【10/12〜展望】韓国株暴落でマイクロンも1,000ドル割れ!崩れたのは業績じゃなく「買い手」、私は買い増し

今日(10/12)のKOSPIは▲3.65%の6,384で、4日で▲8.85%と絶賛暴落中。そしてその売りが、今夜の米国市場にも飛び火していて、マイクロンは1,000ドルの大台節目が目前です。
ただ、売られているのはほぼメモリ株だけ。エヌビディアは小幅安で、株価指数の先物もほぼ横ばいです。実際問題、半導体カバコ(CHPY)も底堅くはありますからね。
というわけで、売られている背景などを踏まえながら、ドル円のミニ戦略、今夜の作戦まで、まとめて解説しておきます。
まずは簡単に結論3つ
①韓国発のメモリ株売りは、今夜の米国にも!ただ売られているのはメモリだけで、理由は業績ではなく『中国の新技術のニュース』と『買い手の不在』❌②米国は逆で、今週の決算から自社株買いが順番に戻ってくる。本命の押し目は10月最終週💪
③私は1株も売らず、マイクロンが1,000ドルを割れたので買い増し。今週の山場は14日(水)のCPIと15日(木)のTSMC👀
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🗓️今週の重要イベント(日本時間)
🔹10/12(月)22:30 米国市場オープン(債券市場はお休み)。マイクロン1,000ドルの攻防🔹10/13(火)東京市場が3連休明け/ウォラーFRB理事の講演/夜:JPモルガン、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、シティの決算
🔹10/14(水)ASML決算/21:30 米9月CPI/バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーの決算
🔹10/15(木)15:00 TSMCの決算説明会/21:30 米9月PPI・小売売上高
🔹10/16(金)12:30 ウォーシュFRB議長の対談(IMF総会)/米国株オプションの月次の期日
13〜14日は衆院予算委員会もあります。連休明けの東京は、韓国株とメモリ株の下げをどこまで引き継ぐかがまず注目ですね。
🇰🇷韓国株▲3.65%:崩れたのは業績ではなく『買い手』
📉10/12の韓国株(終値)・KOSPI:6,384.24(▲3.65%)6,400割れは8/11以来
・サムスン電子:25万500ウォン(▲4.39%)
・SKハイニックス:160万5,000ウォン(▲4.52%)
・外国人:約2兆ウォンの売り越し(5日連続、5日間で約8.5兆ウォン=約1兆円)
・個人:約1.47兆ウォンの買い越し
外国人の売りは半導体に集中していて、SKハイニックスだけで1兆ウォン超。ただし、韓国の証券会社の見立ては、ほぼ一致しています。
✔︎理由① 会社の買いが終わった
→8月から、サムスン(15兆ウォン)とSKハイニックス(40兆ウォン)が大きな自社株買いをしていました。サムスンは10/6に買い終わり、SKハイニックスも8割超が済んで残りわずか。大信証券は、サムスンの自社株買いが終わったことで指数の下支えが弱くなったと分析しています。
✔︎理由② 外国人の売りが止まらない
→ユアンタ証券は、いまの韓国株の一番の悩みは半導体の業績ではなく外国人の需給だと指摘。米国の長期金利が5%台に張り付き、AI投資の採算への不安(先週のOpenAIの売上報道)も重なりました。
一方で、業績はむしろ過去最高です。サムスンの7〜9月期の営業利益は約107兆ウォン(約12.7兆円)。KB証券は『世界で一番稼ぐ会社なのに、PERは4倍程度』として、目標株価60万ウォン(今の株価の約2.4倍)を据え置いています。
🇺🇸今夜の米国株:売られているのは『メモリだけ』
その韓国の売りが、今夜の米国のプレマーケットにも飛び火しています🔥📉米国市場・取引開始後(10/12、日本時間22:38〜22:44)
・マイクロン:989.82ドル(▲3.81%)一時978.85ドル
・サンディスク:1,491.00ドル(▲5.74%)
・SKハイニックスADR:163.45ドル(▲3.30%)
・エヌビディア:227.80ドル(▲0.65%)
・ナスダック100:▲0.50%
・S&P500:+0.09%
エヌビディアは小幅安、指数の先物もほぼ横ばい。崩れているのはAI全体ではなく、メモリ株だけです。理由は3つあります。
✔︎理由❶ 中国CXMTの新技術のニュース
→中国のメモリ大手CXMTが10日の学会で、DRAMの記憶素子をより小さく詰め込める新しい構造(4F²)の進展を発表し、2026年末までにこれを使ったサーバー用のDDR5を出す計画を示しました。
サムスンやSKハイニックスも開発中の技術なので、『中国の追い上げで値崩れするのでは』という連想売りが出ています。ただ、詳しい技術の中身は明かされておらず、どこまで量産できるかは未知数です。
✔︎理由❷ マイクロン台湾工場の労組がスト権を確保
→桃園工場の組合で投票した1,994人の99%が賛成し、営業利益の15%を四半期ボーナスに回すよう求めています。ストの日程は未定で、22日には台中の組合との調停が予定されています。
✔︎理由❸ 原油の戻り
→ホルムズ海峡でタンカーがドローン攻撃を受けるなど中東の緊張が続き、北海ブレントは105ドル台、WTIも21時台に93ドル台へ。水曜のCPIを前に『インフレ→金利高』が意識されやすくなっています。
というわけで、いずれも『業績が悪化する』という類の話ではありません。中国の新技術については、早くても年末ぐらいに形がようやく見えるかどうかの話なわけで。
悪いニュースで株価が先に動くという、いつもの流れです。そもそもとして、マイクロンやサムソン、SKハイニックスの予想PERは4〜6倍弱で、もともと期待がほとんど乗っていない株でもありますからね。
ただ、どの株も今年はすでに2〜3倍以上まで株価が上がってますから、とりあえず利益確定をするならこの辺りから、ということでしょう。逆にチャンスでしかないと思います。
🇺🇸米国は逆!今週から『会社の買い』が戻ってくる
特にここは強調したいのですが、米国は韓国とちょうど逆のタイミングにいます!米国の企業は、四半期末の2週間ほど前から決算発表の直後まで、自社株買いを控えるのが慣例になっています(ブラックアウト期間)。米シタデルで株式戦略のトップを務めるスコット・ルブナー氏の顧客向けメモ(報道ベース)によると、
📝米国の『自社株買いのお休み』と再開の目安
💡9月末時点で、S&P500の時価総額の約61%がお休み中
💡10/13ごろから順番に再開し、11/1までに半分超、11/8ごろにはほぼ全部が戻る見込み
💡米国企業の自社株買いは、今年1年で約1.3兆ドル(約200兆円)の見通し
韓国2社の自社株買いは合計55兆ウォン(約6.5兆円)がほぼ終了。
一方、米国では、市場全体で年間200兆円規模の『会社の(自社株)買い』が、決算を終えた会社から順番に戻ってきます。明日の銀行決算が、その号砲ですね。
シタデルが示している過去の平均では、10〜12月期の安値はS&P500が10/26、ナスダック100が10/27あたり。先週の記事で書いた『押し目は10月最終週』とも重なります。
もちろん過去の平均なので毎年そうなるわけではなく、自社株買いのお休みだけで相場が崩れるという強い証拠はない、といった研究もあります。
とはいえ、韓国では自社株買いの最大手であるサムスン、SKハイニックスが抜けましたが、逆に米国では買い手がこれから戻ってくる、という状況は、来月にかけての値動きを考える上で、覚えておいて損はないでしょう。
👀今週の見どころは『CPI』と『TSMC』

👀見どころ① CPI(14日21:30):コアが強いと、割高な株から売られやすい
総合は前年比3.6〜3.7%に跳ねる予想ですが、これは主に原油の分。9月の北海ブレント原油は平均114ドルで、8月より23ドルも高かったんですよね。市場が見ているのは、エネルギーと食品を除いたコアの前月比で、予想は0.2%です。
FRBの10月の利上げの確率はいま2割ほど。コアが0.3%なら金利がじわっと上がり、0.4%以上なら10月利上げが一気に現実味を帯びて、米10年債も再び5.3%台が見えてきます。逆にコアが弱ければ、S&P500は最高値の更新が見えてきます。
👀見どころ② TSMC(15日15:00〜):売上はもう分かっている。見るのは『来年の投資』
TSMCの7〜9月期の売上は、月次の発表ですでに約1.49兆台湾ドル(約467億ドル、前年比+50%)と分かっていて、会社の予想の上限(458億ドル)を超えています。なので本番は、10〜12月期の見通しと利益率、そして2027年の設備投資やAI半導体の組み立て能力(CoWoS)になるでしょう。
前日のASMLの受注は、メモリ各社の増産計画を占う材料にもなります。この2社で、先週のOpenAIの売上報道で揺れた『AIへの投資は続くのか』の答え合わせとなります。
💱為替ミニ:ドル円が『200日線』を上抜け!本物かは今夜のNY終値で
週明けのドル円は、先週2回止められた200日線(今日は158.55円)を夕方に上抜けて、20時前後に158.64円まで上昇。22時過ぎも158.6円前後で、先週の高値(158.51円)の上を保っています🚀押し上げたのは原油です。朝はトランプ大統領が打ち出したロシアとウクライナの『エネルギー停戦』でWTI原油が90ドルを割り、ドル円も158.08円まで下げていました。
ところが、実際にどこまで実現するのかは不透明で(ロシア大統領府も「まだ言うべきことはない」)、中東ではサウジアラビアの空港が爆破されるなど、緊張感は一段と高まりました。
そうして、WTIが93ドル台に戻ると、インフレ警戒と有事のドル買いが重なりました。
ただ、今日は東京も米国の債券市場もお休みの薄商い。上抜けが本物かどうかは、今夜のNY終値で判断します。
⚔️今週のドル円の作戦(10/12 22時時点)
🔹NY終値が200日線(158.55円)の上なら上抜け成功。抜けた線まで押した158.40〜158.55円で押し目買い(損切り158.15円、利確158.95円で半分→159.35円で残り)🔹NY終値で200日線を割り込めば『ダマシ』。157.4〜158.5円のBOXに戻ったとみて、売りは158.35〜158.50円から
🔹天井で売っていた人は、158.80円の損切りを動かさない
🔹159円台は日足の雲の上限(159.03円)と介入警戒のゾーン。CPI(14日21:30)の前に、高値を追いかけて買わない
ユーロドルの戦略と、CPIの前後の作戦は、びん子のnoteにまとめています👇
🔗▶びん子のnote(今週のドル円・ユーロドル戦略)
上抜けの押し目買いをはじめて試すなら、1,000通貨からで十分です。ドル円なら1銭動いて10円なので、今夜の作戦の損切り幅(25〜40銭)なら1回250〜400円ほど。必要な証拠金も、1ドル158円なら6,320円です。
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200日線を抜けてから買う場合に一番怖いのは、介入の一撃で損切りが滑ること。最大損失を先に決められるFXTFのKO(ノックアウト・オプション)は、こちらで検証しています👇
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📌私のポジションと、今夜の作戦
私のポジションは、マイクロン、サンディスク、SKハイニックスADRが中心で、エヌビディアなども持っています👇📊私の平均取得単価と、今の値段(23時すぎ)
・マイクロン:平均384.48ドル → 982.50ドル(▲4.52%)一時978.50ドル
・サンディスク:平均787.54ドル → 1,474.00ドル(▲6.82%)
・SKハイニックスADR:平均145.52ドル → 161.57ドル(▲4.41%)
・エヌビディア:226.97ドル(▲1.01%)
スタンスは変わらず、1株も売りません。
マイクロンは取引開始から1,000ドルを割り込み、一時978.50ドルまで下げました。先週の記事で書いた私の買い増しライン(1,000ドル割れ)に届いたので、予定どおり買い増しに動きます💪
理由はさっき書いた通りで、売られているのは業績ではなくニュースと需給だからです。
ただ、一度に全部は買いません。今夜はまず1回目。
本命の押し目は、FOMC・日銀・サンディスク決算が重なる10月最終週なので、資金はそこにも残しておきます。その直後から、米国では『会社の買い』が本格的に戻ってきます。
サンディスクとSKハイニックスADRも▲4〜7%安で、メモリ株はそろって売られています。一方でエヌビディアは−1%ほど。崩れているのはやっぱりメモリだけで、ここも慌てて手放す理由はありません。夕方17時のプレマーケットから値段を見て、取引開始の前に指値を置いておけるのが松井証券の便利なところ。NISA口座は税務署の確認で1〜2週間かかるので、10月最終週に間に合わせるなら今週中の申込が目安です。
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まとめ:売られているのは『メモリだけ』、米国は『買い手が戻る』
こんなところでしょうかね。以下、まとめです👇⚠️リスク
・中国CXMTの新技術の中身が詳しく出てくれば、メモリ株はもう一段売られる可能性🔥
・CPIのコアが強ければ、10月利上げの観測が戻って金利が上昇🔥
・マイクロン台湾工場のスト(日程は未定、22日に調停)
・ドル円は薄商いの中で200日線を上抜け。159円台は介入警戒のゾーン🔥
👍チャンス
・売られているのはメモリだけで、エヌビディアは小幅安、指数の先物もほぼ横ばい
・サムスンは過去最高益、マイクロンの予想PERは6倍弱
・米国は今週の決算から、自社株買いが順番に戻ってくる🙆♀️
・押し目ができやすいのは10月最終週。NISAの準備は今週がちょうどいい🙆♀️
メモリ株の急落は、たしかに怖い数字です。でも怖いときほど『なぜ売られたのか』を分けて考えるのが大事。
業績ではなくニュースと需給で安くなっているなら、それは私にとっては拾う場面です。🔰新規の方は口座と資金を整えて、10月最終週まで動けるようにしておきましょう💪
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コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!