日本時間未明（27日午前3:00）に発表されるFOMC（米連邦公開市場委員会）で焦点となるのは、次回9月FOMCで利上げがあるか否かという点です。今回に関しては0.25%の利上げは織り込み済みなので、もはやどうでも良いでしょう。逆になければ大サプライズで、株価は上抜けぶち抜きという話なだけで。

まぁ本日早朝にFedウォッチャー（FRBの見解を示唆してくれる偉い記者さん）のニック・ティミラオスが、市場の7月利上げ打ち止め期待をけん制していましたが、当然と言えば当然というか、これにサプライズはあまりありません。

6月からのインフレ率が、利上げ予想の2回目を疑問視するほど鈍化し続けたとしても、今週パウエル議長が2回目の利上げは行わないと示唆をするとの市場の予想を正当化するには、成長率が強すぎる可能性。

ニックちゃん、タカ派ストーリーに言及。まぁ最近のパターンかな。 https://t.co/prDeAdGaz8

— 米国株ゆきママ💛FX実況アライ軍筆頭戦士 (@pawhara_arai) July 25, 2023

市場はすでに7月利上げ打ち止め、9月は利上げナシを織り込んでいるわけですが、パウエルFRB議長が9月の利上げは必要との見解を示さない限りは問題ないでしょう。6月のFOMCと同様に9月はライブ（データ次第）という見解を示すのであれば、目先のインフレ指標の鈍化から利上げ打ち止め期待というのは継続しやすいわけで。

「焼かれながらも……人は…そこに希望があればついてくる……！」

ということですね。週末28日発表の米PCEコア・デフレーター（個人消費支出のインフレ指数）は懸念材料ですが、仮にこれが強くても9月FOMCまでは相当時間がありますからね。経済指標でインフレ後退、景気悪化のどちらかが示されれば9月の利上げはない可能性が高くなるわけですから、株式市場は引き続きそれに賭け続けることになるでしょう。

結論としては、パウエルFRB議長が9月も利上げが必要といった見解を示す可能性は低く、タカ派サプライズはないように思います。もし、このサプライズがあれば、株安・円高、そしてドル高のリスクオフ（回避）の値動きになりやすいですが、このパターンは極めて低いでしょう。

やはりメインシナリオとしては、6月同様にデータ次第であるとの従来通りの見解を示し、市場の行き過ぎた織り込みを正す程度でしょうか。ややタカ派的な見解が示されて、一時的にはやや株安・円高・ドル高の値動きが出る可能性には警戒が必要です。

もっとも、今はインフレが後退しつつあるものの、景気が強すぎて利上げを継続しなければならない可能性が残されていますが、9月のFOMCまでは相当な時間があり、景気悪化を示唆する数字が出れば利上げ打ち止めがかなり現実的になるため、株式市場を中心にそれに賭けるでしょう。

したがって、9月利上げが必要というタカ派サプライズがない限り、株は強気で買いで問題ありません。それどころか、未明のFOMC、そして週末の米PCEが強めだった場合、ここ数週間が未曾有の買い場、最後のチャンスになる可能性が高いですから、ぜひぜひこのチャンスをお見逃しなくということで。

ナスダック100指数先物・CFD（日足）:TradingView

指数はやはりナスダック100でしょう。他の指数と比べてパフォーマンスが圧倒的ですからね。短期的には上がりすぎており、ネットフリックス（NFLX）のようなクソ銘柄でも買われるような風土があって、9月利上げ懸念が高まるとギクシャクしそうではありますが、14,600ポイントレベルを底として考えていれば問題ないように思います。多少タカ派的な見解を示す程度なら、仮に相当オーバーシュートしてもせいぜいこのレベルが底です。

今日は利益確定に押されてしまっていますが、FOMCがハト派な受け止めとなれば上方向にぶち抜いていくことになるわけですからね。まぁ若干タカ派的な発言が出て多少下げるのがメインシナリオではありますが、売りから入るという選択肢は難しいです。まだまだ株価の上値に余裕がある一方で、決算も強く経済指標も良好なので下げ余地は小さい。

また、債券市場への資金投入は今だに限定的であり、金利もまずまず高いわけですから、この辺が大きく変わらない限りは買い以外の選択肢はないでしょう。すでに利益を出している人は5〜6割ぐらい、ノーポジの人でも3〜4割ぐらいのポジにして、今後のトレードを進めていけば良いと思います。今日は一段下げそうなので、ポジ多めの人は少し減らしておきましょう。で、下がったところを買うと。

大抵の場合、市場が総楽観気味になってパンパンに株価が高くなってから入る人が多いので、ぜひこのタイミングで株を買い進めていきましょう。ここがラストチャンスの可能性大！まぁすでに日本も30年のデフレが終わりを告げ、目先では米国以上のインフレ指数になっていますからね。インフレには株です。以下の2社活用しましょう↓

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日銀イベントも控えているので結局はレンジ？FOMCは若干ドル高の可能性が高そうだが…

昨日の米指標は強く、コンファレンスボードが発表した米7月消費者信頼感指数も2020年3月以来となる2年ぶりの高水準でしたが、ドル円も結局は伸びきれずという相場でした。週明けの欧州PMI、独IFO企業景況感指数などの弱さを受けてユーロが売られ、ドルは支えられていますが、ドルの先高観はないということでしょう。

未明のFOMCでは、ややタカ派的な見解が示されてドル買いが強まる場面がありそうですが、あっても9月利上げでお終いという見方が変わることはないため、極端なドル高というのもなさそう。

となると、あとは週末の日銀金融政策決定会合・結果発表でYCC修正があるかどうかが焦点となりそうです。海外勢は引き続きYCC修正を警戒していますから、これがなければ一旦は円売りに傾きそうです。ただ、FOMCでタカ派サプライズがなければドル高エンジンは微妙、ユーロ売りに支えられているだけなので、上値も限定的というのが今の考えです。

ドルスト狙おうにも、最近は欧州・英国経済がゴミ過ぎてイマイチ信頼できないというか。かといって、ドルの先高観には限界が。7月で利上げ打ち止めの可能性、あっても9月で利上げは終わりなわけで。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

ドル円は結局レンジになりそうなのかなと。今夜のFOMCでは、市場の織り込みよりはタカ派的で瞬間的にはドル高になってドル円も買い戻されそう。

一方で海外勢はYCC修正への警戒感が根強いですから、141円台半ばから後半にかけては売られやすいという流れ。まぁ短期的には139.80円を背にロングして、FOMCギャンブルというのも悪くはなさそうですが、せいぜい上がっても141円台ということを考えると、リスクとリターンが釣り合わない気がします。

ポンドドル（日足）のチャート：外為どっとコム

ポンドドルは上がっていけねーじゃんって感じになってますね。英国のCPIが下振れしてインフレ後退が示唆されて以降、1.300ドルの大台にすら戻せてない状況。直近はややドル安が支えとなっているだけで、ポンド自体上値を追う状況にはありません。まぁ強めの英指標が出れば、またひっくり返るとは思いますが、少なくともそれまでは買えないです。

かといって、極端なドル高もなさそうなので、売れないですね。歴史的に引き続き低水準でもありますし。まぁ米国の利上げ停止期待も影響しているので、インフレが後退しても粛々と利上げをし続けていくという見解がBOE（英中銀）から出てくるまでは、まずは待ちかと思います。


とにかく、為替は無理せずですね。しばらくはレンジと割り切ってトレードする程度。っていうか、日銀も控えているのであえてトレードしなくても良いともいます。FOMCと日銀でトレンドが確定してから、狙えそうな場面があれば狙っていく程度で。無理をしても資金を減らすだけだと思います。

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昨日受け付けられたからまだ枠はあるっぽい
もし埋まっちゃってもこのところ毎月やってるみたいだから
来月またやる可能性もあるかも https://t.co/Rh3nkSWEu0

— コジねこ (@MxZcirku0aaHpmy) July 15, 2022

とにかく、基本的なことを押さえた上で取り組むことが重要ですから、ぜひぜひこのチャンスを活用していただければと思います。

要注意！口座開設を申し込む前に必ずブラウザの設定を確認してください|ω'*)ｼﾞｰ

口座開設の申し込みの際、Cookie（クッキー）が無効になっていたり、ブラウザがシークレットモード（プライベートモード）になっていたりすると会社側で確認が取れないため、せっかく条件を満たしてもレポートやキャッシュバックが送られてこないという事態になってしまいます＼(^o^)／ｵﾜﾀ

また、時間を置くとクッキーが削除されてしまう場合がありますから、申し込む直前に専用バナーをしっかり踏んで、すぐに口座開設を完了させましょう！

これらのことを守らないと、自分から問い合わせて確認をしないともらえない、あるいは最悪もらえなくなってしまうということもあり得ますから、ブラウザの設定は必ず確認しておきましょう。

■iPhone（Safari）の場合（設定→Safari→CookieをブロックをOFF）
■Android（Chrome）の場合（Chrome起動後、右上3点コロン→設定→サイトの設定→Cookieを許可）スマホだとこんな感じです。PCやタブレット、その他のブラウザの場合は以下の設定を確認ください。また、PCの場合は稀にウイルスソフトがクッキーを排除するといった挙動もあるようなのでOFFにしておくと良いでしょう。

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