おはぎゃあああああああ！つってもASML…何度目だお前ェっ‼‼しかも手違いで1日早くフライング決算発表とか、二重の意味でやらかしています。

というわけで、ASMLの決算を踏まえつつ、下がっているエヌビディア（NVDA）は買いか？ということから、相場全体の値動きまで含めて解説していきますので、よろしくお願いします。

ASML株価暴落！でもインテルのせいであることが分かれば…

オランダの半導体製造装置大手のASMLの担当者がミスって1日早く決算情報をHPにアップロードしてしまったらしく、そのままなし崩し的に1日早く決算発表となりました。

で、これだけでも問題なのですが、今期（7-9月期）の受注額が前期（4-6月）の5割ほど少なく、さらに2025年の売上高見通しを300-350億ユーロに下方修正（修正前300-400億ユーロ）としたことで、株価暴落となりました。
決算発表の前に売ってれば儲かりそう…。サプライズにサプライズが重なり、−16.2%の大暴落となりました。ご存知のようにその他の半導体銘柄もボコボコに売られて取引を終えています。

まぁこの決算の下振れ要因としては、インテル（INTC）の設備投資を延期したことが大きいとされており、もしそうであれば問題ないかなと思います。AI関連の需要は依然として強いので、AI関連ど真ん中のエヌビディアとかが売られているのは、押し目かなと。

結局、1日前倒しで発表されたので、カンファレンスコール（決算説明会）が本日行われることになります。本来であれば、当日の言い訳を聞いてから判断という流れにはなるのですが、とにかく、数字を見てみんなビビって売ってしまった感じです。

個人的には、半導体全体としてはギクシャク感は残るものの、AI関連については引き続き堅調なので、そこにフォーカスして買っていけば良いような気はしますね。

インテルがゴミカスになってるのは、すでに織り込み済みなわけで。今日のカンファレンスコールで、全部インテルのせいって分かれば全く問題ないかと。AI需要にかげり…とかなら、ぶっ壊れそうですが…（白目）。
エヌビディアはノーポジなら買いでしょうね。ちょうど良い押し目が来たと思います。130.00ドル前後はサポートになりますし、割れてもレジサポになりそうな125-127ドルレベルが支えとなりそう。

このレベルをあっさり割り込むと、再び100-110ドルコースになりそうなので、このレベルではしっかりナンピンしたい。まぁAI半導体の輸出規制報道に加え、ASMLショックが重なってもこの程度と考えれば、全然問題ないというか、120ドル割れすらないでしょうが。

繰り返しになりますが、エヌビディアのAI用チップセットのブラックウェルは来年生産分まで全て予約完売状態とのことですから、基本的に大きな下げがあるたびに買い増していけば良いと思います。

すでに持っている方は、とにかくホールドで、変な決算を出すまでは出来る限り引っ張っていくことでしょう。

基本的に指数は買い継続！浅い押し目で拾っていくしかなさそう。ただし日本株は…

なんで震源地のナスダックが1%ぐらいしか下がってないのに、日経平均株価が夜間で2-3%も下げてしまうんでしょうか？海外勢の日本株への興味低下が感じられますね。

まぁ中国株は基本的にダメだと思いますけど、中国政府がダラダラと（金額は明らかにしないが）財政刺激はやるんだということを繰り返しているので、報道ベースでも期待感を持たせつつ、相場を延命させてる感じで、投資家の多くはそっちを見ているというか。

というわけで、日経平均、日本株を積極的に買う理由はますますなくなっている感じですね。円安への反応も鈍くなっていますし、結局は米国株価指数次第ということになりそうです。
S&P500、ナスダックともに大統領選前に利益確定したといった印象ですね。短期的には押し目ですが、3週間ぐらいシコった5,700-5,750ポイントぐらいまでの回帰は考えられるのかなといったところです。

通常、パフォーマンスの弱い9月も10月も大きな調整なく通過しているのは強い証拠でもあると思いますが、大統領選前の調整が進むとすれば、もう一段ぐらいの下げは十分あり得そうといったところ。

どうせ大統領選が終われば年末ラリーという話にはなるので、大統領選を終えてから買うか、もう少し調整したあたりから拾っていくかは好みの問題かと。

とにかく、米国株はずっと強いので疑っても仕方ないですからね。最近は、バブル崩壊といった話を見聞きする機会が多いですが、誰にも見えない穴が空いていて急激に景気が悪化するんだという理論は、まさに荒唐無稽ですからね。

とにかく、浅い押し目でしっかり買っていくのが短期トレードですし、中長期の積み立てなら無心で買い続けるだけでしょう。
日経平均も円安パワー込みで基本的には買いですけどね。特に選挙期間中は買い（17勝5敗、騰落率＋2.20%）というアノマリーがあり、日本株はかなり強い値動きをすることでも知られていますからね。39,000円レベルも強いサポートになりそう。

ただ、昨夜の値動きからも深夜時間帯、海外勢によって値決めがなされている感じがありますから、まずは米国市場の値動きを見て問題がないことを確認してから入ったほうが無難でしょう。

昨日のショックを引きずって今日も下げるようだと、値動き全体としてなかなか厳しくなりそうなので注意が必要です。サポートレベルも割り込んできそうですしね。

とまぁ、株についてはこんな感じですね。いよいよ年末ラリーも近づいてきますから、しっかり動けるようにしておきましょう。特に指数や主要銘柄に関しては、CFDで少額からトレードできますので、デイトレでやる場合は口座開設するなど準備を整えておいていただければと思います↓

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