フランスのEU離脱懸念とドイツ連立崩壊で世界同時株安!リスクオフと円高・ドル高の背景を解説→6月14日
欧州発リスクオフ!フランスのEU離脱などが取り沙汰されたことがきっかけでしたが、ドイツの連立崩壊懸念なども重なり、相場全体としてはリスクオフ(回避)からの世界同時株安。為替も円高、ドル高で反応しています。
Xでも解説した通りではありますが、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、次回からの国債買い入れ減額ということで円売りとなりました。しかし、欧州市場では冒頭に書いたように政情不安からリスクオフとなり、ポジションを一気に巻き戻す値動きとなっています。
それでは、欧州の現状などを踏まえながら、今後の為替と株価の展望について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。
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ドイツの連立崩壊に関しては、来年度の予算成立をめぐっての連立政権内での対立ですね。採択期限は7月3日までとなっていますので、とりあえず、ここまで荒れるかもしれません。
特に欧州議会選挙で、ショルツ首相率いるSPD(ドイツ社会民主党)がわずか14%まで落ち込んだことを受け、政権内でのパワーバランスが変わりつつあることが変わりつつあることも影響しているのでしょう。
フランスもそうですが、欧州議会選挙ショックが尾を引いているといったところです。最終的には、まとまると予想しますが、ドイツもドイツで与党連立政権崩壊の引き金になりそうな状況だけに、一定程度の懸念は残るところです。
フランスの株価指数は大暴落!年初来安値も見えてくる水準ですね。まぁ日経平均に例えると、2日で2,000円下落して、5月の高値から4,000円落ちた、みたいな感じですね。
で、EU離脱の根拠となったのは、ルメール財務相の発言で「総選挙で左派系政党による新たな連合が勝利すれば、EUを離脱することになる」としています。まぁこれだけでユーロ急落はアホらしいといえばアホらしいの極みですが、一定レベルの懸念はあるのでしょう。
まぁ実際にフランスがEU離脱となれば、ユーロはほぼ無価値というか。ただ、無価値になる割にはまだまだ全然、ドル円が1ドル=155円すら割れてないので、そこまで極端なリスクオフでもないのでしょう。もし、そうならユーロ円は1ユーロ=100円ぐらい割るしw
とはいえ、議席予想がかなりシビアにはなっています。欧州議会選挙と世論調査の結果ベースで見ると、極右と呼ばれるRN(国民連合)は235-265議席を獲得する見込みとなっており、ワンチャン単独過半数(577議席中289議席)もあり得るレベル。もちろん、中道右派勢力や、一時協力を発表したLR(共和党)が連立すれば、極右政党が政権を担うことになるわけで。
まぁちなみに協力を発表したシオッティ党首は、いきなり除名されてましたけどねw 流石に極右との協力はいかんやろという流れ。
で、これらの混乱も受けて、左派同盟が結成されたことも、さらに政局を混乱させることになっています。左派同盟は、社会党、エコロジスト(緑の党)、不服従のフランス党、共産党のグループですが、577選挙区で候補者を一本化するとのことです。要するに、極右の受け皿となってガチで議席増やそうぜって感じで、勝ちに来ちゃった感じですね。
ざっくりまとめると、極右が250議席、左派連合が180議席ぐらい獲得して、マクロン率いる中道連合(アンサンブル)は100議席ぐらいじゃねっていう予想になってしまったと。
これを受けて、ルメール財務相もブチギレ、左派連合に投票するんじゃねぇ!と脅してるわけです。
まぁなんだかんだ言っても、フランスの選挙は2段階選抜で2回目の決選投票はほぼタイマンみたいな流れになりがちなので、最終的に極右に投票する人は少なく、全方向から票を集めやすいマクロン会派の議員が勝って極右政権誕生ならず…だとは思いますが。
ただ、アンケを見る限り極右強い、左派も連合作ってガチに勝ちにきてる、与党のマクロン会派クソ雑魚、みたいな話になって、財務省もクッソ焦ってEU離脱あっぞとか脅してるので、クッソ相場が荒れております。
とはいえ、フランスの株価はクッソヤバい水準まで下げており、どこでリスクオフが終わるかというのは難しい面がありそうです。
ドル円が157円ですからね。フランスがEU離脱みたいな本気のリスクオフなら、1ドル=140円ぐらいは割り込むと思いますが、そうはなっていませんから、まだなおリスクは限定的というか、短期的な利食いネタに使われているだけの印象があります。
1回158.00円ラインをぶち抜いたので、落ち着けば再び158円台トライでしょうか。155.00円レベルを割り込んでくるなら、クロス円も含めて一旦撤退ですが、そうでもない限りは押し目押し目で狙っていきたい。
ユーロ円は急落!まぁユーロ自体が売られているので当然ですが。平時の値動きではなく、材料なのであまり意味のある値動きではない点に注意ですが、166円レベルを割れていくようだと、下落リスクが高まりそうな点に要注意でしょう。
戻せばあっさり170円台だと思いますが、フランス下院選挙の1回目投票が6月30日、2回目が7月7日となっていますので、ここまで乱高下がありそうですから、169-170円レベルではさっさと利食いして、暴落時に拾う程度にしましょう。
少なくとも6月30日の投票日までは、ユーロポンドの戻り売りがワークしそうな感じですね。0.85ユーロ前後では軽く売って行って良いと思います。まぁ下値もそれなりに限られてはいると思いますが、しばらくは上がりにくいでしょうからね。大きく反発したら売って、極右政権誕生、EU崩壊をお祈りするトレードでw
こんなところですかね。しばらくユーロが買いにくくなったというのは確実なので、もうユーロは買わない方が良いでしょう。ユーロ円も戻り余地があると思って拾ってましたが、買いにくくなっちゃいました。もちろん、7月7日の決選投票でマクロン大勝利の逆転シナリオもありますが、しばらくはどうせ弱いので。
ドル円を拾うか、ポンド円あたりでお茶を濁すかぐらいで、あまり無理をしないのが良いでしょう。
💱通貨強弱(6月14日21:40)
— ゆきママ (@pawhara_arai) June 14, 2024
元々は日銀会合からの円安でドル高気味だったものの、その後は欧州の政治不安からユーロ安・円高、そしてドルが押し出されてスイスフランが買われるリスクオフモード。
継続性は?というところですが、これまでも継続性はなく、2-3日でほぼ元通り。本質は変わらない。 pic.twitter.com/iOJf3VOv0p
Xでも解説した通りではありますが、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、次回からの国債買い入れ減額ということで円売りとなりました。しかし、欧州市場では冒頭に書いたように政情不安からリスクオフとなり、ポジションを一気に巻き戻す値動きとなっています。
それでは、欧州の現状などを踏まえながら、今後の為替と株価の展望について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。
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予算をめぐる対立からドイツの連立崩壊も?可能性としては低そう
今日はEURO(欧州サッカー選手権)なのに!というわけで、ドイツも連立崩壊かとのことで欧州株は大暴落ですねw まぁどちらも大局的に見れば大した問題ではないものの、短期的には確かに懸念材料でしょうか。ドイツの連立崩壊に関しては、来年度の予算成立をめぐっての連立政権内での対立ですね。採択期限は7月3日までとなっていますので、とりあえず、ここまで荒れるかもしれません。
特に欧州議会選挙で、ショルツ首相率いるSPD(ドイツ社会民主党)がわずか14%まで落ち込んだことを受け、政権内でのパワーバランスが変わりつつあることが変わりつつあることも影響しているのでしょう。
フランスもそうですが、欧州議会選挙ショックが尾を引いているといったところです。最終的には、まとまると予想しますが、ドイツもドイツで与党連立政権崩壊の引き金になりそうな状況だけに、一定程度の懸念は残るところです。
フランス株暴落!マクロンさん、ガチで惨敗しそうで相場が壊れる
EU離脱の可能性は極めて低いですけどね。イギリスがEUを離脱できたのは、島国であることやポンドを維持し続けてきたことが大きいわけで。まぁ仮にフランスがEUを抜けるとなると、もはやEU解体の可能性すらあるわけで。そうなると、ユーロは無価値になるかもしれませんw 為替のトレード的には、ユーロポンドあたりをひたすら戻り売りするのがワークするかもしれません。フランスの株価指数は大暴落!年初来安値も見えてくる水準ですね。まぁ日経平均に例えると、2日で2,000円下落して、5月の高値から4,000円落ちた、みたいな感じですね。
で、EU離脱の根拠となったのは、ルメール財務相の発言で「総選挙で左派系政党による新たな連合が勝利すれば、EUを離脱することになる」としています。まぁこれだけでユーロ急落はアホらしいといえばアホらしいの極みですが、一定レベルの懸念はあるのでしょう。
まぁ実際にフランスがEU離脱となれば、ユーロはほぼ無価値というか。ただ、無価値になる割にはまだまだ全然、ドル円が1ドル=155円すら割れてないので、そこまで極端なリスクオフでもないのでしょう。もし、そうならユーロ円は1ユーロ=100円ぐらい割るしw
とはいえ、議席予想がかなりシビアにはなっています。欧州議会選挙と世論調査の結果ベースで見ると、極右と呼ばれるRN(国民連合)は235-265議席を獲得する見込みとなっており、ワンチャン単独過半数(577議席中289議席)もあり得るレベル。もちろん、中道右派勢力や、一時協力を発表したLR(共和党)が連立すれば、極右政党が政権を担うことになるわけで。
まぁちなみに協力を発表したシオッティ党首は、いきなり除名されてましたけどねw 流石に極右との協力はいかんやろという流れ。
で、これらの混乱も受けて、左派同盟が結成されたことも、さらに政局を混乱させることになっています。左派同盟は、社会党、エコロジスト(緑の党)、不服従のフランス党、共産党のグループですが、577選挙区で候補者を一本化するとのことです。要するに、極右の受け皿となってガチで議席増やそうぜって感じで、勝ちに来ちゃった感じですね。
ざっくりまとめると、極右が250議席、左派連合が180議席ぐらい獲得して、マクロン率いる中道連合(アンサンブル)は100議席ぐらいじゃねっていう予想になってしまったと。
これを受けて、ルメール財務相もブチギレ、左派連合に投票するんじゃねぇ!と脅してるわけです。
まぁなんだかんだ言っても、フランスの選挙は2段階選抜で2回目の決選投票はほぼタイマンみたいな流れになりがちなので、最終的に極右に投票する人は少なく、全方向から票を集めやすいマクロン会派の議員が勝って極右政権誕生ならず…だとは思いますが。
ただ、アンケを見る限り極右強い、左派も連合作ってガチに勝ちにきてる、与党のマクロン会派クソ雑魚、みたいな話になって、財務省もクッソ焦ってEU離脱あっぞとか脅してるので、クッソ相場が荒れております。
リスクオフの動きは限定的だが、ユーロが買いにくいのは確か
極右とかネタで投票するのかと思いきや、みんな極右に投票しちゃって極右政権誕生…の可能性はなきにしもあらずですからね。柔道部物語でもそんなワンシーンがありました…幻の名古屋主将…。ただ、各選挙区で一騎打ちになると、結局無難な候補者に落ち着くわけでして。そうすると、極右も極左みたいに過激な発言をするような人たちよりも、無難な安牌、マクロンの中道右派でキマリ!ってパターンも十分ある思うんですけどね。とはいえ、フランスの株価はクッソヤバい水準まで下げており、どこでリスクオフが終わるかというのは難しい面がありそうです。
ドル円が157円ですからね。フランスがEU離脱みたいな本気のリスクオフなら、1ドル=140円ぐらいは割り込むと思いますが、そうはなっていませんから、まだなおリスクは限定的というか、短期的な利食いネタに使われているだけの印象があります。
1回158.00円ラインをぶち抜いたので、落ち着けば再び158円台トライでしょうか。155.00円レベルを割り込んでくるなら、クロス円も含めて一旦撤退ですが、そうでもない限りは押し目押し目で狙っていきたい。
ユーロ円は急落!まぁユーロ自体が売られているので当然ですが。平時の値動きではなく、材料なのであまり意味のある値動きではない点に注意ですが、166円レベルを割れていくようだと、下落リスクが高まりそうな点に要注意でしょう。
戻せばあっさり170円台だと思いますが、フランス下院選挙の1回目投票が6月30日、2回目が7月7日となっていますので、ここまで乱高下がありそうですから、169-170円レベルではさっさと利食いして、暴落時に拾う程度にしましょう。
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コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!