【為替中期展望】次に売られるのはユーロ確定?ドル高も限界なのでドル円は慎重に→11月26日
2021年から4年にわたって売られてきた円も、ついに日銀の利上げで終止符が打たれることになるかもしれません。
もっとも、日銀の利上げで…というのは語弊があって、正確には次に売られる通貨がユーロになりそうということですね。やはりユーロドルは売られがちですから。
読者の方からも、ユーロやポンドも含めて、為替相場全体が今後どうなるのか、といった質問が増えてきましたので、今後の為替相場全体について解説していきたいと思います。
ここに来てユーロが売られ始めた背景としては、言うまでもなくウクライナ-ロシアの緊迫化の高まりが挙げられるでしょう。
ロシアは極めて抑制的ではあるものの、ウクライナ側が長距離ミサイルでロシア本土を攻撃し、反撃としてロシアがICBM(大陸間弾道ミサイル)を使用していますので、明らかに緊張度合いは一段高まっていますからね。
さらに、欧州の景気悪化が際立っていることも挙げられます。先週(22日)に発表された欧州PMI(購買担当者景気指数)は、予想を大幅に下回る、かなり悪い数字が出ています。
特に製造業が苦戦を強いられていますが、実はこれはウクライナ-ロシア戦争も強く影響しています。いわゆる軍需、防衛産業に労働力を取られてしまい、製造業での人手不足が深刻化してきています。
言うまでもなく、企業が正常な経済活動を行えないわけですから、いくらインフレが後退し、賃金が上がったといっても景気の悪化が止まらないわけで。
なので、ECB(欧州中央銀行)は次回12月12日の理事会で、0.50%の利下げを迫られると見られています。
この辺は建機メーカーの世界のKOMATSUの決算資料などを見ると明らかで、欧州は2021年から需要が右肩下がりで、さらに最新(10月29日)の見通しもガクッと下方修正されているので、欧州景気はもはや風前の灯というか。
上記は欧州の見通し↑。もっとも、欧州以外に米国なども下方修正されてますが、右肩上がりの中で前年と比べて減るのとは違いますからね。さらに、欧州はここからトランプ関税に苦しめられることが確定してるわけで。
もちろん、いきなりウクライナ-ロシアが和平に向かうとなれば、ユーロは一気に買い戻されることになるでしょうが。逆に、そうなると円がまた売られそうではありますけどね。
ユーロは2022年以来の水準まで低下しています。このまま、1ユーロ=1ドルの等価水準(パリティ)割れを試していくことにはなりそうです。
とはいえ、腐ってもユーロというか、経済圏で見れば米国に匹敵しうるレベルですから、そう簡単でもないですけどね。円のようにボッコボコに売られ続けるということも難しいわけで。
短期的には、1.06ドルラインを背に売ってみる程度でしょうか。やはり日足ベースで見ても、1.06ドルがポイントになりそうなので、ここを回復した場合は一旦損切りして、どこまで戻すのかを確認ですね。
1.06ドルを超えてしまった場合は、ドル高にも限界は見えていますし、独歩高のドルが売られる瞬間も当然想定されますから、そうなった時にどこまで戻すかを確認して、天井付近で売っていくというトレードが良いと思います。
軽く売りつつ様子見で、1.05ドル台ではコツコツ売り追加、1.060ドル突破で一旦損切りで良いでしょう。1.00ユーロのパリティラインを割るには材料が必要でしょうが、割れる流れなら、しばらくは下方向への値動きが続くでしょうからね。
ポンドドルもユーロに釣られる形で、非常に弱めの推移となっています。英国のPMIも弱めの数字でしたし、そもそもドル高なので、かなり弱い流れが続いています。
ただ、欧州よりも経済も政治的にも、ウクライナ-ロシアの地政学リスク的にも問題は小さい傾向にありますから、ドル安トレンドが確定すれば、こちらを買っていきたいところではあります。
それでも、どうしてもしばらく弱い状況は変わらないでしょう。欧州の影響を強く受けることは間違い無いですからね。
異次元の利上げによる金利高と、ロシアのウクライナ侵攻でユーロが売られまくった2022年に近い水準ですからね。さらなるドル高というのも、材料なしには厳しいでしょう。
ウクライナ-ロシアは一旦はリスクが後退することも出てくるでしょうからね。もちろん、ウクライナがさらに攻勢を強めれば、ユーロ売りからのドル高でしょうが。
連日の金利低下で上昇も一服、週明け(25日)からはドル安気味の値動きになっています。さらなる上昇を見るには、来月12月発表の雇用統計など、米国経済の堅調さを意識するような数字が必要でしょうか。
で、ぶっちゃけドルがどうなるかについては、かなりフリーハンドというか、トランプ次第でもあるので見通しは難しいように思います。
まぁユーロが買えない現状を踏まえると、極端にドルが売られるという状況も考えにくいのですが、対中国(10%)、対メキシコ&カナダ(25%)関税がいきなり発表され、トランプ政策の負の側面が見え隠れする展開にもなっていますからね。
関税は当然インフレ効果となるわけですが、経済にとってはダメージになりますからね。まぁ米経済が堅調な限りは問題ないですが、インフレと景気後退が起こるスタグフレーションになりかねません。
そういう意味では、長い目で見るとドルは相当高いですから、調整を迫られる可能性がある点は頭に入れておきましょう。
もっとも、来年末の為替予想を見ると、1ドル=140円レベルでも円高予想ですから、そうそう簡単に円高にもならないでしょうけどね。
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過大評価されていた円のメッキが、どんどんハゲている状況。極端な円高というのはありませんから、円高になったタイミングで、ドルに両替していきたいですね。
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そういった意味では、ドル円の上値も重たくなりそうなので、トレード的には安易に上値を追いかけすぎないようにしましょう。
ウクライナ-ロシアの緊張感が後退して、ユーロが買い戻しの流れになると、また円売りになりそうではあるんですけどね。
ユーロ売りの流れも始まって、一旦はドル円の上昇もストップという流れになっています。ドル高・円高気味の傾向となっています。やや円売りの巻き戻しが始まっている感じですね。
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ドル高、そしてユーロ安のトレンドが続くのかどうかを改めて確認しながら、トレードを考えていきましょうということで。まずは、あまり決め打ちをしすぎることなく、相場を見ていきましょう。
もちろん、円高になればドルを買う絶好のチャンスではあるので、それだけは見逃さないように!
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もっとも、日銀の利上げで…というのは語弊があって、正確には次に売られる通貨がユーロになりそうということですね。やはりユーロドルは売られがちですから。
読者の方からも、ユーロやポンドも含めて、為替相場全体が今後どうなるのか、といった質問が増えてきましたので、今後の為替相場全体について解説していきたいと思います。
ここに来てユーロが売られ始めた背景としては、言うまでもなくウクライナ-ロシアの緊迫化の高まりが挙げられるでしょう。
ロシアは極めて抑制的ではあるものの、ウクライナ側が長距離ミサイルでロシア本土を攻撃し、反撃としてロシアがICBM(大陸間弾道ミサイル)を使用していますので、明らかに緊張度合いは一段高まっていますからね。
さらに、欧州の景気悪化が際立っていることも挙げられます。先週(22日)に発表された欧州PMI(購買担当者景気指数)は、予想を大幅に下回る、かなり悪い数字が出ています。
特に製造業が苦戦を強いられていますが、実はこれはウクライナ-ロシア戦争も強く影響しています。いわゆる軍需、防衛産業に労働力を取られてしまい、製造業での人手不足が深刻化してきています。
言うまでもなく、企業が正常な経済活動を行えないわけですから、いくらインフレが後退し、賃金が上がったといっても景気の悪化が止まらないわけで。
なので、ECB(欧州中央銀行)は次回12月12日の理事会で、0.50%の利下げを迫られると見られています。
この辺は建機メーカーの世界のKOMATSUの決算資料などを見ると明らかで、欧州は2021年から需要が右肩下がりで、さらに最新(10月29日)の見通しもガクッと下方修正されているので、欧州景気はもはや風前の灯というか。
上記は欧州の見通し↑。もっとも、欧州以外に米国なども下方修正されてますが、右肩上がりの中で前年と比べて減るのとは違いますからね。さらに、欧州はここからトランプ関税に苦しめられることが確定してるわけで。
ウクライナ情勢が好転しない限り、ユーロ売りは継続しやすい
てなわけで、①ウクライナ-ロシアの緊迫化、②景気悪化によるECBの利下げ、③トランプ関税というジェットストリームアタックで、欧州はハチャメチャに苦しむことが確定しているわけで。もちろん、いきなりウクライナ-ロシアが和平に向かうとなれば、ユーロは一気に買い戻されることになるでしょうが。逆に、そうなると円がまた売られそうではありますけどね。
ユーロは2022年以来の水準まで低下しています。このまま、1ユーロ=1ドルの等価水準(パリティ)割れを試していくことにはなりそうです。
とはいえ、腐ってもユーロというか、経済圏で見れば米国に匹敵しうるレベルですから、そう簡単でもないですけどね。円のようにボッコボコに売られ続けるということも難しいわけで。
短期的には、1.06ドルラインを背に売ってみる程度でしょうか。やはり日足ベースで見ても、1.06ドルがポイントになりそうなので、ここを回復した場合は一旦損切りして、どこまで戻すのかを確認ですね。
1.06ドルを超えてしまった場合は、ドル高にも限界は見えていますし、独歩高のドルが売られる瞬間も当然想定されますから、そうなった時にどこまで戻すかを確認して、天井付近で売っていくというトレードが良いと思います。
軽く売りつつ様子見で、1.05ドル台ではコツコツ売り追加、1.060ドル突破で一旦損切りで良いでしょう。1.00ユーロのパリティラインを割るには材料が必要でしょうが、割れる流れなら、しばらくは下方向への値動きが続くでしょうからね。
ポンドドルもユーロに釣られる形で、非常に弱めの推移となっています。英国のPMIも弱めの数字でしたし、そもそもドル高なので、かなり弱い流れが続いています。
ただ、欧州よりも経済も政治的にも、ウクライナ-ロシアの地政学リスク的にも問題は小さい傾向にありますから、ドル安トレンドが確定すれば、こちらを買っていきたいところではあります。
それでも、どうしてもしばらく弱い状況は変わらないでしょう。欧州の影響を強く受けることは間違い無いですからね。
ドル高は過剰気味!今後は調整下落が続くパターンも頭に入れておきたい
過去20年で見ても、ドルはかなりの高水準ですからね。ドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの)を見ても、それは明らかです。異次元の利上げによる金利高と、ロシアのウクライナ侵攻でユーロが売られまくった2022年に近い水準ですからね。さらなるドル高というのも、材料なしには厳しいでしょう。
ウクライナ-ロシアは一旦はリスクが後退することも出てくるでしょうからね。もちろん、ウクライナがさらに攻勢を強めれば、ユーロ売りからのドル高でしょうが。
連日の金利低下で上昇も一服、週明け(25日)からはドル安気味の値動きになっています。さらなる上昇を見るには、来月12月発表の雇用統計など、米国経済の堅調さを意識するような数字が必要でしょうか。
で、ぶっちゃけドルがどうなるかについては、かなりフリーハンドというか、トランプ次第でもあるので見通しは難しいように思います。
まぁユーロが買えない現状を踏まえると、極端にドルが売られるという状況も考えにくいのですが、対中国(10%)、対メキシコ&カナダ(25%)関税がいきなり発表され、トランプ政策の負の側面が見え隠れする展開にもなっていますからね。
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ユーロ売りは円にとって朗報!円高でドル円の上値も重たい状況が続くか
ユーロ売りは円にとっては朗報かもしれません。ユーロ円などを見ると明らかで、かなりの安値水準まで低下してますからね。円の代わりにユーロが売られる流れになってくると、円売りも限定的にはなります。そういった意味では、ドル円の上値も重たくなりそうなので、トレード的には安易に上値を追いかけすぎないようにしましょう。
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ここ1ヶ月の数字を見ると、明らかにドル高・円高で、欧州通貨が売られているのが分かります。
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ドル高、そしてユーロ安のトレンドが続くのかどうかを改めて確認しながら、トレードを考えていきましょうということで。まずは、あまり決め打ちをしすぎることなく、相場を見ていきましょう。
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