【10/22〜展望】反発は本物?株と金利の「均衡」はまだ見えず。今夜テスラ・メタ、来週は5夜連続の決算またぎに注目

というわけで、今後の1〜2週間の相場展望も含め、現在の相場状況、それに対する私の認識を踏まえながら、丁寧に解説していきたいと思います。
ちなみに、今日(10/21)の日経平均は+545円の64,621円で3日ぶりの反発。寄り付きは+810円、朝には一時+1,300円超の65,404円まで買われましたが、引けてみれば上げ幅は半分に😿
反発の材料は、前日のNYダウの大幅反発、原油高の一服、そしてSpaceXが好決算で時間外に急伸したことが挙げられます。動画でも解説したように、AIはメチャクチャ儲かることが意識されました。
特にここ最近、外人(機関投資家)の売りで4んでいた韓国のKOSPIが+183、SKハイニックスは前日の▲4.2%から一転して+6%となったことが大きいです。
それでも、東証プライムの売買代金は6兆9,265億円で、3営業日連続の7兆円割れ。『売りが止まった』のと『買いが戻った』は別物である点に注意が必要でしょう。戻りを支えるお金はまだ細いということ。
為替はドル円158円台前半で小動き。日銀の氷見野副総裁が『緩和の調整が遅れれば景気の悪化につながる可能性』と追加利上げをにおわせて158.04円まで円買いが入ったものの、158円割れの手前では買いが入って戻しています。
まずは簡単に結論3行まとめ!
💪株価の反発はまだ浅い!本格始動はまだ先の可能性が高いので、下がった日だけ丁寧に買う💪今夜(日本時間未明・早朝)のテスラ・メタ・ラムリサーチは『AI投資をまだ増やすか』と『金利が上がらないか』の2つを見る。メモリ株の明日(短期)はここで決まる
💪来週は水曜朝のSKハイニックスから金曜のキオクシアまで5夜連続。私は1株も売らず、守るならIG証券!拾うなら松井証券の17時。口座は今日のうちに

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下がれば買い!上がれば様子見の理由
週明けはブラックマンデー予想に反して反発し、8日続落がストップ🖐️ 昨日は下げましたが、今日はスペースXの決算を受けて先物も強めです。このままゴリゴリ上がっていけば底打ち判定でも良いのですが、まだまだ戻りは弱いことと、やはり原油(エネルギー価格)が引き続き高止まりしています。
そして、肝心の金利、米10年債利回りは5%を上回った状態ですから、本質的な解決というか、AIバブル再スタートには程遠い状況です。
そういった意味で、焦って全力で買うというよりは、じっくり買い進めて良いということですね。新規勢、ポジションが足りてない人も、丁寧に拾えばOKでしょう。
⚠️コアウィーブの信用不安:社債の利回りが一時16%超、CDS(倒産保険の値段)は1,000bp超。負債は約520億ドル
⚠️フランス国債の売り:仏10年債は4.94%、ドイツ国債との差は147bpでユーロ危機以来の広さ
⚠️ゴールドの下落:1月の最高値5,318ドルから4,143ドルへ。この1か月だけで▲6.4%
ここ1〜2週間で目立った下げ材料としては、こんな感じです。一見すると別々のニュースに見えるかもしれませんが、根本的な原因としては『(米国の)金利が高すぎる』ということです。
9月のCPIは前年比+3.7%であり、米10年債が5%台に居座っている限り、借金で建てるAIデータセンターも、財政がヤバい国(フランスとか日本とか)の国債も、金利を生まないゴールドも、ぜんぶ同じ理由で売られてしまいます。
したがって、含み益バリアが多くない人は、押し目を丁寧に拾っていくことを意識しましょう。
また、フルポジ全力で投資するなら、以下のパターンのどちらかがはっきり確認できた時にしたいところです。
✅パターンA:金利が急に下がって、その瞬間だけ株も下げるけど、そのあと株が上がっていく
✅パターンB:株が上がっても、金利もほぼ上がらない
このどちらかが見えてくるまでは、焦って全力フルポジにする必要はなさそうです。やはり、金利が引き続き最大のネックにはなりそうですからね。
もちろん、AI半導体への中長期の強気姿勢は一切変更はありません。ただ、金利が暴れ出せば調整にはなりやすいわけで、それを意識するということです。
逆張りの温度計:株の大先生が煽ったら買い
この3年のAI相場に乗れなかった『株の大先生』たちが元気になったら、大体買い場は近いのかなと。今年の3月末、7月末なんかがそうでしたからね。代表格のじっちゃま(広瀬隆雄)なんかは、年初からしばらくは年末のS&P500の水準を5,500ポイントと予想していましたからねw
ご存知のように、すでにS&P500は7,700ポイント以上に達しており、ここから▲30%の調整下落を食らったとしても、それ以上の水準なわけで。
☠️利益(経済)を『景気』で予想して大外し
大先生が大外しした理由としては、これですね👇基本的に『雇用統計が弱い→景気が悪い→EPSは下がる』という昔からの方程式で考えてる大先生があまりにも多すぎました。トランプで景気が悪化するみたいなやつですね。
ただ、今年のS&P500の利益を押し上げているのは、消費でも雇用でもなく、メガテック5社のAI投資(今年8,000億ドル超)ですからね。
その投資はそのままエヌビディア・マイクロン・SKハイニックスの売上になり、しかもマイクロンの粗利率は85%。景気が止まっても(大先生の予想どおりGDPがゼロ成長でも)利益は伸びるという構造です。
『景気は弱いのに利益は最高』という組み合わせを、景気で予想する大先生に当てられるわけがないですからね。
AI相場は『PERが高いか低いか』の相場ではなく、『Eがどれだけ伸びるか』の相場でもあります。P(PER)だけを見てE(利益)を見ない大先生は、この相場では毎回外し続けるわけです。
したがって、大先生たちが『ほら見ろ、やっぱりAIバブルは崩壊する』と元気になってきたら、それが底が近いサインかと思います😤
ただし、全力で買うタイミングは書いた金利のパターンです。というわけで今夜(明日早朝)のテスラ・メタ・ラムの決算は、『株価が何%動くか』より『株が上がった瞬間に10年債が上がらないか』を確認したいところ。
日本時間の決算カレンダー(10/22〜11/2)
🗓️10/22(木)朝5時すぎ:テスラ、メタ、IBM、テキサス・インスツルメンツ、ラムリサーチ、SAP(テスラの電話会議は6時半)🗓️10/22(木):SpaceXの13億株ロックアップ解除(決算の2営業日後)。26日(月)にも約3.3億株
🗓️10/23(金)8:30:日本の全国CPI(9月分)
🗓️10/28(水)朝:アルファベット(27日の引け後)。9時にSKハイニックス
🗓️10/29(木)3:00:FOMC。同じ日の引け後にマイクロソフト(未確定)
🗓️10/30(金)朝5時すぎ:サンディスク、インテル
🗓️10/30(金)昼:日銀(展望レポートつき)→ 引け後:キオクシア決算
🗓️11/2(月)9:00:キオクシアの決算に市場が反応する最初の寄り付き
ついでに10/29の引けには、TOPIXの組み入れ比率引き上げにともなうキオクシアの買いも入ります。つまり来週は、水曜の朝から金曜の夜まで、毎晩どこかで窓が開く週です。
見どころ①:テスラは数字より『合併観測』
それでは各社の決算の見どころ、ポイントなどについて。まず、テスラ(TSLA)は、市場予想はEPS0.45ドル(前年0.50ドル)、売上281億ドルで横ばい予想です。納車48.6万台は予想の46万台を超えています。
ただし、前回7月はEPS0.33ドルで予想0.53ドルを大きく外し、営業利益率は1.4%まで落ちていますからね。まぁ全体としてハードルは低そう。
さらに、バークレイズは『SpaceXが年内にテスラ買収を発表する可能性』を指摘していて、試算では買収なら1株480ドルとも言われています。
したがって、今夜の電話会議でマスク氏が合併に触れるかどうかが、決算そのものより大きな材料となりそうです。
オプション市場の織り込みは上下5%ほどですが、現在テスラの株価は380ドル前後ですから、買収が現実視されれば、これ以上に株価は大きく上がるでしょう。
見どころ②:メタとラムリサーチがメモリの株価を決める
AI半導体、メモリなどの銘柄にとっての本命はこっちですね。メタ(META)は7月に、今年の設備投資を1,300〜1,450億ドルに引き上げました(下限を引き上げ)。ただし、来年の数字は出していません。
市場の買い手側が期待しているのは、来年2,250〜2,500億ドル(+60〜80%)。ここに寄せる発言が出るか、『状況に応じて柔軟に』で逃げるかで、HBMやSSDの需要見通し=マイクロン・サンディスク・SKハイニックスの株価が動いていくことになるでしょう。
基本的にメタが来年の設備投資を増やすと言えば、AI株には強気材料です。
しかし、同時に『その金はどこから借りるのか』で金利が上がってしまうようだと、コアウィーブと同じ目線で売られやすくなるので注意です。
つまり、設備投資の数字と、そのときの10年債の反応はセットで見るのがポイントとなるでしょう。
ラムリサーチは半導体の製造装置の会社で、EPS予想2.18ドル・売上81億ドル。先週1週間で▲12%まで売られていて、年初来では+59%。『AI向けの装置需要はまだ加速しているか』の来期見通しが焦点です。
半導体ETFは先週▲11.8%だったので、ここで良い数字が出れば反発の第2弾、悪ければ8日続落の続きということになるでしょう。
見どころ③:来週は『寝る前に対策を決める』5夜連続
🔸SKハイニックス(28日朝9時):市場の営業利益予想は76.96兆ウォン。株価は10月だけで▲31%まで売られ、韓国の証券会社は『2028年のメモリ下降局面の懸念はもう織り込んだ』と見ています。HBMの売上比率が1〜3月の58%→4〜6月の50%に落ちた理由と、HBM4の進み具合が焦点🔸FOMC(29日3時):据え置きが本命。10月の利上げ観測は住宅指標の悪化で後退しましたが、12月をどう言うかで米金利が動く。前提の章のとおり、ここが一番の山でもあります
🔸サンディスク・インテル(30日朝):サンディスクは8月に『増産しない』戦略で来期見通しを嫌気されて急落した株。今回は契約価格の話と、FOMC明けの地合いがセット
🔸日銀(30日昼):展望レポートつき。氷見野副総裁が利上げをにおわせた直後なので、据え置きでも『12月』の言い方で円が動きます
🔸キオクシア(30日引け後→11/2の寄り付き):信用買い残は約4,880万株・9,209億円で、売り残の38倍(1か月前は18倍)。単純計算の平均買い値は約18,870円。いまの株価13,500円前後では、信用で買った人の大半が含み損です。
決算が良ければ踏み上げ、悪ければ投げ。『どっちに飛ぶか分からない、でも大きく飛ぶ』の典型で、しかも金曜の引け後なので、月曜の寄り付きで窓が開きます
5夜連続で、しかもバラバラの方向に飛びそうです。こういう週は、自身の持ち株(ポジション)に合わせて対策していくことが重要でしょう。
私の構え:1株も売らない!守りつつ拾う
マイクロン(平均取得単価384ドル)、サンディスク(787ドル)、SKハイニックスADR(145ドル)。全部、今週も来週も1株も売りません。下がったのは業績じゃなくて、金利とAIの借金への『不安(市場の懸念)』だからです。ただ『売らない』と『無防備』は違います。
🛡️守る:下がりやすそうな傾向があれば、『ベア』を持って短期トレードも検討。これをやるのがIG証券の株式ノックアウト・オプションで、最大損失はオプション料+ノックアウトプレミアムで最大損失が最初に確定します。
🛒拾う:下がった翌日の17時、松井証券のプレマーケットで下がっていれば買い増しです。とにかく、下がったタイミングで拾うこと。上がっていた場合は、金利の動きもみます。
🎯乗る:SpaceXに関しては、22日のロックアップ(株式売却制限)解除で下がったら買うことを検討します。

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ノックアウト・オプションは、ブル(上昇)かベア(下落)を選んで、ノックアウト価格を自分で決める商品です。最大損失は『オプション料+ノックアウトプレミアム』に最初から決まっているので、初心者でも安心です。特に売りは命までと言われますが、ノックアウトなら自分の払ったオプション料だけで損失は止まります。
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というわけで、昨日今日の反発は『売りが止まった』だけで、まだ『買いが戻った』わけではありません。ただ、下げの理由は業績ではなく金利とAIの借金への不安ですから、私の結論は変わらず『下がった日は買い』です。
あとは、株の大先生たちがだいぶ元気になってきたので、やはり買う時期か売る時期かで言えば、買う時期で新規勢も含めてこのチャンスは仕込んでいきたいところ。
そして来週は、28日(水)朝のSKハイニックスから30日(金)引け後のキオクシアまで5夜連続です。
しかもその多くは早朝5時・深夜3時・金曜の引け後と、寝ている間か週末をはさむタイミングです。結果を見てから口座を作っても、その窓にはまず間に合いません。
来週の動き方はこれだけ👇
🗓️今週中:口座の準備。IG証券は最短1営業日ですが、審査や入金の時間も考えると、来週水曜に間に合わせるなら今週中が目安
🛒下がった翌日の17時:松井証券のプレマーケットで拾う(11/2からは米国が冬時間なので18時〜)
🛡️窓が開く夜の前:持ち株は1株も売らず、守るならIG証券のノックアウト・オプションで👍
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松井証券なら米国株のプレマーケットを夕方17時から取引できるので、決算で下がった翌日、日本時間の夕方に買い増しができます。NISAなら日本株・米国株・投信の売買手数料0円、米ドルの為替手数料も0円。総合口座は最短即日、NISA口座は税務署の審査で1〜2週間かかるので、来週に間に合わせるなら今日の申込が目安です。
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