週明けブラックマンデー再び?トリプル安で市場パニック!米国債・株式・ドル安と金投資のトレード戦略解説

もしかすると100年に一度、そんなショック相場になってしまうかもしれません。すでに週明けブラックマンデーが再び襲ってくる可能性が懸念されています。
この記事ではトランプ政権でトリプル安が起きている背景や、今後の注目点や具体的なトレード戦略、そして金(ゴールド)がこれほどまでに買われる理由は何なのか?わかりやすく解説し、今後の市場動向を見極める上で押さえておきたいポイントをまとめておきますので、ぜひ最後までお読みください。
ちなみに、何度も繰り返している通り、まだ投資をはじめていない方、これから投資をはじめようと思っている方にとっては優良株を安く買うまたとないチャンスなので、ぜひこの記事を読んで投資を始めていただければと思います。
トリプル安とは何か?売りが売りを呼ぶパニック商状に!
まず“トリプル安”とは、市場で以下の3つの資産が同時に売られる状況を指します。・債券(Bond)
・株式(Stock)
・通貨(Currency)
通常、株価が下がるときは安全資産とされる『債券や現金(キャッシュ)』に資金が移る、逆に通貨価値が下がるときは『株式や債券』に逃げるといった具合に、リスク分散がはたらくのが一般的です。
ところが、この3つがすべて同時に売られるトリプル安というのは、市場は不安でパニック状態に近いと言えるでしょう。
要するに投資家は『何を持っていてもリスクが大きい』と考え、全てを手放して他国通貨(通常なら米ドル)や金(ゴールド)などを安全資産として買いに走るのです。
記憶の新しいところでは、2022年の英国のトラス・ショック(減税政策の混乱による株安・債券安・ポンド安)が思い出されます。少し古いと2010年のギリシャ危機、1998年のアジア通貨危機などがあるでしょう。
しかし、今回は世界最強の経済大国でもある米国で、このトリプル安が起こっています。もしこのまま続くのであれば、100年に一度の相場、歴史的なショック相場になる可能性もありますので、最大限警戒しておきましょう。
トランプ政権でトリプル安が起きた背景
トリプル安が起こる背景には、景気減速懸念や地政学的リスク、金融政策などさまざまな要因があります。トランプ政権下では特に関税政策が大きな引き金となりました。トランプ大統領は、貿易相手国に対して高い関税を課す相互関税を推し進めましたが、二転三転する言動や予想外の税率引き上げによって、マーケットにはもともと警戒されていた世界的な景気減速が、一層加速するのではという懸念が強まっています。
また、10日に下院で可決されたトランプ減税(本来は株式市場に好影響を与えるはずの政策)も、米国の財政が悪化するリスク要因と見なされてしまいました。
結果的に、米30年債入札が堅調だったにも関わらず、再び国債に売り圧力が高まって金利が上昇し、不安定さが継続という流れとなっています。
状況としては、『世界でもっとも安全な資産』と考えられてきた米国債までリスク視されるようになり、『米国の資産すら安全ではない』という見方になりつつあります。米国から資産が逃げ出すことで、今の株安・債券安(金利は上昇)・ドル安のトリプル安となっています。
いずれにせよ、とにかく何が起こるか分からない、何も見えないという不確実性が強く懸念されています。まぁ本当に予見可能性の低い、トランプの行動が市場を不安にさせているといった状況でしょう。
最終的には中央銀行が救済!過度に不安にならずトレードチャンスを意識
債券市場が大荒れとなって機能不全になると経済根幹そのものが崩壊しますから、最終的には中央銀行(米国ならFRB:連邦準備制度理事会)が緊急的な救済策に乗り出すため、なんだかんだ最終的には落ち着くところに落ち着くので、過度に不安になる必要はないでしょう。■関連記事→株価が暴落した時にやるべきこと・やってはいけないこと/今すぐ分かる大富豪に学ぶ中長期投資戦略!
株価が暴落した時にどう行動すべきかは、上記の記事でも解説しました。暴落を予想することはほぼ不可能ですが、資産家たちがどういう立ち回りをしているかは参考になるはずです。資産家は暴落を上手に利用することで、さらに資産を増やします。
ちなみに、中央銀行の市場救済は2022年の英国“トラス・ショック”でも似たパターンが見られ(減税策→財政懸念→通貨安→債券安→株安→中央銀行の介入)、中銀の救済から最終的には政策を転換させ、トラス首相が辞任することで丸く収まりました。(※この時の英国株価指数FTSE100の下げ幅は10%程度)
トランプ大統領が辞任することはないでしょうが、貿易摩擦が意識される中国との対話姿勢を打ち出すなど、事態の悪化を防ぐようなポーズが見られれば懸念は多少は緩和するかもしれません。
とはいえ、実際に中央銀行の救済やトランプの方針転換など、抜本的な対策がないとそう簡単には相場が元に戻らない可能性があるので、要注意ということですね。
まぁすでに一部市場関係者は、FRBが救済に乗り出すことを意識してゴールド(金)を買っているようですが…今日はそこも踏まえて現在の相場について、株・為替・ゴールドの見通しと投資戦略について解説していきます。
株式市場の見通し:S&P500で考える買いのタイミング
株は一旦底打ちしたので、さらに安値を割り込んでいくかどうかですね。もし、割り込むようであればパニック継続ということになるので、この場合は中央銀行の救済やトランプが方針転換するしかないでしょう。また、短期的な利益確定があることや米国株(米国の資産)から逃げる動きが強まっていることで上値は重たくなっています。この値動きはしばらく続く可能性があるため、しばらくは方向感が出ない可能性があります。
とはいえ、下値を割り込まなければ、いずれは上昇再開ということになりますから、引き続き高値で買うことはなく安値で少しずつ拾っていくという戦略が有効でしょう。

■note→トランプの関税停止で株価急騰!これからの米国株投資の展望と有望株の選び方とは?
上がった日に買う必要はなく、大きく下げたタイミングか5,000〜5,200ポイントにある時に買うようにしましょう。もちろん、安値ブレイクする可能性もあるので、多少は資金を残しておきたいところです。
個別銘柄もS&P500を基準として買っていきましょう。また、5,000〜5,200ポイントであれば、NISAで積み立てている投資信託なども通常より増やして買っていくと良いでしょう。
ただし、これだけ下がると回復には相応の時間がかかることが想定されるため、まずはゆっくりと買っていくことを心がけましょう。
それから、暴落時には短期で指数をショート(売る)といったトレードもありでしょう。暴落が暴落を呼ぶ流れになるなら、指数を売って利益を得るトレードも有効です。
トランプ・プット?ということで短期ポジは減らして様子見モード。欧州でさらに買われたら追加で少し売るぐらいで見てます。あとは米国次第。EUとの通商合意があれば、一旦ショートは手仕舞い。二転三転あるならホールド!
— ゆきママ (@yukimamax) April 8, 2025
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為替相場のポイント:ドル安進行を意識!最適な通貨ペアを選択したい
為替はドル安が止まらないですが、不安感からそれ以上に新興国通貨も売られるという状況。マシなのが円やユーロ、さらには強いのがスイスフランとなっていますので、短期的にはこの値動きについていくしかなさそうです。通常であれば金利が上昇すると利息が増えるため変われやすくなりますが、今の米国は全てが売られているため米ドル安となっています。米国債が売られて金利が上昇していますが、それは米国から資産が逃避する動きなのです。

100.00ポイントを割り込み続けるのであれば、いよいよドル安トレンドという意識が強まるでしょう。


ポンドすらもダメージを受けている状況ですから、買える通貨というのはかなり限られていますね。ユーロか円、そして安定のスイスフランとなっていますので、通貨ペアを選ぶときはユーロドルなども含めた3択(ドル円、ドルスイスフラン、ユーロドル)でしょうか。
年初から20%以上の上昇!ゴールド(金)投資が注目される理由
トリプル安の局面では、あらゆる資産が売られやすくなります。しかし、そんなときでも買われやすいのがゴールド(金)です。今年は年初から20%以上も上昇しており、結局はゴールド投資が正解でした。ゴールドは『無国籍の資産』とも言われ、国債のように“どの国か”が問題になりません。地政学リスクや財政リスクが高まっても、金は価値を保ちやすいと考えられており、世界的に不安定なときこそ需要が高まります。

また、最終的にはFRBなどの金融当局が介入すると見られていることも下支え、上昇材料となっています。というのも、英国のトラス・ショックのように国債を買い入れて金利を抑え込むオペレーションが行われれば、市場には資金が供給されますからね。
そうなれば、株も買われますが金などの資産価格も上がっていくことが考えられます。どう転んでも金は強いとの見方が、直近の最高値更新を支える原動力となっています。
というわけで、株に投資するのが不安という方も、少しずつ金に投資するのは良いと思います。
特に今は米国ですら売りの対象ですからね。通貨の価値が下がるインフレにも、戦争などの地政学的リスクにも、さらにリセッション(景気後退)にも備えられる商品ということで、ゴールドは投資対象として有力です。
金投資については、詳しくはYouTubeの動画でも解説しているので、ぜひご覧いただければと思います⬇️
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まとめ:パニック相場をチャンスに変える
今、世界を取り巻く不安要素が米国にも波及し、「債券・株式・通貨」が同時に売られる“トリプル安”が懸念されています。これは市場のパニック的な売りが強まるサインとも言え、投資資金がゴールドへ集まりやすい環境になっています。・トランプ政権では関税政策や財政懸念がトリプル安を誘発
・ゴールドは世界的な不安が高まるほど注目される“安全資産”
・金相場も変動はあるため、分散投資や情報収集が重要
特に今は米国の状況、トランプ大統領の動向に注目しながら、金に投資しつつ株を買うチャンスを狙っていただければと思います。何度も繰り返していることではありますが、本当に優良株を買うチャンスですから、まだ投資をしてない人こそスタートしましょう⬇️
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繰り返しになりますが、今回のような急落局面こそ、将来の利益を大きく育てるチャンスになります。価格が下がっている今のうちにコツコツと買い付けておけば、景気が回復して株価が元の水準やそれ以上に戻った時、値上がり益(キャピタルゲイン)を丸ごとゲットすることができます。
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