米国債格下げショックで悪夢再び？所詮はフィッチなので影響は限定的、買い場キタコレ！【8月2〜3日の見通し・トレード戦略】

三大格付け会社（ムーディーズ、スタンダード＆プアーズ）の一角であるフィッチ・レーティングスが米国債の格付けを最高のAAA（トリプルエー）から1ノッチ引き下げてAA＋に格下げしました。これを受け、ドル売り・株安の流れとなっています。

まぁ米国債ショックといった声も上がっていますが、所詮はフィッチなんでね。三大格付け会社とは言っても、ムーディーズやS&Pからはだいぶ落ちる印象。2011年8月にS&Pが米国債を格下げした時はショック商状となりましたが、この時はギリシャの債務危機もあり、懸念が高まっていたことも大きいですからね。

確かにAAA格付けのソブリン債（国債）のみの保有を義務付けられているファンドもあるため、多少は影響もあるでしょうが、所詮はフィッチですからね。ムーディーズが追随するとか、すでに格下げしているS&Pがさらに引き下げるとか、フィッチ関係者からさらなる爆弾発言でもない限り、影響は限定的であるように思います。

ちなみに2011年の時も10月には株価を回復してますからね。現段階では、2011年と比べても極めて限定的であること、欧州の懸念などがないことなど踏まえると、極めて限定的であると思います。

繰り返しになりますが、所詮はフィッチの格付けですからね。ソブリンシーリング（企業の信用格付けはその国・政府の格付けが上限、天井＝シーリングという考え方）の原則を無視して、米大手大企業はAAA格付けのままですからね。所詮、金で転ぶような会社の格付けなんだよな。現実問題として。

一番買われていた日本株が一旦売られる！完全に押し目チャンス

絶賛関係悪化中の中国が米国債を売るとか、先ほど書いたようにムーディーズやS&Pが追随する、フィッチ関係者から爆弾発言でも出ない限り、このイベントにおけるドル安・株安の動きはボチボチ一巡かなといった印象です。さらに下げるには追加の材料が必要でしょう。

日経225CFD（日足）:TradingView

米国債の格付け引き下げで、なんで日経平均が一番下がるんだよぉ！という声がありましたが、直近で海外勢が一番買っていた資産が日本株だったからでしょうね。とりあえず、ポジション調整の動き。繰り返している通り、本質的に意味はないですし過剰反応でしかないので、この下げは喜んで買い。日経平均の方を優先して買いたいですね。

やはり33,000円台では重めなので、33,100〜33,300円レベルでは利食いしたい。目先は31,800円レベルを大底として買っていけば問題ないでしょう。最悪、30,600円ぐらいまで見ておけばOK。32,000〜32,200円、32,600〜32,800円とかが買いの目処。

ナスダック100CFD（日足）:TradingView

ナスダックも買いですね。15,300〜15,600ポイントレベルが目先の買い場。15,300ポイントレベルでしっかり拾えるようなポジション配分で買っていけば問題ないです。最大で14,600ポイントレベルを考えておけば良いでしょう。

【宣伝】トレアイ参戦でもお馴染みのGMOクリック証券【FXネオ】で、タイアップ限定キャンペーンとして1万通貨取引で4,000円がもらえますので、ぜひこの機会に！

ちなみにGMOはCFDでもミニ単位、ナスダック100miniなら最小単位だと現在22,000円前後の証拠金からトレードできますので、S&P500など小資金でトレードしたい人にもオススメです↓

▼最短5分で申込完了！もちろん口座開設は0円、維持手数料も無料です▼
GMOクリック証券で最大304,000円ゲット！

【アフィ活】それから、アラママがFXのトレードに使っているDMM.com証券では、日本225（日経平均連動型CFD）や米国NYダウ30（ダウ先物連動型CFD）、米国ナスダック100（ナスダック100先物連動型CFD）、米国S&P500（S&P500先物連動型CFD）がトレードできます。FX口座を持っていればCFD口座の追加は簡潔で、ログインするだけで追加完了しますので、ぜひこの機会に！

DMM FXで1回取引するだけで4,000円と私の書いたFX＆CFDの攻略レポートももらえますので、ぜひぜひこの機会をお見逃しなく！なんとCFD攻略レポートももらえるんですって！日経CFDが話題になる中でめっちゃちょうど良い神キャンペーンじゃないですか、ビックリですね（アフィッアフィッ↓）

▼最短約5分で入力完了！もちろん口座開設・維持手数料は無料▼
DMM FXで4,000円とゆきママ特製FX＆CFDレポートをGET！

ドルはほぼ全戻し！株が戻して円売り再開ならドル円は144円も…

為替はドルそのものはほぼ全戻し。株価が戻ればドル円はもう一段ありそうですね。ドル円の短期トレンドは明らかに上方向なので逆らっても仕方ないですが、長い目で見てそこまで買えるのかという疑問もあり、個人的に手は出ません。まぁ株買ってれば儲かる相場で、わざわざ為替をやる理由もないので、基本的には様子見推奨。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

先ほどのADP雇用報告が強めの数字となったこともドル円の押し上げ材料でしょう。雇用が強いですから、早々に米国が利下げというとはないですし、日銀もYCC修正を終えてしばらく追加の政策変更はなさそう。となれば、日米金利差が極端に縮小することはないといった見方で、底堅い値動きは続いています。

今のとなっては140円台割れは過剰反応。現状では141.50円を背に買っていくというのが正しそうではあります。141.30円ぐらいに損切りを置いて、142.00〜142.50円ぐらいから買ってく程度でしょうか。短期的には144円レベルを目指しそうです。