ポンドは買ってても良いと思います。まぁ今日も円売りが加速しているのは、スイス中銀、ノルウェー中銀と相次いで利上げが発表された影響ですね。特にノルウェーはコンセンサス予想を上回る0.50%の利上げとなりましたから、今年の円安2.0が始まったなと。

RBA（オーストラリア中銀）、BOC（カナダ中銀）が利上げを再開。そして、FRB（米連邦準備制度理事会）が残り2回の利上げを示し、ECB（欧州中銀）も7月の利上げをほぼ確約ということで、動かざること山のごとしの植田円安が始まったわけですが、さらに今日のBOE（英中銀）でダメ押しなるかって話ですね。

20:00発表のBOEの政策金利発表では、コンセンサスは0.25%の利上げとなっていますが、一部では既に0.50%という声も上がっており、0.25%の利上げは当然として中身が問われることになりそうです。

まぁとにかく英国はインフレが止まらないので、もうズタズタ気味の経済を息の根を止めてでも利上げをするタームにはなりつつありますね。このインフレで、景気が本当に低迷してるわけですから、遠慮してもしゃーないみたいなところがありますからね。

なので、まずは0.50%の利上げに投票するようなメンバーがどれぐらいいるかでしょうね。サプライズで0.50%の利上げになれば、ポンド円はぶっ飛んでいきそうですが。

ポンド円（日足）のチャート：外為どっとコム

ポン円に関しては、結果が出てから乗っかっても間に合いますからね。260円行くんだろゼルイ！通過点じゃねーかよ180円台なんか!!と言いつつ、チキン利確はしちゃいますけどw

しゃーねー減らします。 pic.twitter.com/Msr3wKqzRU

— ゼルイさん@アライ軍伍長 (@araisanfx) June 21, 2023

20時のイベント前の利食いします。ユロ円だけ2枚残します👍 pic.twitter.com/31gG2LCF0p

— ゼルイさん@アライ軍伍長 (@araisanfx) June 22, 2023

今週はポンド円で−28,000円の事故スタートとなりましたが、昨日＋22,000円の利益確定、今日で完全プラ転ですね。まぁゆーてユーロの買い戻しが大そうなんで、引き続きユーロ円、ポンド円の押し目買い・ロングを並行してやっていく予定です。

ざら場の完全先出しの実況トレードはゼルイさん（@araisanfx）でやっているので、フォローよろしくお願いします。

トルコリラ円は触る価値なし！ロンガーが全員こんがり焼かれる展開も？

🇹🇷🇯🇵トルコリラ円のポジションブック（価格分布）
95%が買い！多分だけど、こいつら死ぬんじゃね？ pic.twitter.com/SjxhuN216X

— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) June 22, 2023

まぁトルコリラどうですかみたいな質問あるんですけど、死ぬとしか言えなくないですかね。こちらも20時に政策金利が発表されるわけですが、大幅利上げになるのではないかと。ついにエルドアン大統領も利上げを許容するのではないかと。

まず、それって本当かって話ですし、仮に利上げをしたからといってトルコリラが買える通貨ではないというのは以前から解説している通り。体質的に詰んでるんですよね。

→【6/9最新】トルコリラ円の展望・解説！取り扱い有力FX会社スワップポイント比較まとめ【TRY/JPY】

ごく短期ならアリかもしれませんけど、利上げそのものは織り込まれているんで、仮に8.5%の金利が15〜20%になったところで不十分的な烙印を押されて急落もありますしね。なんとも言えません。

トルコリラ円（日足）のチャート：外為どっとコム

売られ過ぎではあるんですが、じゃあ結局は買えるかって話になるんでね。まぁ瞬間的な値幅を狙うにせよ、流動性は極めて薄いですしスプレッドの問題もあるしで、全くトレードはお勧めしません。あとは、売りからはどうかというのもありますが、最大で値幅6円ですからね。リスクとリターンの釣り合いが取れてないのでスルーでしょう。

こちらにも言えることですが、仮に上昇軌道に戻るなら、10円から買ったって間に合うわけで。勝算が未知数な以上、ギャンブルする価値はないと思います。

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