3連休前の米8月雇用統計のトレード戦略解説！強めの数字に期待してドル円ロング、米株は利食いも【9月1日】

ドル円に関しては、基本的に強気スタンスで臨みたい。理由はMONEY VOICEに寄稿した記事でも書いた通りですが、1つは日銀の金融緩和が継続しやすい地合いにあるのでしつこい円売りが支えそうなこと。もう1つは、米雇用動態調査（JOLTS）の大幅な下振れを受けて以降、弱い雇用統計が織り込まれていることが挙げられます。

→今夜の「米雇用統計」次第で1ドル150円も？FX投資家は️“絶対的な円売り”を意識して押し目狙いが吉＝ゆきママ（外部サイト）

弱い雇用統計の数字が織り込まれているということは、強めならサプライズでドル買い戻しに傾きやすいということでもあります。まぁ米物流大手イエロー社が経営破綻したことで雇用が3万人以上失われたとのことで、下振れする可能性も十分あるわけですが、こういったネガティブなイベントにも関わらず強い数字が出れば、かなりのサプライズですからね。

まぁトラックドライバーは米国も例外なく不足してますから、就業しようと思えば引くて数多でしょうけど。そう考えると、ダウンサイドリスクはそこまでなく、サプライズの可能性は割とあるイメージ。

ドル円（日足）のチャート

非農業部門雇用者数の予想が＋17.0万人増となっていますので、上振れて＋20万人レベルを超えてくれば1円幅ぐらいの上昇はあるでしょう。＋25〜30万人以上という数字になれば、147円トライも見れそうです。

JOLTSの大幅下振れでも145円台を保っていることを踏まえれば、予想を若干下回る程度なら下げは限定的か。一方で、雇用者数が＋10万人を割り込むような事態となれば、144円割れもありそうですから警戒しておきましょう。

とりあえず、今日は雇用統計発表の30分前と5分前の2回に分けてロングポジションを形成してギャンブルしたいと思います。日本最速のツイッター速報は（@pawhara_arai）でやってますのでフォローしていただければ。

ユーロ円（日足）のチャート

ちなみにユーロ円はクソ下げですね。ドル円が下がると同時に売りがドッカリ出ました。まぁそもそもとして欧州の経済指標も下振れてますからね。ユーロドルを見ても対ドルで伸びる兆しがないですし、ユーロそのものが買いにくい状況ではなかなか厳しそう。やはり米国の景気が強いので、指標ギャンブルしていくなら米国の強い経済に期待してやるのが良い。

ナスダック100CFD（日足）:TradingView

ナスダックを利食いするなら今のような気はする。この辺りからは明らかに上値も重いし、雇用統計が上振れると嫌でも金利が上昇しやすい状況下ですからね。まぁ雇用統計でよほどの数字が出ない限り、金利が大きく上げていく状況にもないですが。

金利上昇を意識した投資家の多くがショートを仕掛けて休暇に入ったため、直近の弱い指標を受けてロングが出やすいという地合いもありましたからね。

また、3連休前ということもあり、特に強め数字が出ると利食いも出やすいですからね。無難にやるなら、とりあえず利食いして、数字見てから入り直すのがベターか。弱い数字自体はすでに一定レベル以上は織り込まれているので、上げ余地もどこまであるかって感じですからね。

連休明けがどうなるか読めないので、追加、買い増し勢は下がったら少し買うぐらいで慎重に。ガチホなら握っておけば勝手に上がるとは思うので、2ヶ月ぐらい気絶してプラスになるのを待ちましょう。

それでは、今日も頑張っていきましょうということで。また、9月も超絶お得なキャンペーンを実施中です。インフレに苦しむリアルアライさんの生活のためにも、ぜひともよろしくお願いします。みんなも現金キャッシュバックがもらえてWIN-WIN！↓

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