今日の午前中に開かれていた衆議院の決算行政監視委員会に、俺たちの植田日銀総裁が颯爽と登場！物価上昇率は今年度後半に2%を下回るという見方を示し、「この見通しに沿って金融緩和を継続するスタンスで現在いる」とのこと…円売り！円売りぃいいいい！

これを受けて週明けは警戒感からやや円高に傾いていたものの、一気に巻き戻されてしまいました。欧州市場ではドル安も重なってユーロ円が一段高となり、148円台に突き抜け…ｼﾃ……ｺﾛ…ﾃ…_(´ཀ`」 ∠)_

ただ、勘違いして欲しくないんですが、これをもってYCC（イールドカーブコントロール）修正が否定されるということでもないんですよね。だって、植田総裁の発言を額面通り受け止めれば、2%の物価上昇目標を上回らない限り、今の金融緩和が未来永劫続くということになります。

安定的に物価上昇率が2%を超えていたのは、1991年のバブル崩壊以前まで遡るわけですから、もはや今後も何十年にもわたって異次元の金融緩和を続けるのかという話になるわけで、それはそれであり得ないという話です。

→日本生命は６月のＹＣＣ修正予想、それまで国債投資抑制－23年度計画（外部サイト：Bloomberg）

まぁそういうことなんよ。4月の変更の可能性は低いですが、現状維持織り込みが強く効いてる分、サプライズがあればという話。また、日銀金融政策決定会合の声明文でのフォワードガイダンス（政策見通し）の動向や、会合後の植田総裁の発言次第でも見方は大きく変わるでしょうからね。まだ、希望を捨てちゃいかん！

為替はドル安継続か？戻り売りならドル円、押し目買いならユーロ円！

ドル円の上値が限界気味なのは好材料ですが、背景はなんだかんだドル安なので、ユーロ円は伸びてしまうと。戻り売りするならドル円、押し目買いするならユーロ円みたいな感じでしょうかね。とはいえ、ユーロもユーロで徐々にプットオプション（売る権利）が人気になっているので、買われすぎが意識されている面はありそうです。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

27日の米1-3月GDP、28日の3月PCE（個人消費支出）のインフレ指数が発表されますので、これらで強い数字が出れば上抜けでしょうね。最近のドル円は経済指標の数字で動くので。債券市場（米国債利回り）の動向で決まっていますからね。

まぁFRBのバランスシートを見ると、再び地銀の借り入れが増えている兆候が見られるので、個人的には来週のFOMC（米連邦公開市場委員会）の蓋を開けてみればハト派だったということも十分あるとは思っているんですが。利上げによって引き続き金融機関が傷んでいる事は明らかであり、流出を引き止めるために預金金利を上昇させたり、融資を減らしていくことは当然予想されるわけで、それによってキャッシュに乏しい企業は潰れていくと。

現状は少し谷間というか、賃金も落ち着いて採用したかった会社は人員の穴を埋めて、なんだかんだ回っている状況ではありますが、やはり経済指標はマチマチですからね。段々と悪化していくように思います。

こんな話はデイトレに関係ねぇかって感じですけど、ざら場ポジ作ったら作ったで質問クッソ多いので一応。

で、デイトレ的には、今の水準なら戻り売りでしょうね。基本的に、コアレンジは133.80〜134.60円レベルですからね。このレベルで推移すると思っておきましょう。

上値は134.60〜136.70円にやや強めのレジスタンスがあるので、ここを抜けた134.80円で損切りか、少し粘るなら目先高値の135.20円で損切りでしょうか。利食いは134.00円が目標。ズルズル割り込んでも、21日移動平均線（133.010円）のある133.00円ラインは明確な材料がないと厳しそうです。

ユーロ円（日足）のチャート：外為どっとコム

円安と、さらにドル安という流れでユーロ円は一段高。ロングならユーロ円一択という流れになりつつあります。まぁユーロそのものにそこまで買い材料があるわけではないのですが、ドル安トレンドの中で受け皿としては最も大きいですからね。植田のせいで円売りが継続なので…クソが！

昨年10月高値の148.40円を抜けると、もう一段ありそう。2014年12月高値の149.80円レベルがいよいよ視野に入っていることは間違いないので、不安な場合はポジションを減らすか、あるいは両建てもありでしょうか。まぁアライさん的にはラストナンピンしますが。

両建てするのであれば、現状の水準から146.60〜146.80円ぐらいまでの下げを想定して買い下がって耐えていくイメージでしょうかね。ズルズルなると分かりませんが、基本的にはコアレンジは147円台となりやすいので、そこで利益が出たら利食いして、下げたらまた買ってを繰り返す感じでしょうか。

デイトレ的には、147.70〜147.80円でのサポートを確認したら軽めに入ってみて、割れたら147.50円で一旦撤退して、146.90〜147.10円レベルまで下げるのを待って再度入るといった程度でしょう。

ユーロドル（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロドルは相変わらずですね。極端にユーロの買い材料があるわけではないので、あくまでドルの上げ下げでしかなく。弱い米指標が続けば、1.1075ドルレベルをブレイクする可能性はありますが、現状ではそこまでの強さはありません。

引き続き、21日移動平均線（1.09267ドル）を背に1.094〜1.095ドルレベルで押し目を狙っていく程度でしょう。21日戦割れで損切り。


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まぁ本質的にドル買い材料が出てこなければ、ゴールデンウィークの円高というのは十分ありそうなので、来週のFOMCぐらいまでは希望を捨てずにジタバタせずに死刑台を待とうかなといった感じですねw ウォラーの一声でタカ派イメージになってますが、蓋を開けたら案外という話です。

ただ、とにかく死刑台を待つにも余裕がないと難しいですから、ポジションを減らしたり両建てなど試しつつバランスはとって欲しいですね。ツイッター上で質問があれば、何らかのアドバイスはなるべくしてます。

常識的に考えると米国株の伸び余地は小さい！総楽観気味でも上昇は限定的

下値も限定的だけど、上値も伸びないって感じですね。ですが、VIX（恐怖指数）が1年半ぶりの低水準、NAAIM指数（毎週水曜日にアクティブ運用をしているマネージャーにどれぐらいポジションを持っているかアンケートした数字）が、かなり買われすぎの域に達してもこれですから、超絶好決算が続くなら別として、上値は伸びにくいと考えるのが妥当かなと。
ここからクソクソ強気になれる材料、決算が投下されるならともかくとして、もはや上昇余地はさほどにゃいよね？というのが、通常の感想だろうと思います。常識的に考えても。なので、超絶決算が続かない限り、慌てて買う必要は全くないかと。日銀の政策変更が見込まれる6月ぐらいにゆっくり動き出せば？といった感じです。

逆に、S&P500が3,600〜3,800レベルに調整していくのであれば、4割ぐらいは拾いたくなりますが。米国株は利益がしっかり出ているグロース、特にキャッシュリッチなところが引き続き有利なので、結局、ビッグテックやんという話にはなりがちですが。

バリュー銘柄は利益が出せているところは良いですが、不況耐性のなさそうなところは日本株の方がマシかもしれません。米国株はコロナバブルもあって非常に割高なので、稼ぐ能力が低いところは、それだけで冬が続きそうな気がします。だから、バフェットも日本株とか言い出しているのかと。

まぁ慌てず騒がず、イマイチ決算で下がったアップル（AAPL）とか、マイクロソフト（MSFT）を狙っておけば良いのかなと。あとは暴落あればエヌビディア（NVDA）でしょう。

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昨日受け付けられたからまだ枠はあるっぽい
もし埋まっちゃってもこのところ毎月やってるみたいだから
来月またやる可能性もあるかも https://t.co/Rh3nkSWEu0

— コジねこ (@MxZcirku0aaHpmy) July 15, 2022

とにかく、基本的なことを押さえた上で取り組むことが重要ですから、ぜひぜひこのチャンスを活用していただければと思います。

要注意！口座開設を申し込む前に必ずブラウザの設定を確認してください|ω'*)ｼﾞｰ

口座開設の申し込みの際、Cookie（クッキー）が無効になっていたり、ブラウザがシークレットモード（プライベートモード）になっていたりすると会社側で確認が取れないため、せっかく条件を満たしてもレポートやキャッシュバックが送られてこないという事態になってしまいます＼(^o^)／ｵﾜﾀ

また、時間を置くとクッキーが削除されてしまう場合がありますから、申し込む直前に専用バナーをしっかり踏んで、すぐに口座開設を完了させましょう！

これらのことを守らないと、自分から問い合わせて確認をしないともらえない、あるいは最悪もらえなくなってしまうということもあり得ますから、ブラウザの設定は必ず確認しておきましょう。

■iPhone（Safari）の場合（設定→Safari→CookieをブロックをOFF）
■Android（Chrome）の場合（Chrome起動後、右上3点コロン→設定→サイトの設定→Cookieを許可）スマホだとこんな感じです。PCやタブレット、その他のブラウザの場合は以下の設定を確認ください。また、PCの場合は稀にウイルスソフトがクッキーを排除するといった挙動もあるようなのでOFFにしておくと良いでしょう。

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