原油・ゴールド・ビットコインの展望解説!地政学的リスクも含め買われやすい地合い→4月15日
イランのイスラエル攻撃の全貌が明らかになるにつれ、極めてコントロールされた抑制的な報復だったことが分かる。事前に周辺国に通告し、第三国を経由してイスラエルにも作戦の内容を伝え、民間人を避難させた上での攻撃でした。
イスラエルより、よほど現実が見えているし理性的である。米国も明確にイスラエルの再反撃に反対、釘を刺したことで週明けの暴落リスクは低そうかなと。ビットコインもサンデーダウも戻してきたし。
てなわけで、イスラエルがトチ狂わない限りシャンシャンの手打ちで終わって、今週は日米企業の決算なんかを確認しながら納税売りの反動をまったり楽しむという流れになるわけですが、ネタニヤフ政権は極右的人物が多いこともあり、すんなりは終わらなそうな予感もあるわけで。
そもそも論で言えば、米国はハマス掃討作戦はともかくとして、深入りすべきではないと警告を続けてきました。だって、米国だってイラク戦争で治安維持とか散々やった結果、なんの成果も得られなかったわけで。だから、やることやったらさっさと撤収して終わろうぜって言ってきたわけで。
が、その忠告をガン無視する形で、泥沼に陥ってるのが今のイスラエルなわけで。まぁ今後も選択を間違い続ける可能性は高そうなので、しばらくは乱高下は意識しておきたい。
とりあえず、一旦はリスク緩和で明日は株が買われそうですが、どうせ金利も高いので米国株の上値は重いでしょうから、もし大きく上がるようなら一旦利食いでしょうね。株も為替も慎重に押し目待ちということで。
それでは、質問の多かった原油やゴールド、ビットコインの展望について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。
まぁ世界経済をトータルで見ると、そこまでカンカンに強いわけではないので、原油価格が上がれば需要は減りますからね。そういった意味でも、中東情勢が緊迫すれば1バレル=100ドルを超える場面はあるかと思いますが、超え続けるのは難しい気はします。冬場になって厳冬とかが重なってくると、分かりませんけど。
あとは、まだまだ死んでいる感じの中国経済が、金融緩和とかで鬼復活みたいなことになると、100ドルを超えていく原動力にはなり得ますので、そういった意味では中国の経済は注目しておきたい。
目先の底は80ドルでしょうね。今の需給バランスに大きな変動、つまりロシアやサウジが減産をやめるなどがない限りは、なかなか下がらないですし、中東懸念というのは常に意識され続けるでしょう。下がれば買いという意識は強そうなので、あまり下がることは想定しないで良いと思います。
また、本来であれば金利上昇に弱いゴールドやビットコインが買われているのは、中国が買っているから。ゴールドは金利がつかないので、金利が上がると基本的には下がりやすいと言われていますが、上がっているのはリスク資産というか、価格が上がる前提の位置付けなのでしょう。
あとは、ゴールドはインフレに強い資産として知られています。インフレとは、モノの値段が上がることですが、本来的には通貨の価値が下がるのが最初ですからね。通貨の価値が下がり、モノの価格が相対的に上がるのがインフレの本質ですからね。
そういった意味で、今は金利がつかないということよりも、インフレに強いゴールドという側面も強く意識されているのでしょう。世界中の不安定さというか、ウクライナや中東に代表されるような地政学的リスクも上昇材料です。
→中国で若者層に広がる金現物購入、将来不安で数少ない「安全資産」(外部サイト:ロイター通信)
習近平の政策で、花形かつ成長をリードするIT企業すら容赦なくぶっ潰され、ゼロコロナで経済はオワコンになり、不動産バブルを止めるために金の流れが止められて不動産市場は崩壊と、株も不動産も投資対象にならないのが中国となってしまいましたからね。中国は以前から世界最大の現物購入国ですから、この流れにさらに拍車がかかっていると言えるでしょう。
現物金は1グラムから買えますからね。中国の低所得者でも、頑張ればなんとか買えるぐらいですから、まだまだこの流れは続くと思われます。ただ、中国株が復活してくると、またそちらに向かいそうなので注意は必要ですが。また、当然ですがビットコインが上がり続けている理由もコレですね。
→世界的な金利上昇で円売り再開?ビットコインは6万ドルへ!/12月6日(外部サイト:note)
昨年末の時点で、ビットコインが1,000万円突破することは想定してましたけどね😤 まぁ直近のビットコインの値動きも踏まえると、まだまだリスク資産は買いがピークに達していないと思われます。
さらなる円安はほぼ確定的ですから、ドル建て資産としてのビットコインも悪くないと思います。流石に今の高値でゴリゴリ買い進めるというよりは、最悪半値を想定しつつ、1-2-6(半値の時に6買う)といった買い方を実践してけば良いでしょう。
全体的にまだ伸びそうなイメージは持っています。そうは言っても、どちらもかなり高いので高値から全力で突っ込むと死ぬので、10買うとしたらせいぜい2ぐらいだと思います。暴落時にどれだけ仕込めるかがコツですので、無理せず追いかけていきましょう。
株もそうですが、目先のレンジを下抜けて、売りが売りを呼ぶ展開になったところが一番の買い場ですからね。ベースポジは握りつつ、特に株は買い急がないでゆっくり買いのタイミングを探っていきましょうということで。
イスラエルより、よほど現実が見えているし理性的である。米国も明確にイスラエルの再反撃に反対、釘を刺したことで週明けの暴落リスクは低そうかなと。ビットコインもサンデーダウも戻してきたし。
てなわけで、イスラエルがトチ狂わない限りシャンシャンの手打ちで終わって、今週は日米企業の決算なんかを確認しながら納税売りの反動をまったり楽しむという流れになるわけですが、ネタニヤフ政権は極右的人物が多いこともあり、すんなりは終わらなそうな予感もあるわけで。
そもそも論で言えば、米国はハマス掃討作戦はともかくとして、深入りすべきではないと警告を続けてきました。だって、米国だってイラク戦争で治安維持とか散々やった結果、なんの成果も得られなかったわけで。だから、やることやったらさっさと撤収して終わろうぜって言ってきたわけで。
が、その忠告をガン無視する形で、泥沼に陥ってるのが今のイスラエルなわけで。まぁ今後も選択を間違い続ける可能性は高そうなので、しばらくは乱高下は意識しておきたい。
とりあえず、一旦はリスク緩和で明日は株が買われそうですが、どうせ金利も高いので米国株の上値は重いでしょうから、もし大きく上がるようなら一旦利食いでしょうね。株も為替も慎重に押し目待ちということで。
それでは、質問の多かった原油やゴールド、ビットコインの展望について簡単に解説していきますので、よろしくお願いします。
1バレル=100ドル以上を維持するハードルは高い!基本的には需給を見ながら
中東情勢がさらに悪化するのであれば、1バレル=100ドル越えもあり得ることはあり得ます。まぁイランのホムルズ海峡封鎖ネタはいつものことと言うか、交渉の材料に過ぎないので、現段階でどうこうということはないでしょう。メディアはやたら煽ってますが、100ドル以上を維持するには、多くの条件が同時に成立する必要があるでしょう。WTI原油CFD(日足)のチャート
原油のような商品は何度も繰り返していますが、とにかく需給が全て。まずは供給サイドのロシアとサウジアラビアの減産が今後も続くかどうか。そして、需要サイドとしては、やや景気にデコボコ感というか、やや落ち着きを見せつつある米経済が今後も後退していくのかどうかですね。まぁ世界経済をトータルで見ると、そこまでカンカンに強いわけではないので、原油価格が上がれば需要は減りますからね。そういった意味でも、中東情勢が緊迫すれば1バレル=100ドルを超える場面はあるかと思いますが、超え続けるのは難しい気はします。冬場になって厳冬とかが重なってくると、分かりませんけど。
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ゴールド、ビットコインも引き続き買われ続ける!押し目は拾いたい
最近はゴールド(金)が安全資産というよりは、リスク資産になっている感じがします。かなり先行して買われている分、有事が発生すると逆に一旦は売られるという値動きになりがち。週末の動きもそんな感じでしたね。また、本来であれば金利上昇に弱いゴールドやビットコインが買われているのは、中国が買っているから。ゴールドは金利がつかないので、金利が上がると基本的には下がりやすいと言われていますが、上がっているのはリスク資産というか、価格が上がる前提の位置付けなのでしょう。
あとは、ゴールドはインフレに強い資産として知られています。インフレとは、モノの値段が上がることですが、本来的には通貨の価値が下がるのが最初ですからね。通貨の価値が下がり、モノの価格が相対的に上がるのがインフレの本質ですからね。
そういった意味で、今は金利がつかないということよりも、インフレに強いゴールドという側面も強く意識されているのでしょう。世界中の不安定さというか、ウクライナや中東に代表されるような地政学的リスクも上昇材料です。
XAUUSDゴールドCFD(日足)のチャート
1トロイオンス=2,200ドルぐらいまでの下げはあるかもしれませんが、2,000ドルは割らないでしょうね。直近の金利高にも関わらず、ゴールドはゴリゴリ買われていますし。そして、ゴールドを買っているプレイヤーとして大きいのが、中国ですね。特に昨年末ぐらいから若い世代もゴールド買いに傾いているとの報道がチラホラありました。→中国で若者層に広がる金現物購入、将来不安で数少ない「安全資産」(外部サイト:ロイター通信)
習近平の政策で、花形かつ成長をリードするIT企業すら容赦なくぶっ潰され、ゼロコロナで経済はオワコンになり、不動産バブルを止めるために金の流れが止められて不動産市場は崩壊と、株も不動産も投資対象にならないのが中国となってしまいましたからね。中国は以前から世界最大の現物購入国ですから、この流れにさらに拍車がかかっていると言えるでしょう。
現物金は1グラムから買えますからね。中国の低所得者でも、頑張ればなんとか買えるぐらいですから、まだまだこの流れは続くと思われます。ただ、中国株が復活してくると、またそちらに向かいそうなので注意は必要ですが。また、当然ですがビットコインが上がり続けている理由もコレですね。
ビットコインUSD(日足)のチャート
ビットコインは4月20日に半減期(マイナーに支払われる報酬が半分になる)になるため、特に上昇圧力を受けやすい状況ですね。これまでも半減期後、1年から1年半ぐらいは堅調だったので、こういった押し目は買いなのでしょう。9万ドル(1,380万円)ぐらいはすでに見えているかなと。→世界的な金利上昇で円売り再開?ビットコインは6万ドルへ!/12月6日(外部サイト:note)
昨年末の時点で、ビットコインが1,000万円突破することは想定してましたけどね😤 まぁ直近のビットコインの値動きも踏まえると、まだまだリスク資産は買いがピークに達していないと思われます。
さらなる円安はほぼ確定的ですから、ドル建て資産としてのビットコインも悪くないと思います。流石に今の高値でゴリゴリ買い進めるというよりは、最悪半値を想定しつつ、1-2-6(半値の時に6買う)といった買い方を実践してけば良いでしょう。
全体的にまだ伸びそうなイメージは持っています。そうは言っても、どちらもかなり高いので高値から全力で突っ込むと死ぬので、10買うとしたらせいぜい2ぐらいだと思います。暴落時にどれだけ仕込めるかがコツですので、無理せず追いかけていきましょう。
株もそうですが、目先のレンジを下抜けて、売りが売りを呼ぶ展開になったところが一番の買い場ですからね。ベースポジは握りつつ、特に株は買い急がないでゆっくり買いのタイミングを探っていきましょうということで。
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!