最終的にはドル安なんでしょうが、目先は金利上昇を意識してのドル高となっています。まぁ通常の場合、債務上限問題を織り込んでの債券安（金利高）、そしてドル安という値動きにはなりがちなのですが、今年は米国の税収が想定よりも全然低く、いきなりXデーが6月1日に設定されてしまいましたからね。

通常であれば、2〜3ヶ月前からデフォルト（債務不履行）を織り込んでの値動きが始まるわけですが、今年は準備期間が1ヶ月もなかった感じですからね。もう、債務上限は解決するものとして、先を見据えているのかもしれません。

つまり、債務上限問題が解決することを織り込んで、その先に起こる国債発行を意識している可能性があるのかなと。そうなれば、一時的に供給がかなり増えるわけで、債券価格の下落から金利上昇、そして債務上限問題クリアも含めてのドル高というパターンか。

超絶後付け理論なんですけどねw まぁでも目先で金利が大きく下げるような材料もないですし、ドル安になるとすれば、やはり債務上限問題での債券売りによる金利高のストレスで銀行破綻した場合ぐらいしか、目先では見えないですからね。

ただ、仮に米地銀がぶっ壊れたとしても、今は粛々と吸収合併・買収される流れというか、そもそもリーマンショック時のように保有している資産に問題があるわけではないので、買収する側からすればこの上ないビジネスチャンスですし、顧客の財布が痛むわけでもないので、なんだか慣れきってますね。まぁ唯一、地銀株買ってた人は悲惨ですけど、そいつらが犠牲になれば済む話みたいな認識になっている感が凄い。

今日の米小売がよほど弱ければ景気後退の兆候が強まっているとして、全体的に売られそうですが、前月に続いてマイナスみたいな数字でもなければ、そこまで問題にもならなそうなので、基本的には押し目を狙っていくことが重要かと思います。

ドルの強い状態が継続想定！株価はビッグテックが引っ張るだけの流れ

ドルインデックス（主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの）が102.00ポイントを超えている限り、基本的にギャンブルはショートですが、102.00ポイントを割り込んでも、101.50ポイントレベルで支えられるのであれば、ボチボチ買い場という印象ですね。

ドルインデックス（日足）:TradingView

101.00ポイントで支えられてますから、ここを明確に割り込んでこない限りは、レンジかやや反発局面という認識ですね。

（2/3）
21:30🇨🇦4月消費者物価指数
21:30🇨🇦3月製造業出荷
21:30🇺🇸4月小売売上高⭐️⭐️
22:15🇺🇸4月鉱工業生産指数
22:15🇺🇸4月設備稼働率
23:00🇺🇸5月NAHB住宅市場指数
23:00🇺🇸3月企業在庫
23:00🇪🇺ラガルドECB総裁、講演
23:00🇺🇸バーFRB副議長・議会証言
25:15🇺🇸ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、講演

— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) May 16, 2023

今日の注目は米小売ですね。ヘッドラインの数字は前月比＋0.8%、コア指数が＋0.4%となっており、前回のマイナスから大きく回復する見込みとなっています。まぁ前月比ですからね。ただ、クレジットカード会社の数字だと、消費が増えている様子はないので、やや下振れを期待したいですね。

あとは、今日は共和党のマッカーシー下院議長とバイデン大統領が債務上限問題について協議を行うとのこと。まぁ進展は全くないことが織り込まれてますが、多少はドル安に作用する可能性はありますから、少しドル円の上値は重くなるかもしれません。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

135.50円ぐらいまで下げてきちゃうと、ギャンブルする旨みがそこまでないので、その場合は軽めにショートして、悪い数字での押し目ドテン買いを狙っていくのが良いのかなと。

指標ギャンブル的には米小売前にショートして、135.00円レベルを最大の目標に狙ってくイメージですね。まぁ前月比でマイナスに沈まない限りは、21日移動平均線（134.954円）もある135.00円レベルをゴリゴリ割ってくとは考えづらいので、なるべく初動で利食いして利益を確保、その後は押し目を狙っていきたいですね。135.00円レベルでの反発が確認できれば、あとは134.90円レベルに損切りを置いて押し目・ドテン買い。

強い数字が出た場合、追っかけ買いも悩ましいというか、136.00〜136.50円レベルでしっかりしていれば、少し買ってみてどうかという感じですね。この場合、135.50円を割ってきた場合は一旦損切りして、どこまで下がるかという話にはなりそうです。

伸びたとしても流石に200日移動平均線（137.052円）レベルを上抜けるには、もう少し追加材料というか、明確な金利の上昇が必要そうですので、137.00円手前で伸び悩めば一旦利食いでしょう。

米主要株価指数（日足）:TradingView

株に関しても質問がありましたが、結局、S&P500やナスダックを引っ張っているのはビッグテックなんですよね。景気後退のリスクが高まっていますので、不況耐性の高いマイクロソフト（MSFT）などを優先的に資金の4割ぐらい買って、残り6割を暴落時用に温存しておけば良いのかなと。マイクロソフトはAI銘柄の本名でもありますし。

流石にドルもなんだかんだ強めで、YCC修正がないとすると大幅なドル安・円高もなさそうで、全く持ってないと厳しいのかなという印象です。指数自体はビッグテックが崩れたら終わりなので慌てて買う必要はないですが、個別銘柄は多少買っておくと良いのかなと。

もういつの間にかビッグテックしか勝たん流れになってる。誰やオワコンとか言ってたジジイは！騙された！！エヌビディア（NVDA）は全然持ってなければ少し買って、あとは買い下がっていくぐらいで良いと思います。半導体は不況になるとぶっ壊れサイクルにいきなり入るので注意です。

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とにかく、基本的なことを押さえた上で取り組むことが重要ですから、ぜひぜひこのチャンスを活用していただければと思います。

要注意！口座開設を申し込む前に必ずブラウザの設定を確認してください|ω'*)ｼﾞｰ

口座開設の申し込みの際、Cookie（クッキー）が無効になっていたり、ブラウザがシークレットモード（プライベートモード）になっていたりすると会社側で確認が取れないため、せっかく条件を満たしてもレポートやキャッシュバックが送られてこないという事態になってしまいます＼(^o^)／ｵﾜﾀ

また、時間を置くとクッキーが削除されてしまう場合がありますから、申し込む直前に専用バナーをしっかり踏んで、すぐに口座開設を完了させましょう！

これらのことを守らないと、自分から問い合わせて確認をしないともらえない、あるいは最悪もらえなくなってしまうということもあり得ますから、ブラウザの設定は必ず確認しておきましょう。

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