日銀会合とFOMC（米連邦公開市場委員会）を終え、ギクシャクしていた部分がだいぶ解消された感じですね。やはりFOMCが決定打となり、株高・ドル安となりました。また、日銀の緩和継続で円売りも継続という流れになっています。

まぁドル円・クロス円もやや行き過ぎというか、天井感はあるんですけど、強めの経済指標（米国の）とか出てくると、やっぱり再び金利高からのドル高には振れやすいと思います。この傾向は、実際に利下げが行われる、確定してくるまでは続きそうなので、注意が必要だと思います。

要するに、安易にドル円ショートすると死んじゃうよ的な流れですね。どこかでドル安からの円高局面というのはあるでしょうが、日銀の本質的な政策大転換でもない限り、それは難しいでしょうという話です。

というわけで、目先の相場の値動きを踏まえながら、今後の展望について解説していきますので、よろしくお願いします。未明のFOMC（米連邦公開市場委員会）については、noteの記事を確認してもらえればと思います。

→FOMCでは年3回の利下げ堅持！金利低下で株高・ドル安、今後の展望は？/3月21日（外部サイト：note）

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5割ぐらいのポジションで大きく下げたら買えばOK！

年3回の利下げ方針が維持されたことで、米国株は反発。とはいえ、やや上昇力は乏しいというか、懸念されていたことが戻っただけに過ぎないので、ここからガンガンというよりは、また新たな材料を確認したいところでしょう。

パウエルFRB議長のスタンスとしては、やはり今の金利というのは引き締めすぎではあるので、インフレの再加速といったネタでも出てこない限りは、ある程度はサッと利下げして様子を見たいと言ったところか。今年は大統領選も控えており、政権サイドからの圧力も想定しているのかもしれません。

いずれにせよ、インフレが加速するような経済指標でも出てこない限りは、まずは利下げということで株価は支えられやすいですし、株価が大きく下がれば政権サイドからの圧力で利下げで支えられやすいので、ある程度の株を常に持ちつつ、大きく下がれば追加というスタイルで問題ないように思います。

まぁインフレと言えば、岐阜さんがイジってる原油とかが怪しい動きというか、小高い状況が続いてますからね。これらがリスクにはなり得るかなと思います。逆に下げる見通しが出てくれば、もうあとは自動的に強気強気で株を買うだけという気がします。

ナスダック100CFD（日足）のチャート

一旦はアク抜けで一段高となりました。ただ、ちょっとAIネタも息切れ感があるので、ここからガンガンというよりは、また日柄調整をこなしながらジリジリという展開を想定しておきたいですね。

昨年12月から1月にかけてのガンガングイグイ上昇の流れからは、やや停滞も感じられますからね。S&P500もナスダック100もエヌビディア（NVDA）が崩れたら終わるわけですしw

そういった意味では、ややレンジを切り上げて18,000ポイントを厚めに買う押し目として、4-5割のポジションを持って様子を見ていれば良いでしょう。最悪、17,500-17,600ポイントレベルで全ブッパして気絶しておけば良さそう。

日経225CFD（日足）のチャート

日経平均も一段高！やはり円安・ドル高の流れになると止まんねぇなって感じです。円安が日経平均上昇のドライバーであることは間違い無いでしょう。一方で、やはり5-6月が近づくにつれて米国の利下げからドル円の天井感は強まるわけですから、その辺りが割と試練の時になるのかなとは思います。

日本株は5-6割のポジションを維持しつつ、40,000円割れぐらいからコツコツ入って38,000円台で全ブッパみたいなトレードを想定しています。このままだと、5-6月を迎える前に42,000円とか行って、下がっても40,000円ぐらいでしたみたいなパターンもあるわけで。

まぁトレード的には、現金半分を銀行に残して、適当にポンポン買って、やばい暴落がきたら銀行に半分残してたお金突っ込んで買ってくぐらいの感じで良さそうですね。ある程度は握っておいて、暴落みたいな下げがあれば絶好の買い場として拾っていくしかないかと。

またブログとかYoutubeで解説しますが、ものすごい勢いで円の価値が下がってる感ありますからね。とにかく、NISA口座を持ってない人は今日にでも口座開設申し込みして、1日でも早く投資を始めていただければと思います↓

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引き続き円売りは続くが、米国は利下げ軌道な点に注意

FOMCでもドル安でも、円売り加速で豪ドル円とかは100円まで到達してますからね。円売りは止まらずといった流れです。やはり日銀が利上げを継続していく。金利の上昇を認めるといった政策の大転換がない限り、ある程度の円売りは続き、底堅い値動きは続きそうです。

一方で米国も利下げ軌道にある限りは、一旦はボチボチ天井が見えてきているといったところでしょう。もちろん、強めの米指標が出ると、またトラウマからジリジリ金利が上振れそうで、そこは注意ですが。

基本的に上だと思うけど、マイナスで終えるの嫌だから150.700円に逆指値したのだ。これでプラス逃げ切り😇 pic.twitter.com/BvHul5YhP4

— 往復びん太＠FXアライ軍 (@araisanfx) March 21, 2024

今日は久々トレード。植田日銀総裁の円安けん制発言などもあり円高になる場面で買えれば一番良かったのですが。まぁ150円台半ばから前半は押し目かなぁと。ただ、損切りは浅めでやっておきたいですね。

ドル円（日足）のチャート

やはり口先介入程度では、円売りは止まらないでしょう。弱い米国の経済指標などが出ると、やや押し下げがありそうですが、下げても149円台といった印象です。とりあえず、150.00円の大台節目を背に、150.20-150.50円レベルでは拾ってみたい。損切りは浅めに149.80円です。

上値は151円台半ばから上は重たくなりそうなので、材料がない限りは一旦利食いでしょうか。とりあえず、150.00-151.50円程度のレンジを意識して、押し目を拾っていくトレードを想定しています。

こんなところですかね。とにかく、今はひたすら円安・株高の流れに順張りでしょう。あまり余計なことをせずに、株を買うだけでも十分かと思いますけどね。

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