ウォラーFRB理事の発言を深読みすると、楽観しすぎはヤベェぞってことだと思うんですけどね。S&P500が今の4,200ポイントレベルで止まっているならともかくとして、さらに一段上を目指すと弾けた時のパニック売りで下落幅が増幅されると。まぁその時に拾えば大金持ちですから、結論としては暴落した時に始めればオッケーという話ではあるんですけどね。

ちなみに、利下げ局面は株価が上がるとか、株価が下がるとか、色々言われてて混乱している方も多いようですが、結果はマチマチですね。ただ、直近の2000年代は全部メチャクチャに下落してますw

2001年の利下げの理由はITバブル崩壊でしたし、2007年はリーマンショックが引き金に。2019年は何事もなく利下げが継続されるかに見えましたが翌年コロナショックで、これも結局は大幅な株価の下落に結びついてしまいました。そして、2023年…遅くとも2024年には利下げとの見方ですね。

そもそもとして、景気がクソミソに悪いから利下げ、金融環境を緩めていくという展開になりがちなので、利下げが始まったら買いみたいなのは割と間違っているというか、そこが株安の始まりであることは多いです。

なので、実際に利下げされるかされないかぐらい、期待に踊って気持ち良くなってるタイミングがピークで、利下げが進んでいくにつれて毎日毎日毎日悪いニュースの嵐ですので、一旦下げ切るまでは下げやすいと。で、破壊され尽くしてから急激な再生が始まる… (⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)ｱﾍｱﾍ

まぁだからこそ、通常はリセッション（景気後退）を気にしないはずのFRB（米連邦準備制度理事会）がリセッションについて警戒して、冒頭のウォラー理事の発言で冷やし玉を投入して加熱し過ぎないよう、最終的に利下げで最終的にソフトランディング（軟着陸）させたいとの思惑があるように思います。

そう考えると、5月のFOMC（米連邦公開市場委員会）で利上げは実質打ち止めで、株価の値動きも踏まえながら硬軟織り交ぜていくような気はしますね。株価がクソクソに強いと、もう1回ぐらい利上げの意思を見せるかもしれませんが、為替の円安ピークも最悪そこらへんか。

で、じゃあ今後の株価は一体どうなんの？どういうトレード戦略を取っていけば良いのという話になりそうなので、その辺を詳しく解説していこうと思います。

景気後退、EPSの大幅マイナス成長で上がっていくとすればバブルの匂い…

全然持ってない場合、今回の決算でしっかり下がったら少し拾っていくのはアリだと思います。まぁまだまだ株を買いたい人は多いですし、ここ1〜2ヶ月は底堅さはあるかな。ずっと上がっていくならホールドですし、ヤバそうな兆候が出たら減らして様子を見ると。

直近では円高が一番の懸念要因ではありますが、4月末の日銀金融政策決定会合でYCC修正する可能性は高くないでしょうからね。

米主要株価指数（日足）:TradingView

ご覧のように、結局は米主要株価はレンジなんですよね。S&P500（オレンジ）について見てみると、ピークから落ちて2022年6月に3,600ポイントをつけ、その後回復して8月に直近ピークとなる4,300、また下がって10月に3,600。また上がって12月に4,100…今年に入って下げて3,800、上げて4,100、下げて3,800、また上げて4,200…この繰り返しです。

今後、企業業績が良くなる、金融環境が確実に緩和的になる、というのであればともかくとして、現実には企業業績はさらに悪化し、利下げへの期待感は高いものの実際に利下げが行われるかどうかは不透明な状況。まぁ冒頭でも解説したように、株価がクソみたいに下げてればあり得そうですけど。

水準的にもレンジのピークで全く魅力的な水準ではないため、この高値であえて買う理由は全くないのかなと。仮にギンギンに強くて上がっていくにしても、それはそれとして割り切って下がるのを待って問題ないかなと思います。

S&P500のEPS成長率が前年比でマイナスに転じたのは、2000年以来5回目です。 過去にはいずれも株価を下落させた。

ちなみに、最新のEPS成長率見通しは−7%です。ベース効果もあるが、Q2で回復する可能性は低い。それなりに深い調整になるんじゃないかな？3,000ポイントぐらいまで下げるかなと。 https://t.co/UMeeRuwX3u

— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) April 16, 2023

最新のEPS（1株当たり純利益）成長率見通しが−7%、5月には0.25%の利上げでさらに引き締め…これで株価がガンガン上げていくのかという話。仮に6月に緊急利下げをするみたいな展開だったとしても、それはよほどのナニカが起こったということですからね。上げていった場合は、クラッシュ、ハードランディングの匂いしかしません。
そもそも、FRBのバランスシートを見ればわかるように直近の株高もシリコンバレー銀行の破綻による金融不安解消のために、資金供給したから追加緩和状態で株高になっただけで…。どうせ引き締まっていくわけですから、極端に上昇するシナリオは描きにくい。上昇したらしたで、死へのダンスでしょう。予知しよう…株式市場は踊り狂って死ぬ♠︎

今回の決算で下がるなら少し買って、最短7月の最悪シナリオに備える！

今回の一連の決算でS&P500が3,600〜3,700ポイントぐらいまで下がったら、クラッシュの可能性は下がりそうなので、そういう意味ではやはりこの4〜5月に投資、一定の買いタイミングが来るということになります。理想的なソフトランディングのシナリオなら、3,000ポイントぐらいが底かなと。なので、10買うとしたら4ぐらいは買って良いのかなと。

最悪のシナリオとしては、景気の悪化が鮮明になって原油高などでインフレが下がりきらず、利下げもできずでぶっ壊れるパターン。まぁ個人的にはこれが割とメインシナリオ。最悪の状態になるかは分かりませんが、現状では景気悪化はも見えており、原油高も継続しそうで、リセッション（景気後退）とインフレが同時に起こるスタグフレーションの可能性は高まっているように思います。

株高継続なら、早ければ6〜7月には株価の大きな調整が迫られそうでしょうか。利下げをするにせよ、しないにせよ、6〜7月はターニングポイントかと。最短なら、このタイミングで日銀のYCC修正も見込まれていますから、円高も期待できると。
FedWatch（金利先物市場が織り込む金利水準）を見ると、7月の利下げは最低30〜40%以上は織り込まれてますからね。5月の利上げはほぼほぼ織り込まれ、6月もあるかもという状況ですから、7月には利下げ五分五分みたいな織り込み状況です。

ここでFRBは非常に難しい判断を迫られる可能性があります。景気が超絶悪化していれば利下げなんでしょうが、インフレも大きく後退してないとそれも難しく、株価の調整が見られなければ、株式市場は崖に直面することになりそうです。

【AI銘柄】安定のマイクロソフトや悪化が織り込まれている銘柄を少し摘む！

ビッグテックしか勝たん！でも、何が起こるか分からないので、安定のマイクロソフト（MSFT）が良いと思います。広告一本足打法のアルファベット（GOOG）は怖い。アップル（AAPL）は、スマホとパソコンが全然売れないのが織り込まれて下げれば買っても良いでしょう。

あとは、アマゾン（AMZN）は相変わらずAWSの停滞で先行き不安からクソ死んでますから、そういう意味では拾っても良いかなと。まぁアマゾンエコーとか見れば分かるように、ここも隠れたAI銘柄ではありますからね。無視されているなら買いで良いのかなと。

マイクロソフト（日足）:TradingView

直近がChatGPTネタで買い戻されてるので、少し高いですが、不況耐性も強く安定感は抜群なので、最悪180ドルぐらい見て買い下がっていけば良いのかなと。コロナ前でも200ドル近かったわけで、安定成長を踏まえると過剰に高い感じはしません。

エヌビディア（日足）:TradingView

ChatGPTなど、AIによるGPUサーバーの需要増期待でおもクソ買われたエヌビディア（NVDA）ちゃん。決して悪い銘柄ではないですし、長期で見れば覇権確定だと思いますが、実際の需要それほどでもなくね？決算に与えるインパクトなくね？ってなったら、200ドルは平然と割り込んできそう。夢見てる今が一番高いような。

やっぱりスタグフ化すると真っ先に死んでしまう銘柄でもありますし、他の半導体メーカーは一部を除いて戻りは鈍いですからね。SOX指数見ても高値圏に戻して揉み合いなので、慌てて買う必要はない気がします。全然持ってない状態で覇権確定して350ドルとかなったら悲しいですけど、そうなったらそうなったで割り切って買っても間に合うでしょうからね。

シースリーエーアイ（日足）:TradingView

俺たちのシースリーエーアイ（AI）！来年には黒字化も？まぁ壮大なビジネスモデルぶち上げた割には、今のところはちまちましたスモールビジネス中心だからね。一時は200ドル近かった株価が1/10になってます。私は30ドル台で買って、10ドル台でも買い増したので平均は25.5ドルで持ってます。まぁこのレベルならリスクは低いのかなと。

変な決算疑惑の話も消えましたし、結局は空売り勢、仕込みたい勢の仕掛けだったのかなと。今後も定期的に乱高下しそうなので、30ドルを大きく超えてきたら利食いして原資を確保して、あとはずっと死ぬまで握ってるみたいなトレードが良いと思います。


とりあえず、個別銘柄も含めてこんな感じですかね。今後の弱い決算を織り込んで下げていくのであれば、多少拾ってどうかぐらい。あらゆる資産が高いので、まだまだ金余りのバブル状態。あえて今の高い水準で突っ込んでいく必要はなく、上がったら上がったで崩壊の確率は上昇するわけですから、準備をしっかり整えてトレードチャンスを狙っていただければと思います。

それでは、今後もアライさん（@pawhara_arai）で相場解説とトレード実況をやっていきますので、フォローよろしくお願いします！また、このブログ限定で超絶お得なキャンペーンをやってたりするので、ぜひぜひバナーを活用して口座開設いただければ、実況意欲・ブログ更新意欲がアップするのでよろしくなのだ↓

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この手のキャンペーンで6万はアツい(^o^)
昨日受け付けられたからまだ枠はあるっぽい
もし埋まっちゃってもこのところ毎月やってるみたいだから
来月またやる可能性もあるかも https://t.co/Rh3nkSWEu0

— コジねこ (@MxZcirku0aaHpmy) July 15, 2022

とにかく、基本的なことを押さえた上で取り組むことが重要ですから、ぜひぜひこのチャンスを活用していただければと思います。

要注意！口座開設を申し込む前に必ずブラウザの設定を確認してください|ω'*)ｼﾞｰ

口座開設の申し込みの際、Cookie（クッキー）が無効になっていたり、ブラウザがシークレットモード（プライベートモード）になっていたりすると会社側で確認が取れないため、せっかく条件を満たしてもレポートやキャッシュバックが送られてこないという事態になってしまいます＼(^o^)／ｵﾜﾀ

また、時間を置くとクッキーが削除されてしまう場合がありますから、申し込む直前に専用バナーをしっかり踏んで、すぐに口座開設を完了させましょう！

これらのことを守らないと、自分から問い合わせて確認をしないともらえない、あるいは最悪もらえなくなってしまうということもあり得ますから、ブラウザの設定は必ず確認しておきましょう。

■iPhone（Safari）の場合（設定→Safari→CookieをブロックをOFF）
■Android（Chrome）の場合（Chrome起動後、右上3点コロン→設定→サイトの設定→Cookieを許可）スマホだとこんな感じです。PCやタブレット、その他のブラウザの場合は以下の設定を確認ください。また、PCの場合は稀にウイルスソフトがクッキーを排除するといった挙動もあるようなのでOFFにしておくと良いでしょう。

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