアウィーブ(AIクラウド):社債利回りが15%前後に跳ね、10/14は株価▲15.5%の暴落

🇺🇸米ハイイールド債:国債との利回り差が9月に261bp→311bpへ拡大

金やペソは『ドルはこの先弱くなる』、AIインフラや低格付けの社債は『(米国の金利は下がるだろう、FRBの次の手は利下げだから)お金は安く借り続けられる』という前提がありました。

しかし、利上げでその前提が崩れ、逆回転が起きてしまったわけです。SKハイニックスがPER3倍割れまで売り込まれた背景にも、この金利の重さがあったと思います。

今夜のFOMCで見るのは『もう利上げしない』のサイン

結果は日本時間あす10/29の午前3時、そのあとウォーシュ議長の会見です。据え置きの確率は約9割で、一方の12月利上げは8割強が織り込まれています。

したがって、注目は今回の決定そのものより『次の利上げをどこまで匂わせるか』です。

👌『急がない』『様子を見る』と取れる発言 → 金利が下がり、株・金・新興国通貨にお金が戻りやすい

❌12月の利上げに前のめり → 10年債利回りが再び上を試し、リスク資産がもう一度揺さぶられる可能性

もっとも、コアウィーブをはじめメガテックも含めて社債市場にきしみが出てきた以上、FRBもどこかで手綱を緩めざるを得ないはずで、ぼちぼちかなという気はします。

あす早朝にはマイクロソフトとアルファベットの決算、あすはサムスン電子の決算説明会も控えていますし、未明から早朝にかけての決算などで、明日の相場が崩れるなら、ポジションが足りない人は買って良いと思います。

とにかく、上がった日ではなく、下がった日に買う癖をつけましょう。

私のスタンス:今日は追いかけず揺れたら拾う

10/20のポストでは『私は売らない。投げ切りの日に拾う』、10/22のnoteでも『売るつもりは1株もない』と書きました。この考えは今も変わりません。

ただ、今日の+10.89%にあえて飛び乗る必要はないと思います。今夜のFOMCと決算ラッシュで、もう一度揺さぶられる場面がある可能性がありますので、そうなれば拾っていけば良いかなと。

SKHY(ADR)で持つ人は、本国株より上乗せされた値段で取引されている点だけ、引き続き覚えておいてください。

下げたらバーゲンの精神。余力がなくても握り締める💪

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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

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