日銀文学にだまされて円高に!今夜の米PCE戦略と合わせて解説→2月29日
相変わらず日銀文学に翻弄される海外勢。まぁ直訳(翻訳)すると、そうなってしまうんだろうなという感想しかないですが。結論から言うと、日銀はマイナス金利解除を織り込ませようとしているだけであって、利上げはしません。
しかしながら、高田委員から「出口戦略、どんどん利上げすることではない」との発言もあり一旦は150円台に反発し、その後は上値の重い展開となっています。
後述しますが、このタイミングで押し目だと考え、私はドル円ロングしています。びん太(@araisanfx)で実況していたので、目にした方も多かったのかなと。フォローよろしくです→@araisanfx
それでは、日銀文学と今夜のPCEデフレーターについて解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただければ!
【広告】完全先出しポジション公開のびん太(@araisanfx)が実際のFXトレードに使っているDMM FXでは、初回取引で4,000円と私の書いたFX&CFDレポートがもらえる特別キャンペーンを実施中なのだ↓
FX口座を持っていればCFD口座の追加は簡潔で、ログインするだけで追加完了。日本225(日経平均連動型CFD)や米国NYダウ30(ダウ先物連動型CFD)、米国ナスダック100(ナスダック100先物連動型CFD)、米国S&P500(S&P500先物連動型CFD)が取引できるので、ぜひこの機会に↓
ただ、これはあくまで日銀文学的表現で、日銀の意図としては、市場にマイナス金利解除に向けた地ならしをしているだけに過ぎません。実際、どんどん利上げしていくわけではないと、即打ち消し発言が出ましたからね。
はっきり言って、今回の高田委員の発言は、2月8日の内田副総裁の発言をほぼそのままなぞっているに過ぎません。
→日銀副総裁“マイナス金利政策解除しても緩和的金融環境維持”(外部サイト:NHK)
海外勢のロジックとしては、2%のインフレターゲットが達成されるとの見通しなら、マイナス金利解除から利上げしなければならないという話に。
しかし、日銀のロジックは全く異なり、2%のインフレターゲットが達成される見通しではあるが、金利を引き上げると2%のインタゲ達成できなくなる可能性、リスクがあるので、まだまだ緩和的、0%近辺の政策金利をしばらく維持する方針である、ということなのです。マジで海外勢からすると、何を言ってるか分からねーと思うが、そう言うことだぞ。永遠に緩和は続くんじゃ。
さらに、内田副総裁は、政策修正の順番を決めているわけではないとしつつも、仮にYCC(イールドカーブ・コントロール)を撤廃したとしても、国債買い入れは続けると発言しています。
YCCは、国債買い入れをして長期金利(10年債利回り)を0%近辺にする政策です。これを撤廃するということは、金利がフリーハンドになるということを意味するわけですが、そうなったとしても、国債の買い入れは続けますよ、というメッセージを出しています。
まぁこれまた海外勢からすれば矛盾する発言でイミフなのですが、要するに金利は上げません宣言をしているわけですね。そもそも論として、長期金利が0%近辺で維持されるということは、実質金利は−2%近いという、超緩和的な政策を継続するということでもありますから。
22:30の1月PCEコア・デフレーターの発表前には利食いします。あとは、利益が出ているうちに小勝ちでも終える予定です。マイナスでは終えません。
ちなみに、今日のPCE(個人消費支出)については、これまでのCPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)の上振れを踏まえると、多少の上昇はやむなし、予想より弱ければ問題なしって感じだと思います。少なくとも、株式市場はこんな感じで見ているのではと。
月末リバランス、さらに今日のPCEを警戒してポジションを落としていた投資家が多いので、PCEさえ問題ない数字なら、一旦は買いになるかなと。PCEの数字が予想を下回るなら、米国株は積極的に拾っても良いと考えています。
むしろ、かなり強い数字が織り込まれている分、弱かった場合は株の買い戻しが入りやすいので、予想並の+0.5%でも株は買って良いかと思います。逆にこれを下回る数字なら、強気でしっかり拾うイメージで良いと思います。
ちょっと円高気味で相場が崩れているので、押し目で拾うなら149.50-149.60円の底堅さを一度は確認してから。早めなら149.50円で損切り、粘る場合は149.10-149.30円で追加して、149.00円割れで撤退です。
逆に強い数字が出ると、151円台にチャレンジすることになるでしょうが、円高が足を引っ張ることになりそうなので、150円台前半ぐらいからなら追っかけ買いもアリですが、150.60円以上であれば我慢した方が良いと思います。
こんな感じですかね。明日は大谷ショックあるんでしょうか?まぁとりあえず、PCEの結果次第ですね。PCEが弱ければ、米国株高で日本株も上げるでしょう。ご祝儀になりそうな予感です。
【宣伝】岐阜さんも使っていることでお馴染みのGMOクリック証券【FX】で、タイアップ限定キャンペーンとして1万通貨取引で全員に4,000円がもらえますので、ぜひこの機会に!FXから株価指数CFD、日本株などの取引にも使える総合口座です。少ない資金でチビチビ買えるのでオススメの会社です↓
今なら口座開設最大55万円キャッシュバックに加え、全通貨ペア対象のFX最大88万円キャッシュバックもやっています。このブログ限定のキャンペーンも含めて全て合わせれば合計最大143万4千円キャッシュバックですからね。
ちなみにGMOはCFDでもミニ単位、ナスダック100miniなら最小単位だと現在2,200円前後、日経平均なら3,300円の資金でトレードできますので、S&P500など小資金でトレードしたい人にもオススメです↓
ドル円(5分足)のチャート
今日のドル円は、高田日銀審議委員の「2%目標の実現がようやく見通せる状況に」「マイナス金利の解除など出口への対応も含めた検討も必要と考えている」との発言を受け、マイナス金利解除の期待から円高に。一時1ドル=149.68円まで下落しました。しかしながら、高田委員から「出口戦略、どんどん利上げすることではない」との発言もあり一旦は150円台に反発し、その後は上値の重い展開となっています。
後述しますが、このタイミングで押し目だと考え、私はドル円ロングしています。びん太(@araisanfx)で実況していたので、目にした方も多かったのかなと。フォローよろしくです→@araisanfx
それでは、日銀文学と今夜のPCEデフレーターについて解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただければ!
【広告】完全先出しポジション公開のびん太(@araisanfx)が実際のFXトレードに使っているDMM FXでは、初回取引で4,000円と私の書いたFX&CFDレポートがもらえる特別キャンペーンを実施中なのだ↓
FX口座を持っていればCFD口座の追加は簡潔で、ログインするだけで追加完了。日本225(日経平均連動型CFD)や米国NYダウ30(ダウ先物連動型CFD)、米国ナスダック100(ナスダック100先物連動型CFD)、米国S&P500(S&P500先物連動型CFD)が取引できるので、ぜひこの機会に↓
意味不明な日銀文学を読み解く!結局は利上げしないって話で
まぁ海外勢からすると、当然の反応なんですけどね。2%の物価上昇目標が達成されるのであれば、マイナス金利解除から金融政策の正常化、つまり、利上げをしていくのではないか、と。ただ、これはあくまで日銀文学的表現で、日銀の意図としては、市場にマイナス金利解除に向けた地ならしをしているだけに過ぎません。実際、どんどん利上げしていくわけではないと、即打ち消し発言が出ましたからね。
はっきり言って、今回の高田委員の発言は、2月8日の内田副総裁の発言をほぼそのままなぞっているに過ぎません。
→日銀副総裁“マイナス金利政策解除しても緩和的金融環境維持”(外部サイト:NHK)
海外勢のロジックとしては、2%のインフレターゲットが達成されるとの見通しなら、マイナス金利解除から利上げしなければならないという話に。
しかし、日銀のロジックは全く異なり、2%のインフレターゲットが達成される見通しではあるが、金利を引き上げると2%のインタゲ達成できなくなる可能性、リスクがあるので、まだまだ緩和的、0%近辺の政策金利をしばらく維持する方針である、ということなのです。マジで海外勢からすると、何を言ってるか分からねーと思うが、そう言うことだぞ。永遠に緩和は続くんじゃ。
さらに、内田副総裁は、政策修正の順番を決めているわけではないとしつつも、仮にYCC(イールドカーブ・コントロール)を撤廃したとしても、国債買い入れは続けると発言しています。
YCCは、国債買い入れをして長期金利(10年債利回り)を0%近辺にする政策です。これを撤廃するということは、金利がフリーハンドになるということを意味するわけですが、そうなったとしても、国債の買い入れは続けますよ、というメッセージを出しています。
まぁこれまた海外勢からすれば矛盾する発言でイミフなのですが、要するに金利は上げません宣言をしているわけですね。そもそも論として、長期金利が0%近辺で維持されるということは、実質金利は−2%近いという、超緩和的な政策を継続するということでもありますから。
PCEは強めの数字がすでに織り込まれている!弱ければ株を積極的に買う
今日も完全先出しトレード実況をしています。褒めてー!褒めるだけじゃなく、興味のあるサービスがあればブログのバナーを使って口座開設よろしくなのだ↓149円台半ばの底堅さは確認したのでドル円ロングなのだ。今日のPCE次第だけど。 pic.twitter.com/ynLHOJXSUU
— 往復びん太@FXアライ軍 (@araisanfx) February 29, 2024
ナンピンしたー!149.400円に逆指値したのだ。大谷きゅん結婚してガチ鬱なのだ。note更新するけど質問あればリプくださいなのだ。 pic.twitter.com/W7FYVNTW6J
— 往復びん太@FXアライ軍 (@araisanfx) February 29, 2024
22:30の1月PCEコア・デフレーターの発表前には利食いします。あとは、利益が出ているうちに小勝ちでも終える予定です。マイナスでは終えません。
ちなみに、今日のPCE(個人消費支出)については、これまでのCPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)の上振れを踏まえると、多少の上昇はやむなし、予想より弱ければ問題なしって感じだと思います。少なくとも、株式市場はこんな感じで見ているのではと。
月末リバランス、さらに今日のPCEを警戒してポジションを落としていた投資家が多いので、PCEさえ問題ない数字なら、一旦は買いになるかなと。PCEの数字が予想を下回るなら、米国株は積極的に拾っても良いと考えています。
ナスダック100CFD(日足)のチャート
PCEデフレーター(個人消費のインフレ指標)の予想は、前月比+0.4%・前年比+2.4%で、食品とエネルギーを除いたコアは前月比+0.5%・前年比+2.8%となっています。特にコアの数字が注目されますが、前月比で+0.5%とかなり強い数字が想定されているだけに、これをしっかり上回る数字、+0.7-0.8%以上じゃないと、株価が総崩れになるようなサプライズはないと考えています。むしろ、かなり強い数字が織り込まれている分、弱かった場合は株の買い戻しが入りやすいので、予想並の+0.5%でも株は買って良いかと思います。逆にこれを下回る数字なら、強気でしっかり拾うイメージで良いと思います。
ドル円(日足)のチャート
ドル円に関しては、ドルインデックスを見る限り、そこまでドル高ではないので、押し目を狙えば良いのかなと。PCEが弱めでドル安でも、なんだかんだ米国経済は強いので、いずれは戻す可能性が高いですからね。ちょっと円高気味で相場が崩れているので、押し目で拾うなら149.50-149.60円の底堅さを一度は確認してから。早めなら149.50円で損切り、粘る場合は149.10-149.30円で追加して、149.00円割れで撤退です。
逆に強い数字が出ると、151円台にチャレンジすることになるでしょうが、円高が足を引っ張ることになりそうなので、150円台前半ぐらいからなら追っかけ買いもアリですが、150.60円以上であれば我慢した方が良いと思います。
こんな感じですかね。明日は大谷ショックあるんでしょうか?まぁとりあえず、PCEの結果次第ですね。PCEが弱ければ、米国株高で日本株も上げるでしょう。ご祝儀になりそうな予感です。
【宣伝】岐阜さんも使っていることでお馴染みのGMOクリック証券【FX】で、タイアップ限定キャンペーンとして1万通貨取引で全員に4,000円がもらえますので、ぜひこの機会に!FXから株価指数CFD、日本株などの取引にも使える総合口座です。少ない資金でチビチビ買えるのでオススメの会社です↓
今なら口座開設最大55万円キャッシュバックに加え、全通貨ペア対象のFX最大88万円キャッシュバックもやっています。このブログ限定のキャンペーンも含めて全て合わせれば合計最大143万4千円キャッシュバックですからね。
ちなみにGMOはCFDでもミニ単位、ナスダック100miniなら最小単位だと現在2,200円前後、日経平均なら3,300円の資金でトレードできますので、S&P500など小資金でトレードしたい人にもオススメです↓
そうなんですよぉ…GMOクリック証券は私も使ってるんですが、本当にいい会社なんですよねぇ。トレード向きなんですよぉ…(ニチャアフィ…)
— 米国株ゆきママ💛FX実況アライ軍筆頭戦士 (@pawhara_arai) January 15, 2024
PR/今からマネ活!GMOクリック証券で最大88万円キャッシュバック https://t.co/2hTpD0tomp https://t.co/lFKyhaE2Hv
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!