米7月雇用統計は弱めの数字を期待！株はどちらでも問題ないのでホールド、ドル円は押し目買いで【8月4日の戦略】

21:30に米7月雇用統計の発表がありますが、そろそろ弱めの数字が出てもおかしくない気がしますけどね。非農業部門雇用者数、平均時給が予想並かそれ以下なら、絶賛上昇中だった米金利に歯止めがかかってボコボコ売られてたグロース銘柄が買い戻されると思いますが。見通し・展望についてはMONEY VOICEに寄稿した記事に書いた通りです↓

→今夜の米雇用統計は弱い数字に期待！ドル円は発表前の戻り売り、数字確認後の押し目買い戦略が吉＝ゆきママ（外部サイト：MONEY VOICE）

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まぁ仮に強めの数字だったとしても、それはそれで景気が底堅いわけですからね。グロース銘柄にとっては直近の金利上昇が売り材料となっているものの、株全体としてはマイナスというわけではないので、最終的には上なわけで。

なので、株に関してはホールドで良いような気がしますね。注目されていたアップル（AAPL）とアマゾン（AMZN）の決算も良好でしたからね。まぁアップルはプレで株価が下げ、虎の子のiPhoneの売上が未達だったのが強く影響して下げていますが、外したというほどでもないので。もはや世界的にiPhoneが行き渡り過ぎたのだ…。

やはり利益が大きくなるまで握っていないと、なんのために買ってるか分からないですからね。人間の心理として、損切りは大きくなるまで放置して、利益が出るとすぐに確定したがりますが、まさに岐阜さんのトレードになってしまいますからね。

もちろん、今日の雇用統計で特に平均時給、賃金インフレが強い数字になると追加利上げも意識されてナスダックは一段と下がりやすくなりますので、現時点でポジションが重めの場合は底で拾ったポジションを利益確定して、6〜7割ぐらいに減らすというのはアリですが、極端に落としても仕方ないので、ある程度はホールドして突入しましょう！

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ドル円は数字を見てから押し目を狙えば十分！金利が低下トレンドになる数字は厳しい

そろそろ格下げパニックは一巡しつつありますが、需給バランス的に米国債は売られがちで金利が上昇しやすい環境にあるので、ドル円は基本ロング・押し目買いでしょう。直近のトレンドもとにかく底堅い。まぁ今夜の雇用統計はギャンブルするならショートですが、弱めの数字が出たからといって極端にドル円が下がることも考えにくいので、数字見てから押し目買い・ロングを狙っていく方が無難かもしれません。

やはり格下げよりも徐々に需給が注目されてきて米国の金利は上昇傾向ですから、極端な下落というのも見込みにくいんですよね。日銀はYCC（イールドカーブコントロール）を修正したにも関わらず、＋0.6%程度で早くも金利高を抑制しようとしてますし。実質たった0.1%の利上げじゃん！0.75%の利上げをバンバンやってた米国とは大違い。しかも、米国は経済が底堅いですから、消去法的にドル買いと。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

結局、昨日もISMの下振れや株安のリスクオフ（回避）でも1ドル＝142.00円すら割れませんでしたからね。今日の雇用統計でも、非農業部門雇用者数がマイナスになるとか、平均時給が前月比でマイナスになるといった極端な数字が出てこない限り、金利が低下してゴリゴリ下げるような相場にはならないと思います。

予想（非農業部門雇用者数：＋20.0万人、平均時給：前月比＋0.3%・前年比＋4.2%）を下回って下げた場合は、142.00円前後でとりあえず買ってみて、どこまで下がるかを見てみたいですね。あっさり141.50円を割り込んでいくようなら一旦損切りして底確認。

140.00円の大台を割り込むには、よほどの数字が必要でしょうから、140.00円を背に買っていくのはアリかと思います。とりあえず、押し目があれば買ってみて全戻し期待で良いような気はしますね。初動は下げても、結局、国債発行増で需給的に債券売りの流れですから、金利が下げ続けることも考えにくいので。

逆に強めの数字が出てしまった場合、株式市場に動揺が広がって昨日みたいに金利高でもドル安みたいなパターンもあり得るので、あまり高値で狙っていくのも危険ですね。特に144〜145円ゾーンはかなり強いレジスタンスゾーンですので。やはり押し目があれば買うぐらいの気持ちでやっていきましょう。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。今日も日本最速報をエックス（旧ツイッター、@pawhara_arai）でやってますんで、フォローよろ！興味のあるサービスがあれば、口座開設ヨロ↓