トランプ砲でビットコイン急騰!米国株も催促相場に?為替は巻き戻しの円売り警戒/3月3〜7日の週間相場展望

ビットコインは秒で1万ドル以上の上昇となりました。トランプ大統領が「大統領作業部会に対して、XRP、SOL、ADAを含む暗号資産の戦略準備を進めるよう指示した」とSNSに投稿したことから、一気に買い戻しが入りました。リップル(XRP)とか+30%ですからね。
トランプ大統領は、5年間で100万ビットコイン(総供給量の5%)を戦略準備として蓄積し、少なくとも20年間保持することを提案していました。就任直後に大統領令を発令すると期待されていましたが、肩透かしを喰らって暗号資産は伸びずでしたが、ここのきて再び息を吹き返しました。
とはいえ、具体性が出てこないと相場も長続きしないんだろうな、という気はします。そもそもとして、最近の暗号資産が冴えない理由としては、クソみたいなトークンを次々発行して、新規の損させるムーヴが続いていたからですね。
本来であれば、新規参入をどんどん増やしていくことが望まれるわけですが、暗号資産業界は新規を刈り取り続けているので、全体としてちっとも成長していないわけで。

また、これによって米国株式市場もトランプの口先介入への催促相場になる可能性が高まりましたね。S&P500がトランプ当選前の水準に下がれば、トランプに何らかのアクションを起こさせるために、下げが加速する可能性があるので要注意でしょう。
それでは、今週の株と為替の相場見通しについて、先週までの相場を振り返りながら、注目点なども含めて解説していきますので、よろしくお願いします。
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2月は米経済の悪化を意識?ディフェンシブ銘柄が強め
2月を振り返ると、S&P500自体はなんだかんだプラスパフォーマンスでしたが、主力の大型テックであるマグニフィセント・セブンやAI半導体銘柄は低調という流れでした。セクター別に見ると、2月は生活必需品関連が+5.6%と好調だったのに対し、一般消費財関連が−9.4%とガッツリ売られています。
生活必需品は生活に必要不可欠な製品やサービスで、いわゆる“ディフェンシブ銘柄”といえます。一方で、一般消費財は自動車やアパレル、レジャー、ホテルなど消費者向けサービス業のセクターなので、“シクリカル銘柄(景気敏感株)”ということになります。
これは2月に発表された米経済指標が減速感を伴う数字が多かったことが影響していると言えるでしょう。
とはいえ、大型テック株やグロースが低調だったにも関わらず、S&P500はギリギリ1%程度のプラスですから、本格的に景気後退を織り込んで売ったというよりかは、上がった銘柄を利益確定して、ややディフェンシブ銘柄にリバランスといった感じなのでしょう。

まぁ雰囲気で買われた分、雰囲気で売られたといった感じですので、将来性や業績を踏まえて考えるのであれば、買いでしょう。
■参考記事➡︎急落のテスラ株は今が買い時?EV販売不振もAI×エネルギー×ロボティクスの超勝ち組銘柄!
ただ、やはり上記の記事でも解説したように、最悪200ドル割れぐらいまではあり得ますから、200〜250ドルぐらいで追加できるような資金でトレードしたいところでしょう。
強めの経済指標とトランプの下支え発言に期待
最近は米国の経済指標悪化が過度な景気後退懸念を意識させている感があるので、今週の経済指標は強い方が良いかもしれませんね。2月頭ぐらいまでは、悪いニュースは良いニュース(つまり、経済指標が悪い方が米国の利下げが意識されるので良い)でしたが、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることもあってか、ここ1〜2週間は悪いニュースは悪いニュース、になりつつあります。

逆に5,800ポイントを割り込んでもノーコメントが続くようなら、催促相場になって下げが加速する可能性があるので注意が必要でしょう。
とりあえず、4日はトランプ大統領の施政方針演説が予定されており、カナダとメキシコ、中国への関税が発動される見込みです。織り込み済みで反発するのかどうかを含めて注目しておきましょう。
引き続き、S&P500は5,500〜5,600ポイントレベルを底として買っていけば良いように思います。この水準まで来たら、NISAなどで積み立てている人も厚めに買いたいところでしょう。
ちなみに、米国は暗い話題ばかりではなく、米国の予算決議案は下院で可決され、上院でも成立する見込みが高いため、債務上限問題のリスクは後退しています。個人的にトータルでの状況は改善していると考えています。
欧州株の動向に注目!欧州売りから米国買いはあるか?
この他、欧州株やユーロがどうなるかにも注目しておきましょう。今年はECB(欧州中銀)の利下げが先行したことで、欧州株は買われてきました。さらに、ロシア-ウクライナの停戦期待もあって楽観的な見方、復興期待が高まったことも影響しています。これまでは、トランプトレードの極端な楽観論が薄れると同時並行的に、欧州への期待が高まることで米国株安、欧州株高となってきましたが、その流れが変わるのかどうかですね。
欧州株売り米国株買いの流れになるかどうか、欧州の株価動向も見ておきたいところでしょう。特に好調だったDAX(ドイツ株価指数)がどうなるかは、為替的にも注目しておきましょう。

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円買いの巻き戻しが出るかどうかに注目!
為替相場に関しては、欧米の利下げ、そして日本の利上げを織り込む形で投機筋が先行して円が買われています。通貨強弱を見る限り、ドル高・円高の状況なので、今週は円買いの巻き戻しに注意したいところでしょう。

一方で、通貨強弱を見る限り、ドル高・円高気味ということで、円買いの解消はさほど行われていないですからね。この円買いポジションが解消されることがあれば、ドル円・クロス円の反発は大きくなるでしょう。
特にマーケットは関税やウクライナとの停戦交渉決裂でリスクオフ(回避)からのドル高・円高ですから、これらが緩和してドル安・円安となったときは、特にクロス円の上昇が激しくなりますから、ツッコミ売りなどは避けたいですね。
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NATOの不安定化から、欧州は軍事費の増額を迫られますので、結構厳しくなりそうですね。これまで、欧州は財政赤字の削減と景気浮上に努めてきたわけですが、軍事費増額も同時に取り組まざるを得なくなりました。これまでは停戦になればユーロは買いとの見方でしたが、仮に停戦となったとしても軍事費の増額を優先せざるを得ず、経済対策は後回しになってしまう可能性があります。そうすると、自ずとユーロの上値も限定的となるでしょう。
そして、ドル安だから円高になるはずという前提が、割と崩れてきましたからね。今後、ユーロやポンドが円より弱い立場になるかどうかがポイントですが、ユーロなどはかなり売り込まれ続けており、軍事費増で大変とはいっても停戦自体はプラスですし、なかなかに悩ましい展開となってきました。
まぁやはり、日銀が積極的に利上げするなど、追加材料がない限り大幅な円高というのも難しそうですから、そのつもりで見ておきましょう。
ユーロドルに注目!ユーロ買い戻しなら円売り加速も?
とりあえず今週は週末の雇用統計へ向けて米国の経済指標を数字を確認していくことになるでしょう。先ほども書いたように、良いニュースは良いニュースになっていますから、強ければ素直にドル円は上昇しやすいでしょうし、逆に弱ければ下落でしょうか。
とりあえず、下値は148.60〜148.80円レベルが強いサポートとなりそうで、ここを割り込んでいけるかどうかでしょう。割り込むと145〜146円は見えやすくなりますが、投機の円買いがかなり入ってこの程度ですから、反転の可能性に警戒しておきたいところです。
上値に関しては、まずは21日移動平均線(151.722円)がポイント。200日移動平均線(152.435円)をブレイクすると、反発が意識されて円買いポジションの手仕舞いから一段高もあり得るので警戒しておきましょう。
とりあえず、トレードとしては、押し目があれば買ってみるイメージではいます。150円台を割れて149円台に入ってきた場合は、149円台半ばから前半にかけて軽めに拾って、目先安値更新の148.50円で一旦損切りでしょうか。

一方で、ドル安が理由でなくユーロ高からのユーロドル上昇となった場合には、ユーロ円やポンド円といったクロス円を中心に円安が加速するパターンがあり得るでしょう。
欧州の置かれている上昇は厳しいため、仮に停戦となったとしてもユーロの上昇は一時的と考えていますが、それでも短期的にユーロが強い流れとなった場合には、ドル円も含めたクロス円の反発に注意ですね。
特にここ最近は金利の低下している対ユーロや対豪ドルで円買いが進んできた経緯があるので、これらが巻き戻された場合には、反発余地も大きいので警戒しておきましょう。
ちなみに、ユーロはかなり売り込まれているため、過度に売られるとは思えませんので、トレードするのであればユーロドルは戻り売りになるのかなとは思います。
とりあえず、今週はこんなところでしょうかね。株は引き続き大きく下がれば追加で、反発局面であれば様子見ですね。ドル円、クロス円などはジリジリ下がる場面があれば、どこかで逆張りロング(買い)もありでしょう。円買いポジションの解消で、再び円売りになる可能性は十分です。
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