米2月雇用統計も平均時給に注目!1月の記録的な暖冬から下振れ予想でドル円ショートギャンブル【3月10日のトレード戦略】
先月の雇用統計は衝撃的な数字で、ドル高シフトへのきっかけとなりました。果たして今日の米2月雇用統計はどうなる?ということですが、基本的にはタイトルにもあるようにショート・戻り売りを狙っていこうと思います。
理由については、先に書いたMONEY VOICEさんの記事通りではありますが、ブログではトレード戦略も含めて、もう少し具体的に解説していこうと思います。
→またも米雇用統計でドル円相場に激流?“インフレ指標ガチャ”で稼ぐトレード戦略=ゆきママ(MONEY VOICE:外部サイト)
とにかく、雇用統計ギャンブルの基本は何度も繰り返しているように逆張りなわけです。なぜなら、非常にブレやすく予想が難しいイベントだからですね。今回は先行して発表された労働指標の強い数字から、それなりの好結果が期待されています。JOLTS求人労働異動調査でも予想を上回っており、労働市場は堅調であると考えられるからです。
しかしながら、個人的にはそこに落とし穴があると考えていて、1)先月1月分が強かった分、前月比の雇用者数は下振れしやすい。2)そもそも2月は例年強く、季節調整の影響数字が抑えられやすい。3)サービス業における価格は減速の兆しで、低価格帯に集中し出していて賃金も落ち着く可能性。この3点から、意外と弱い結果となってもおかしくないと考えています。
1)については、非農業部門雇用者数は前月比の数字ですから、前月が強いと翌月は増えにくいという単純な話。1月は+51.7万人増でしたから、さらにここから増えるかと言えばなかなかに疑問です。1月の米国は過去最高レベルの歴史的暖冬だったため、これも割引きが必要か。例年強い2月分の雇用者が前倒しされた可能性もあります。
2)ですが、季節調整されるため、元々寒い冬が明けて求職者が戻ってくる2月というのは雇用が強い傾向にあります。そのため、季節調整の発射台が高いことは下振れ材料です。つまり、元々強くて当たり前なため、季節調整するとそこまで強くないというパターンは十分に考えられます。
3)は、ISMなど他の指標を見ると、相場を牽引してきたサービス業の価格の部分がかなり減速傾向にあります。高級なサービスから、低価格帯にシフトしていることが伺えます。したがって、求人件数は強いですが、給料(平均時給)においては下振れする可能性もあるのかなと。
今日の雇用統計は、こんな感じで見ています。まぁトレード的にはインフレ指標が一番重要なので、非農業部門雇用者数が予想+20.5万人レベルか多少強い程度の+20〜30万人でも、平均時給が予想の前月比+0.3%・前年比+4.7%より弱い数字になるのであれば、ドル安による下げ余地があると考えています。
初動はどうしても非農業部門雇用者数の数字に引っ張られますので、ご注意ください。よほど雇用者数の数字が強くない限り、重要なのは今回も平均時給でしょう。
雇用者数がちょっと強い程度で、平均時給が予想より弱ければ、多少上がっても追加売りで良いのかなと。このパターンは全戻しすらあると思います。
また、平均時給が前月比でマイナス、または前年比で1月分の+4.4%を下回る数字となるなら、135.00円の大台割れも見えてくるのかなと。
なので、現状の136円台後半レベルでは問題なく売りですね。あとは数字次第ですが、平均時給が予想並なら初動で損切りor利食い、平均時給が弱ければ初動で半分利食いして残りをホールドという感じでしょう。
目標としては135.50円ぐらいが挙げられます。135.00〜135.50円レベルは強めのサポートとなりそうなので、平均時給の数字が前月比でマイナスとか、そういうのがないと厳しいように思います。
ちなみに株についても質問がありましたが、平均時給次第ですね。平均時給が強ければインフレ懸念で下げるでしょうし、逆に平均時給が弱ければ爆上げ確定でしょう。インフレ指標ガチャなので。
とりあえず、こんなところでしょうか。今日もアライさん(@pawhara_arai)でツイッター最速の雇用統計速報と完全先出しトレード実況をやっていきますので、フォローよろしくお願いします。
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理由については、先に書いたMONEY VOICEさんの記事通りではありますが、ブログではトレード戦略も含めて、もう少し具体的に解説していこうと思います。
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とにかく、雇用統計ギャンブルの基本は何度も繰り返しているように逆張りなわけです。なぜなら、非常にブレやすく予想が難しいイベントだからですね。今回は先行して発表された労働指標の強い数字から、それなりの好結果が期待されています。JOLTS求人労働異動調査でも予想を上回っており、労働市場は堅調であると考えられるからです。
しかしながら、個人的にはそこに落とし穴があると考えていて、1)先月1月分が強かった分、前月比の雇用者数は下振れしやすい。2)そもそも2月は例年強く、季節調整の影響数字が抑えられやすい。3)サービス業における価格は減速の兆しで、低価格帯に集中し出していて賃金も落ち着く可能性。この3点から、意外と弱い結果となってもおかしくないと考えています。
1)については、非農業部門雇用者数は前月比の数字ですから、前月が強いと翌月は増えにくいという単純な話。1月は+51.7万人増でしたから、さらにここから増えるかと言えばなかなかに疑問です。1月の米国は過去最高レベルの歴史的暖冬だったため、これも割引きが必要か。例年強い2月分の雇用者が前倒しされた可能性もあります。
2)ですが、季節調整されるため、元々寒い冬が明けて求職者が戻ってくる2月というのは雇用が強い傾向にあります。そのため、季節調整の発射台が高いことは下振れ材料です。つまり、元々強くて当たり前なため、季節調整するとそこまで強くないというパターンは十分に考えられます。
3)は、ISMなど他の指標を見ると、相場を牽引してきたサービス業の価格の部分がかなり減速傾向にあります。高級なサービスから、低価格帯にシフトしていることが伺えます。したがって、求人件数は強いですが、給料(平均時給)においては下振れする可能性もあるのかなと。
今日の雇用統計は、こんな感じで見ています。まぁトレード的にはインフレ指標が一番重要なので、非農業部門雇用者数が予想+20.5万人レベルか多少強い程度の+20〜30万人でも、平均時給が予想の前月比+0.3%・前年比+4.7%より弱い数字になるのであれば、ドル安による下げ余地があると考えています。
初動はどうしても非農業部門雇用者数の数字に引っ張られますので、ご注意ください。よほど雇用者数の数字が強くない限り、重要なのは今回も平均時給でしょう。
ドル円(日足)のチャート
平均時給が予想以上の数字にならない限りは、これ以上の上昇余地は小さいのかなと思います。平均時給が予想より強ければ、即損切りで良いかと思います。137.00〜137.20円も壁になっていますし、レジスタンスは断続的にありそうで、一旦は138.00円レベルでは止まりそうなので逃げれると思います。雇用者数がちょっと強い程度で、平均時給が予想より弱ければ、多少上がっても追加売りで良いのかなと。このパターンは全戻しすらあると思います。
また、平均時給が前月比でマイナス、または前年比で1月分の+4.4%を下回る数字となるなら、135.00円の大台割れも見えてくるのかなと。
なので、現状の136円台後半レベルでは問題なく売りですね。あとは数字次第ですが、平均時給が予想並なら初動で損切りor利食い、平均時給が弱ければ初動で半分利食いして残りをホールドという感じでしょう。
目標としては135.50円ぐらいが挙げられます。135.00〜135.50円レベルは強めのサポートとなりそうなので、平均時給の数字が前月比でマイナスとか、そういうのがないと厳しいように思います。
ちなみに株についても質問がありましたが、平均時給次第ですね。平均時給が強ければインフレ懸念で下げるでしょうし、逆に平均時給が弱ければ爆上げ確定でしょう。インフレ指標ガチャなので。
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