週明けもギュインギュインと1円幅の乱高下で、結構キツイ相場となってます。まぁデイ気味で相場に張ってく方が健全かもしれません。最近、欧州で否定されるパターン多杉内。

週明けは予想外にOPECプラス（石油輸出国機構）が5月から110万バレル減産合意とのニュースで原油先物が7%もジャンプアップ！為替はドル高、そして円売りで早朝のオセアニア市場がスタート。原油高からの貿易赤字拡大を意識したものと思われます。

その後は、先週の年度末の円売りフローの巻き戻しで円が買い戻されたものの、欧州市場では再び円売りという流れ。なかなかポジションは救われず相変わらずゲロってます。まぁ普段のざら場トレードは裏垢（@ura_araisanfx）でやってるので、興味がある方はフォローお願いします。トレードは自分で調整できる中級者以上向けですが。

ポジなしでショートしたいなら今なのだな。多分👌 pic.twitter.com/HdnE0HL5cF

— 裏アライ軍FX (@ura_araisanfx) April 3, 2023

まぁ全体の値動きとして、割とノイジーですね。原油がまた下がってくれば一過性の動きに終わるでしょうが、この円売りはシリコンバレー銀行の破綻から始まった一連の金融不安からの景気後退織り込みが過剰であったことも影響しているかもしれません。

そういった意味では、今日の23:00発表の米3月ISM製造業指数は非常に重要な意味を持つことになります。購買担当者の景気見通しであり、金融不安を受けて状況がどう変わったのかがポイントとなります。

3月のNY連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が大きく落ち込んでいるだけに、サプライズもありそうです。まぁ予想値が47.5ポイントと前回から横ばいの比較的堅調予想となっているので、42〜43ポイントといった数字が出れば、ドル安が加速しそうです。ギャンブルは当然ショートですね。

また、ギャンブルトレードは、いつものようにアライさん（@pawhara_arai）で実況していきますので、よろしくお願いします。

ゴルディロックスが相場の支え！原油価格と経済指標が波乱材料

為替も含めて市場全体がやや複雑になってますね。減産合意のサプライズで原油価格の大幅上昇もありましたし、欧州株もマチマチでリスクオン（選好）というわけでもないですし。とはいえ、アノマリー的には3月が年度末フローで天井になりがちなので、そこまで心配はしていません。

ISMはドル円ショートでのギャンブルとなりますが、欧州時間帯にドル安となってしまい、なんだかなーというのはあります。ISMへの警戒感があったのかもしれません。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

今日も高値をつけにいきましたが、結局133円台後半から134.00円のラインで押し戻されるという展開になっています。まぁデイトレレベルで考えるのであれば、まずは押し目狙いということにはなりそうですが、日足ベース的には133.00円前後の132.80〜133.20円レベルか。

とはいえ、上昇の根拠となっているのはリスクオン気味の流れで、ドル安だけどもそれ以上に円安というのがあるため、短期的にトレンドは上方向でも積極的には買いにくいか。

とりあえず、指標ギャンブルによる悪い経済指標期待でドル安かつリスクオフ（回避）の円高を狙っていくのが今のトレードアイディアではあります。30分前と5分前の2回に分けてドル円をショートするスタイルで今週もやっていきます。

ユーロドル（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロドルもやや反発。1.080ドルレベルで支えられる流れが続いています。ここをゴリっと割り込んでくると、またユーロ売りが強まりそうではありますが。上値は1.088〜1.093ドルが明らかに重く、結局、欧州の経済指標が悪いので、極端には買われない状況となっています。

まぁ基本的に狭いレンジでの値動きなので、特段トレードでどうこうということはないです。1.093ドルレベルを明らかに抜けてくると、局面が変わってきそうなので注意ですが。

ユーロ円（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロそのものがどうこうというよりも、円売りが大きな支えなので、特段どうこうということもありません。値頃感的にはショートですが、短期トレンドはなかなか悩ましいですね。原油相場もドルにとって大きなノイズなので、それに振り回されるユーロ円も乱高下という流れ。

まずはレンジと割り切って損切り浅めにトレードしていくか、様子を見るしかないでしょう。原油とドルの値動きが落ち着いてくれば、また入り直したいですね。

そして、ユーロ円上昇の正体としては、やはり相場全体がゴルディロックス（適温相場）気味のリスクオンですね。米国のインフレ指標が完全にピークアウト、利上げも一巡して金融不安からFRB（米連邦準備制度理事会）が50兆円以上も市中に投入してリスクマネーが株を物色、ドル安の円安の流れです。

そういう意味では、米国に関しては強めの数字が出た方が相場的には荒れそうというか、米利上げへの警戒感からドル高、株安、円高みたいになりそうなので、ユーロ円ショートには優しそうw まぁ悪ければ悪いで、企業業績の下振れ懸念からリスクオフで円高も考えられますが、今のところは利下げを重く見てのリスクオンなんですよね。うーん、金余り。


今のところ状況が大きく変化したわけではないので、あまり心配はしていません。結局、今後もいろいろと問題は出てくるでしょうし、アノマリー的に下げやすいというのは明らかですから、無意味な動きに右往左往しないでしっかりとポリシーを保つ、ギャンブルはギャンブルに徹することが重要でしょう。

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