【押し目】ナスダック大幅高！エヌビディア決算、ジャクソンホール会議を前に調整完了か？【8月22〜23日の株価見通し・戦略】

ナスダック大幅高！信じる者は救われる！先週末、セリクラではないかとしましたが、その通りとなりましたね。まぁ24日早朝のエヌビディア（NVDA）決算と26日のジャクソンホール会議におけるパウエルFRB議長の講演という2つの爆弾は残していますが。

→【セリクラ】中国恒大集団（エバーグランデ）破産！岐阜さんの買った中国株が永遠に上がらない理由とは？【8月18日】

先週までは金利の上昇が懸念材料となり、夏枯れ気味で買い手不在の中ダラダラ下げを繰り返し、最終的に中国の景気見通しへの懸念がトドメとなる形で10%近く下がりました。まぁ株価で10%の下落というのは、かなり良いレベルの調整なので、底の可能性は高いと思っていましたが。お前も早くアライ軍に入るんだ↓

市場は見通しにまだまだ懐疑的！本格的な上昇はここからの可能性大

エヌビデ決算、パウエル講演という2大爆弾を残しているので安心はできませんが、ここを無難に越えられれば年末へ向けての大相場のスタートということにはなるでしょう。まぁエヌビデ決算に関しては、強気派は強気ですし、弱気派は弱気で、見方が二分されてるので正直蓋を開けて見るまで分からないですけどね。それでも、先端半導体の需給は相当タイトとの声は聞こえてきますし、少なくとも米国の景気は強いので大外しもないかなと。

パウエル議長のジャクソンホールにおける会見については、昨年はFedピボット（方向転換）が一部で期待される中で、継続して急速な利上げ継続姿勢を示したことで株の急落要因となりました。ただ、今年はサプライズはないのかなと。

もうちょっと利上げする可能性はあるにせよ、あとせいぜい1回増えるか増えないかという話ですからね。インフレが再加熱してるならともかくとして、減速方向になっているのは間違いないわけで、昨年のように株価を大きく揺らすようなサプライズが出る可能性は低いと考えています。

あとは、今後の株価にとって強気な材料を挙げておくと、不透明感から市場参加者の多くがヘッジを強化している点でしょうか。要するに下げに備えているということです。MMFへの資金流入額も過去最高の2020年の記録を超えたとバンカメのレポートにもありましたし、とりあえずキャッシュを確保しています。

目先の大きなイベントをクリアすれば、これらの資金が再び株式市場に帰ってくるわけですから、そういった意味でも早い段階で高値を取り返していく可能性は十分ですので、この安いタイミングである程度は買っておきたいところでしょう。

ナスダック100CFD（日足）:TradingView

っぱ日本と米国株、指数はナスダックよ！というわけで、ナスダックも昇竜拳。まぁエヌビディアを始め、テスラなども大きく買い戻されてるのが背景としてありますが。一旦買い戻しの流れですね。あとは、決算とジャクソンホールですね。

今日も上がって15,200〜15,300ポイントにタッチするのであれば、下で拾ったポジションは多少整理して現金を確保しておくと余裕が出て安心だと思います。新規勢はここで5割ぐらい買って様子を見てれば良いのかなと。2大イベントを無事に通過すれば、上がっていくだけなのでボチボチ増やせば良いだけですからね。

日経平均CFD（日足）:TradingView

日経平均も先物は32,000円台を回復。ただ、中国の景気悪化が意識される中で、アジア全体の株価が重くなりがちで東京時間帯はどうしても足を引っ張られる傾向が強いので、今日の米国市場で上がるなら一旦利食い。また明日の東京時間帯で31,500〜31,600円で買い直すみたいなトレードができれば理想です。

香港ハンセン指数CFD（日足）:TradingView

ちなみに、何度も繰り返していますが岐阜さんが買った中国株を絶対に買ってはいけません。ご覧のように岐阜さんの買ったハンセン指数を見れば明らかですが、ずっと横ばいから下で回復の兆しはないですからね。

これは以前も解説した通りで、習近平の思いつきで株が無価値になるような国には積極的には投資できないからですね。また、中国の不動産バブルはとっくに崩壊していましたが、最近はデフォルトの連鎖が再びという流れになっており、どんな緩和策が出てくるのかが期待されている段階です。

週明け、早速1年物LPR（最優遇貸出金利）を0.1%利下げしましたが、そんなので足りるわけはないので、今は世界同時株高で支えられていますが、そのうちどうせ下がりますからね。抜本的な追加経済対策が出てくれば中国景気の下支えということで、中国株は一旦底を打ちますが上がらないでしょう。

でも、日本株、米国株は中国経済見通しへの懸念払拭と中国が金融緩和の担い手となることが期待されて大きく買われそうなので、やはり日本と米国の株を買っておきましょう。

予想通り先週末が短期のクライマックスに！何度も繰り返している通り、株価が調整して安くなった時が投資の始めどきなので、お得なキャンペーンを活用していただければと思います↓

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