【一旦回避】米政府閉鎖について解説!何が起こるのか、背景、株価やドル円の展望は?【10月1日】
米国では政府・公共機関は10月1日から新年度となるのですが、この会計粘土が始まる前に暫定予算を成立させられない場合、米政府は資金不足に陥り、米連邦政府機関は閉鎖措置(シャットダウン)が取られることになります。
週末の米国市場序盤では、突破口が開かれるのではという期待感もありましたが、結局は否決されてしまったことで政府閉鎖(ガバメント・シャットダウン)が懸念され、株価は反落して取引を終えました。
もっとも、最新の情報としては共和党が多数を占める下院で、共和党のマッカーシー下院議長が共和党強硬派を切り捨ててつなぎ予算を可決。上院でも可決ということで、45日間のつなぎ予算が成立し、来月11月15日までは猶予を得る形となりました。
とはいえ、来月もまた予算を巡って揉めることが確定していますし、場合によっては政府閉鎖もあり得るので、政府閉鎖で何が起こるのか、その影響や背景、株価やドル円の値動きについて解説しておきたいと思います。
まぁそもそもとして、バイデン政権(民主党)は支持基盤の各種団体にクソみたいに金を撒いてきましたから、それを継続したいと。どこの国もこの辺は同じなんですよね。日本も政治団体と強い繋がりの某団体が、大した活動もしていないのに数千万円もらったりしてますからね。
というわけで、大企業増税や福祉拡大という大きな政府を掲げる民主党に対し、小さな政府を掲げる共和党が強く反対しているという構図です。通常であれば、どこかで妥協点を見出して妥結となるわけですが、共和党の保守強硬派が全く妥協しようとしないこともあり、問題は根深くなっています。
共和党のマッカーシー下院議長は、つなぎ予算の成立を目指しましたが、マッカーシーと民主党の妥協を阻むべく、共和党強硬派が民主党と手を組んで議長解任を目論むなど、政治を取り巻く状況は複雑化しています。
が、流石にマッカーシーもそれを黙って見ているほどアホではないというか、民主党と手を組んで下院でつなぎ予算を成立させました。このことが今後、共和党内で不協和音を生むことになり、予算成立が難しくなる可能性もあり得ますので、今後も注意が必要でしょう。
また、閉鎖開始時と閉鎖終了時のS&P500の値動きを比較すると、+2%を超える上昇となっています。理由としては、政府閉鎖が織り込まれた段階がほぼほぼ株安のピークとなり、あとは徐々に解決に向かっていくわけですから株が買い戻されるという流れです。
オバマ政権(2013年10月1日〜10月16日)と、トランプ政権時(2018年12月22日-2019年1月25日・過去最長)の政府閉鎖時のS&P500のチャートとなります。やはり政府閉鎖が織り込まれたタイミングが株安のピークとなっています。
ただし、今回は格付け会社のムーディーズが政府機関閉鎖に陥れば米国債の格付けにネガティブ、としていますので、ムーディーズの発表次第では金融市場が荒れることもあり得ますので、警戒はしておきましょう。
ちなみに今回は政府閉鎖回避ということで、週明けの株価はポジティブに反応しそうです。もっとも、極端な株高もないでしょう。特にナスダックは金利がもう少し下がらないと上値が重いままなので、ジリジリ戻していく展開を期待したいですね。
オバマ政権(2013年10月1日〜10月16日)と、トランプ政権時(2018年12月22日-2019年1月25日・過去最長)のドル円チャートとなります。まぁシャットダウンが本質的に影響することはないですね。
週明けはややポジティブに反応するかもしれませんが、大幅に円売りに傾いてガンガン上値を伸ばす展開にはなりにくいでしょうから、まずは米国の金利動向を見極めたいですね。米金利が反発してドル買いになるのであれば、1ドル=150円台へジャンプアップはあり得ます。
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週末の米国市場序盤では、突破口が開かれるのではという期待感もありましたが、結局は否決されてしまったことで政府閉鎖(ガバメント・シャットダウン)が懸念され、株価は反落して取引を終えました。
もっとも、最新の情報としては共和党が多数を占める下院で、共和党のマッカーシー下院議長が共和党強硬派を切り捨ててつなぎ予算を可決。上院でも可決ということで、45日間のつなぎ予算が成立し、来月11月15日までは猶予を得る形となりました。
とはいえ、来月もまた予算を巡って揉めることが確定していますし、場合によっては政府閉鎖もあり得るので、政府閉鎖で何が起こるのか、その影響や背景、株価やドル円の値動きについて解説しておきたいと思います。
1.米政府閉鎖で一体何が起こるのか?
政府が必要不可欠と見なす治安維持や法執行などのサービスは継続されるものの、それ以外の多くの機関が閉鎖されます。国立博物館や美術館など。また、基本的に行政サービスの多くが停止されるため、市民からの問い合わせや申請手続き、例えば運転免許やパスポートの発行などはされなくなります。2.予算が成立させられない背景とは?
予算をめぐって与党・民主党と野党・共和党が激しい対立を見せています。ガバガバなばら撒きを目指す民主党に対し、共和党は大幅な歳出削減を求めています。まぁそもそもとして、バイデン政権(民主党)は支持基盤の各種団体にクソみたいに金を撒いてきましたから、それを継続したいと。どこの国もこの辺は同じなんですよね。日本も政治団体と強い繋がりの某団体が、大した活動もしていないのに数千万円もらったりしてますからね。
というわけで、大企業増税や福祉拡大という大きな政府を掲げる民主党に対し、小さな政府を掲げる共和党が強く反対しているという構図です。通常であれば、どこかで妥協点を見出して妥結となるわけですが、共和党の保守強硬派が全く妥協しようとしないこともあり、問題は根深くなっています。
共和党のマッカーシー下院議長は、つなぎ予算の成立を目指しましたが、マッカーシーと民主党の妥協を阻むべく、共和党強硬派が民主党と手を組んで議長解任を目論むなど、政治を取り巻く状況は複雑化しています。
が、流石にマッカーシーもそれを黙って見ているほどアホではないというか、民主党と手を組んで下院でつなぎ予算を成立させました。このことが今後、共和党内で不協和音を生むことになり、予算成立が難しくなる可能性もあり得ますので、今後も注意が必要でしょう。
3.株価への影響と展望
もし米政府閉鎖となれば、通算15回目の閉鎖となります。まぁ10年に一度ぐらいの割合で、それなりに起こるイベントなので、本質的に株価への影響はさほどありません。また、閉鎖開始時と閉鎖終了時のS&P500の値動きを比較すると、+2%を超える上昇となっています。理由としては、政府閉鎖が織り込まれた段階がほぼほぼ株安のピークとなり、あとは徐々に解決に向かっていくわけですから株が買い戻されるという流れです。
オバマ政権(2013年10月1日〜10月16日)と、トランプ政権時(2018年12月22日-2019年1月25日・過去最長)の政府閉鎖時のS&P500のチャートとなります。やはり政府閉鎖が織り込まれたタイミングが株安のピークとなっています。
ただし、今回は格付け会社のムーディーズが政府機関閉鎖に陥れば米国債の格付けにネガティブ、としていますので、ムーディーズの発表次第では金融市場が荒れることもあり得ますので、警戒はしておきましょう。
ちなみに今回は政府閉鎖回避ということで、週明けの株価はポジティブに反応しそうです。もっとも、極端な株高もないでしょう。特にナスダックは金利がもう少し下がらないと上値が重いままなので、ジリジリ戻していく展開を期待したいですね。
4.ドル円への影響と展望
ややリスクオフ(回避)で円高になる場面はあるものの、ドル円への影響は限定的と言えるでしょう。オバマ政権(2013年10月1日〜10月16日)と、トランプ政権時(2018年12月22日-2019年1月25日・過去最長)のドル円チャートとなります。まぁシャットダウンが本質的に影響することはないですね。
週明けはややポジティブに反応するかもしれませんが、大幅に円売りに傾いてガンガン上値を伸ばす展開にはなりにくいでしょうから、まずは米国の金利動向を見極めたいですね。米金利が反発してドル買いになるのであれば、1ドル=150円台へジャンプアップはあり得ます。
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ちなみにGMOはCFDでもミニ単位、ナスダック100miniなら最小単位だと現在2,200円前後、日経平均なら3,300円の資金でトレードできますので、S&P500など小資金でトレードしたい人にもオススメです↓
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さらに1回取引するだけで4,000円と私の書いたFX&CFDの攻略レポートももらえますので、ぜひぜひこの機会をお見逃しなく!なんとCFD攻略レポートももらえるんですって!日経CFDが話題になる中でめっちゃちょうど良い神キャンペーンじゃないですか、ビックリですね(アフィッアフィッ↓)
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