どうやったら円高になるんだ定期。まぁ流石に、米国の経済指標に致命的な数字が並んで、もう金利を引き下げて金融緩和、景気刺激だという話になるなら、流石にドル安からの円高になるとは思いますが。


動画の方に今の円安の背景について簡単にまとめさせていただきましたので、知りたい方はぜひ。このブログでは、補足的なトレード戦略や、株についても解説して行きますので、よろしくお願いします。

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為替介入の可能性は低い！上値は1ドル＝160円の攻防に注目

今日は欧州発のPMI（購買担当者景気指数）が、軒並み予想を下回ったことで、一時的に円高になる場面もありましたが、なんだかんだ底堅く反発して、ドル円は1ドル＝159円ラインを挟んだ攻防となっています。
主要通貨に対する円の強さを表す円インデックスは、為替介入水準をすでに下回っており、対ユーロ、対ポンドという観点で言えば、いつ為替介入があってもおかしくはありません。

一方で、イエレン米財務長官は日本の為替介入に対して具体的な言及は避けたものの、日本を為替操作国監視対象リスト入りし、けん制的な動きを見せています。まぁたまにやる程度、スムージング（急な変動に対する調整）目的であれば許容されるものの、1ドル＝160円程度ではとてもとても許されないでしょう。
植田日銀総裁、神田財務官、鈴木財務相の口先介入が今後は激しくなるでしょうが、もはやできることはないので完全にジェットストリームお祈りモードかと思います。米経済がとにかく悪化することだけが希望か。

もっとも、PMIみたいなソフトデータ（調査機関が実施したアンケート調査などに基づく景況感などの経済の方向感を示したデータ）の場合、そんなにそんなに相場を動かす力がないので、今夜の米PMIに関しても、基本的には悪くても押し目ぐらいの認識でいれば良いのかなと思います。

トレード的には、とにかく21日移動平均線（157.101円）を背に買っていくだけ。ここをあっさり割り込むなら、一旦損切り撤退でしょうか。浅めなら、158.00円割れで損切りで良いと思います。158円台前半、157円台半ばぐらいは追加したいレートですね。

まぁスワップもあるので、ベースポジを維持しつつ、急落したら拾うぐらいの気持ちで見てれば良いと思います。全戻しなら利食いして、また下がるのを待てば良いだけ。このトレードで今月はプラス26万円でした😤

今月のFXの利益は含み益入れて約＋26万円です😤 pic.twitter.com/Pqrd93AcPM

— ゆきママ (@pawhara_arai) June 21, 2024

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株は期待のAI銘柄が調整入りの可能性？上がり切らないので様子見継続

動画でも解説した通りですが、S&P500、ナスダックといった指数は、一部のAI銘柄とビッグテックが支えてるだけですからね。過去1ヶ月のS&P500採用銘柄のパフォーマンスを見ると、それがかなり際立つわけで。
こんな感じで、エヌビディアとかが崩れてきたら終わりでしょという相場。で、昨日は最高値を更新し続けてきた半導体銘柄が大きく反落して取引を終えました。序盤は大きく上昇していたのですが、上昇幅を維持できずに反落しています。

これで高値、ピークとは言えないと思いますが、3月ごろにエヌビディアは1回大きく下げてから調整局面に入った経緯もありますから、少し警戒した方が良いでしょう。

110-130ドルぐらいのレンジを想定して、110ドルに近いレベルで追加できればラッキーぐらいの感じで見ています。
ダウとナスダックの方向感について質問がありましたが、基本的にダウはレンジでしょう。少なくとも上方向に行くのは厳しくなっています。というのも、米国の経済指標は悪化し続けているわけで、これで高値を取っていくのはあり得ないと。

一方で、ナスダックはエヌビディア一本足打法で上がり続けていましたが、これに少し陰りが出そうなので、そろそろ天井かなという印象があります。エヌビディアが140ドルを超えて再上昇モードになれば天井知らずでしょうが。
日経平均も38,000-39,000円のレンジ。海外勢もあえて動かす気はなさそうで、ダラダラとした値動きが続いています。そもそも、日銀が国債買い入れ減らすだの利上げするだのヘラったことを散々言って、不透明感を残すことで円安けん制みたいなことをやってるので、あがり切るのも難しい。かといって、あえて下値を叩いて撃っていくほどでもないので様子見みたいな流れですね。

とりあえず、株はエヌビディアや一部期待されているアームやブロードコムがここから崩れるなら、押し目の絶好のチャンスと見て拾っていく程度でしょう。今は指数を買う時期ではないですし、個別銘柄でガチガチに勝負する時期でもないですからね。優先度の高そうな銘柄が、小崩れしたら少し追加で拾って様子を見るぐらいで良いと思います。

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