とりあえず株買えよ、という感じ。確かにエヌビディア（NVDA）は高いは高いが、決算を外して下げても500-600ドル程度だと思われる。ブログでも一生一緒にエヌビディア♪と散々こすってきたので、すでに大体の人は買っているとは思いますが、安全策なら決算発表の21日前に半分ぐらい利食いして、あとは決算見てからどうするか考えれば良いでしょう。
ブログやXでも度々触れてきましたが、ペロシが買ったタイミング（12月末頃）でイナゴしても＋50%取れてしまうという現実…頭おかしなるでー！まぁ決算前にワンチャン800ドルはあるかも知れませんが、流石に超絶好決算が織り込まれるだけ織り込まれてるので、決算で伸びはない気はしますね。逆に失望あったらそれなりの下げが来そうなので、そこで買うのが賢いのかなと。

繰り返しになりますが、ノーポジであれば1-2-6か1-3-9の呼吸で、まずは1入って決算見て2or3、相場全体の暴落調整のトリガーになるなら6or9入るぐらいの精神で良いと思います。CFDとかでやってる場合は、ある程度のところで一旦利食い推奨。

まぁNISAの成長枠でエヌビディアをコツコツ買っていくのはアリかなと。シリコンサイクル（半導体産業にみられる2-4年周期での景気循環）で景気の底を抜け出してきたばかりなので、しばらくは安泰でしょうから。AIに陰りが見えてきたら一旦利食いすれば良いだけですからね。

→株高の今始めるべき？一括orつみたて？特定口座の保有株は？新NISAのギモンに答えます！

というわけで、今週の株と為替の値動き展望やトレード戦略について解説していきますので、よろしくお願いします。興味のあるサービスがあれば、ぜひブログのバナーを活用して口座開設いただけるとブログの更新頻度などアップしますので、オネシャス！

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暴落要素は見当たらない！浅い押し目で買い増したい

エヌビディアが狂い上げ、日経平均も暴騰となったことで、まだ波に乗れてない人を対象に暴落芸人たちが暴落する暴落する煽ってPV稼ぎに必死ですが、全く暴落する兆しがないんだよなぁと。多少の調整はあるでしょうが、今のところ大幅な調整というのは想定しなくて良いのかなと。

米国がこれから不況になって云々言ってる人もいますが、大不況になるなら大幅な利下げがあるわけで、リセッション（景気後退）で大きな調整があるなら、そのタイミングで全力で買っていくだけですしおすし。まぁあまり不安になり過ぎずに、様子見ながらタイミングずらして、半分ぐらいの資金は投入してええんじゃないかと思うわけです。

2-3年前のコロナバブルの時に、やたらレバナスが煽られていましたが、ああいうのがバブルなわけですしね。ネット芸の冴えわたる某インフルエンサーが登場していたりとか。積みレバは後に金融庁のブチギレ案件につながるわけですがw

→リベンジ成功!? 田端信太郎に「買おうかな」と言わしめた“ツミレバ”新ファンドの魅力とは（外部サイト：大和アセットマネジメント）
→レバレッジ型・インバース型 ETF 等への投資にあたってご注意ください（外部サイト：金融庁）

日経225CFD（日足）のチャート

売り手不在の日本株。個人投資家が頑張って売ってたけど、もう絶滅しちゃったのかなと。岐阜さんもついに損切りしましたしね。とにかく、空売り比率が低くて指数に影響力の大きい主力銘柄・大型株ばかりが物色される流れになっています。実際、先週の騰落銘柄数を見ると4割ぐらいしか上がってないわけで。残り6割は下落しているのですが、日経平均は止まらねぇ流れ。海外勢の暴力ですね。

背景はいろいろありますが、ドル高に加えて円安が進んだことがあるでしょう。ドル高はFRB（米連邦準備制度理事会）の利下げ後ズレ意識でジワジワとドルが買われた流れになったこと。

そして、円安に関しては、植田日銀総裁＆内田日銀副総裁の両名がマイナス金利解除はあっても利上げはない、と明確に宣言したことがあります。これは株を買う安心感にもつながりました。

これは債券運用大手のピムコ（パシフィック・インベストメント・マネジメント）が、マイナス金利解除後に2回の利上げを想定しているとレポートで発表したことが影響しているように思います。まぁ日銀からすれば、金利上昇に賭ける日銀アタックにつながって相場が荒れるので、こういった海外勢の憶測は早めに芽を摘んでおきたいということだったのでしょう。

逆にピムコあたりの海外勢からすれば、日銀文学が意味不明過ぎるので、痺れを切らして「そこんとこどうなん？」と試しに行ったのかも知れません。

話がだいぶそれましたが、海外勢が総悲観で売りに行くような出来事でもない限り、底堅い値動きが続くだろうということです。日経寄与度の高い値嵩株を中心に引き続き買われそうです。

短期的には、36,500円レベルが1つの底となりそうで、よほど崩れても35,800-36,000円が下値目処でしょう。このレベルをあっさり割るならやや警戒してラストナンピンを探るところですが、日経平均をCFDなどでデイトレするなら、36,500円で喜んで追加して、35,800-36,000円で合計7割ぐらいの資金を投入するイメージで問題ないと思います。残り3割でラストナンピンするタイミングを探すって感じです。

ナスダック100CFD（日足）のチャート

S&P500がついに5,000ポイントの大台。ナスダック100指数も止まらねぇといった流れに。強気過ぎるとは言われているものの、ITバブルの時のように中身のない株が買われてるわけではなく、相変わらずGAFAに代表されるビッグテックが牽引してるわけで。エヌビディアを除いては決算も終えたため、暴落リスクというのはどんどん下がってるのが現実でしょうか。

流石にエヌビディアが崩れれば一旦調整モードに入るでしょうが、下げても16,800-17,000ポイントが強めのサポートとなりそう。このレベルをあっさり割り込むと深めの調整となりそうなので注意ですが。

トレード的には、やはり軽めに買いつつ、ついていくしかないように思います。とりあえず、17,200ポイントぐらいを底と見つつ買い進めていって、割り込んだら底を確認するようなイメージで見ています。高値で買い過ぎると苦しいでしょうが、無理せずなら問題ないでしょう。

こんな感じですね。短期的には、エヌビディアの決算がリスク材料ぐらいで、あとはあっても小さめの調整になるのかなといった状況なので、とにかく乗り遅れた人でも、まずは株は軽く買って様子を見ましょうということで。

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円売りは継続！ドルは経済指標次第だが極端な売りも見込みにくい

ドル円が下げるのは、結局ドル安ぐらいですからね。今週は米CPI、米小売の発表があるので、それが大きく下振れするならドル安の流れもありそうですが。一方で、先にも述べたように日銀が利上げ観測を完全に否定したことで、底堅い円売りがしばらく続くのは確定しているため、ドル円・クロス円は底堅いと考えるのが自然かなと。何らかのリスクでも発生しない限り、急激な円高はないと見るのが自然でしょう。

ドル円（日足）のチャート

円は売られるし、ドルも強い流れとなっています。なぜドルが強いかというと、やはり米国の利下げが後ズレしていることが挙げられます。今、マーケットはやや疑心暗鬼になっていて、5月には利下げされそうだけど、もっともっと後ズレしていくんじゃないかと、そう懸念しているということです。

インフレはもはや完全にピークアウトし、下げすぎなぐらいですが、一方で雇用は強く平均時給も高いわけで。このインフレ再燃の芽が消えないとすれば、予防的な利下げはあっても、本当に年5-6回の利下げなんてできるのかと、そうなってるわけです。

というわけで、米国の実体経済がよほど悪いとか、雇用の弱さが明らかにならない限り、ドル円が極端に下げるのは難しいように思います。そうじゃないと日米の金利差は縮まりませんからね。

値動き的には一段上を目指す流れになっています。まぁ今週の指標次第でドルが垂れれば押し目はあるでしょうが、ゴリゴリ下げていくような値動きはかなりハードルが高そう。一方で、金利差が一段と拡大していくかというと、それもハードルが高いので、1ドル＝150円台ぐらいを天井としてトレードするしかないのかなと。

具体的には、浅めに148円台に差し込んできたら軽く買い、148.80-149.00円ぐらいで軽めにですね。148円台半ばから下の148.30-148.50円ぐらいで追加。損切りは148.00円の節目割れの147.90円でしょうか。21日移動平均線（147.733円）も競り上がってくるので、21日線割れぐらいを損切りと見ておきたいですね。

とりあえず、ドル円はこんな感じですね。この他のクロス円に関しても、どこが利下げを後ズレさせるかということで、ポンド円とかが強いですね。インフレ再燃まで見えてると。ただ、欧州もそうですが経済そのものに脆弱性を抱えているため、ノイズが多く見極めが難しいですね。

いずれにせよ、クロス円はしばらく押し目買い・ロングを狙うイメージです。ユーロ円だけは、マジでユーロそのものに買い材料がないのでパスですが。それでは、今週も1週間頑張っていきましょうということで。

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