日銀会合展望/タカ派なら円安回避も株安に…板挟みで苦しむ植田総裁!為替介入は遠のいた?→4月26日
先ほど(25日21:30)に発表された米国の経済指標は、考えられる限り最悪の結果となりましたね。特に株にとってはという話ですが。
1-3月のGDPは予想を下回り、PCE・デフレーターは(個人消費のインフレ指標)予想を大きく上回る数字となったことで、景気後退とインフレが同時に起こるスタグフレーションみを感じる結果となりました。
こうなってしまうと、景気悪化を意識してバリュー株は下げますし、でもインフレなので金利が上昇してハイテク株は下がるという、最悪の結果というわけで。株にとっては試練ですね。もっとも、昨日から株は下げるとX(@pawhara_arai)でもnoteでも書いていましたので、ちゃんと高値で利食いしてヘッジでショートしていた人は正解という話ですね。
→弱い米PMIで全部買え祭り!底ポジは利食い、為替介入ナシなら1ドル=170円も?/4月24日(外部サイト:note)
で、明日以降の展開については、まずは日銀会合が焦点になりそうかなと。為替介入も意識されるほどドル円は上昇を続けていますが、日銀イベントも含めて解説していきますので、よろしくお願いします。
どんな結果になるにせよ、明日の日銀会合が山場になることはほぼ間違いないですが、仮に利上げをしたとしても継続性がなければ豆鉄砲ですし、先ほど(25日22時過ぎ)に国債の買い入れ額の減額を検討しているとのリークもありましたが、これも継続性がなければ意味がないですからね。
そもそも、日銀は長期金利の上昇を抑え込むためのYCC(長短金利操作、イールドカーブ・コントロール)の撤廃を決定しましたが、当面は現状と同程度となる月6兆円程度の国債買い入れを行い、金利の急激な上昇を避けている状況です。
これを減らすのであれば、日本の金利は若干上がるでしょうが、現状は金利が急騰しようものならすかさず買い入れが行われるわけで、金利上昇の容認は難しいという話でもあります。
なぜなら、日本の景気が利上げするほど強くないこと、また賃上げが凄い云々言われてはいますが、ベースアップは微々たるもので、インフレにもなりにくいという構造の中で、金利上昇を容認するような状況にはないんですよね。だって、そもそも金利を上げるということは経済にブレーキをかけることですからね。
それに、緩和を止めるとなれば、株安にもなりやすいわけで、植田総裁は円安と株安の板挟みに苦しんでいるといった状況でしょうか。
むしろ、タカ派的リークがある中で、思った以上にタカ派でないと判断されれば、一段と円売りが加速しやすいわけで、そういった意味では、日銀会合に関しては、円高になりにくいイベントのように思います。
結局、何度も繰り返しているように円安・ドル高の本質は日米の金利差にあるわけで。米国の金利が高い状況が続きそうだからこそ、米ドルで持ってると得なので、円を売ってドルを買う動きになりがちなわけで。
したがって、日米の本格的な金利の縮小がない限り、この流れは止まらないわけです。で、どう考えたって日銀の利上げなんかよりは、米国の利下げの方が影響度合いは大きいので、米国の利下げ材料が出てこない限り、ドル円は底堅い値動きが続くことになりそうです。
特に、明日は米国の中央銀行の役割を担うFRB(米連邦準備制度理事会)が最も重視するPCEコア・デフレーター(個人消費におけるインフレ指標)が発表されますから、もし仮にこれが強い数字となると、一段と米国の金利が上昇して、円安・ドル高の動きとなるでしょう。もちろん、弱ければドル安でドル円は一旦下げるでしょうが、よほどでなければ下値は限定的か。
まぁ強めの数字が出てドル円が一段と上昇した場合は、為替介入の可能性もあるだけに警戒はしておきましょう。一応、2022年も日銀会合後に円売りが加速した場面で為替介入がありましたからね。日銀・財務省の舐めるなアタックはあり得ます。
米国から、色良い返事がなかった可能性は割とあるのかなと。大統領選を控えて、米国のインフレが問題になってるだけに、ドル安になってさらにインフレが加速するようなことがあると、バイデンにとっては致命傷になりかねないですからね。
あとは、為替介入ができないパターンですね。米国から良い返事がもらえておらず、160円超えてからが本番みたいなパターンもあるので、日銀イベントで155円レベルを割り込んでくるようであれば、軽めに買うのは良いのかなと。
少なくとも、今の水準で為替介入をやってくる可能性はかなりさ上がってる感じですから、ノーポジが嫌な人はそんな感じで。為替介入がきたら、ちゃんと押し目買いできるようなポジション量で、あくまで軽めにやりましょう。
明日の日銀イベントでタカ派だと、もう一段ぐらいは当たり前に下げそうなので、その可能性を頭に入れた上で、慎重に買い増していきましょう。
そういった意味で、少し長い目で見ればどこかで反発するわけで、もう一押しぐらいの下げで最後に買える余力を問題ないように思います。景気的に、そろそろ利下げが近づいてきているのは間違いないわけで、もはやどこで相場の底、仕上げがあるかという話ですね。
いずれにせよ、インフレと円安で円資産というのはどんどん目減りしていくわけですから、今のうちからしっかり米国株などに投資していただければと思います。松井証券はNISAにも対応してますし、米国株を買うのに私も使ってます↓
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1-3月のGDPは予想を下回り、PCE・デフレーターは(個人消費のインフレ指標)予想を大きく上回る数字となったことで、景気後退とインフレが同時に起こるスタグフレーションみを感じる結果となりました。
こうなってしまうと、景気悪化を意識してバリュー株は下げますし、でもインフレなので金利が上昇してハイテク株は下がるという、最悪の結果というわけで。株にとっては試練ですね。もっとも、昨日から株は下げるとX(@pawhara_arai)でもnoteでも書いていましたので、ちゃんと高値で利食いしてヘッジでショートしていた人は正解という話ですね。
→弱い米PMIで全部買え祭り!底ポジは利食い、為替介入ナシなら1ドル=170円も?/4月24日(外部サイト:note)
で、明日以降の展開については、まずは日銀会合が焦点になりそうかなと。為替介入も意識されるほどドル円は上昇を続けていますが、日銀イベントも含めて解説していきますので、よろしくお願いします。
板挟みに苦しむ植田総裁!仮に利上げや国債買い入れ減でも継続性がなければ…
最近の植田日銀総裁は、政府と協調してタカ派的な発言・演出を行なっているものの、市場は無視する形で円売りをやめない状況。そんな中で、明日の日銀金融政策決定会合では、サプライズ利上げや国債買い入れの減額、あるいは目標を曖昧化するのではといった話も聞こえてきます。どんな結果になるにせよ、明日の日銀会合が山場になることはほぼ間違いないですが、仮に利上げをしたとしても継続性がなければ豆鉄砲ですし、先ほど(25日22時過ぎ)に国債の買い入れ額の減額を検討しているとのリークもありましたが、これも継続性がなければ意味がないですからね。
そもそも、日銀は長期金利の上昇を抑え込むためのYCC(長短金利操作、イールドカーブ・コントロール)の撤廃を決定しましたが、当面は現状と同程度となる月6兆円程度の国債買い入れを行い、金利の急激な上昇を避けている状況です。
これを減らすのであれば、日本の金利は若干上がるでしょうが、現状は金利が急騰しようものならすかさず買い入れが行われるわけで、金利上昇の容認は難しいという話でもあります。
なぜなら、日本の景気が利上げするほど強くないこと、また賃上げが凄い云々言われてはいますが、ベースアップは微々たるもので、インフレにもなりにくいという構造の中で、金利上昇を容認するような状況にはないんですよね。だって、そもそも金利を上げるということは経済にブレーキをかけることですからね。
それに、緩和を止めるとなれば、株安にもなりやすいわけで、植田総裁は円安と株安の板挟みに苦しんでいるといった状況でしょうか。
サプライズがあっても円高は一時的?日米金利差の縮小が鍵!
サプライズの利上げでもあれば瞬間的な値動きは円高方向でしょうが、これだけリークがある状況だと、おそらく全部盛りでも円高にはなりにくいでしょうね。むしろ、タカ派的リークがある中で、思った以上にタカ派でないと判断されれば、一段と円売りが加速しやすいわけで、そういった意味では、日銀会合に関しては、円高になりにくいイベントのように思います。
結局、何度も繰り返しているように円安・ドル高の本質は日米の金利差にあるわけで。米国の金利が高い状況が続きそうだからこそ、米ドルで持ってると得なので、円を売ってドルを買う動きになりがちなわけで。
したがって、日米の本格的な金利の縮小がない限り、この流れは止まらないわけです。で、どう考えたって日銀の利上げなんかよりは、米国の利下げの方が影響度合いは大きいので、米国の利下げ材料が出てこない限り、ドル円は底堅い値動きが続くことになりそうです。
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ドル円は押し目を軽く拾って、あとは為替介入をお祈りするしか…
G20財務相・中央銀行総裁会議までは為替介入すっぞでイキリ散らしてた感じがするんですが、このあとは逆にトーンが下がってる感じがするんですよね。あからさまに口先介入のテンション低くなってる気がするんですが、私だけですかね。米国から、色良い返事がなかった可能性は割とあるのかなと。大統領選を控えて、米国のインフレが問題になってるだけに、ドル安になってさらにインフレが加速するようなことがあると、バイデンにとっては致命傷になりかねないですからね。
ドル円(日足)のチャート
ドル円どうなるかって質問多いんですけど、私も分かりませぇん!まぁ弱い前提だった明日の米PCEが強いようだと、確実に1ドル=160円への道が開かれてしまうわけで、そうなったら流石に為替介入なのかなという気はしなくもないです。157-158円ぐらいでやって、150-152円ぐらいを目処にやるのかなと。とりあえず、150-153円ぐらいに指値入れてお祈りでしょうかね。あとは、為替介入ができないパターンですね。米国から良い返事がもらえておらず、160円超えてからが本番みたいなパターンもあるので、日銀イベントで155円レベルを割り込んでくるようであれば、軽めに買うのは良いのかなと。
少なくとも、今の水準で為替介入をやってくる可能性はかなりさ上がってる感じですから、ノーポジが嫌な人はそんな感じで。為替介入がきたら、ちゃんと押し目買いできるようなポジション量で、あくまで軽めにやりましょう。
株価はさらなる下落に警戒!まだまだ時間と目先の問題がクリアされる必要あり
株はしばらく良くて横ばいか、今日みたいにゴチャゴチャしたネタが出ると下げる運命。やはり、月末のFOMC(米連邦公開市場委員会)を通過して、インフレ懸念が落ち着くような経済指標でも出てこない限り、なかなか上昇モードにはならないでしょうからね。日経225CFD(日足)のチャート
日経平均は再び下げ過ぎの37,000円レベルに。まぁここら辺で再び8割ぐらいに仕上げて、36,000-36,500円で全ブッパして気絶で良いのかなと思います。明日の日銀イベントでタカ派だと、もう一段ぐらいは当たり前に下げそうなので、その可能性を頭に入れた上で、慎重に買い増していきましょう。
ナスダック100CFD(日足)のチャート
ナスダック100指数も目先の底だった17,000ポイントレベルで7-8割ぐらいに仕上げて、様子見で良いのかなと思います。まぁ米国の景気も明らかに落ちてきているわけで、いくらインフレだといってもこのままガンガン加速するようなことはないわけで、金利もボチボチ限界でしょう。そういった意味で、少し長い目で見ればどこかで反発するわけで、もう一押しぐらいの下げで最後に買える余力を問題ないように思います。景気的に、そろそろ利下げが近づいてきているのは間違いないわけで、もはやどこで相場の底、仕上げがあるかという話ですね。
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コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!