FRBのミニミニQE(量的緩和)を解説!金利低下圧力でドル安&株高に?【3月15〜16日のトレード戦略】
バイデンに騙されて死にかけました…正直、スマンカッタ…相手はボケ老人なのに信用するとかwww 嘘です;; 本当に申し訳ございません。で、米2月CPIは微妙に強めの数字でした。弱ければ利上げ終了でドル安加速で下方向だったんですが、まぁまぁ底堅い数字が並んでいるのが現状です。
米2月消費者物価指数はヘッドラインの総合が前月比+0.4・前年比+6.0%で予想通り。食品とエネルギーを除いたコア指数が+0.5%・+5.5%で、コア指数の前月比のみ予想(+0.4%)を上回りました。ピークアウトはしているわけですが、並んだ数字はやはり強め。まぁ内訳を見ると家賃が上昇の7割ぐらいを占めてるので、これさえ下がれば終わりなんですけどね。
で、これを受けて3月の利上げ織り込みが再び進んだ格好です。ただ、3月と5月の利上げをほぼほぼ織り込みつつも、早ければ6月には利下げという、やや歪みのある織り込みとなっており、こさぁドル高!という値動きにはなっていません。
今日は売られすぎた銀行株の買い戻しが進んでいますからね。FRBが発表した緊急のミニミニQE(量的緩和)を歓迎しています。まぁ株式市場は常に良いとこ取りですから、怪しい銀行が出てこない限りは、底堅い値動きを続けるのでしょう。
1年間限定ではありますが、米国債やMBS(住宅ローン担保証券)といった適格担保を時価ではなく額面で評価し、FRB(米連邦準備制度理事会)は市中銀行に融資するというものです。
FRBが国債などを購入するわけではないので厳密な意味でのQEとは違いますが、FRBが担保として保有して市中銀行に貸し付けるわけですから、お金の流れとしては一緒ですね。もちろん、あくまでも融資なので返済することが前提ではあるので、やはりQEのような単なる供給ではありませんが。
で、ここで問題になるのは、FRBが額面で評価して貸し付けるという点ですね。こうなると額面割れというのは1年間限定にせよ存在しないこととなり、債券を買う安心感にもつながります。つまり、債券価格の上昇=金利低下ですから、現在行なっている金融引き締め・利上げ政策と矛盾することになります。(為替にとっては金利低下圧力で、ドル安)
だから、一部ではこのミニミニQEを理由に利上げの可能性は無くなったとしているわけです。まぁ個人的には市場が織り込んでいる以上、3月の利上げはすると思ってます。
逆にこれでやらなかったらやらなかったでシコリというか、FRBは本当はヤバいと考えてるんじゃないか、とか、かえって疑念を生むことにもなりかねませんからね。
結局、リーマンショックのような金融システムそのものの問題ではない一方で、顧客心理の問題だけに根深いというか。米金融当局が、いくら大丈夫ですよと叫んだところで、やっぱり手元のゲンナマしか信じねぇ!みたいな人が一定レベルでいるようだと、資金流出が継続するわけで。
というわけで、少なくともドル高になりそうな状況ではないですし、どっかの銀行が怪しくなればクソ下げありそうなので、慌てて買わないでくださいということで。昨日ポジションを増やしていたら、利食いで良いんじゃないかと思います。
まぁいずれにせよ、ぶっ壊れる時はぶっ壊れますし、今回のように売られすぎた健全な銀行株の買い戻しを想定して短期トレードに取り組むのもありですから、準備だけは整えておいていただければと思います↓
あとは、FRBの早期利下げを意識させるような経済指標が出るだけで、自動的にドル安になりやすいかなと。まぁ日銀の金融緩和がやはり限界になってしまうのは目に見えているので、米金利の天井が見えた以上、自ずとドル円の天井も確定したイメージを持ってます。
なので、目先は133.50〜135.00円のコアレンジを意識でしょうね。今は89日移動平均線(134.291円)と21日移動平均線(135.305円)に挟まれている格好。何かあるとぶっ壊れて下ににぶっ飛んだまま戻ってこないパターンはあるので、トレード的にはロング(買い)はやや手がけにくい。トレードするのであれば、ショート・戻り売りでしょうか。基本的には下目線ではいます。
あとは、指標ギャンブルなら売り買いどっちでも良いですね。エッジのある方にかけて一瞬で抜いていけば良いだけですから、買ってもリスクはさほどないでしょう。
もうちょっとユーロとポンドが立ち直ってくると、ドル安路線がはっきりしそうなんですけどね。まぁそれまではしばらく我慢するしかなさそうです。
というわけで、今日の実況トレードはイマイチでしたが、今後も頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。アライさん(@pawhara_arai)でやってるので、お気軽にフォローいただければ。また、記事の拡散リツイートとお得なサービスやってますので、ブログのバナーを活用してくださいね↓
米2月消費者物価指数はヘッドラインの総合が前月比+0.4・前年比+6.0%で予想通り。食品とエネルギーを除いたコア指数が+0.5%・+5.5%で、コア指数の前月比のみ予想(+0.4%)を上回りました。ピークアウトはしているわけですが、並んだ数字はやはり強め。まぁ内訳を見ると家賃が上昇の7割ぐらいを占めてるので、これさえ下がれば終わりなんですけどね。
で、これを受けて3月の利上げ織り込みが再び進んだ格好です。ただ、3月と5月の利上げをほぼほぼ織り込みつつも、早ければ6月には利下げという、やや歪みのある織り込みとなっており、こさぁドル高!という値動きにはなっていません。
ドルインデックス(日足):TradingView
ドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの)を見る限り、ほぼ全くといって良いほど伸びていません。つまり、ドル円が134.50〜135.00円まで反発している今の値動きというのは、どちらかというと昨日の円高の巻き戻しですね。いわゆる質への逃避、リスクオフの円高から、やや懸念が後退して円安になってドル円、クロス円を支えているという話。今日は売られすぎた銀行株の買い戻しが進んでいますからね。FRBが発表した緊急のミニミニQE(量的緩和)を歓迎しています。まぁ株式市場は常に良いとこ取りですから、怪しい銀行が出てこない限りは、底堅い値動きを続けるのでしょう。
米国株:ミニミニQEの矛盾とは?金利低下で株高だが…
ミニミニQEとは何かという質問が読者の方から寄せられましたので、簡単に解説していきますとFRBが13日に緊急発表したBTFP(バンク・ターム・ファンディング・プログラム)という制度のことです。1年間限定ではありますが、米国債やMBS(住宅ローン担保証券)といった適格担保を時価ではなく額面で評価し、FRB(米連邦準備制度理事会)は市中銀行に融資するというものです。
FRBが国債などを購入するわけではないので厳密な意味でのQEとは違いますが、FRBが担保として保有して市中銀行に貸し付けるわけですから、お金の流れとしては一緒ですね。もちろん、あくまでも融資なので返済することが前提ではあるので、やはりQEのような単なる供給ではありませんが。
で、ここで問題になるのは、FRBが額面で評価して貸し付けるという点ですね。こうなると額面割れというのは1年間限定にせよ存在しないこととなり、債券を買う安心感にもつながります。つまり、債券価格の上昇=金利低下ですから、現在行なっている金融引き締め・利上げ政策と矛盾することになります。(為替にとっては金利低下圧力で、ドル安)
だから、一部ではこのミニミニQEを理由に利上げの可能性は無くなったとしているわけです。まぁ個人的には市場が織り込んでいる以上、3月の利上げはすると思ってます。
逆にこれでやらなかったらやらなかったでシコリというか、FRBは本当はヤバいと考えてるんじゃないか、とか、かえって疑念を生むことにもなりかねませんからね。
米主要株価指数(日足):TradingView
リスク一巡で買い戻し。株式市場は楽観する文化というのはその通りですね。まぁ次に銀行が死んだら終わる相場なわけですが。FRBが救済・延命策を打ち出したので、そうそうぶっつぶれる所はないと思いますが、クレディスイスのように顧客の資金流出が止まらない銀行もありますから、ないとは言えないのが怖いところ。結局、リーマンショックのような金融システムそのものの問題ではない一方で、顧客心理の問題だけに根深いというか。米金融当局が、いくら大丈夫ですよと叫んだところで、やっぱり手元のゲンナマしか信じねぇ!みたいな人が一定レベルでいるようだと、資金流出が継続するわけで。
というわけで、少なくともドル高になりそうな状況ではないですし、どっかの銀行が怪しくなればクソ下げありそうなので、慌てて買わないでくださいということで。昨日ポジションを増やしていたら、利食いで良いんじゃないかと思います。
まぁいずれにせよ、ぶっ壊れる時はぶっ壊れますし、今回のように売られすぎた健全な銀行株の買い戻しを想定して短期トレードに取り組むのもありですから、準備だけは整えておいていただければと思います↓
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為替:ドル円の天井はほぼ確定?利上げ加速が吹き飛び上値重い
じゃあ為替はどうなんのって話ですが、ユーロもポンドも大概ゴミなんで、なんだかんだ米ドルが押し出されて買われる場面は今後も続きそうかなと。もっとも利上げ加速どころか継続的な利上げすら怪しくなってきた以上、以前のような強さにはなり得ないので、リスクオフがあれば素直に下げやすいと思います。あとは、FRBの早期利下げを意識させるような経済指標が出るだけで、自動的にドル安になりやすいかなと。まぁ日銀の金融緩和がやはり限界になってしまうのは目に見えているので、米金利の天井が見えた以上、自ずとドル円の天井も確定したイメージを持ってます。
ドル円(日足)のチャート
下げのペースも思ったほどではなかったんですけどね。円売りも根強いというか、日本の金利も下がったので日米金利差を意識すると、そこまで円を買えないという事情もあるのでしょう。大幅な円高のためには、日銀の動きが必要ということでもあります。あとは、どこかの銀行がぶっ壊れてのリスクオフか。なので、目先は133.50〜135.00円のコアレンジを意識でしょうね。今は89日移動平均線(134.291円)と21日移動平均線(135.305円)に挟まれている格好。何かあるとぶっ壊れて下ににぶっ飛んだまま戻ってこないパターンはあるので、トレード的にはロング(買い)はやや手がけにくい。トレードするのであれば、ショート・戻り売りでしょうか。基本的には下目線ではいます。
あとは、指標ギャンブルなら売り買いどっちでも良いですね。エッジのある方にかけて一瞬で抜いていけば良いだけですから、買ってもリスクはさほどないでしょう。
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もうちょっとユーロとポンドが立ち直ってくると、ドル安路線がはっきりしそうなんですけどね。まぁそれまではしばらく我慢するしかなさそうです。
というわけで、今日の実況トレードはイマイチでしたが、今後も頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。アライさん(@pawhara_arai)でやってるので、お気軽にフォローいただければ。また、記事の拡散リツイートとお得なサービスやってますので、ブログのバナーを活用してくださいね↓
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