為替はフリーハンドでドル円ロングしときゃええでしょ、という超お手軽相場ですが、株は難しい局面に差し掛かってきた印象があります。最近、ブログの更新サボっててごめんなさい。結構ブログはじっくり書くんで、速報性の高い為替の簡単なトレードの話とかは、今後はnoteにまとめていくと思います。

→ゼルイさんのnote（外部サイト：note）

FXやってる人は特にnoteもしっかりフォローしてください。まぁこのブログでは、為替にも触れますが主に株とか、あとはFOMCなど大きなイベントに関する展望とか含め、比較的アカデミックな内容を扱っていきますので、よろしくお願いします。

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んで、明日からの展望についてですが、為替はドル円の押し目狙いで対応ですが、株が難しいんですよね。上値トライ感もありますし。一方で金利は不穏なジワリ高となっているので、結構怖いと考えています。

株は悩ましい局面へ！ノイズも多めなので週明け調整なら下落待ちで良さそう

正直、どうなっとるんやこの値動き、全くついていけんで！って感じで指咥えて見てるだけなんですがw ﾜﾛｴﾅｲ；； 先週末は金利高でも株高、テクニカル的にも上抜けてショートカバーからの買いが買いを呼ぶ展開で大幅高となりましたからね。

米2年債/5年債/10年債利回り（日足）のチャート

ご覧のように米金利は反発しています。パウエルFRB議長らを含め、まだ利上げはあり得るといったFRBメンバーの発言が影響しています。一方で、未曾有のペースでの金利引き上げも、ようやく終わりそうということも明らかになりつつありますから、株式市場はそれだけでポジティブになっている感もあります。あっても後1回的な意識がようやく働いてきたと。

利上げが終われば次は利下げなわけで、来年初めぐらいにはいよいよ利下げのタイミングも見えてきそうという、そういった意味でのポジティブさはあるように思います。

ナスダック100CFD（日足）のチャート

ナスダックのチャートを見ると、なんだかんだ言っても11月1日のFOMC後からの上昇が大きいというか、ようやく利上げの終わりが見えてヤレヤレといった感はあります。ただ、ここから伸びて年初来高値を超えていく流れかというと、さらなる支援材料が新規で出てくる必要があるでしょう。

そういう意味で、14日発表の米10月CPI（消費者物価指数）は重要なイベントになるでしょう。ここで予想を下回ればインフレ低下は順調ということで、金利の押し下げにもつながる可能性があります。

米国の短期金利（2年債利回り）は政策金利に引っ張られるので下げにくいでしょうが、長期金利（10年債利回り）に関しては、明らかにオーバーシュートして5.0%を超えた分、4.75-5.00%の水準はかなり重たくなりそうですからね。このレベルを超えていくことがなければ、チャート的には自ずと下がって4.50%の節目割れが見えてくるわけで、そうなれば年末ラリーも見えてきそうです。

まぁこの他、17日にはつなぎ予算が上限を迎え、再度延長しなければ米政府機関閉鎖（シャットダウン）となりますので、この辺も株価にとっては悩ましいのかなと。

材料踏まえると、週明け強ければもう一段、高値へ向けてという流れはありそうですが、弱ければ調整して14日のCPI、17日の債務上限へ向けて様子見となりそうなので、この高値で買う必要はなさそう。

とりあえず、ポジション的には5割キープで、調整で15,200ポイントぐらいまで下げてきた時に少し拾って様子を見る程度ですかね。高値でゴリゴリ勝負をかける状況にはないと思います。

日経225CFD（日足）のチャート

米金利の上下だけでチンパントレードが繰り返されてきた日経平均も、週末は米株高の動きを受けて金利に縛られない値動きになったか？と思わせるような上昇となっています。でもチャート見ると改めて34,000円が遠く見えるのは気のせいでしょうか。

33,000円回復は目の前で、下地は出来上がりつつある印象。日経平均は31日の日銀金融政策決定会合で、緩和継続という流れから反発。その後はFOMCを受けての米国株高に歩調を合わせる形で大幅高となっています。

まぁ米金利が上がるとボコボコ売られてきただけに、週末の米金利高は懸念材料。33,000円台乗せはあるにせよ、一足飛びで34,000円回復というのは、いくらなんでも楽観的すぎですし、そうなったらやりすぎ感が否めないので高値追いも無理。

とりあえず、32,000円での値固めを確認して、ボチボチ追加するぐらいのイメージですね。流石にここで買って34,000円を目指すというトレードよりかは、34,000円を抜けたら抜けたで、そこから高値で買っても十分、という気はします。ノーポジならともかくとして、5割ぐらいポジションを持っているなら様子見でしょう。

基本的には32,000円レベルを底として、上値は33,400円ぐらいが限界と見ています。先週の安値レベルの32,000〜32,200円で少し追加して、じっくり下げを待つぐらいの意識でまずは良いと思います。先週の安値平均も32,227円ですからね。

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ドル円・クロス円は介入警戒の押し目待ち！引き続きユーロ、ポンド、豪ドルは買い材料に乏しい

円売りの安定感はガチって感じですね。まぁ世界的に利上げ終了は見えているのですが、インフレがしつこくて利下げまでは見えていないので、もうちょっとだけ円安は続くんじゃって感じです。警戒するとすれば、10月初旬に見られたようなAI・アルゴの暴走と、いよいよ第2の防衛ラインとも言われる1ドル＝152円レベルが見えていますから、為替介入にも備えたいところではあります。

ドル円（日足）のチャート

ドル円はnoteでも書いたように、ひたすら押し目買いで大勝利でした。まぁとにかくスワップがあるので、押し目があればすかさずロングして勝手に勝てる相場です。値動き的に今の高値であえて突っ込んでいくメリットは薄く、152円台で安定してから、またボチボチ買い直せば良いだけでしょう。

noteにも書いたけど、152.00円前後の介入とアルゴの暴走、米経済指標のノイズを意識して軽く・広く指値しておくのだ。

150.80円に1万通貨
149.20円に1万通貨
147.60円に2万通貨

あとは様子見ながら手動で買い増していくのだ。引き続きスワップの旅意識の押し目狙いで！https://t.co/l0cCEKOMSB

— ゼルイさん@アライ軍伍長 (@araisanfx) November 12, 2023

上記でポストした通り、軽く広めのレンジで指値して対応したいところです。ズルズルで150円台半ばから下に落ちてくるのであれば、材料と様子見ながら追加するかどうかを決めれば良いだけですね。

とにかく、ドル円ロングしてれば1万通貨あたり1日250円もらえるので、まずはそれを信じて押し目を狙いたいところ。下がれば少しずつ追加してけばOKですし、それはX（Twitter）の方で完全実況していますので、フォローよろしくなのだ！→@araisanfx

ちなみに、ショートに関しては、短期的に介入などを期待してやるのはアリですが、高値圏でヨコヨコになった際などはマイナススワップで無駄に削られ続けるので、コストとリターンをどう考えるかによるのかなと。その辺を自分で判断できるなら戦略としてはアリですが。

ユーロ円（日足）のチャート

ポンド円（日足）のチャート

ユーロ円、ポンド円は円売りパワーはもちろんですが、金利低下に伴うドル安で一段高となっています。あとは、リセッション（景気後退）が織り込まれる欧州であっても、しつこいインフレが続いていることもあり、金利の引き下げ・利下げが見込めないということで、円に対して強い流れが続いています。

とはいえ、何度も繰り返している通りですが、ユーロそのものには買い意欲が乏しく、日米企業の決算を見ていると中国経済の悪化は明らかですから、欧州圏の景気回復材料は乏しく、なかなか今の高値で入っていくのも厳しいのかなと。特に金利高でドルの買い戻しがあり得そうなだけに、まずは落ちてくる、調整を待ちたいところでしょう。

豪ドル円（日足）のチャート

豪ドル円はRBA（豪準備銀行）の利上げが織り込まれるだけ織り込まれ、実際の利上げを受けて反落という流れ。まぁ年初来高値を伺う位置にはいましたが、米ドル高にも押し戻されてしまいました。やはり豪ドルそのものの買い意欲もそこまで強くはない、というか、欧州と同様に中国経済の弱さが足を引っ張っている状況もありますから、買うのであれば95円台からといった感じですね。

まぁ米ドルのノイズが大きいので、今週はクロス円の決めうちもかなり厳しいとは思います。まずは押し目をしっかり待つか、高値抜けが本物かどうかを確認して入っていきましょうということで。それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、興味のあるサービスがありましたら、ぜひ口座開設よろしくお願いします↓

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