トランプ発言で円高・株安、さらにバイデン政権が規制強化と報じられ半導体銘柄が暴落となっており、厳しい値動きになっています。もっとも、ピンチはチャンスというか、円高もあって買いたかった銘柄が20-30%引きのバーゲンセールでもありますから、この機会に買いたかった銘柄をしっかり買ったり、米ドルに両替しておくのをオススメしておきます。

というわけで、今日は半導体銘柄の暴落のきっかけの背景や、株価や為替の動向について詳しく解説していきますので、よろしくお願いします。

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半導体銘柄大暴落だが、本質的にはノイズ！買うチャンス…

バイデン政権が先導半導体に関する対中規制強化、外国直接製品規則（FRPR）と呼ばれる制裁措置を日本とオランダに課す可能性と伝えられたことで、それに該当する可能性が高い半導体装置製造大手の日本の東京エレクトロン（8035）が−20%を超える大幅安、オランダのASMLも−10%を超える大幅安に。

さらにトランプが台湾が米国の半導体ビジネスを奪った、台湾は米国に防衛費を払うべきと主張したことも、先導半導体生産で独壇場のTSMC（台湾セミコンダクター）のリスクを意識させ、半導体銘柄の調整要員となりました。

特にバイデン政権は台湾を保護する姿勢を打ち出し、台湾進行なら米軍投入も選択肢としていただけに、トランプの台湾批判というのは異例というか、これまでの政策が180度変わってしまう可能性を意識させることにもつながりました。
これらを受けて、東京エレクトロン、ASMLは大暴落となってます。特に東京エレクトロンは売り上げの4割が中国向けということで、こっぴどく売られています。

もっとも、考えなければないポイントは2つあって、1つはそもそも大統領選挙はトランプ氏勝利と言われているものの、11月までは期間がまだまだあって、トランプ優位は確実なものの、勝ち確定という状況では無いということ。

もう1つは、対中規制については米企業は完全に対応済みであり、同盟国もほぼほぼ規制を順守しており、一部グレーな部分に関してバイデンが批判しているに過ぎないわけで、半導体銘柄が全部売りモードというのは、明らかにおかしいわけで。
エヌビディアもここ2日で10%を超える暴落となっているわけですが、もちろん、エヌビディアは規制対応済みですからね。明らかに関係ないノイズのようなネタで下げているので、買いたかった人はここで買いかと思います。

また、トランプも台湾に対してグダグダ言ってるだけですからね。台湾侵攻になると、先端半導体が作れなくなるので世界的に詰むわけで、そのリスクを意識してビッグテックも売られているわけですが、明らかに単なるノイズですからね。

決算シーズンに入りつつあるので、一旦大幅に上がった半導体銘柄を利益確定し、割安なバリュー株を買うような流れに。というわけで、基本的にこれら半導体銘柄を買うチャンスかと思います。私も昨日、アーム（ARM）とブロードコム（AVGO）を買い増しました。円高もあるので、ここは買い増したかったので嬉しいです。

また、今日（18日）は14:40にTSMCの決算もあるので、その結果次第の部分もありますけどね。でも、動向を見る限り半導体需要は強いので、そこまで心配する必要はないと思います。とりあえず、今日大戻しで大反発なら少し買い増す程度にして、またギクシャクして下げたところを買えば良いと思います。

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しつこい為替介入で叩き落とされる！ぼちぼち拾いたいが…

トランプがドル安誘導とか、半導体暴落でギクシャクした場面で介入してくるいやらしい神田暴威…😭 正確には何度目か分かりませんが、とりあえず、7月11日、12日に為替介入をしたのはほぼ確実。日々公表される日銀当座預金増減要因の数字と民間予想を照らし合わせれば、大体の介入規模も分かりますしね。11日は3.5兆円、12日は2.1兆円規模、そして昨日17日も？といった感じですね。

巷で言われているIMF（国際通貨基金）ルール（為替介入は半年間で3回まで、3営業日以内に行えば1回分にカウント）は、おそらく内々に言われている裏ルールかと思います。少なくとも表の情報を見る限り、IMFは為替介入そのものを禁止していますので、これぐらいにしといてよね…っていう話かと。

そもそも論として、先進国で日本のように頻繁に為替介入すること自体が異例というか、異常としか言いようがないですからね。変動相場制を何だと思っているのかと。

それから、介入資金については、実は2022年も米国債を売って為替介入資金にしていましたから、事実上、介入の玉は半無尽蔵的にあるわけで、やろうと思えばまだまだやれるという話かと。

とはいえ、介入目安となる5円幅をきっちり落とし切ったので、これで一巡かなと思います。
ドル円は為替介入っぽいしつこい売りと、偏っていたロング（買い）ポジションの手仕舞いが優勢でショートカバー（買い戻し）があまり出ていないため、戻しが弱く上値が重たくなっており、総崩れという状況。

もっとも、ゴールデンウィークの介入を踏まえれば、8円の調整でしたから、ぼちぼち買い戻しといった感じですね。実際、今日の東京序盤は大崩れとなったものの、売り一巡後は反発して高値更新していますからね。

ドル円は目先154-155円で下げ止まれるかどうかといったところでしょう。このレベルで値固めができないようだと、150-151円レベルへのきっかけとなりそうなだけに警戒が必要です。155.00円もあっさりズルズルというパターンでは、底なし沼になりそうなので一旦損切りでしょう。これはクロス円も同様です。

上値に関しては、156円台後半からすでに重さがありそうで、どこまで戻せるのかといったところです。156円台半ばぐらいで安定してくれば、再び反発も意識できそうです。とりあえず、155.00-156.00円レベルを買いのポイントとしつつ、ズルズル割り込んでいく場合は損切りで底値確認というトレードでしょうか。
ポンド円も週明けのnoteで202円台では厚めに買いとしてきましたが、そこまであっさり垂れてきましたね。こうなると、200.00円レベルの大台節目は見えやすいだけに、ドル円が155円すら維持できずにあっさりという流れなら、一旦はポジションを損切りし減らすなどして、一段の下げに備えた方は良いでしょう。

→昨夜はトランプトレード！不意打ちの為替介入・円高への警戒感も強め！米6月小売売上高のポイント解説/7月16日（外部サイト：note）

反発して204円台、21日移動平均線（204.382円）レベルをあっさり取り返せるのであれば、一安心ではありますけどね。引き続き上値の重い時間帯は続きそうなので、まずはそのつもりで。ポンド自体は利下げ後ズレで子高い値動きが続いているので、基本的には押し目買いで問題ないと考えています。

円安に関しては、月末の日銀会合の結果もポイントになるので、そこまでは本格反転もお預けでしょうかね。深めの調整が続く可能性も否定はできないので、さらに崩れた場合は一旦損切りして次の押し目を待つぐらいで良いと思います。

とはいえ、値動き的にはそろそろ値頃感なので、実物の円をドルに両替しておくのは良いと思います。日銀が利上げしない、次回利上げの予告もできなかったパターンを考えると、また円安加速は十分あり得ますからね。私はGMOクリック証券でほぼ毎日両替してます↓

王騎将軍にしたがって円高のタイミングで米ドルを円に両替したのだ！今日は120万円。残り200万円ぐらい。154-155円ぐらいになれば全力ですね。
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— ゆきママ (@pawhara_arai) July 17, 2024

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