とりあえず、暴落するとか煽ってたインフルエンサーとアナリストは土下座しろよ？とはいえ、そろそろバブルの匂いが少しずつ漂ってくる頃か。今日はついに日経平均が38,000円の大台に乗せるなど、1989年につけた38,915円の史上最高値に迫る値動きとなっています。

ただ、38,000円レベルはオプションの壁があったところでもあり、去年もそうですが、腐ったオプションが溜まってしまうと極めて重たいラインになってしまうので、注意が必要です。去年も34,000円ラインを取り返すのに半年かかりましたからね。

日経225CFD（日足）のチャート

相場が天井かというと、そうではないと思いますが、38,000円レベルがしばらく天井として機能する可能性はあるので、ここを維持できない場合は注意が必要です。

まぁ最大で10%ぐらいの下げを想定しておけば良いと思いますが、押し目買いも多いので、エヌビディアの決算がよっぽどコケない限りは5%程度の下げを想定しておけば十分かなと思います。つまり、36,000円ぐらいをまずは底として考えておきましょう。最大でも34,000円程度。

ちなみに今日22:30発表の米1月消費者物価指数（CPI）はコア指数、特に前月比の数字に注目ですが、予想では＋0.3%となっています。＋0.5%以上だと、インフレ再燃で利下げ後ズレが意識され、金利高から株価が下がるパターンもあり得るので、注意が必要です。

それでも、＋0.6%とかなかなか狂った数字が出てこない限り、相場の大崩れもないでしょうけどね。繰り返していますが、今の世界の株価、米国の株価を牽引してるのはビッグテックなわけで、これら超大企業はキャッシュリッチであり、金利高をそれほど苦にしていません。

強めの数字が出ると、多少は調整するかもしれませんが、それはそれで喜んで買いたいところ。もちろん、21日のエヌビディア決算が最大の焦点となりますから、全力ではなく、押し目があってもせいぜい4割ぐらいでしょう。

アームの狂い上げで日経平均も大暴騰！これが崩れない限りはソフバンの上昇で日経平均も底堅い

まぁ今日の株高の本質は、アーム（ARM）の狂い上げ、半導体バブルで半導体企業の東京エレクトロンと、アーム株の90%を保有するソフトバンク・グループが大幅高になったことが背景ですけどね。今日の日経平均は＋1,066円上昇しましたが、半分はこの2銘柄の影響ですからね。

アーム（日足）のチャート

今日も米国市場でARMが狂い上げすれば明日の日経平均も高いですが、調整下落すれば明日の日経平均も調整でしょう。まぁ90%保有するソフバンのロックアップ（公開や売り出し後の一定期間、持ち株を売却できない）が3月24日まであるので、流動性が極めて低くなっているので、もう株の奪い合いというか。需給的にはまだ上がる可能性はありますからね。

そういった意味で、アームが大崩れでもしない限りはまだまだソフトバンクG株も大丈夫でしょう。しばらくは堅調な値動きを続けると思います。禿が調子に乗って、AI投資を加速するとか言い出したら天井意識ですがw

ナスダック100CFD（日足）のチャート

ナスダックは、流石に決算を控えてエヌビディアも重いし、金利も高いしで若干上昇程度。エヌビディアそのものもぼちぼち限界が見えてきたので、あんまり買いすぎないで決算待ち。もちろん、500ドル以下の低い位置で入っている人は、限界まで引っ張って良いですけどね。600-700ドルぐらいで入ってる場合は、増やすよりかは減らす方向で。

ナスダックについては、今日のCPIが予想の＋0.3%を上回って下げるなら押し目買いで良いと思います。17,500ポイントレベルで、とりあえず追加したい。エヌビディアが大コケシない限り、17,200ポイントすら遠いですからね。

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株高からの円売り！浅めの押し目でもすかさず軽めに買って様子見でしょう

株高からの円売りでしたね。まぁ株高によるリスクオン（選好）もあるのですが、ヘッジの円売りもあります。この辺、質問がありましたので解説させていただきます。

まず、海外勢からすれば日経平均を買うということは、日本円を買う、日本円を持つということに等しいわけです。なので、為替リスクを避ける意味で、同時に円売り・ドル買いを実行します。そして、日経平均が上がれば上がるほど、実質的に保有している日本円が大きくなるわけですから、為替リスクをヘッジ（変動リスクを回避）するために、円売り・ドル買いが進むという仕組みですね。

ドル円（日足）のチャート

まぁ今夜の米CPIが上振れれば、ワンチャン1ドル＝150円も見えてきましたね。あんまり強すぎると、株価が動揺して円高もあるかもしれませんが。逆に弱かったとしても、押し目を買えば十分かなと思います。基本的にインフレ云々よりかは、もはや雇用、米経済が利下げトリガーとなっていますからね。

前月比のコアインフレが予想の＋0.3%を大幅に下回って0.0%とか、マイナス圏になるならドル安が一段と進んでもおかしくはありませんが、そうでなければ押し目があれば買いでしょう。

数字次第ではありますが、前月比のコアインフレが＋0.1-0.2%程度の数字なら、148.90-149.00円ではとりあえず軽めに打診買いですね。148.50-148.60円で追加して、早めなら148.40円で損切りか。粘るのであれば、148.10-148.20円でさらに追加して、147.90円で損切りといった感じです。

とりあえず、株も為替も浅くても押し目があればすかさず買ってみて戻るのを待てば良いと思います。ざら場のトレードはどん太（@araisanfx）でやっていますので、ぜひフォローしていただければ→@araisanfx

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