【日経平均3,318円安】「歴代3位の暴落」は半分錯覚!NISAを売る前に見てほしい3つの数字

【日経平均3,318円安】「歴代3位の暴落」は半分錯覚!NISAを売る前に見てほしい3つの数字
今日(10/15)の日経平均は3,318円安の大暴落!過去3番目の下げ幅で、これで6日続落😱 TOPIXも4,000を割り込み、お隣の韓国株は売りが止まらず、取引が一時ストップするほどでした。

そして、『歴代3位』と聞くと、NISAを売ったほうがいいのか、一旦売って資金を確保した方がいいのか、これから始めるのはやめたほうがいいのか、不安になる方も多いと思います

でも、この歴代3位という言葉は、字面上はその通りですが半分は錯覚とも言えます。

というわけで、今日は暴落のニュースを数字で分解して、ここからの見通しと、これから始める人が今週やることまで、まとめて解説しておきます。

まずは簡単に結論3つ!諦めない

💡①下げ幅3,318円は歴代3位でも、下落率は▲4.9%で歴代1位・2位の半分以下📉

💡②歴代トップ10級の暴落は、今年だけで6回目。それでも日経平均は年初から+28%で、1年以上たった『暴落の日』は今日の値段で比べても全部プラス💪

💡③AI企業のCEOたちが『AIの足かせはお金』と言い出した。裏を返せば『金利が高すぎる』。その米国の長期金利は、もう少しずつ下がり始めています👀

そして、何度も言っていることですが暴落の日に買えるのは、口座を持っている人だけ👇

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📉今日なにが起きた?理由は3つ

📉10/15の東京市場(終値)
・日経平均:64,425.95円(▲3,318.34円、▲4.90%)6日続落💥
・TOPIX:3,999.34(▲97.44)4,000割れ💥
・アドバンテスト:▲14%安。この1銘柄だけで日経平均を約1,300円押し下げ💥
・東京エレクトロン:▲6%超安💥

売られたのは、AIと半導体の関連株です。理由は主に以下の3つが挙げられるでしょう。

✔︎理由① 米国の物価が予想より強かった
→昨夜の米9月CPI(消費者物価指数)は前年比+3.7%で、予想の3.6%を上回りました。食品とエネルギーを除いたコアも前月比+0.3%(予想0.2%)でした。

これで、10/27〜28のFOMCで利上げする確率が、前日の22.1%から32.7%に上がりました。金利が上がると、AI株のように期待で買われてきた株、特に大きくね上がった株や高PER銘柄などは売られやすくなります。

✔︎理由② AIの『お金』への不安
→AIのデータセンターを借金で作っている米コアウィーブの株価が、社債の利回りの急上昇を受けて▲15.5%下落。

週明けには、AI半導体大手ブロードコムのCEOが『この先AIの足かせになるのは、半導体や電力よりもお金かもしれない』という趣旨の発言をしていて、同じ会議に出たインテルのCEOも同じ見方を示していました。

「AIにお金が回らなくなるのでは?」という連想で、米国の半導体株指数(SOX)は1日で4.30%も下げています。

✔︎理由③ 中国メモリの新技術
→10日に中国のメモリ大手CXMTが、新しい構造のサーバー用メモリを年内に出すと発表。週明けからメモリ株が売られ続けていました。

ちなみに、今日の夕方に出たTSMCの決算は過去最高益でした。AIの注文は依然として旺盛であり、需要減の兆しはありません💪

🔢数字①「下げ幅」と「下落率」は別物

ニュースの『歴代3位』は、下がった『円(値幅)』の大きさのランキングです。

つまり、同じ3,000円の下落でも、日経平均が3万円(10%相当)のときと6万円(5%相当)のときでは、重さがまったく違います。

📝今日の下落率:3,318円 ÷ 67,744円(昨日の終値)= 4.9%

そして、歴代の下げ幅トップ3を『率』で並べ直すとこうなります👇

🥇1位 2024年8月5日:▲4,451円 → ▲12.40%

🥈2位 1987年10月20日(ブラックマンデーの翌日):▲3,836円 → ▲14.90%

🥉3位 2026年10月15日(今日):▲3,318円 → ▲4.90%
1位・2位は、1日で12〜15%も下げた本物の大暴落でした。しかし、今日は率で見るとその半分以下です。

日経平均が6万円台までメチャクチャに上がったので、同じ率でも『円(値幅)』が大きく出ます。だからランキングの上位に入りやすくなっている、というだけの話なんですね。

🔢数字② 歴代トップ10のうち6回が今年!それでも年初から+28%

実は、歴代の下げ幅トップ10のうち、6回が今年(2026年)です。

📉今年の『歴代トップ10級』の暴落
・10/15(今日):▲3,318円(▲4.90%)米CPI・AIのお金・中国メモリ
・6/26:▲3,005円(▲4.15%)最高値の翌日の利益確定
・3/9:▲2,892円(▲5.20%)中東情勢と米雇用統計の悪化
・7/17:▲2,694円(▲4.03%)半導体株の高値警戒
・7/28:▲2,566円(▲3.95%)AIのお金の不安と中国勢との競争
・8/19:▲2,134円(▲3.16%)中東の混乱による景気減速の懸念

1年で6回も『歴代級』。理由も、中東、利上げ、AI、中国と、毎回ちがいます。ふつうに考えたら最悪の年です。

ところが、去年の大納会(2025年12月30日)の日経平均は50,339円。今日は64,425円です。

💡年初からの成績:64,425円 ÷ 50,339円 − 1 = +28.0%

このように歴代級の暴落を6回くらっても、年初に買って持っていた人は+28%!しかも、今日の暴落のあとの値段で計算して、です。

🔢数字③ 暴落の日に買った人は、今どうなった?

では、歴代級の暴落の日に日経平均を買っていたら、今どうなっているのか。今日の終値(64,425円)で計算してみました👇

📝暴落の日の終値 → 今日の損益
・2025/4/7(トランプ関税ショック)31,136円 → +107%
・2024/8/5(歴代1位)31,458円 → +105%
・2024/8/2(当時の歴代2位)35,909円 → +79%
・2026/3/9 52,728円 → +22%
・2026/7/28 62,364円 → +3%
・2026/7/17 64,141円 → +0.4%
・2026/8/19 65,326円 → ▲1%
・2026/6/26 69,360円 → ▲7%
1年以上たった暴落の日は、今日の暴落のあとの値段で比べても全部プラスです。マイナスは、この4か月の2回だけ。

2年ちょっと前の『令和のブラックマンデー』の日に買った人は、資産が2倍になっているわけです。

7/28は、今日と同じ『AIのお金』の不安で売られた日でした。そこで買った人も、今日の暴落のあとで+3%です。

一方で、最高値の翌日だった6/26に買った人は、まだ▲7%です。暴落の日に買えば、すぐ勝てるわけではありません。

1987年のブラックマンデーの翌日(21,910円)に買った人も、そのあとのバブル崩壊で長いあいだ含み損でした。今の日経平均は当時の約2.9倍ですが、ここまで来るのに長い時間がかかっています。

それでも、結論は変わりません。暴落の日に『買った人』は、時間を味方にして勝ち続けてきた。これは歴史が証明しています。

🤔ここからどうなる?CEOたちの本音は『金利が高すぎる』

ブロードコムとインテルのCEOがそろって『AIの足かせはお金』という話をしたのは、私には遠回しな『FRBへの注文』と見ています。

この金利のままだと、苦しいから、さっさと利下げしろってことですねw トランプみたいになっています。

実際、物価やお給料の伸びと比べると、今の米国の金利はかなり高いんですよね👇

📝物価・お給料と、米国債の利回り
・物価の芯(食品とエネルギーを除くコアCPI):前年比+2.6%
・お給料(平均時給):前年比+3.0%
・米国債の利回り(10/14):5年5.00%、10年5.19%、30年5.52%

コア物価は2%台、お給料の伸びは3%程度なのに、国がお金を借りる金利がそろって5%台です。

会社が社債で借りるときは、ここにさらに上乗せがつきます。利回り6%で100億円借りれば、利息だけで年6億円になります。

AIでいちばん稼いでいる側の会社が『この金利だと苦しい』と言っているわけですから、AIと関係のない普通の会社は、もっと苦しいはずです。これは米国だけでなく、日本も同様でしょう。

ここから見えてくることは2つあります。

👁️‍🗨️ポイント① 借りる人が減って、景気がゆっくり冷える
→今の米国の景気は、AIの設備投資に支えられている部分が大きい。そのAIの会社ですら借りにくい金利が続けば、お金を借りて投資する動きは細っていきます。景気が冷えてくれば、長期金利は下がる方向に向かいやすくなります。

👁️‍🗨️ポイント② この利回りは、お金を出す側から見るとおいしい
→いちばん信用のある借り手でも『高い』と感じる利回りは、裏を返せば、国債を買う側にとっては魅力的な水準です。

実際、10年債の利回りは9月初めの4.79%から10/5には5.31%まで上がりましたが、そこをピークに、昨夜は5.19%まで下がっています。昨夜はCPIが予想を上回ったのに、株が売られる中で国債が買われて、終わってみれば前日より低い水準でした。
まだ0.1ポイントほどの小さな下げですが、悪い物価の数字が出た日でも下がった、というのがポイント。金利は、もう少しずつ下がり始めている(ここがほぼピーク)と私は見ています。

⚠️ただ、株はしばらく行ったり来たり
→これまでの株価は『金利がどれだけ高くても、AIの設備投資は止まらない』という前提で買われてきました。今はその前提を見直しているところです。

10月末のビッグテックの決算で、来年の設備投資の計画が確認できるまでは、上下に振れやすいと思っておいたほうが良いでしょう。中間選挙前ということで、やはり以前から繰り返している通り、チャンスは10月末です。

🔍2000年のITバブルとは何が違う?

2000年のITバブルとなぞらえる人もいますが、ITバブル期はネットワーク機器のシスコが予想利益の150倍を超える値段で買われ、ナスダックは高値から約8割も下がりました。利益より期待だけが先行した相場です。

今は、TSMCが過去最高益を更新し、売られているマイクロンも予想PERは6倍弱。利益がちゃんとついてきている中での調整なので、慌てて手放す理由は見当たりません。

金利が下がり始めるまでの『待ち時間』はあっても、悲観する場面ではないように思います。私は株を持ったまま、金利が下がってくるのをじっくり待つ。

また、私の場合は株の量(ポジション)は減らさずに、中身を入れ替えて待つことにします(後半の📌戦略で書きます)。

ちなみに、こういう『上下に振られながら待つ時間』にこそ効くのが、私も10月から30口で始めた半導体カバコ(CHPY)です。

値動きが大きいほど、分配の元になるオプション料も高くなりやすいので、決算まで行ったり来たりしそうな今の相場とは相性がいいんですよね👇

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🔰これから始める人が、今週やること3つ

👍やること① NISA口座を今週中に申し込む
→NISA口座は税務署の確認があるので、開くまで1〜2週間かかります。次の山場は、FOMC・日銀・決算ラッシュが重なる10月最終週。

そこで『暴落の日に買える人』になるなら、今週末までの申込が目安です。総合口座だけなら最短即日なので、先にそちらで買うこともできます。

👍やること② 最初の1本は、オルカンかS&P500(ナスダック100)の積立
→今日の話は日経平均ですが、はじめての1本なら、世界中の株にまとめて投資するオルカン(全世界株式)か、米国の大型株500社のS&P500(あるいはナスダック100で十分です。

個別のAI半導体株は、慣れてからで遅くありません。松井証券なら、投資信託は100円から積み立てられます。

👍やること③ 今年のNISA枠は年内で消える
→NISAの年間の枠(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)は、使わなかった分を翌年に持ち越せません。値段が下がっている今年のうちに、今年の枠を使い始めておくのがおすすめです。

👦子どもの分(来年1月に始まるこどもNISA)も一緒に考えている人は、こちらも👇

🔗▶【こどもNISA】児童手当を全部入れたら18歳で1,000万円?申込の手順と必要書類

📌私の作戦:エヌビディアを一部売って、暴落組を買う

私はマイクロン、サンディスク、SKハイニックスADRといったAIメモリ株が中心なので、正直、今日もかなり痛いです😢

ただ、同じAI半導体でも、売られ方にはかなり差があるんですよね👇

📉10月の高値 → 10/14の終値
・エヌビディア:239.24ドル(10/6)→ 221.30ドル ▲7.5%
・SKハイニックスADR:195.13ドル(10/2)→ 147.55ドル ▲24.4%
・サンディスク:1,787.69ドル(10/1)→ 1,403.34ドル ▲21.5%
・コヒレント(光通信):338.36ドル(10/6)→ 263.32ドル ▲22.2%

エヌビディアの下げは、ほかの3つの3分の1ほどしかありません。

そこで今夜は、下げの小さいエヌビディアを一部だけ現金化して、大きく売られたSKハイニックスADR、サンディスク、光通信のコヒレントを買います。株を減らすのではなく、中身の入れ替えです。エヌビディアも全部は売りません。

買う値段の目安は、10/13のnoteで出した押し目マップです。昨夜の終値で、SKハイニックスADR(149ドル)とサンディスク(1,420ドル)は1段目に届き、コヒレントは2段目(265ドル)まで来ました。決算までにもう一段安くなれば、次の段でも拾います👇

🔗▶【SKハイニックス半額】今どれを、いくらで買う?マイクロン・サンディスク・SKHYの押し目マップと買う順番【10/13】

まとめ:暴落の日に一番損をするのは、口座がない人

こんなところでしょうかね。以下、まとめです👇

⚠️リスク
・米国の利上げ観測が強まれば、AI・半導体株はもう一段売られる可能性🔥
・AIのお金の流れ(借金でデータセンターを作る会社の資金繰り)への不安は、まだ消えていない🔥
・10月末のビッグテック決算で設備投資の計画が確認できるまでは、上下に振れやすい
・6/26のように、暴落の日に買ってもすぐには勝てないこともある

👍チャンス
・今日の下げは率で見ると▲4.9%。歴代1位・2位の半分以下
・歴代級の暴落を6回くらっても、日経平均は年初から+28%🚀
・CEOたちが『AIの足かせはお金』と言い出した。米10年債利回りは5.31%→5.19%と、もう下がり始めている🙆‍♀️
・同じAI半導体でも、エヌビディア▲7.5%に対して、SKハイニックスADR・サンディスク・コヒレントは▲20%超。入れ替えるなら今❗️

暴落のニュースは、これからも来ます。今年だけで6回も来ましたし、まだまだ懸念というのは続くのでしょう。

ですが、そのたびに怖くなって何もしないのか、『買う』のか。差がつくのは、そこだけです。

そして、こういう懸念が続き、上がっても押し下げられるような相場が続くからこそ、相場は長持ちするわけです。

私は今夜、下げの小さいエヌビディアを一部現金化して、暴落したSKハイニックスADR、サンディスク、コヒレントに乗り換えます💪

🔰はじめての人は、まず口座だけ作っておきましょう。次に暴落が来た日に、ちゃんと買える人になれます💪
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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!

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