バフェ爺(*'ε`*)ﾁｭｯﾁｭ! まぁフィッチの米国債格下げは初動こそリスクオフで債券買いに傾きましたが、その後は当然の如くしっかり売り込まれて米10年債を中心に金利が上昇（価格は低下）、金利差を意識したドル高、そして金利上昇を嫌気してグロース中心のナスダックが調整を強いられて株価は大きく下落と。正直、買い過ぎて死にそう…このまま下げ続けたらフルポジになっちゃう！

まぁADP雇用報告の強い数字も影響しましたし、あとは財政赤字拡大で債券発行額が増えたとも影響したでしょうか。そんな最中にフィッチとかいうサブプライムローンにAAA格付けしてた、悪魔（金）に魂を売った格付けヤクザ会社が米国債の格付けを引き下げるもんだから…。

みんな大丈夫大丈夫言うから…フィッチの格下げの影響は限定的だってェ…。でも、実際には世界同時株安、債券が売られて金利が上昇と。うん、はっきり嫌な感じです。金利上昇もそろそろ止まってくれよぉ…カンベンしてくれェェッ!!オレが悪かったァァッ!!!と、叫びたくはなりますが、それでもここで買わないならいつ買うのって話ではありますからね。

今日の経済指標が弱かったり、明日の雇用統計がクソみたいに下振れすれば、多少は落ち着いてくるっしょ…（希望的観測）。

米2年/5年/10年債利回り（日足）:TradingView

そろそろ金利上昇止まってクレメンス…。ちなみに米政財界に強い影響力を持つバフェットは、フィッチの懸念は妥当としつつも、先週から買い続けている米国債の購入を今後も続けるとのこと。米国への見方、投資判断が変わるようなものではないとしています。うんうん、早く落ち着いてくれ（切実）。

ここで買わずにいつ買うの？待望の押し目ではあるが…

土下座の準備はできてるけどなぁ！まぁ金利が上がり続けるわけではないし、上がったって言ってもちょびっと上がったぐらいだし、もうちょっとすれば日常を取り戻すっしょ…（震え声）。

ナスダック100CFD（日足）:TradingView

ナスダックは以前から繰り返している通り、今のこの15,300ポイントではしっかり買いたい。最悪で14,600ポイントでラストナンピンして気絶。本格調整となるのであれば、やはりこの水準まで下落する可能性はありますからね。現時点でポジションが重い場合、9割以上買っているという場合は少し落として7割ぐらいにして様子を見たいところ。

日経225CFD（日足）:TradingView

日経平均は31,800円割れ、31,400円を割り込むようだと30,600円ぐらいまでの調整を覚悟しなければならなそう。とりあえず、31,800円ではしっかり追加しましたが、31,400円を割り込むようならポジションは少し減らして調整する予定。まぁ上がればあっさり全戻しも十分でしょうが、下げ続けるパターンになると上値が重いだけに厳しそう。

とりあえず、全体的に言えるのは明日の雇用統計まで待ってどうかという感じですね。非農業部門雇用者数、平均時給のどちらかが下振れれば、金利高にどこかに歯止めがかかりそうではあるので、そうなればちょびっとだけ安心。まぁ明日もズンズン金利高が進むなら、泣く泣く3割ぐらい損切りして様子を見る予定。ただ、株に対する見方は変わらないので、買い続けるだけ！あとは、利益が出てもしっかり握ること！

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為替はドル優位の流れ！日銀が臨時オペをし続ける限りは円売りも継続しやすい

明日の雇用統計どうなりますかって質問多いですが、その辺は明日詳しく解説していく予定です。まぁ雑感としては季節調整が全然機能してないので、クソ上振れるか下振れるかのどっちかかなと。でもADP雇用報告を見る限り、雇用者数は強めに出そうですね…。平均時給さえ弱めなら、それは理想的展開なのですが。

ちなみに今夜のBOE（英中銀）イベントは、予想ほどタカ派ではないという評価か。英国は経済的にそろそろオワコン感が漂い、利上げはしなければならないけど、強気でやるわけにはいかないみたいな暗い雰囲気。その点、経済ツヨツヨの米国はインフレ再加熱なら迷わず利上げ判断ができそうってことで、しばらくなんだかんだ米ドル高の地合いにはなりそう。他に受け皿なしなので。

リスクオフなら円買いもあり得たんですけど、最近は日銀が連日の臨時オペで金利を押し下げているのが現状ですからね。世界的な債券売りで日本も例外なく金利が上昇するのは避けられないわけですが、それを日銀が押さえつけるとなると自ずと日本と世界の金利差は拡大するわけで、結局、なんだかんだの円売りという話に。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

短期的にはドル円ロングに逆らえないって感じですね。142.00円を割れたら一旦逃げるイメージで、今のレベルから142.20円ぐらいまでにかけて2〜3回に分けて買っていくのが第一感かと。あえて為替を触るならですが。明日の雇用統計が強めなら、144円レベルは見えますからね。142.00円割れの141.90円で損切りして、あとは141円台半ばぐらいから再度入るかどうか程度でしょうか。

とりあえず、142円も割れないようじゃ短期的な上昇トレンドすら終了の気配はないので、まずはロングが有利かなという印象です。雇用統計も142円台ならロングギャンブル有りかもですね。

ポンドドル（日足）のチャート：外為どっとコム

ポンドドルは一旦上昇終了のお知らせ。今日のBOEイベントを通過して、明らかにターミナルレート（利上げの最終地点）の織り込みは下がってきています。ECB（欧州中央銀行）もこれ以上は利上げできないわけで、ユーロドルも伸びない。

今後の見所としては、最悪に近い英経済がどう回復していくか、回復の兆しがあるかを見ていくタームでしょう。そうなれば、またポンドが買われることにはなるでしょうが、今のところは限界って感じですね。

もちろん、繰り返している通りポンドそのものは歴史的な低水準ですから、下値余地もさほど大きくない点には注意。安ければ買われる。とりあえず、1.25ドル割れて1.23ドルぐらいまでオーバーシュートするようなタイミングがあれば買っていく程度で良いでしょう。

まぁなんだかんだ再びドル一強になりそうではありますね。今回の懸念が一巡すれば、やはりドルという話にはなるわけですし。債券売りの金利上昇のサポートもありますが、引き続きドルが変われそうな地合いにはなっています。あとは、日銀が臨時オペをしなくなって、どの辺で日本の金利水準が落ち着くかというのもあるわけですが、臨時オペがある以上、極端な金利上昇はほぼないわけですから円売りの底堅さ一定レベルあるでしょう。

とりあえず、ドル円の押し目を狙っていく程度ですかね。上値の重さもあるのであんまり無理してどうこうという相場ではないので、とりあえずは調整した株を買いつつ、余裕とチャンスがあればまったり狙ってみる程度で良いと思います。

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